美味しいレシピを探していると、ダッチオーブンを使うレシピに遭遇することがあるかもしれません。ダッチオーブンとは頑丈なフタ付き鍋で、鋳鉄で作られた伝統的な調理器具です (スチール製のものもあります)。フタには縁があり、石炭を上にのせて調理することも可能です。中には小さな脚が3つ付いて屋外で調理するときに火の上に立たせる仕様のダッチオーブンもあります。またキッチンのコンロやオーブンの中で加熱することも可能なので、普段使いの調理器具としても十分に使えます。

パート 1 の 2:
ダッチオーブンを使っての調理

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    ダッチオーブンで焼く パン、ピザ、ケーキなどのデザート類をダッチオーブンで作ることができます。コツは材料を入れたダッチオーブンにフタをして、その上に熱々の石炭をのせて調理すること。このとき、底に敷いた量よりも多くの石炭をのせましょう。こうすると鍋底の火力で食べ物を焦がさずに調理できます。
    • ダッチオーブンの直径がカギです。フタの上にのせる豆炭の数を決めるにはダッチオーブンのインチ表示の直径に3を足します。鍋底の豆炭の数はインチ表示の直径から3を引いて出します。つまり、ダッチオーブンの直径が12インチの場合、フタの上の豆炭は15個、鍋底は9個となります。
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    ダッチオーブンで水や食べ物を煮る お湯を沸かしたり、シチューなど液体の食べ物を煮る場合は、鍋底に石炭を敷いて加熱しましょう。こうすると鍋底に熱が集まります。また炒め物を作るときも同じように下から加熱するとよいでしょう。
    • お湯やシチューなどが沸騰するまでフタをすることもできますが、フタの上に豆炭をのせないようにしましょう。加熱中のダッチオーブンの中の液体が沸騰して高温になったときに、フタの上に熱い豆炭があっては危険な上にフタを取り外すのも困難になります。
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    フタを鉄板やスキレット代わりに使う 朝食の食べ物を手早く炒めたいときには、フタを裏返して熱い石炭の上に直接置きます。焦げないように注意しながら、食べ物に火が通るまで焼きましょう。この方法はベーコン・タマゴ・パンケーキ・ソーセージを焼くときに便利です。
    • ダッチオーブンのフタは鍋部分よりも若干小さめで、中心部分がくぼんでいるものが多く、水分や油分などがこぼれないようになっています。
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    ビーンホール調理に挑戦する ビーンホールとは地面に掘った深さ1m弱の穴のことで、穴の底に石を敷き詰め、その中で火をおこします。薪を燃やして石を熱し、ダッチオーブンをこの穴の中に入れて調理します。ダッチオーブンのフタの上に石炭を置いてから、穴に土を入れてダッチオーブンを覆います。土で覆うことで熱が中に閉じ込められて鍋の中の料理が加熱されるのですが、完全に火が通るまでに一晩かかるのが一般的です。
    • 穴の中に敷き詰めた石が熱くなるまで数時間かかることを忘れないようにしましょう。石が十分に熱くなってからダッチオーブンを入れます。
    • 乾燥した豆をまず1時間湯通ししたのち、一晩水につけて、その後でビーンホールで調理してみるのもよいでしょう。
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    ダッチオーブンを積み重ねてみる アウトドアで大量の料理を作る必要があるときや料理の品数を増やしたいときは、ダッチオーブンを何個か重ねてみるとよいでしょう。この場合、最低でも3個のダッチオーブンが必要です。それぞれのダッチオーブンに材料を入れ、一番大きい鍋を熱い石炭の上にのせます。この鍋のフタの上に豆炭をのせてから、ダッチオーブンをもう一つ積みます。2つ目の鍋のフタに豆炭をのせたあと、もう一つのダッチオーブンをのせます。これを繰り返し、一番上のダッチオーブンのフタに豆炭をのせて、材料に火が通るのを待ちましょう。
    • 同じサイズのダッチオーブンを積み上げても、異なるサイズのダッチオーブンを段々に積み上げてもいいでしょう。段々に積み上げる場合の一例として、一番下が14インチ (35cm)、真ん中が12インチ (30cm)、一番上が10インチ (25cm) があります。
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    ダッチオーブンを使ってローストする ダッチオーブンは熱を逃さずに保つ特性があるので、大きな肉の塊をローストするのに向いています。まずコンベンショナル・オーブン (従来の備え付けオーブン) を180℃に予熱します。その間にコンロでダッチオーブンを熱し、その中で肉に焦げ目をつけてリッチなフレーバーを加えます。そこに水分とお好みの野菜を入れ、フタをしてから予熱したコンベンショナル・オーブンに入れ、1〜2時間焼きます (骨付き肉の場合は調理時間が長くなります)。
    • 使用できるのは、フタがオーブンのような高温にも耐えられるダッチオーブンに限ります。大抵のダッチオーブンのフタは耐熱性ですが、一カ所でもプラスチックが使われているフタはオーブン内で使用するのは避けましょう。この場合はフタの代わりにアルミホイルを使います。
    • コーンブレッドやケーキ、キャセロールなども、ダッチオーブンをオーブンに入れて調理できます。
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    コンロの上で煮込む 時間のかかる煮込み料理を作りたいときもダッチオーブンを使ってみましょう。コンロの上にダッチオーブンをセットして、材料を入れてから調理します。普段他の鍋を使って調理するときよりも弱い火力で数時間煮込みましょう。煮込み料理の例としては、団子入りシチューやチリ・コン・カルネなどがあります。
    • 鋳鉄製のダッチオーブンは保温性が高いので、高温で調理する必要はありません。中火で十分でしょう。
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パート 2 の 2:
ダッチオーブンの慣らしと手入れ

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    ほうろう鉄器か、ただの鉄器かを確認する 自分のダッチオーブンがどちらかを確認するには内側を見てみましょう。釉薬なしの鋳鉄製は黒か灰色で、表面が少しザラザラします。一方ほうろうでコーティングされているダッチオーブンは内側が白く滑らかです。つや消しした黒の釉薬が使われているダッチオーブンもありますが、これも内側が滑らかです。
    • 鋳鉄製のダッチオーブンは表面を保護する釉薬が使われていないので、使用する前に慣らし (シーズニング) が必要です。
    • 表面が被膜で覆われているものは、鋳鉄の上にエナメル塗料が焼き付けられています。
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    ほうろう鉄器のダッチオーブンを洗う ほうろう鉄器のダッチオーブンは慣らしは必要ありませんが、使うたびに洗うことになります。洗うときは洗剤と水を含ませたスポンジで食べ物のカスをすべて洗い落とします。スチールウールのような金属たわしはエナメル塗料を剥がしてしまうので避けた方がよいでしょう。また、ほうろう鋳鉄製のダッチオーブンは食洗機では洗わないようにします。
    • ほうろうが汚れてきたら、重曹に水を加えてペースト状にし、このペーストで汚れをこすってから水ですすぎます。
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    釉薬なしの鋳鉄製ダッチオーブンを慣らす 表面を保護するための釉薬がかかっていないダッチオーブンを使う場合には、鋳鉄製の調理器具を初めて使うときに必ずするように、最初に「慣らし」が必要です。コンベンショナル・オーブンを160℃に予熱しながら、ダッチオーブンを洗い、完全に乾かします。布やペーパータオルをサラダ油や溶かしたショートニングに浸し、ダッチオーブン全体に薄く塗っていきます。油を塗り終わったら、ダッチオーブンを逆さまにして予熱したコンベンショナル・オーブンに入れ、1時間焼きます。1時間後にオーブンの電源を切り、完全に冷ましてから取り出しましょう。
    • 油を塗ったダッチオーブンをコンベンショナル・オーブンで焼くときは、ダッチオーブンの下にアルミホイルを敷くと、油の滴りがオーブンの中に落ちないので便利です。
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    釉薬なしのダッチオーブンを洗う 釉薬なしのダッチオーブンで調理したあとも毎回洗います。この場合、洗剤を使わないで洗いましょう。たわしと温水で食べ物のカスを洗い落とします。洗い終わったら、清潔なタオルの上にダッチオーブンをのせ、完全に乾くまで待ちます。乾いたら小さじ1くらいの油を布やペーパータオルでダッチオーブン全体に塗ります。
    • 使用する油は何でもかまいません。ベジタブル・ショートニングを溶かして使ってもよいでしょう。
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    汚れた鋳鉄製ダッチオーブンを磨く 鋳鉄製のダッチオーブンを慣らし忘れたり、洗い忘れたりしたら、スチールウールと洗剤を溶かした水でこびりついた食べ物カスやサビをこそげ落としましょう。水ですすいだあと、150℃に予熱したオーブンに10分入れて完全に乾かします。熱が冷めたダッチオーブンの底に油と粗塩を入れ、これを布で混ぜながら鍋を磨いて完全にサビを落としましょう。 もう一度水ですすぎ、コンベンショナル・オーブンに入れて乾かします。その後、初回使用時と同様の手順でダッチオーブンに慣らしを施しましょう。
    • 磨く、すすぐ、乾かすという作業を何度か繰り返す必要があるかもしれません。ダッチオーブンが完全にきれいになるまで、このプロセスを繰り返して行います。
    • ダッチオーブンが茶色く変色したり錆びついた場合には、再度慣らしが必要です。汚れをこすり落としてから再び慣らしましょう。
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    お手入れ完了
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ポイント

  • ダッチオーブンは大抵の鍋の代わりになります (焼き型、フライパン、シチュー鍋など)。

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注意事項

  • ダッチオーブンは非常に保温性に優れています。金属の温度は見た目では区別がつきません。ダッチオーブンを掴むときは必ずオーブンミトンを使いましょう。
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