トイレの詰まりは最も都合の悪いタイミングで起こるように見えます。幸いほとんどの場合、業者に依頼せずに解消することも可能です。たいていの詰まりは吸引具や、ぬるま湯、重曹、お酢を使った自家製のパイプ用洗浄剤で解決します。より深刻な詰まりには、スネイクを試したり、ウェットあるいはドライバキュームを使用するなどして直しましょう。

方法 1 の 7:
トイレを吸引する

  1. 1
    トイレが溢れないようにする 使用後に1度でトイレを流すことができないようであれば、それ以上何度も流さないようにしましょう。何度も繰り返すと、その都度便器の中に水が溜まっていきます。その代わり、タンクのフタを外し、フラッパー弁を閉じましょう。それ以上の水が便器の中に流れ込むことを防ぎます。
    • フラッパー弁は、チェーンに取り付けられた丸い栓のような見た目です。
    • タンク内の水は清潔なので、手を中に入れて栓を閉じて大丈夫です。
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    便器周辺の準備をする 水がはねてしまった時に備え、水分を吸い取らせるための新聞紙やペーパータオルを床に敷いておきましょう。こうして紙を敷いておけば後片付けが簡単になります。また、換気扇を回すか、窓を開けて悪臭を送り出せるようにしておきましょう。
    • 詰まりが深刻な場合はゴム手袋を両手に装着しておきましょう。トイレは不衛生な空間です。しっかりとした清掃用ゴム手袋を着用しておけば、あらゆる雑菌の侵入を防ぐことができます。肘まで覆うことのできる製品を選ぶようにしましょう。
    • 汚れがついてしまう可能性もあるので、古くなった服を着ると良いでしょう。
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    詰まりの原因を手で取り除けないか確認する 詰まりの原因が見える場合、可能であれば手を伸ばし便器から取り除きましょう。手では無理だけれども、(例えば子供のおもちゃなどの)固形物が詰まっていることが分かっているのであれば吸引具は使わず、他の方法を試しましょう。
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    クオリティの高い吸引具を使用する 球体タイプと、折りたたまれたフランジが排水管を密閉するタイプのどちらを使うとしても頑丈なゴム製の吸引具を使用することが大切です。小型で安価な吸引カップタイプのものは使用しないようにしましょう。全く効果がないこともしばしばあります。[1]
    • 吸引具は使用する前に温水ですすぎましょう。こうすることで素材が柔らかくなり、密閉性が高まります。
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    吸引具を便器の中に挿入する 器具が排水口をピッタリと覆っているようにしましょう。しっかりと効果を発揮させるためには水の中に沈める必要があります。この排水口を通して、空気ではなく水を押したり引いたりすることが重要です。必要に応じて洗面台から水を運び便器の中に加えましょう。
    • ポンプのように吸引具を排水口の上から上下に動かしましょう。最初は空気が便器の中に押し込まれるので、ゆっくりと行いましょう。押し込んだら、詰まりを乱し緩めるために鋭く引きます。排水が生じるまで精力的に、この押す・引くという動きを繰り替えあしましょう。詰まりが解消されるまで15~20回ほどサイクルを繰り返す必要があることもあります。[2]辛抱強く繰り返しましょう。固形物が詰まりを起こしている場合を除き、吸引具だけでほとんどの詰まりは解消されます。直ちに効果が現れないかもしれませんが、一度のサイクルで10~12回ほどこの動きを行い、このサイクルを複数回繰り返し、その都度水を流すことで解決できるでしょう。
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    水を流し排水を確認する 吸引具によって便器内の水は流れても依然として詰まりが排水管をブロックしている時は、吸引具を便器の中に残し、便器の中に水を再び溜めましょう。通常トイレを流した後に溜まる高さまで水を満たし、再度押したり引いたりしましょう。頑固な詰まりは、これを複数回繰り返さなければならないことあります。
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方法 2 の 7:
酵素系製品を使用する

  1. 1
    酵素系洗浄剤を購入する 酵素類が配合され汚れを溶解する製品を探しましょう。こうした酵素類は汚水処理タンク方式を採用した設備において汚れを分解するために用いられています。[3]
    • このような製品はホームセンター等の配管類の売り場、あるいはその近くに陳列されているでしょう。酵素系洗浄剤は排水管を痛めたり環境破壊につながる恐れもないので、化学薬品を使用して詰まりを解消するよりも好ましいでしょう。[4]
    • 玩具といった固体ではなく有機性廃棄物によって生じた詰まりにのみ、この方法は有効です。
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    容器に記載されている使用方法をよく読む 推奨されている分量を洗浄剤を便器の中に流し入れましょう。通常そのまま一晩放置し汚れが分解されるのを待つよう書かれています。詰まりが解消されれば水が流れるはずです。
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方法 3 の 7:
排水管洗浄液を作る

  1. 1
    3.5リットル程度の水を熱する 一度にたくさん流そうとして何度も詰まりが生じている場合は、温水、重曹、お酢を組み合わせて使うことで市販の洗浄液と同等の効果を期待することができます。3.5リットル程度の水を沸騰させ、少し冷ましましょう。その間にその他の材料を便器の中に加えていきます。
    • 少なくとも3.5リットルの水を使うようにしましょう。少量では詰まりを押し流せるだけの力が発生せず、効果がありません。
    • 快適に飲むことができるホットティーのような水温を超えないようにしましょう。便器の陶器が割れてしまうので、沸騰したまま用いないよう気をつけましょう。この方法は、詰まりを通過し押し流す際の水の温度を高めることを目的としています。
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    1カップの重曹と2カップのお酢を便器の中に流し入れる 重曹とお酢を混ぜ合わせると化学反応が起こり詰まりを分解します。蒸留されたホワイトビネガーを用いる方法が最も一般的であるものの、その他のどのようなお酢を使っても大丈夫です。材料を混ぜ合わせると泡が発生します。[5]
    • 重曹もお酢もない場合は、食器用洗剤を数回プッシュして便器の中に加えましょう。洗剤によって詰まりが緩まるかもしれません。[6]
    • 玩具のような固形物によって生じた詰まりには、この方法は効きません。
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    温水を便器の中に注ぐ 便器の縁から注ぐのではなく自分のウェストの高さから注ぎ入れましょう。水が落ちる力を使い、詰まりを押し流しやすくすることが目的です。
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    材料を加えたらそのまま一晩放置する 朝までには排水されているはずです。このように自家製の洗浄液を使うことによって、有機性廃棄物によって生じた詰まりを解消することができます。再びトイレを流そうとしても上手くいかない場合、堅いものが詰まりを起こしていることも考えられます。ワイヤーハンガーやパイプ詰まり用スネイクを使う方法を試してみましょう。
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方法 4 の 7:
排水管スネイクを使用する

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    排水管スネイクを購入する、あるいは借りる 排水管スネイクは、フレキシスネイク、あるいはオーガータイプとも呼ばれ、コイル状に巻かれた柔軟性のあるワイヤを蛇のように排水管のカーブに通し、1本のワイヤーでは届かない深部まで到達させる器具です。「クローゼットオーガー」というタイプが最も優れていて、便器を傷めたり染みをつけることなく詰まりを解消するためにデザインされた製品です。多くの業者もこのタイプのスネイクを使用しています。[7]
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    スネイクの端を排水口に通す そのまま障害物を感じられるまで排水管の中にスネイクを挿入していきましょう。
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    スネイクをひねり、詰まりの奥まで挿入させる ここでの目的は詰まりを小さな破片に分解し、パイプを通過させることです。詰まりがなくなるまで数分間この操作を続ける必要があるかもしれません。詰まりが流れたところでトイレの水を流し、通常通りの速度で排水が行われているか確認しましょう。
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    逆方向にスネイクを使用する 便器を取り外し、逆方向からスネイクを挿入する必要がある事態に遭遇することもあります。好奇心旺盛な子供が固形物をトイレに流してしまった時などが挙げられます。詰まりの原因がこうした固形物で、自分で便器を取り外すことに抵抗がある場合は業者に依頼しましょう。
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方法 5 の 7:
ワイヤーハンガーを活用する

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    ワイヤーハンガーをほどき真っすぐにする 真っすぐになったハンガーの端に布を巻きつけましょう。布がずれてしまわないようテープで固定します。この準備をすることで便器の陶器に傷がつくことを防ぎます。ワイヤーハンガーを使う方法は、排水口の手前付近に詰まりが生じている時に有効です。
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    布を巻いた方の端を排水管に挿入する ワイヤーが挿入されたら、ひねったり押したりして円を描くように操作し、詰まりを解消させましょう。詰まりを感じたら強く押し出しましょう。詰まりが流れるまでこの手順を続けます。
    • この作業を行う際は必ずゴム手袋を着用しましょう。ワイヤーを動かす際にトイレの水がはねてしまうこともあります。
    • 障害物が見つからないにもかかわらずトイレが流れない場合は、詰まりの原因がハンガーでは届かない位置にあることが考えられます。排水管用スネイクを使ってみましょう。
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    詰まりが解消されたらトイレを流す 障害物と汚れた水もこれで通常通りに排水管を流れていくはずです。まだ流れが遅い場合、障害物が更に奥に押し流され、ハンガーでは届かない位置に居座っていることも考えられます。この場合は排水管用スネイクを使って解消しましょう。
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方法 6 の 7:
化学薬品を配合したパイプ洗浄剤を使用する

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    洗浄剤を購入する スーパーマーケット、ホームセンター、大規模小売店などで販売されています。この方法は最後の手段として試しましょう。こうした洗浄剤に含まれた化学薬品は人体やペットに有害なだけでなく、排水管も傷みます。また、塩素を配合した排水管クリーナーは環境に対しても非常に有害です。[8]
    • 固形物が詰まりを起こしていることが考えられる場合、こうした化学薬品に頼る方法は避けましょう。スネイクを使用するか業者に連絡をしましょう。
    • トイレに特化した製品のみを使用しましょう。その他の排水管クリーナーを使用するとトイレが損傷する恐れもあります。
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    指定された量をトイレに注ぎ入れる 製造メーカーの使用方法をよく読みましょう。トイレが有毒なガスで満たされてしまわないよう、フタは下げておきましょう。[9]
    • 化学洗浄剤を流し入れた直後は、絶対に吸引具を使用しないようにしましょう。化学薬品が自分の肌に付着してしまう恐れがあります。
    • 化学物質を吸い込んでしまわないよう、トイレを換気しましょう。
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方法 7 の 7:
ウェットあるいはドライバキュームを使用する

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    ウェット/ドライバキュームを購入する、あるいは借りる 吸引具とスネイクの両方を試して効果が見られなかった場合、ウェット/ドライバキュームの使用を検討してみましょう。通常の掃除機は使用できません。水の中で使用できるようウェット/ドライバキュームであることが必須です。
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    便器の中の水をバキュームで吸い取り空にする 便器の中に水やその他のいかなる破片も残っていないことを確認し、詰まりの原因となっている障害物を吸い取りましょう。
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    ホースの先を排水管の中に挿入する 便器の中に挿入し、さらに排水口のなかに10センチ弱ホースを押し込みましょう。付属品のパーツではなく柔軟性のあるホースを使いましょう。排水口の周りにタオルを巻き、密閉させましょう。
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    バキュームをオンにする 片手でタオルに圧力を掛けしっかりと密閉させましょう。バキュームが作動し始めるまで少し待ちます。たいていの場合、詰まりの原因を吸い取ることができるでしょう。
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ポイント

  • トイレの下のバルブを回し、作業中は水の流れを止めましょう。こうすることで水が溢れてしまうことを防ぎます。
  • トイレが頻繁に詰まる場合、詰まりの原因を特定し予防できるようにしましょう。トイレットペーパー、タンポン(洗い流せるタイプのものもありますが、大半の製品は洗い流せません)、玩具(子供やペットがトイレに落としてしまいます)、綿棒、赤ちゃんのお尻ふきなどが最も一般的な原因として挙げられます。今後の排水管周りの維持を考え、「流してはいけないものリスト」を提示しておくと良いでしょう。
  • 徹底的に掃除を行いましょう。詰まりを解消した後の便器は除菌クリーナーを使い掃除をしましょう。ワイヤーを使ったのであれば廃棄し、ゴム手袋や、その他に使用した器具(吸引具やスネイク等)も除菌を行うか廃棄しましょう。こうした器具から雑菌が広がるので、適切に掃除をしていないと臭いが発生する原因となります。使用済みの吸引具(特にフランジタイプのもの)は、使用後、内部に水分が残っていることもあります。トイレの上に置き、向きを変えて軽く振って水分を切り、床に滴り落ちないようにしましょう。
  • 詰まりが生じる前:シンクやシャワーで水を流す度に逆流している様子が見られる(あるいは聞こえる)場合、深い詰まりが生じていて、そのうちトイレが正常に流れなくなるといことを意味しています。こうした際は、ここで説明された手順は一切試さず、業者に連絡をしましょう。
  • 定期的に便器の縁のノズルを掃除し、全出力で水が流れる状態を維持すれば詰まりの予防につながります。しばらく掃除をしていなかった場合、ドライバーを注意深く使い、蓄積した汚れを除去する必要があるかもしれません。
  • 吸引具がない場合は、プラスチックの袋をかぶせたモップで代用することができます。
  • トイレからガスの臭いが漂っている場合は業者に作業を依頼するとともに、管轄のガス会社に連絡し点検をしてもらいましょう。下水設備のクロスボードが原因かもしれません。
  • 長めのガーデニング用ホースを試してみましょう。柔軟性がありながら充分に頑丈なので、便器の陶器を傷めるリスクもほぼなく多くの詰まりを解消させることができるでしょう。

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注意事項

  • パイプ詰まり用の化学洗浄剤は非常に有害で有毒です。肌や目に液体が付着しないよう注意し、他の薬品と混ぜ合わせないようにしましょう。製造元の使用方法をよく読み、あらゆる警告文に注意を配りましょう。
  • 小売店で販売されているほとんどの家庭用洗浄剤は、トイレでの使用に適していません。トイレで使用可とラベルに明記されている製品を探しましょう。こうしたパイプ詰まり洗浄剤の中には、水に触れたときに化学反応を起こし熱を発するものもあります。この熱を適切に対処できない場合、トイレ本体と付随しているプラスチック製の配管が著しく損傷する恐れがあります。
  • ワイヤーハンガーやスネイクによって便器の陶器に傷がつくことがあります。充分注意して作業を行い、少なくとも目立つ箇所の損傷を最小限に留めましょう。ハンガーを使用する際、トイレの中に挿入され障害物を「釣る」役割を担った先端部分は、ペンチでV字のフックのような形状に曲げ、絶縁用テープを少し巻いておきましょう。このフックの部分で詰まりの原因や玩具に触れるときは充分に注意し、連続した動作で優しく引き出すようにしましょう。
  • 吸引具を使う際は便器の中で乱暴に押したり引いたりしないようにしましょう。そのような強い力は不要なだけでなく水が跳ね散る原因となります。
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