タコを除去する方法

3 方法:一般的な治療方法家庭療法フットケア用の履物や製品を使用する

「タコ」とは、皮膚の一部が分厚く硬化した状態のことで、通常は手のひらや足の裏に見られます。きつい靴を履くなどして、一カ所に強い圧力や摩擦が集中したときに起こります。タコは人体の防御反応の結果ですが、邪魔なだけでなく不快感や苦痛を生じることもあります。除去する方法はいくつかありますが、タコの形成過程をよく知らない人や糖尿病を抱えている人はまず医師に相談しましょう。

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一般的な治療方法

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    手、足、肘などの患部をぬるま湯またはお湯に10分間浸します。そうすると次第に皮膚が柔らかくなってくるはずです。好みに応じてエプソムソルト(硫酸マグネシウム)やバスオイル、あるいはお茶を加えてもよいでしょう。[1]
    • タコが特に硬い場合はリンゴ酢1カップを加えましょう(注意:糖尿病患者や血流の悪い人はリンゴ酢を加えてはいけません)。
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    軽石または足用ヤスリでタコを削ります。軽石やヤスリは必ず定期的に洗浄しましょう。手足を強く擦り過ぎてはいけません。5分間で十分です。1カ月程度をかけてゆっくりと削り落としていきます。痛みを感じた場合、および皮膚を何層か削り落とした後はそこでやめます。
    • 糖尿病の人は軽石を使用してはいけません。[2]
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    手足を洗いましょう。タオルでタコを擦ります。[3]角質をきれいに除去しましょう。
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    タオルで押さえて水気を取り、ローションで保湿します。手または足専用のとろりとしたローションで水分をしっかり閉じ込めましょう。[4]尿素配合のものであればなお良いでしょう。
    • 寝る前には靴下や手袋を着用して、水分とローションを閉じ込めます。
    • ここまでの手順を週末ごとに繰り返します。
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    柔らかくなった手足の状態を維持します。入浴後は、タコがあった部分に再びローションを塗って保湿します。とろりとしたクリームが最も効果的です。

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家庭療法

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    アスピリンでタコをふやかします。アスピリン5、6錠を砕いて、レモン果汁と水の混合液小さじ1杯半(3 g)と混ぜ合わせます。できたペーストを患部に塗って温めたタオルを巻き、さらに食品用ラップで覆います。そのまま10分間ほど放置してから覆いを外し、軽石でタコを削り落とします。
    • 繰り返しますが、糖尿病患者はこの方法を試してはいけません。アスピリンにアレルギーがある人も同様です。
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    重曹を試しましょう。魚の目やタコに最も効果的なのが、温水に浸して角質をふやかし、治癒を早める治療方法です。ぬるま湯を張った洗面器に重曹大さじ3杯を加え、そこに患部を浸します。重曹はpH値9、つまりアルカリ性なので肌の保護膜を分解する効果があります。[5]
    • あるいは、重曹と水を3:1の割合で混ぜてペースト作り、それをタコに塗ってマッサージするという方法もあります。[6]
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    カモミールティーに浸しましょう。薄めたカモミールティーに足を浸すととても心地よく、また肌のpH値が一時的に変化するため、汗ばんだ足を乾燥させることができます。足に色が付くことがありますが、石けんと水で洗い流せば簡単に落ちます。[6]
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    コーンスターチを使ってみましょう。コーンスターチを足指の間に振りかけて、汗による皮膚の剥離を防止します。足が汗ばむと魚の目やタコの不快感だけでなく、真菌感染症のリスクも高まります。[6]
    • これはあくまでも予防措置であり、不快感の低減を目的としています。
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    酢を使いましょう。酢に浸した綿球を魚の目やタコに当て、テープで固定します。そのまま一晩待ちましょう。翌朝、患部を軽石で擦ります。[6]
    • 綿球は必ず患部だけに当てましょう。周辺の健康な皮膚を刺激しては大変です。
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    パイナップルを利用します。パイナップルの皮には、魚の目やタコをふやかして皮膚から剥がれやすくする作用を持つ酵素が含まれています。新鮮なパイナップルの皮を小さく切り取って患部に当て、布で覆いましょう。これを毎晩1週間にわたって続けます。パイナップルの果汁でも代用できます。[7]

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フットケア用の履物や製品を使用する

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    履物を変えましょう。タコの原因の中でも特に多いのが、単純に履物が合っていないというものです。足に合わない靴を履くとタコができやすくなるため、靴はオーダーメイドしましょう。自分に合った靴とは、心地よくフィットし、痛みを感じず、横幅も十分にあり、足の指を無理なく動かせる靴のことです。[8]
    • ヒールの高い靴はなるべく避けましょう。かかとの高い靴を履くと全体重が親指の付け根(拇指球)に集中します。これこそタコの最たる原因です。できるだけ平たい靴を履きましょう。その方が足も疲れません。[9]
    • タコが手にできた場合には、クッション性があり、よくフィットする手袋を着用するとタコの悪化を防止できます。必ず自分の手にぴたりとフィットする手袋を選びましょう。大きすぎる手袋では常に摩擦が起こり、肌をさらに刺激してしまうため逆効果です。[6]
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    中敷き(インソール)を使用しましょう。タコに悩む人は多いため、タコの除去を目的とした中敷きを販売する企業もあります。[10]モールスキン製(厚手の綿素材)のものが大半で、靴に入れやすいように帯状またはパッチ状になっています。[9]
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    薬剤や医療用パッドを使用しましょう。タコの症状を緩和するために必ずしも医師の手を借りる必要はありません。パッドや膏薬などは処方箋がなくても比較的簡単に手に入ります。ただし、こうした薬剤のほとんどが有効成分としてサリチル酸を含んでおり、魚の目やタコよりも厄介な(あるいは深刻な)炎症や感染症を引き起こす恐れもあります。以下の項目に一つでも当てはまる場合は、こうした医薬品の使用は避けた方が無難です。[11]
    • 糖尿病を抱えている
    • 血流障害または神経障害により足の感覚が鈍い
    • 視力が弱い、柔軟性がないなどの理由で薬剤や製品を正しく使用できない

ポイント

  • 最悪の場合はペットボトル入りの水を使用しましょう。
  • 塩素などの化学物質は肌の乾燥を招きます。こうした化学物質が多量に含まれていない水を使用するのが理想的です。
  • 糖尿病を抱える人がタコを治療する際には特に注意が必要です。糖尿病患者は、ほんの少しでも皮膚に傷を負うと潰瘍ができる恐れがあります。こうした潰瘍は治りが遅く、感染症を招く可能性があります。
  • 患部にワセリンを塗り、5分間マッサージしましょう。マッサージ後は保湿成分を含んだ石けんで洗い、水気を取ってから保湿します。これを繰り返し行いましょう。

注意事項

  • 擦りすぎてはいけません。あまり強く皮膚を擦ると感染症を招く恐れがあります。
  • 家庭でタコを切除してはいけません。足の専門医やエステティシャンなどに相談しましょう。
  • 糖尿病の人は絶対に自分でタコを除去してはいけません。血流がさらに悪化する可能性があります。かかりつけの医師に相談しましょう。
  • 酸性のタコ除去剤の使用は避けましょう。こうした薬剤はさらなる皮膚の乾燥を招きます。サリチル酸を含む市販薬は皮膚を損傷する恐れがあるため、使用するのであれば特に注意が必要です。

記事の情報

カテゴリ: 健康

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