デンドロビウムを育てる方法

共同執筆者 Maggie Moran, 園芸家

この記事には:適切な環境で育てるデンドロビウムを世話するよくある問題に対処する16 出典

デンドロビウムは美しい洋ランの1種で、上手に育てるにはいくつかの注意点がありますが総じてとても丈夫な植物です。温度と湿度を適切に管理し、鉢の周りにゆったりとしたスペースを設けると多くの花を咲かせます。週に1度水やりと肥料を与え十分に日光をあてて育てましょう。

パート 1
適切な環境で育てる

  1. 1
    小さめの鉢に植えます。デンドロビウムの根は広がらないので、小さな鉢で育てると花を多く咲かせます。根の大きさより2.5cmを超えない程度の鉢を選びましょう。デンドロビウムは狭いくらいのスペースで安定するので、大きな鉢や初めから庭に直植えするのはやめましょう。[1]
  2. 2
    無土壌培地を使います。デンドロビウムは普通の土では育ちません。園芸店やホームセンターなどで洋ラン専用の培養土を購入しましょう。または、バーク(樹皮)、やし殻、水苔などで培養土を手作りすることも可能です。[2]
    • 洋ラン専用の培養土の多くには園芸用木炭が配合されています。[3]
  3. 3
    涼しい又は適度に温かい気温で育てます。デンドロビウムを育てるのに最適な気温は18~24℃です。夜間に気温が13~16℃まで下がっても耐えられますが、できれば温度管理ができる室内で育てましょう。特に夏や冬など屋外の温度が厳しい時期は室内で育てます。[4]
    • 適度な気温の日に外に出す場合は、直射日光の当たらない場所を選び、気温の下がる夜間は室内に戻しましょう。
    • 窓辺や窓の近くは家の他の場所より熱く又は寒くなるので注意しましょう。
  4. 4
    デンドロビウムの周囲に風を通します。鉢周りの風通しが良いと根腐れや害虫予防に役立ちます。周りに邪魔なものがない広い場所に鉢を置きましょう。鉢の周囲少なくとも15㎝は開けて空気循環を確保します。[5]
    • 室内の風通しが悪ければ、小さな扇風機で風を送って空気循環を助けましょう。
    • 水やりの際は、土壌に水が残らないように気を付けます。
  5. 5
    自然のまたは植物育成ライトで光をあてましょう。デンドロビウムが花を多く咲かせるためには光が必要です。直射日光は害になるので、部分的に日陰になる窓辺に置きましょう。自然の日光が難しければ、代わりに日中14~16時間植物育成ライトをあてて補います。[6]
    • 植物育成ライトを使う際は、リフレクターの下に白色蛍光灯1本と温白色蛍光灯1本を設置します。
    • 植物育成ライトはホームセンターや園芸店で取り扱っています。
    • デンドロビウムの上20㎝ほどの位置にライトを設置します。

パート 2
デンドロビウムを世話する

  1. 1
    水やりは週に1回を目安に、土壌の表面が乾いてから水やりします。デンドロビウムは水分を蓄えることができるので、水をやりすぎるくらいなら乾燥した状態のほうが害がありません。1~2週間に1度水やりします。土壌の表面およそ2.5cmが乾いてから水やりしましょう。[7]
    • デンドロビウムの中には水を貯える偽鱗茎を持つ種もあり、これらは2週間水やりを必要としません。
    • 夜までに葉が乾くように午前中に水やりしましょう。[8]
  2. 2
    週に1度洋ラン用の液体肥料を薄めて与えます。洋ラン専用のバランスの取れた液体肥料を購入しデンドロビウムに与えましょう。水と肥料を4:1の割合で薄め、週に1回製品の使い方に従って与えます。[9]
    • 毎週ではなく月に1度薄めずに肥料を与えることもできます。[10]
  3. 3
    少なくとも湿度50%を保ちます。デンドロビウムの理想的な湿度は50~70%です。近くに加湿器を設置して湿度を上げましょう。[11] デンドロビウムの近くに水を入れた浅い容器を置くと、その周囲だけ湿度を上げることができます。[12]
    • 水を入れた容器に鉢を浸すのはやめましょう。長い間に根腐れを起こす恐れがあります。
  4. 4
    デンドロビウムの花を切り落として新芽の成長を促します。花が枯れたら、よく切れる鋏を使って花のついた茎を切りましょう。茎の付け根少し上の部分で角度をつけて切り落とします。次の季節にむけて新芽の成長を促す効果があります。[13]
    • 花が枯れた後に茎を切り落とさないと、次の季節に花が咲かないこともあります。

パート 3
よくある問題に対処する

  1. 1
    葉が乾燥する場合は室内の湿度を上げましょう。乾燥した又は枯れた葉があれば、そっと引っ張って取り除きます。茎全体が枯れてしまったら、よく切れるはさみで根元のすぐ上を切り落とします。加湿器で室内の湿度を上げて乾燥を防ぎましょう。[14]
    • 葉の先端が茶色に変色するのも乾燥の兆候です。
  2. 2
    葉が黄色に変色したら、日当たりが少ない場所に移動します。黄色く変色した葉は、通常洋ランにとっては日焼けや熱中症の兆候です。このような場合は、直射日光が当たらないより涼しい場所へ移動しましょう。また、乾燥を予防するために水やりするか加湿器で周囲の湿度を上げましょう。[15]
  3. 3
    コナカイガラムシを消毒用エタノールで駆除します。コナカイガラムシは洋ランに寄生する主な害虫の1種です。この全長0.5~0.8㎜の小さな害虫を見つけたら直ちに取り除き、デンドロビウムへの被害を最小限にとどめましょう。消毒用エタノールを浸したコットンでデンドロビウムの表面を拭いて害虫を駆除します。[16]
    • 1~2日後に再度行って黄色っぽい斑点を取り除きます。この黄色っぽい斑点は孵化したばかりのコナカイガラムシです。
    • デンドロビウムの害になるので、エタノールやメタノールなど他種のアルコールを使うのはやめましょう。

記事の情報

この記事はMaggie Moranが共著しています。 マギー・モーランはペンシルバニア州に住むプロの園芸家です。

カテゴリ: 園芸・ガーデニング

他言語版:

English: Care for a Dendrobium Orchid, Español: cuidar a una orquídea dendrobium, Русский: ухаживать за орхидеей дендробиум, Português: Cuidar de uma Orquídea do Gênero Dendrobium, Français: entretenir une orchidée dendrobium, Tiếng Việt: Chăm sóc cây lan hoàng thảo, Deutsch: Eine Dendrobium Orchidee pflegen, Nederlands: Een Dendrobium orchidee verzorgen

このページは 146 回アクセスされました。
この記事は役に立ちましたか?