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テスラの購入を考えていて、その自動運転機能がどのように機能するのか気になったことはありませんか?また、古いモデル3をフルセルフドライビング(完全自動運転、FSD)にアップグレードできるのかどうか気になったことはありませんか?テスラはこうしたことをわかりやすく説明しているわけではないので、少し戸惑うのも無理はありません。そこで、私たちの出番です!この記事では、自分のテスラ車両がどのような機能を備えているのかを完全に把握できるように、テスラのフルセルフドライビング機能について知っておくべきことをすべて解説します。

方法 1
方法 1 の 7:

テスラのフルセルフドライビングとは?

  1. 1
    フルセルフドライビング(FSD)とは、一部の自動運転機能を指します。フルセルフドライビングは、実際には100%自動運転ではありません。フルセルフドライビング機能を搭載した車両に乗っても、A地点からB地点まで代わりに運転してもらえるわけではないのです。ただし、フルセルフドライビング機能を搭載したテスラ車両は、特定の状況下での部分的な運転の代行や支援が可能です。[1] フルセルフドライビング機能としては、以下のものが挙げられます。[2]
    • ナビゲートオンオートパイロット:インターチェンジやジャンクションへの誘導や方向指示器(ウインカー)の点灯を自動で行います(現時点で日本では利用不可)。
    • オートレーンチェンジ:高速道路での車線変更を自動で行います。
    • オートパーキング: 縦列駐車や直角駐車を自動で行います。
    • サモン:駐車場からの出庫を自動で行います(呼び寄せ機能)。
    • スマートサモン:駐車場での障害物回避やドライバーの位置確認を自動で行います(呼び寄せ機能)。
    • 信号機/一時停止標識コントロール:赤信号や一時停止標識がある場所での減速・停止を自動で行います。
  2. 2
    フルセルフドライビング(FSD)は、オートパイロットとは異なります。テスラのオートパイロット機能は、2つの特定の機能を指し、2020年以降に製造されたすべてのテスラ車両に無料で搭載されています。フルセルフドライビング機能はオートパイロット機能に追加されるかたちとなっており、オートパイロット2.0のようなものです。2020年以前に製造された古いモデルでこれらの機能を利用するには、コンピュータのアップグレードが必要です。[3] この2つの機能とは以下の通りです。[4]
    • トラフィックアウェアクルーズコントロール: 周囲の交通状況に合わせた速度での走行を行います。
    • オートステアリング:クルーズコントロールが作動している際に車線維持支援を行います。
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方法 2
方法 2 の 7:

テスラ車両でセルフドライビングのサブスクリプションを確認する方法

  1. 1
    テスラのソフトウェアメニューを開き、車両のフルセルフドライビング機能が有効になっているかどうかを確認します。テスラ車両のタッチスクリーンの右下にある車のアイコンをタッチし、下部の「ソフトウェア」を選択しましょう。これで、車両のソフトウェア機能が表示されます。車種によっては、ソフトウェアタブを開いた後に「車両の追加情報」をタッチする必要があるかもしれません。[5] 各ラベルが示す内容は以下の通りです。[6]
    • オートパイロットセーフティー機能:車両にはオートパイロット機能が搭載されていますが、緊急時にしか作動しません。
    • ハイウェイオートパイロット:オートパイロット機能は高速道路でのみ利用可能です。
    • オートパイロット:オートパイロット機能が有効になっています。
    • エンハンスドオートパイロット:オートパイロット機能に加えて、一部のフルセルフドライビング機能も有効になっています(ただし、すべてではありません)。
    • フルセルフドライビングケイパビリティ:フルセルフドライビング機能が有効になっています。
    • オートパイロットやフルセルフドライビングに関する記載がない場合、車両にはオートパイロット機能やフルセルフドライビング機能が搭載されていません。
方法 3
方法 3 の 7:

テスラアプリでセルフドライビングのサブスクリプションを確認する方法

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    アプリでサブスクリプションを確認するには、一番下までスクロールして「詳細を表示する」を選択します。車両とペアリングされているテスラアプリを起動し、一番下までスクロールしましょう。「詳細を表示する」をタップすると、車両のソフトウェア情報が表示されます。[7]
    • 「詳細を表示する」リストに「フルセルフドライビングケイパビリティ」または「オートパイロット」と表示されます。これらの設定に関する記載がない場合、車両にはオートパイロット機能やフルセルフドライビング機能が搭載されていません。
    • また、「詳細を表示する」タブには、ホイール、インテリア設定、塗装、ファームウェアなど、車両のその他の仕様も表示されます。
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方法 4
方法 4 の 7:

中古のテスラ車両にフルセルフドライビングが搭載されているかどうかを確認するには?

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    通常、フルセルフドライビング機能は個人売買による中古車にしか搭載されていません。テスラは厳密にはオーナーごと、車両ごとにしかフルセルフドライビング機能を提供していませんが、個人から直接テスラを購入した場合は搭載されている可能性があります。所有権の移転と証書の譲渡が完了した後も、ソフトウェアは車両に搭載されたままとなります。[8]
    • 中古のテスラをオンラインまたはディーラーで購入し、販売の一環としてフルセルフドライビング機能が提供された場合、そうしたフルセルフドライビング機能が車両に搭載されたままとなるどうかは不明です。
方法 5
方法 5 の 7:

どのテスラ車両にもフルセルフドライビング機能を搭載することは可能?

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    はい、どのテスラ車両にもフルセルフドライビング機能を搭載することは可能ですが、コンピュータをアップグレードする必要があるかもしれません。古いテスラモデルには、新しいフルセルフドライビング機能を搭載するだけの内蔵ストレージ容量がありません。フルセルフドライビングコンピュータ3.0以上が搭載されている必要があります。車両にコンピュータ3.0が搭載されているかどうかは、テスラのコンピュータを起動し、「コントロール」→「ソフトウェア」→「車両の追加情報」の順に選択することで確認できます。[9]
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方法 6
方法 6 の 7:

フルセルフドライビングの料金は?

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    ベーシックオートパイロットを搭載した車両の場合、フルセルフドライビングの料金は月額199ドル(約26,000円)です(現時点でアメリカのみ)。フルセルフドライビングコンピュータ3.0以上を搭載していない古いテスラの場合、車両にはベーシックオートパイロットパッケージしか搭載されていません。テスラディーラーに電話し、予約を取ってコンピュータをアップグレードしてもらいましょう。そうすると、月額199ドル(約26,000円)でフルセルフドライビング機能を有効にできるようになります。[10] [11]
    • 一律前払いではなく月額制で支払うことの利点は、いつでもサブスクリプションをキャンセル(解約)できることです。
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    エンハンスドオートパイロット機能を搭載したテスラの場合、フルセルフドライビングの料金は月額99ドル(約13,000円)です(現時点でアメリカのみ)。エンハンスドオートパイロットパッケージを搭載した新しいテスラの場合は、コンピュータのアップグレードが必要かどうか、最寄りのテスラディーラーに確認しましょう(車種によって必要な場合とそうでない場合があります)。必要な場合はアップグレードしてもらいましょう。そうすると、月額99ドル(約13,000円)でフルセルフドライビング機能を有効にできるようになります。[12]
    • コンピュータのアップグレードが必要な場合は、最寄りのテスラディーラーに予約を入れてコンピュータをアップグレードしてもらう必要があります。
  3. 3
    また、一律12,000ドル(日本の場合は871,000円)の一括払いでテスラのフルセルフドライビング機能を利用することも可能です。無駄に月額料金を支払うことなく一律料金でフルセルフドライビング機能を無制限に利用したい場合は、一律12,000ドル(日本の場合は871,000円)で機能を有効にできます。この方法の利点は、今後すべてのフルセルフドライビング機能のアップデートを確実に受けられることです。サブスクリプションモデルの場合は受けられるとは限りません。[13]
    • テスラがこのオプションの提供を開始して以来、フルセルフドライビングの料金は毎年少しずつ上がっているので、今後料金が下がることは期待しないようにしましょう。[14]
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方法 7
方法 7 の 7:

フルセルフドライビングにアップグレードするには?

  1. 1
    アプリでフルセルフドライビングにアップグレードするには、「アップグレード」をタップし、「サブスクリプション」を選択します。「フルセルフドライビングケイパビリティ」の横にあるチェックボックスをタップし、サブスクリプションボタンをタップし、支払い情報を入力し、支払い方法を選択しましょう。[15]
    • フルセルフドライビング機能は、コンピュータ3.0以上を搭載した車両でなければ利用できません。2020年以降に製造されたテスラ車両であれば、コンピュータのアップグレードを心配する必要はありません。[16]
  2. 2
    テスラアカウントでフルセルフドライビングにアップグレードするには、「管理」→「アップグレードを購入する」の順に選択します。アプリを使用したくない場合は、インターネットでテスラアカウントにサインインし、「管理」→「アップグレードを購入する」→「サブスクリプション」の順にタップしましょう。これで、手動でフルセルフドライビング機能を追加できます。[17]
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ポイント

  • 国や地域によっては、特定のフルセルフドライビング機能を有効にできないため、テスラ車両でできないことがある場合は、その国や地域の法律でそれが禁止されている可能性があります。[18]
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注意事項

  • フルセルフドライビングにアップグレードしても、走行中の車両の監督・監視は必要です。走行中に居眠り運転をしてもいいというわけではありません。[19]
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このwikiHow記事について

Angel Ricardo
共著者 ::
自動車整備士
この記事の共著者 : Angel Ricardo. エンジェル・リカルドはカリフォルニア州ベニスに本店を置く移動式カーディテーリング(コーティング・細部洗車)サービス会社「Ricardos Mobile Auto Detail」の経営者です。カーディテーリング業界にて10年以上の経験を持ちますが、カスタマーサービス、そしてディテーリング技術の改善をめざして、現在も定期的に専門講座を受講しています。
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