タンポンを使用する方法

4 パート:タンポンについて正しい知識を得るタンポンを使用する前に行うことタンポンを挿入するタンポンを取り出す

この記事ではタンポンを使用する方法を説明します。

パート 1
タンポンについて正しい知識を得る

タンポンの使用に関する都市伝説はたくさんあります。おそらく、さまざまな悪い噂も耳にしたことがあるでしょう。しかし、そのような噂のためにタンポンを使うことが怖いというのであれば、きちんとした情報を知ることで解決できます。

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    体内でタンポンが詰まったり、行方不明になることはありませんので安心しましょう。[1] 実際の話、膣の一番奥にある子宮の入り口、子宮頸部は月経血が通れる程度のとても小さな開口部しかないため、タンポンが奥へ入ってしまうことはまずありません。外に出ているヒモを引っ張って取り出すか、ヒモが切れた場合でも、指を中に入れて取り出すことが可能です。
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    タンポンを入れたままでも、トイレで問題なく用を足すことができます。排泄の邪魔にならないようにヒモを軽く持ち上げればいいだけです。
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    タンポンの使用年齢に制限はありません。[2] タンポンは年齢に関係なく使用できます。18歳未満でも問題ありませんが、苦痛がないことが前提です。水泳や体操のようなスポーツをする理由から、初めからナプキンではなくタンポンを使用する女の子もいます。
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    タンポンを使用することで処女性が失われることはありません。[3] 役に立たない作り話のひとつ、「タンポンを使用すると処女性を失う」。このようなことは決してありません。タンポンを挿入することで、処女膜が伸びる可能性はありますが(膣のまわりにある薄い粘膜、通常はセックスした時に伸びる)、処女膜は破れるようなものではありません。処女膜は、膣の入り口を部分的に覆う膜状のものであり、もともと伸びたり広がったりする仕組みです。タンポンの使用で、この膜が伸びることはありますが(たびたび乗馬するなど、その他の活発な動作で膜が伸びることもあります)、そのために処女ではなくなることはありません。
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    十分な生理用品を持ち歩きましょう。会社や学校へ行くときも、あるいはスポーツをしに行くときでも、常にバッグにタンポンを入れておきます。特に、初潮を迎えたばかりの時期は、小さなポーチなどにタンポンと濡れティッシュ、パンティライナー、替えの下着などを持ち歩くと便利です。
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    一晩8時間以上睡眠をとるときは夜用ナプキンを使いましょう。そうすれば、タンポンを取り換えるために起きる必要もなく、トキシックショック症候群(稀なケースですが、バクテリアの一種である黄色ブドウ球菌が血流に入り込んで起こる重度の急性疾患)のリスクを避けることができます。[4]

パート 2
タンポンを使用する前に行うこと

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    タンポンを購入します。ドラッグストア等で見たことがあるかもしれませんが、タンポンには様々なタイプとサイズがあります。タンポン初心者向けに役立つ情報は次のとおりです。
    • アプリケーター付きのタンポンを購入しましょう。タンポンは、挿入しやすいアプリケーター付きか、フィンガータイプの2種類があります。アプリケーター付きは初心者にも簡単なので、まずはこのタイプを購入するとよいでしょう。
    • 経血量に応じたタンポンを選びましょう。吸収力は、タンポンの吸収体の大きさによります。経血量が少ない日用から多い日用まで種類が豊富にあります。[5] ほとんどの女性が、生理初日や2日目は多い日用のタンポンを使用し、終わりかけの日には少ない日用を使用しています。[6] 多い日用は痛そうで怖いという人は、少ない日用を購入すると無難です。その場合は頻繁に取り換えが必要かもしれませんが、タンポン本体が細いため快適に過ごせます。まずは小さめのタンポンを使用して、タンポンの使用に慣れましょう。小さめのものは、取り出しも楽に行えます。
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    まず、手を綺麗に洗います。用を足す前に手を洗うのは順番が逆だと思うかもしれませんが、タンポンを使用するときには大事なことです。[7]アプリケーターは無菌状態なので、触る前にきちんと手を洗えば、それだけで菌や細菌による感染を防ぐことができます。
    • 誤って床に落としてしまったタンポンは捨てましょう。タンポン1個分のわずかなお金を惜しんで、汚れたものを使用したとしても、ばい菌に感染してしまっては元も子もありません。

パート 3
タンポンを挿入する

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    トイレに座ります。タンポンを挿入しやすいように、普段よりも膝を大きく広げて座ります。あるいは、便座の上にしゃがみます。
    • または、立ったままタンポンを挿入することもできます。便座など少し高い位置に片足を置きます。この方法がやり易いのであれば問題ありませんが、ほとんどの女性はタンポンを挿入する際に、経血が垂れてもいいように、便座に座って行うほうを好むようです。
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    膣の入口を見つけましょう。膣の入口を探すのは、タンポン初心者にとって困難のようです。これは、誰もがまず直面する最初のハードルです。しかし、いったんその場所がわかれば、あとは楽に使いこなせます。ここでは、その方法のヒントを紹介します。
    • 自分の体の構造を理解しましょう。陰部には3つの穴があります。お腹側から一番手前に尿道口(おしっこの出口)、真ん中が膣口、一番奥に肛門があります。[8]自分の尿道口の位置がわかるなら、膣口は尿道口から 2.5~5 cmほど肛門側にあります。
    • 経血に道案内をしてもらいましょう。奇妙に聞こえるかもしれませんが、膣口が見つからず悪戦苦闘している場合は役に立ちます。濡らしたトイレットペーパーで陰部の経血をきれいに拭い去ります(シャワーで洗い流してもよいでしょう)。きれいにした後、小さく折りたたんだトイレットペーパーをそこに押し当てて、どこから経血が出てくるかを確かめます。
    • 助けを求めましょう。膣口を見つけられなくても心配しないでください。誰もが同じように苦労した覚えがあるものです。この場合は、信頼できる身近な女性にアドバイスを求めます。母親、姉妹、祖母、叔母、従姉などがよいでしょう。女性であれば一度は通る道なので、恥ずかしがる必要はありません。かかりつけの医師や看護婦に聞くこともできます。
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    イラストのように、正しくタンポンを持ちます。タンポンの中央あたり、アプリケーターの細い方と太い方が交差する部分を親指と中指でしっかり持ちます。アプリケーターのお尻部分、ヒモが出ている所に人差し指を添えます。
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    アプリケーターの太い方を、膣から尾てい骨の方向へ(真上よりも斜め上に向かって)、持つ指が膣口辺りの皮膚に接触するまでゆっくり挿入します。たとえ指が汚れても、経血はバクテリアが繁殖しない限り、不潔なものではないので気にする必要はありません。[9]用が終わった後は、洗い流せばいいだけです。
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    人差し指でアプリケーターの細い方を押し、太い方の中に入っているタンポンを膣の奥へ挿入します。5 cmほどタンポンが奥へ入る感触があるはずです。アプリケーターの細い方が太い方にすっぽり収まるまで押します。
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    アプリケーターを取り出します。手順通りにタンポンをちゃんと奥まで入れたなら、アプリケーターと一緒にタンポンまで引き抜いてしまう心配はありません。使用済みのアプリケーターは、タンポンの包み紙、もしくはトイレットペーパーに包んで、トイレの汚物入れに捨てましょう。
    • タンポンのアプリケーターはトイレに流してはいけません。配管が詰まる原因になります。
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    違和感がないかを確認します。タンポンが中に入っている感覚がないことを確認しましょう。きちんと挿入されていれば違和感はないはずです。座ったり、歩いたりしたときに痛みがあるなら、タンポンの位置が良くない証拠です。通常は、タンポンが奥まで入っていないのが原因です。この場合は、膣に指を入れて、指先でゆっくりタンポンを奥まで押し込みます。その後、違和感がないかを確認してみましょう。それでも違和感がある場合は、正しく挿入されていないということなので、そのタンポンは取り出して、新しいものを入れなおします。

パート 4
タンポンを取り出す

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    タンポンは4~6時間ごとに取り換えましょう。4時間経ったらすぐに取り換える必要はありませんが、6時間以上入れたままにするのは避けましょう。
    • 長時間タンポンを入れたままにすると、トキシックショック症候群(TSS)を引き起こす恐れがあります。これは、非常に稀な疾患ですが、命に関わる可能性もあります。誤ってタンポンを8時間以上入れたままにし、突発的な高熱、発疹、嘔吐などの症状が見られる場合、タンポンを取り出したうえで、直ちに医師の手当てを受けてください。
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    リラックスしましょう。タンポンを取り出すのは痛そうだと思うかもしれませんが、そんなことはありません。まずは体の力を抜いて、深呼吸をしましょう。タンポンを体から引き出す感覚が少々不快な場合はありますが、痛みはありません。
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    体の外に出ているヒモをゆっくり引っ張ります。コットンで膣が擦れる感覚はあるかもしれませんが、痛みを伴うことはほぼありません。
    • 素手でタンポンのヒモを触るのに抵抗があるなら、折りたたんだトイレットペーパーで挟みこんでもよいでしょう。
    • タンポンを取り出すときに、膣内で引っかかる感じがしたら、吸収体が十分に経血を吸っていないからです。その場合は、少ない日用のタンポンを使うなどしましょう。それでも経血が少なく、引っかかりがある場合は、引き出す前にシャワーなどで膣内に水を入れると、引っかかりがなくなります。
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    タンポンはきちんと捨てましょう。タンポンによっては、水の中で繊維がバラバラになるため、トイレに流しても大丈夫なタイプもあるようです。とはいえ、低流量のトイレや汚水処理タンクを使用していたり、パイプを詰まらせたことがあるような場合は、トイレットペーパーに包んで汚物入れに捨てるのが賢明です。

ポイント

  • 滑りを良くする目的で、タンポンにワセリンなどのクリームを塗ってはいけません。そのようなクリームは皮膚に塗るためのものであり、膣内など体内に入ると炎症を起こす恐れがあり非常に危険です。[10]
  • 経血量が少ない日は、取り出す時に痛みを伴う恐れがあるので、タンポンを使用しない方が無難です。
  • タンポンを使い始めたばかりで、モレるのが心配だという人は、念のためにナプキンと併用すると安心です。
  • 初めてのタンポンは痛い場合があるかもしれません。まず、軽くストレッチし、深呼吸をして、リラックスしましょう。筋肉を十分に緩めることができます。
  • 鏡を使って自分の膣口の位置を正確に把握しましょう。いったん場所がわかってしまえば、タンポンの挿入が楽になります。
  • 若い女の子の場合は、生理が軽い日用の小さなタンポンからスタートし、慣れてきたら多い日用に変えるとよいでしょう。
  • 大抵の女子トイレにはタンポンやナプキンを扱う自動販売機が設置されているので、もしもの時のために、いつもお財布に100円玉を入れておきましょう。
  • 水泳をした後は、忘れずにタンポンを取り換えましょう。プールの水を吸収したタンポンによる感染症を予防するためです。
  • 初めての生理でもタンポンを使用できますが、できれば3~4回ほど生理を経験してから試す方がよいでしょう。そうすれば、自分の経血量がどのくらいかが把握でき、うっかりサイズ違いのものを使ってしまうこともありません。初潮を迎えてから、数回しか生理を経験していない場合も、まずは一番小さいサイズから使用すれば、自分は取り換え時が4時間なのか、6~8時間なのかなど、後々調整することができます。
  • 初めてのタンポンに自宅のトイレで挑戦する場合に、なかなか上手くいかないのであれば、経血を軽く拭き取ってからベッドに横になり、壁にそって両脚を上げた状態で試します。この姿勢で、膣口から背中の方向へ向かって入れると(真上よりも斜め上)、タンポンを正しい位置に挿入しやすくなります。
  • タンポンについているヒモは少々のことでは抜け落ちたりはしないため、安心しましょう。
  • 生理が来そうだなという時は、暗い色の服を着るようにしましょう。白っぽい色の服を着る場合は、事前にナプキンまたはタンポンを着けておきましょう。

注意事項

  • タンポンが抜けなくなってしまった場合は、無理に引っ張り出そうとしてはいけません。膣口の皮膚が裂けると非常に痛い思いをします。
  • 生理中以外でタンポンを使用してはいけません。感染症を引き起こすと苦痛や不快な思いを味わう羽目になります。
  • 誤って床に落としたタンポンを使用してはいけません。床の細菌が付いたものを使うと感染症を引き起こします。
  • トキシックショック症候群や腟感染症のリスクを十分に認識しておきましょう。
  • セックスする時には、必ずタンポンを取り出しましょう。タンポンが、取り出しにくい場所まで押し込められてしまいます。
  • タンポンが抜けなくなった場合は、信用できる大人の女性に助けを求めましょう。それでも解決しない時は、直ちに病院へ行き、医師に取り出してもらいます。
  • 同じタンポンを8時間以上は絶対に使用しないでください。長時間の使用は、トキシックショック症候群(TSS、稀ながら命に関わる急性疾患)を引き起こす恐れがあります。8時間以上の睡眠をとる場合は、夜用のナプキンを着用しましょう。

記事の情報

カテゴリ: 個人衛生

他言語版:

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