タイピングのスピードを上げるための秘訣やコツは存在しません。そう聞いてがっかりするかもしれませんが、時間をかけて練習することで、誰でもタイピングのスピードを上げられるということでもあります。キーボードを見ずにタイピングできるようになれば、スピードが上がっていくのを実感できるはずです。これは難しいことではありません。正しい姿勢で座り、キーボード上で指を置く位置を覚えましょう。辛抱強く練習を続ければ、かなりのスピードでタッチタイピングができるようになります。

パート 1 の 4:
正しい姿勢で座る

  1. 1
    タイピング・作業スペースを整える 快適で明るく、風通しの良い場所で作業しましょう。パソコンやキーボードは膝の上に置くのではなく、机やテーブルに置くようにします。長時間作業をする場合、快適さはとても重要なポイントです。こうした点を考慮して、作業環境を整えていきましょう。
  2. 2
    姿勢を正す タイピングの際の正しい姿勢を覚えましょう。座った状態で背筋を伸ばし、足を肩幅に開いて床につけます。指の先端を楽にキーボードに乗せられるよう、手首とキーボードは同じ高さになるようにします。画面を見るときは頭を少し下げて、目は画面から45~70cm程度離しましょう。
    • 大抵のオフィス用チェアは調整可能です。自分に合う座面の高さになるよう、いろいろな高さに調節してみましょう。
  3. 3
    姿勢を崩さない タイピング中にフォームが崩れないようにしましょう。手首が痛くなってペースが落ちたり、リズムが乱れたりしないよう、姿勢や体勢を整えます。[1] 肩や背中を傷めないよう、リラックスした状態で背筋を伸ばすことを心がけましょう。
    広告

パート 2 の 4:
正しい指のポジションを覚える

  1. 1
    キーボードについて学ぶ ほとんどのキーボードで同じレイアウトが採用されており、文字キーの最上段の左側に並ぶ文字から「QWERTYレイアウト」と呼ばれています。また、多くのキーボードで、文字キーの周りに様々な機能に対応したキーが並んでいるはずです。
    • キーボード上のほとんどのキーは、そのキーに対応する文字をテキストエリアに入力するために使います。テキストファイルを開き、すべてのキーを押してみて、動作を確認しましょう。
    • 文字キーとよく使う句読点キーの位置を覚えるための練習をします。タイピングの上達のために、キーボードを見なくてもキーの位置がわかるようにならなくてはいけません。
  2. 2
    正しい手の位置を覚える 手と指のキーボード上の定位置を覚え、静止時にはその位置に戻すようにすることで、素早いタイピングができるようになります。また、右手は左に向かって約145度、左手は右に向かって約45度傾けるなど、手に少し角度をつけてみましょう。[2] 手は手首からやや反り上がっている状態にし、指をキーボードの「ホームポジション」に軽く乗せます。[3] ホームポジションのキーとそれぞれの文字を打つ指は以下の通りです。
    • 左の人差し指:静止時には「F」に置き、「F」「C」「V」「G」「T」「6」を打つ
    • 左の中指:静止時には「D」に置き、「D」「R」「5」「X」を打つ
    • 左の薬指:静止時には「S」に置き、「S」「Z」「E」「4」「3」を打つ
    • 左の小指:静止時の「A」に置き、「A」「\」「Caps Lock」「2」「1」「W」「Q」「Tab」「Shift」「Ctrl」を打つ
    • 右の人差し指:静止時には「J」に置き、「6」「7」「U」「J」「N」「M」「H」「Y」「B」を打つ
    • 右の中指:静止時には「K」に置き、「K」「I」「8」「,」を打つ
    • 右の薬指:静止時には「L」に置き、「L」「.」「O」「9」を打つ
    • 右の小指:静止時には「;」に置き、「;」「P」「/」「0」「'」「-」「=」「[」「]」「#」「Shift」「Enter」「Backspace」「Ctrl」を打つ
    • 左右の親指:スペースバーを押す
  3. 3
    目を閉じてキーを押しながらそのキーの文字をつぶやく キーを見ずにそれぞれの位置を覚えましょう。キーボードから目を離し、画面の方に顔を向けます。キーを押しながらそのキーの名前を声に出してつぶやきましょう。これでキーの位置を覚えられるはずです。その必要がなくなるまで、この練習を続けましょう。[4]
    広告

パート 3 の 4:
タッチタイピングの基本を学ぶ

  1. 1
    自分のタイピングのスピードを測る タイピングの速度を測るには、様々な方法がありますが、通常はWPM(words per minute、1分間あたりの入力文字数)で計測します。インターネット検索で「What's my WPM」(日本語の場合は「WPM」「日本語」「タイピング」など)と入力して、上位に表示されるリンクをクリックし、簡単なテストを受けましょう。これで容易に測定できます。この数値がタイピングスピードを上げていく際の基準となるでしょう。
    • ベンチマークとなるスコアがあることで、練習を重ねていく中での自分の進歩を知ることができます。
    • スコアがWPMではなく、WAM(words a minute)で表示されることがありますが、両者の意味は同じです。
    • PMを測定する際の時間は一定にします。タイピング時間が長いか短いかによってWPMは変化するため、最初の測定に使ったテストで進歩を確認するようにしましょう。
  2. 2
    最初はゆっくりとタッチタイピングを行う タイピングのスピードアップのためには、着実にスキルを向上させていくことが大切です。タッチタイピング(キーボードを見ずに入力すること)を一度マスターしてしまえば、かなりの速さで入力できるようになります。タッチタイピングに初めて取り組む場合、練習にかなりの時間を費やすことになりますが、キーを見ずに入力するスキルが身につけば、タイピングのスピードはどんどん上がっていくでしょう。[5]
    • こうしたタイピング練習では、最初はイライラしたり、違和感を覚えたりするかもしれません。ただ、少しの努力と根気があれば上達していくでしょう。
    • 目当てのキーを打つのに最低限必要なだけ、指を動かすようにします。
  3. 3
    手元を見ないようにする キーボードを見ないで入力する動作を、物理的に繰り返すことで、指でキーの位置を覚えることができます。どうしてもキーボードを見てしまうという場合は、ハンドタオルなどの薄手の布で手元を覆ってタイピングしてみましょう。
    • 最初のうちは、練習を始める前よりも、タイピングのスピードが落ちたと感じるかもしれませんがあきらめずに頑張りましょう。タッチタイピングができるようになると、以前の方法よりもはるかに速いスピードでタイピングできるようになります。[6]
    広告

パート 4 の 4:
練習して腕を磨く

  1. 1
    ひたすら練習する タッチタイピングはマスターするのが難しいスキルですが、指を正しい位置に置き、姿勢を整えたら、あとは上達のためにひたすら練習するしかありません。毎日タッチタイピングを練習する時間を作り、スピードと正確さを上げていきましょう。そうすることで、WPMの数値も着実に向上していきます。
    • 1日に10分だけでも、ワードソフトを開いて、ノンストップでタイピングをする時間を作りましょう。回を重ねるごとにミスが減っていくはずです。[7]
  2. 2
    オンラインゲームで練習する 無料のタイピングゲームができるウェブサイトもたくさんあります。そうしたゲームを利用して練習してみましょう。大抵のウェブサイトでスコアが表示され、WPMも記録されます。自己ベストを更新したり、オンラインでテストやゲームをしている人々と競争したりしてみましょう。[8]
  3. 3
    ディクテーション練習をする タイピング練習で何を入力したらよいかわからない場合、何かを聞きながら入力するという練習をしてみましょう。入力する教材に制限はありません。電子書籍やオンライン講義、ラジオのトークショーなど、自分が聴いていておもしろいと思うものを選ぶことで、より練習が楽しくなるでしょう。
    • 教材はテレビ番組でも構いません。想像力を働かせて、楽しく練習しましょう。
  4. 4
    自分の進歩をチェックする 再度テストを行い、1週間ごとのスコアを記録しましょう。スコアが上昇していく喜びを実感できるはずです。ただし、WPMのスコアにこだわりすぎず、どれだけスムーズに、そして楽に速く入力できるかを考えましょう。
  5. 5
    正規のトレーニングを受ける タッチタイピングを短期間で習得するための特別なプログラムもあります。そのほとんどが、簡単な指導を受けられる授業形式か、タイピングの速度と正確さによってその後の展開が変わるゲーム形式になっています。タイピングスキルの上達を急ぐ場合は、こうしたプログラムの利用も検討しましょう。
    • あらゆる種類のプログラムがあり、インターネット上で、無料でタイピング練習ができるプログラムなども広く利用されています。ダウンロード可能な無料のプログラムや、有料のプログラムも幅広く提供されているので調べてみましょう。中には他のものよりもおもしろい内容のプログラムなどもありますが、どのプログラムを利用しても、タイピングの上達につながるはずです。
    • 結局のところ、上達の速度はどれだけ練習するかによって決まります。
  6. 6
    あきらめない あきらめずに練習を続けましょう。継続して150WPMを超える、または短時間で200WPMを超えるような、タイピング速度がトップクラスの人々と肩を並べることができるようになるかもしれません。タイピングスキルが上達すれば、仕事にも勉強にも大いに役立ちます。正確なタイピングによって、それだけ早く作業を終わらせることができるでしょう。
    広告

ポイント

  • 文字の入力中、画面に入力した文字が表示されなくても、画面から目を離さないようにします。正しいキーを打つ自分の指の動きを信じられるようになりましょう。
  • 話し言葉を書き起こす際は、画面を見ながら入力することでミスに気づくことができるでしょう。
  • 文字キーの位置をすべて記憶することで、画面から目を離してキーボードを見る必要がなくなります。
  • 「AutoHotkey」や「Mywe Fast typer」など、タイピング速度を上げるためのソフトウェアを使用してもよいでしょう。
  • 練習を続けましょう。タイピングのスピードを上げるためには練習が必要です。
広告

注意事項

  • タイピング時の姿勢が悪いとRSI(「反復性緊張外傷」)の原因になります。筋肉を傷めてしまうことになるので、姿勢を正して作業するようにしましょう。
  • 定期的に休憩を取り、腕や手首、指のストレッチを行いましょう。
広告

関連記事

XMLファイルを開くXMLファイルを開く
画像検索で簡単に人物を特定する画像検索で簡単に人物を特定する
EMLファイルを開くEMLファイルを開く
DVDプレーヤーを接続するDVDプレーヤーを接続する
特定のウェブサイトにアクセスできない問題を解決する特定のウェブサイトにアクセスできない問題を解決する
winmail.datを開くwinmail.datを開く
JPGをPDFに変換する
AndroidでSMSを別の端末に移行するAndroidでSMSを別の端末に移行する
2台のパソコンを接続する2台のパソコンを接続する
ワイヤレスマウスを接続するワイヤレスマウスを接続する
キズの付いたCDを修復する
2台のルーターを接続する2台のルーターを接続する
コマンドプロンプトでファイルをコピーするコマンドプロンプトでファイルをコピーする
VCFファイルを開くVCFファイルを開く
広告

このwikiHow記事について

wikiHowは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、匿名の筆者を含む40人が執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。
このページは 145 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

広告