かさぶたは、血液や免疫細胞が傷の表面で乾いて固まったものです。かさぶたは傷口を保護しているので、無理に取り除かないようにしましょう。かさぶたを無理に剥がすと、皮膚が炎症して治りが遅くなったり、傷口が開いて感染したりする可能性があります。目立つ場所にかさぶたができると気になるかもしれませんが、無理に剥がすと傷痕が残る可能性が高くなります。かさぶたを早く治すポイントは、かさぶたの下の傷の治癒を促進しながら、かさぶたに潤いを与えて柔らかくしなやかに保つことです。ニキビがかさぶたになってしまった場合は、かさぶたを早く治す方法がありますが、ニキビが治らないとかさぶたもなくなりません。

方法 1
方法 1 の 4:
かさぶたを洗浄して取り除く

  1. 1
    かさぶたを毎日洗う かさぶたになった部分を毎日2回洗いましょう。ニキビ用、または低刺激の洗顔料を使います。そっとこすって洗い、乾かしましょう。[1]
    • 毎回清潔なタオルで洗いましょう。同じタオルを繰り返し使うと、細菌が広がって治りにくくなるかもしれません。
  2. 2
    オイルを塗る 洗顔料で洗ったら、オイルで保湿しながらかさぶたを取り除きましょう。カスターオイル、ココナッツオイル、オリーブオイル、アーモンドいる、ミネラルオイルなどのオイルを塗ります。清潔なタオルを使って、オイルをかさぶたにそっと塗りましょう。あまり力を入れずに優しく塗ります。その部分をすすぎ、もう1度保湿しましょう。[2]
    • こうするとかさぶたの一部が剥がれます。自然に剥がれる部分だけを取り除き、無理に剥がさないようにしましょう。
    • かさぶたは5~7日以内に自然に剥がれます。早く剥がれることもあれば時間がかかることもありますが、無理に剥がすのはやめましょう。
  3. 3
    温かいタオルをあてる 清潔な布を温水に浸して絞り、かさぶたに10~15分間あてましょう。1日2回行います。水分と温かさでかさぶたが柔らかくなり、安全かつ自然に剥がれやすくなるでしょう。こうすると、傷も治りやすくなります。[3]
    • タオルでかさぶたをこすらないようにしましょう。タオルをかさぶたにそっとあてるだけで十分です。
  4. 4
    エプソムソルトを入れた湯舟に浸かる エプソムソルトを加えたお湯に浸かり、体にできたかさぶたを保湿して傷の治癒を促進します。浴槽に温水を張り、エプソムソルトを加えましょう。かさぶたがお湯に浸かるようにして、1時間ほど入浴します。[4]
    • かさぶたがなくなるまで毎日繰り返しましょう。
    • エプソムソルトを顔につけないようにしましょう。
    広告

方法 2
方法 2 の 4:
オオバコの葉を使う

  1. 1
    オオバコの葉を探す オオバコは、庭をはじめどこにでも生えている草で、細長く平らな葉をつけます。オオバコには様々な種類がありますが、いずれも葉脈が縦に入っています。[5] ただの雑草だと思うかもしれませんが、オオバコには様々な薬用成分が含まれています。治癒を促進するために、傷にオオバコを直接塗ることもできます。[6] オオバコの葉には抗菌性もあります。
    • 庭にオオバコが生えていても気づかない人が多くいますが、オオバコはハーブの一種です。[7]
    • 屋外でオオバコを見つけられない場合は、乾燥させたオオバコの葉をネットショップなどで購入しましょう。オオバコを含むクリームや軟膏も販売されています。
  2. 2
    新鮮なオオバコの葉でペーストを作る オオバコの葉を10枚用意しましょう。鍋に水を3㎝入れ、オオバコの葉が柔らかくなるまで10分間コトコト煮ます。鍋から葉を取り出し、スプーンの背で潰して冷ましましょう。[8]
    • オオバコの葉が冷めたら、好みのオイルを数滴加えましょう。アーモンドオイル、カスターオイル、ミネラルオイルなどが適しています。
    • 乾燥させたオオバコの葉を使う場合は、初めにオイルと混ぜ合わせ、煮てからペーストを作りましょう。
  3. 3
    オオバコの葉のペーストをかさぶたに塗る ペーストができたらかさぶたに塗り、ガーゼや絆創膏で覆いましょう。
    • ペーストを塗ったら好きなだけ放置してかまいません。一晩おいて翌朝洗い流したり、入浴するまで放っておいても良いでしょう。
  4. 4
    ペーストを顔に塗る 顔のニキビがかさぶたになった場合は、ペーストを1日2~4回塗りましょう。10~15分おいてから温水でペーストを洗い流し、タオルで顔を軽く叩いて乾かしましょう。
    広告

方法 3
方法 3 の 4:
アロエベラを使う

  1. 1
    生のアロエを切る アロエを育てている場合は、少し切り取りましょう。切り取ったアロエをかさぶたの上で搾り、汁を塗ります。アロエの汁を拭き取らずにそのまま乾かしましょう。1日4、5回繰り返します。[9]
    • アロエの葉は、大型スーパーの野菜売り場などでも販売されています。
  2. 2
    アロエベラジェルを使う 生のアロエがなければ、アロエベラジェルを購入しましょう。綿棒やコットンでかさぶたに塗ります。そのままにしてもかまいませんが、15~20分経ってから洗い流しても良いでしょう。[10]
    • 1日4、5回繰り返しましょう。
  3. 3
    アロエベラクリームを使う アロエベラを含む製品は種類が豊富です。アロエベラを含む市販のクリーム、ローション、軟膏などを使いましょう。ドラッグストアなどで、かさぶたに適したアロエベラ製品を選びましょう。[11]
  4. 4
    アロエベラの特性を理解する アロエベラは、何世紀にも渡って治癒の促進に使われています。アロエベラには、抗炎症作用と傷の治癒を促進する作用があります。[12]
    • アロエベラのジェルはかさぶたの保湿に役立つので、傷に塗ると治癒を促進できます。
    広告

方法 4
方法 4 の 4:
ハーブ療法でニキビのかさぶたを治す

  1. 1
    玉ねぎやニンニクのしぼり汁を試す 綿棒やコットンを使い、玉ねぎかニンニクのしぼり汁数滴をかさぶたに塗りましょう。汁が乾くまで待ち、においが気になるようなら温水ですすぎます。1日4、5回繰り返しましょう。
    • 玉ねぎやニンニクのしぼり汁を塗ったまま1晩おいてもかまいません。
    • 玉ねぎやニンニクのしぼり汁を塗ると肌が炎症する人もいます。その場合は、別の方法を試しましょう。
    • 玉ねぎとニンニクのしぼり汁には、抗菌作用、抗真菌作用、治癒の促進作用があり、特に手術後の瘢痕化を防ぐために使われています。[13] [14]
  2. 2
    はちみつを使う はちみつも、何世紀にも渡って治癒の促進に使われています。[15] はちみつ小さじ1/2杯を綿棒やコットンでかさぶたに塗りましょう。はちみつを塗った部分を絆創膏やガーゼで覆います。20~30分経ったら、温水で洗い流しましょう。
    • 1日4、5回繰り返すか、塗ったまま1晩おきましょう。
    • 最も研究されているはちみつはマヌカハニーなどの薬用はちみつですが、オーガニックはちみつを使っても同様の効果を得られます。
  3. 3
    カレンデュラオイルを使う アーモンドオイル、カスターオイル、オリーブオイル、ミネラルオイルなどのキャリアオイルにカレンデュラオイルを3、4滴加えて混ぜましょう。綿棒やコットンでかさぶたに塗り、そのままにします。1日4、5回繰り返しましょう。
    • カレンデュラオイルには傷の治癒を促進する効果があります。[16]
    • カレンデュラを含むクリームやローション、軟膏なども多数あるので、そのような製品を使っても良いでしょう。
  4. 4
    リンゴ酢を使う 水50mlとリンゴ酢5mlを混ぜましょう。コットンに含ませてかさぶたに塗り、20分おいてからそっと洗い流します。[17]
    • リンゴ酢には新しい細胞の成長を促進する作用、抗菌作用、抗ウイルス作用、抗真菌作用があります。[18]
    広告

注意事項

  • かさぶたが気になるかもしれませんが、無理に剥がすのはやめましょう。かさぶたを剥がすと傷痕が残ったり、感染症が広がったりする恐れがあります。
広告

出典

  1. http://www.healthcare-online.org/How-to-Heal-Scabs-Fast-on-Face.html
  2. Bedi MK, Shenefelt PD. Herbal therapy in dermatology. Archives of Dermatology. 2002 Feb 1;138(2):232-42.
  3. http://www.newhealthadvisor.com/How-to-Heal-Scabs-Fast.html
  4. http://www.newhealthadvisor.com/How-to-Heal-Scabs-Fast.html
  5. http://gwens-nest.com/herb-identification-plantain/
  6. Bedi MK, Shenefelt PD. Herbal therapy in dermatology. Archives of Dermatology. 2002 Feb 1;138(2):232-42.
  7. http://www.livescience.com/15322-healthiest-backyard-weeds.html
  8. Bedi MK, Shenefelt PD. Herbal therapy in dermatology. Archives of Dermatology. 2002 Feb 1;138(2):232-42.
  9. http://www.newhealthadvisor.com/How-to-Heal-Scabs-Fast.html
  1. http://www.healthcare-online.org/How-to-Heal-Scabs-Fast-on-Face.html
  2. Davis RH, Donato JJ, Hartman GM, Haas RC. Anti-inflammatory and wound healing activity of a growth substance in Aloe vera. Journal of the American Podiatric Medical Association. 1994 Feb;84(2):77-81.
  3. Davis RH, Donato JJ, Hartman GM, Haas RC. Anti-inflammatory and wound healing activity of a growth substance in Aloe vera. Journal of the American Podiatric Medical Association. 1994 Feb;84(2):77-81.
  4. Singer AJ, Clark RA. Cutaneous wound healing. New England journal of medicine. 1999 Sep 2;341(10):738-46.
  5. Jackson BA, Shelton AJ. Pilot study evaluating topical onion extract as treatment for postsurgical scars. Dermatologic surgery. 1999 Apr 1;25(4):267-9.
  6. Lusby PE, Coombes A, Wilkinson JM. Honey: a potent agent for wound healing?. Journal of Wound Ostomy & Continence Nursing. 2002 Nov 1;29(6):295-300.
  7. Preethi KC, Kuttan R. Wound healing activity of flower extract of Calendula offlcinalis. Journal of basic and clinical physiology and pharmacology. 2009;20(1):73-80.
  8. http://www.newhealthadvisor.com/How-to-Heal-Scabs-Fast.html
  9. http://www.webmd.com/vitamins-supplements/ingredientmono-816-apple%20cider%20vinegar.aspx?activeingredientid=816&activeingredientname=apple%20cider%20vinegar

このwikiHow記事について

Laura Marusinec, MD
共著者 ::
学会認定小児科医
この記事の共著者 : Laura Marusinec, MD. マルシネック医師はウィスコンシン小児科病院の小児科医で、病院内の臨床実務評議会に参加しています。1995年にウィスコンシン医科大学医学部にて医学博士号を取得後、1998年に同大学病院小児科にて臨床研修を修了。全米医療ライター協会と小児緊急治療学会の会員です。
カテゴリ: 全般的健康
このページは 846 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

広告