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何世紀も前にインドで始まったと考えられているチェスは、現在でも非常に人気のある二人用の戦略ゲームです。チェスで勝つためには、駒を動かし、相手の「王様」が取られてしまう状態、いわゆる「チェックメイト」に追い込まなければいけません。ルールは理解しやすいですが、強い敵を倒すためにはしっかりとした戦略が必要です。そのため、基本的なルールを学び、練習を積み重ねて、他のプレイヤーに勝てるようにしていきましょう!

パート 1 の 4:
ボードと駒をセットする

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    各プレーヤーの左隅に黒いマスがくるようにボードを配置する 両プレーヤーは、向かい合ってゲームを開始します。そのため、ボードを回転させて、各プレーヤーの手前左端に黒いマスが、右端に白いマスが来るようボードを配置します。[1]
    • もちろん、「右が白」という風にボードの配置を覚えても全く問題ありません。
    専門家情報
    Sahaj Grover

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    チェス選手(グランドマスター)
    サハジ・グローバーはチェスのグランドマスター(国際チェス連盟より付与されるチェス選手の最高位タイトル)、そして世界チャンピオンです。サハジは16歳の時にグランドマスター達成を果たしているほか、World Junior銅メダリスト、World U10チャンピオン、South African Openチャンピオン( 2017年度、2018 年度)、そして Arnold Classic勝者(2018年度、2019年度)のタイトルを獲得しています。サハジは講師としてチェスの指導も行っています。
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    チェス選手(グランドマスター)

    チェスの配置の基本: チェスは、 黒と白が交互になった64個の正方形で構成されるボードと、32個の駒で構成されています。このうち16個が黒、16個が白です。各セットは、キング1、クイーン1、ルーク2、ビショップ2、ナイト2、ポーン8で構成されています。

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    代数式表記法と駒の位置を表す棋譜を把握する ボードのマスの把握には、代数式表記法が広く使用されています。ランクとは横の行のことで、白を持ったプレイヤーから見て手前から上部へ1~8の番号が割り振られたものであり、ファイルとは縦の列のことで、白のプレイヤーから見て左から右へa~hのアルファベットが割り振られたものです。ランク、ファイルの順番で表記することにより、特定の一つのマスを表すことができます。[2]
    • 例えば、白のプレイヤーの左下隅はa1となり、黒のプレイヤーの左下隅はh8となります。
    • 自分と相手が指した手、すなわち駒の動きとマスを書き留めていき、表記法に慣れていきましょう。
    • 必ずしも表記法を覚える必要はありませんが、覚えればセットアップが速く行えるようになります。
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    ルークをボードの角に配置する ルークは通常、城の塔のように見える駒です。縦か横にまっすぐ好きな数だけ移動することができますが、他の駒を飛び越えることはできません。a1とh1のマスに白のルークを配置し、a8とh8のマスに黒のルークを配置します。[3]
    • ルークは「R」という記号で表記されます。
  4. 4
    ナイトをルークの隣に配置する ナイトは馬のような見た目の駒で、横に2マス、縦に1マスの位置、あるいは縦に2マス、横に1マスといったように、L字型に移動します。b1とg1に白を、b8とg8に黒を配置します。[4]
    • ナイトは、移動先に駒がなければ他の駒を飛び越えて動くことができる唯一の駒です。
    • ナイトは「N」または「Kt」という記号で表記されます。
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    ナイトの隣にビショップを配置する ビショップはチェスの駒の中で3番目に背が高い駒であり、斜めに好きな数だけ移動することができます。c1とf1に白を、c8とf8に黒を配置します。[5]
    • ビショップは、元いた色と同じ色のマスにしか移動できません。
    • ビショップは「B」という記号で表記されます。
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    クイーンを駒の色と同じ色のマスに配置する クイーンは2番目に背の高い駒で、縦横斜め好きな方向の一つに好きな数だけ移動することができます(移動先が空いている限り)。クイーンが向かい合うように、白のクイーンはd1に、黒のクイーンはd8に配置します。[6]
    • クイーンは1回の動きで方向を変えて進むことはできません。
    • クイーンは「Q」という記号で表記されます。
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    クイーンは、縦、横、斜めに移動できる最も強い駒です。

    Sahaj Grover

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    チェス選手(グランドマスター)
    サハジ・グローバーはチェスのグランドマスター(国際チェス連盟より付与されるチェス選手の最高位タイトル)、そして世界チャンピオンです。サハジは16歳の時にグランドマスター達成を果たしているほか、World Junior銅メダリスト、World U10チャンピオン、South African Openチャンピオン( 2017年度、2018 年度)、そして Arnold Classic勝者(2018年度、2019年度)のタイトルを獲得しています。サハジは講師としてチェスの指導も行っています。
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    チェス選手(グランドマスター)
  7. 7
    キングをクイーンの隣に配置する キングはチェスセットの中で最も背の高い駒であり、ゲーム全体を通して守らなければならない駒です。キングはターン中、一度に1マスだけ任意のどの方向にでも移動できます。クイーンの隣にキングを配置すれば、後列の駒組みは完成となります。[7]
    • キングが取られる場所に移動することはできません。
    • キングは「K」という記号で表記されます。
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    確実に取られるマスにキングを移動することはできないので、ゲーム中に両者のキングが並ぶことはありません。

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    サハジ・グローバーはチェスのグランドマスター(国際チェス連盟より付与されるチェス選手の最高位タイトル)、そして世界チャンピオンです。サハジは16歳の時にグランドマスター達成を果たしているほか、World Junior銅メダリスト、World U10チャンピオン、South African Openチャンピオン( 2017年度、2018 年度)、そして Arnold Classic勝者(2018年度、2019年度)のタイトルを獲得しています。サハジは講師としてチェスの指導も行っています。
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    ポーンを前列に並べて配置する ポーンは、チェスセットの中で最も背が低く、最も弱い駒です。ポーンは基本的に、相手陣に向かって1マスだけ前に進むことしかできません。白のポーンはランク2を、黒のポーンはランク7を埋めるように横いっぱいに配置します。[8]
    • ポーンにはアルファベット表記がありません。

    ポイント: ポーンは、最初の移動のみ1マスか2マスかを選択して進めますが、2回目からは1マスずつしか進むことができません。

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パート 2 の 4:
チェスをプレイする

  1. 1
    白から始める チェスでは白い駒を使うプレイヤーから開始します。移動できる駒を1つ選択し、新しいマスに移動させます。白のプレーヤーが移動させたら、次に黒のプレーヤーが移動させるというように、交代で動かしていきます。[9]
    • 連続して複数回ゲームをプレイする場合は、公平さを保つために、色を交代します。
    • 先に動かすことができる白のプレーヤーが少し有利です。
    • まずは、d4、e4、d5、e5の中央の4マスを押さえることを目指しましょう。ここを押さえると、駒の機動力や攻撃力を序盤から活かすことができるからです。[10]
  2. 2
    相手の駒のあるマスに移動して相手駒を取る 「駒を取る」とは、相手の駒のあるマスに自分の駒を移動させ、相手の駒をゲームから除外することを言います。クイーン、ルーク、ビショップなどの強い駒を取って、相手の力を奪っていきましょう。[11]
    • ポーンは他の駒のように、正面にある駒を取ることはできません。その代わり、ポーンは1つ斜め前のマスにある駒は取ることができます。
    • 相手のキングを取ることはできません。ただし勝つためには、キングを捕まえられるように駒を使って追い込んでいく必要があります。

    ポイント:自分の番で、次の相手のターンに自分の駒が取られないかどうかを確認しましょう。相手の駒を取ることを狙いつつも、自分の駒を守ることも忘れてはいけません。

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    相手のキングを「チェック」する 次の自分の番にキングを取れる状態になるよう駒を動かすことを「チェック」といいます。そういった駒の動きをした場合、相手にわかるように「チェック」と言いましょう。その場合、相手はキングを動かして逃げるか、他の駒でキングを守るか、チェックしてきた駒を取るかのいずれかの方法でチェックを外す必要があります。[12]
    • キングが敵の駒を取ることもできますが、それは移動先でキングがチェックされない場合のみです。
    • チェックされた場合、キングを守るために何かしなければ負けてしまいます。
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    相手のキングを「チェックメイト」に追い込みゲームが終了する 「チェックメイト」とは、相手のキングの動きを抑え、どうしても次にキングが取られてしまうような状況に追い込んだということを意味します。こうなった場合は、「チェックメイト」というゲームの終了宣言をします。自分が勝者であるというこの宣言の前に、相手に本当にもう逃げ場がないかをよく確認するようにしましょう。[13]
    • 両者にキングしか残っていないなど、どちらもチェックメイトにできないような場合には引き分けとなることもあります。
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パート 3 の 4:
特殊な動き

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    「アンパッサン」ルールでポーンを取る アンパッサン(En passant)はフランス語で「通過中」を意味し、最初のポーンが開始移動後に別のポーンを取るときに適用されます。対戦相手がポーンを開始位置から2マス前に移動して、ポーンの1つに隣接する場合にのみ、アンパッサンを実行できます。この場合、ポーンを対戦相手のポーンの後ろのスペースに移動して取ることができます。[14]
    • アンパッサンができるのは、相手がポーンを動かした直後の番だけです。その後の自分の番ではアンパッサンをすることはできません。
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    ポーンをクイーンに昇格させる ポーンをボードの対戦相手側の端の列まで移動させると、ポーンはクイーンまたは任意の駒に昇格します。ポーンを昇格するときに、自分のクイーンがすでに取られているかどうかは関係ありません。つまり、一度に複数のクイーンをボードに置くこともできるということです。[15]
    • 表記の上でポーンの昇格を示す際には、まずポーンが昇格するマスを書き、次に、等号の後にQを続けて、それがクイーンであることを表します。たとえば、c8 = Tのように書きます。
    • ポーンは理論的にはどのピースにも昇格できますが、ポーンをクイーンに昇格させたくない唯一の状況は、そうしなければステイルメイト(指せる手がない状態)となり、ゲームが引き分けになってしまう場合のみです。
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    キャスリングでキングを守る ゲーム中に一度だけ、キャスリングという特殊な移動を行うことができます。これは、キングをどちらかのルークに向かって2マス動かし、キングが行った方のルークがキングをまたいだ隣のマスに移動するという動きを1回の番で行うことです。[16]
    • キャスリングは、移動前あるいは移動後にキングがチェックされたり、敵の駒が攻撃しているマスを通過する場合は行うことができません。

    ポイント: キャスリングができるのは、ゲーム中にまだキングと(キャスリングに関わる)ルークを動かしておらず、キングとルークの間のスペースに駒が何もない場合のみです。

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パート 4 の 4:
勝てる戦術を学ぶ

  1. 1
    駒の価値を学ぶ チェスの駒は、それがどれほど強力かによって評価が異なります。クイーンは最も強力な駒であり、9の価値があります。ルークは5、ビショップとナイトは3、ポーンは1の価値があります。より強力な駒を守って、ゲーム後半で利用できるようにしましょう。[17]
    • キングは最後まで取られない駒なので、ポイントはついていません。
    • 各プレイヤーのボードに残っている駒の合計点を比較することで、どちらがどれほど盤面上有利かがわかります。
    • 上記のような価値の評価は、駒の取る取られるを考えるときにも使えます。例えば、低い価値の駒で価値の高い駒を取るということは、ゲーム上より有利になることと同義だと言えます。
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    自分の駒を守る  相手が駒を移動するたびに、時間をかけて状況を把握しましょう。相手が次のターンで自分の駒を取ろうとしている場合は、取られないよう駒を移動します。自分の駒を取ろうとしている駒を逆に取ってしまう、あるいは駒を動かして相手のさらに強い駒を脅かすといった方法もよいでしょう。
    • 自分の駒を取らせて、さらに価値の高い相手の駒を取るよう仕向けるのも有力な作戦の一つです。
    • 相手の動きを予測し、相手の考えている作戦を台無しにするために、複数の手を読んでみると良いでしょう。
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    ボードの中心を押さえにいく 中央付近の駒は、最も機動的に、かつ支配的に機能するため最も強力です。これにより、対戦相手はボードの端に移動するしかなく、選択できる動きも少なくなります。中央を支配下に置くことで、より攻撃的になり、相手が防戦一方になるようゲームを展開できます。[18]

    ポイント: 強い駒を攻撃に使えるようにするため、ポーンは中心に1つか2つは残しておくようにしましょう。

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ポイント

  • いい勝負の面白いゲームにしたいなら、同じレベルの相手と勝負すると良いでしょう。
  • 練習や実戦を積み重ねて上達していきましょう。
  • 相手の移動後は常にボード全体を見渡し、自分の駒が取られそうになっていないか確認しましょう。
  • 相手を倒すため、すべての駒を活用しましょう。
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このwikiHow記事について

Sahaj Grover
共著者 ::
チェス選手(グランドマスター)
この記事の共著者 : Sahaj Grover. サハジ・グローバーはチェスのグランドマスター(国際チェス連盟より付与されるチェス選手の最高位タイトル)、そして世界チャンピオンです。サハジは16歳の時にグランドマスター達成を果たしているほか、World Junior銅メダリスト、World U10チャンピオン、South African Openチャンピオン( 2017年度、2018 年度)、そして Arnold Classic勝者(2018年度、2019年度)のタイトルを獲得しています。サハジは講師としてチェスの指導も行っています。
カテゴリ: ボードゲーム
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