ニキビの赤みを抑える方法

3 方法:家庭でできる簡単な処置ニキビを治療するニキビを予防する

ニキビや吹き出物に悩む人はたくさんいます。こうしたできものが悪化して赤みを引き起こすことも少なくありません。ニキビの赤みは傷ではなく炎症によって引き起こされるもので、肌の組織の再生を促し、私たちの体が正常に治癒していることを示しています。それでも顔全体に赤みが広がっていたりすると、どうしても人目が気になってしまうものです。以下の簡単な方法でニキビが治るまでの間、赤みを消すことができます。

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家庭でできる簡単な処置

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    氷で冷やして炎症を和らげる 適量の氷を薄手の清潔な布でくるみ、直接ニキビにあてましょう。5分から10分ほど維持します。必要に応じて処置を繰り返します。肌を傷つけないように最低2時間の間隔を空けましょう。[1]
    • 氷は優しくあてましょう。力を入れすぎるとニキビが潰れて赤みが悪化し、バクテリアが広がる恐れがあります。
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    ニキビにキュウリをあてる キュウリには冷却効果があり、腫れや赤みを起こしている組織を収縮させる働きもします。薄い輪切りにして5分から10分程度ニキビにあてましょう。[2]
    • 事前にキュウリを冷蔵庫で冷やしておくとよいでしょう。室温の状態よりも炎症に対する効果が高まります。
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    アスピリンマスクを作る アスピリン4~5錠(コーティングなし)を潰して粉末にし、少量の水を加えて練りましょう。出来上がったペーストを綿棒で炎症箇所に優しく塗りましょう。乾いたら水で洗い流します。[3]
    • アスピリンにアレルギーがある、飲み合わせに注意を要する薬を服用している、あるいはアスピリンが服用できない健康状態の方はアスピリンマスクを使用してはいけません。
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    ヨーグルトとハチミツのマスクを作る 同量の無糖の全乳ヨーグルトとハチミツを混ぜます。混ぜ合わせたものを薄く炎症箇所に塗りましょう。10分から15分経過したらぬるま湯で洗い流します。[4]
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    ホットタオルをあてる 氷は炎症を一時的に抑えるのに有効ですが、長引く炎症にはホットタオルや温かい布がより効果的です。毛穴を開き、ニキビから皮脂やバクテリアを取り除く働きが期待できます。温めたタオルや布を10分から15分程度、炎症箇所にあてましょう。これを1日4回ほど繰り返します。[5]
    • お湯は手で触れられる程度が適温です。使用後の紅茶のティーバッグを使うのも良いでしょう。
    • ホットタオルをあてた後は皮脂やバクテリアが浮かび上がっているので、洗顔をして洗い流しましょう。
    • ティーツリーやラベンダーなどのオイルを数滴お湯に加えると、消炎効果が高まります。
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    グリーンコンシーラーを使う 今すぐにニキビの赤みを消したい、という急ぎの場合はグリーンコンシーラーが効果的です。少量のグリーンコンシーラーをニキビに直接塗ります。清潔なスポンジやファンデーションブラシで馴染ませ、無色のルースパウダーをごく薄くのせて仕上げましょう。コンシーラーの緑が赤みを中和します。[6]
    • グリーンコンシーラーは肌のトーンに馴染みにくいので、ファンデーションや通常のコンシーラーなどを重ねる必要があります。
    • コンシーラーは一般的に赤みには有効ですが、吹き出物やニキビ跡のデコボコを消すことはできません。しかし、中にはサリチル酸を成分に含み、徐々にニキビに効いていくコンシーラーもあります。
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    衣服やアクセサリーでニキビを隠す 衣服やアクセサリーは赤み自体を消すことはできませんが、ニキビを隠したい場合に有効な方法です。体のニキビや吹き出物には衣服、顔のニキビにはサングラスなどのアクセサリーを活用しましょう。
    • 髪の毛が長い場合は、ヘアアレンジを工夫してうまく炎症箇所を隠すと良いでしょう。

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ニキビを治療する

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    サリチル酸配合の市販薬でスポットケアをする サリチル酸配合のニキビ治療薬は、たいていの薬局やドラッグストアで処方せんなしで購入できます。クリームをニキビに直接塗ると、成分の酸が皮脂を徐々に乾燥させて全体的な赤みを和らげていきます。[7]
    • クリームを塗ってニキビが完治するまでには数時間から数日を要しますが、赤みは比較的早く落ち着きます。
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    過酸化ベンゾイル配合のクリームを使用する 過酸化ベンゾイルには殺菌効果があるので、赤みの原因となるバクテリア対策として有効です。[8]
    • 過酸化ベンゾイルは日本国内では処方薬として入手できます。使用に当たっては医師の指示に従いましょう。
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    目薬を使用する 一部の目薬に含まれている塩酸テトラヒドロゾリンという目の充血を抑える成分がニキビの赤みを抑える働きをします。綿棒に目薬を数滴落とし炎症箇所にあてましょう。[9]
    • 目薬をしみこませた綿棒を一晩冷凍します。これをニキビに優しくあてると、冷却効果で炎症を軽減できます。
    • 目薬で赤みを一時的に抑えることはできますが、ニキビそのものが治るわけではありません。
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    その他の市販薬を使用する 薬局やドラッグストアは様々な市販薬を取り扱っています。赤み対策のものも多くあり、軽度の症状に有効で、最短12時間程度で赤み軽減の効果が表れます。敏感肌の人や他の塗布薬を使用している人は、自分に合った製品について薬剤師に聞いてみましょう。[10]
    • ニキビの赤みを抑える市販のクリームには「ペアアクネクリームW」「ビフナイト」などがあります。
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    ヒドロコルチゾン配合クリームで一時的に赤みを抑える ヒドロコルチゾンは主に痒みに対して処方される薬に含まれる成分ですが、赤みにも効果があります。ニキビに直接クリームを塗りましょう。
    • 市販薬の「テラ・コートリル」にはヒドロコルチゾンが1%程度配合されています。[11]
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    泥パックでニキビを乾燥させる 粉末状の泥パックを大さじ2~3杯取り、適量の水と混ぜあわせて肌に伸ばしやすい状態にします。出来上がったパックを顔に薄く塗りましょう。完全に乾いたらぬるま湯で洗い流します。ティーツリーオイル数滴を混ぜるとさらに効果が増します。[12]
    • 粉末状の泥パックは薬局やドラッグストア、健康食品店、オンラインショップで購入可能です。
    • 粉末状の代わりに、すでにペースト状になっているパックを使用してみるのも良いでしょう。デパートのボディケア用品コーナーや化粧品店、ドラッグストアなどで取り扱っています。

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ニキビを予防する

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    再発を繰り返す場合は皮膚科医に相談する ホルモンバランスや生活環境がニキビの原因と考えられます。こうした要因を自分で改善するのが困難であれば、皮膚科医に相談しましょう。食事や生活習慣、日々のスキンケアの改善、薬による治療など、包括的なニキビ対策を考えてくれます。[13]
    • 市販薬の効果が見られない場合や処方せん医薬品の購入には医師の診断が必要です。
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    良質の洗顔料で毎日洗顔する ニキビの原因となる皮脂や角質、バクテリアを取り除くために毎日の洗顔は重要です。ニキビ肌向けの洗顔用品を使用しましょう。皮膚科医にお勧めのブランドや製品を聞いてみるのも良いでしょう。[14]
    • 洗顔は1日1~2回行いましょう。日常的にメイクをしている場合、必ず1日の終わりにメイクを落とすことも欠かせません。洗いすぎもニキビの原因になるので気をつけましょう。
    • 強くこすってはいけません。ヘチマなどの表面が粗いスポンジや布の使用も控えましょう。手や専用のブラシで充分な洗顔ができます。洗顔後に水分をふき取る際は、タオルで優しく押さえましょう。
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    洗顔後は化粧水をつける 化粧用コットンに化粧水をしみこませ、顔全体にあてるようにつけると効果的です。化粧水は肌に残っている汚れやメイク、不要な皮脂を取り除き、肌のphバランスを整えるだけでなく、毛穴を引き締める働きもします。
    • 化粧水はドラッグストアや化粧品店などで取り扱っています。
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    保湿も毎日欠かさない 洗顔後の肌は乾燥しているので保湿ローション、ジェル、クリームなどが欠かせません。脂性肌、ニキビ肌にも保湿は必要です。保湿によって皮脂や油分の分泌が抑えられるので、ニキビの症状の改善につながります。[15]
    • 様々な保湿ケア用品が販売されているので、自分の肌に合ったものが見つかるまで複数の製品を試してみると良いでしょう。オイリー肌、混合肌など肌の特徴は様々です。まずは自分の肌のタイプを把握してから探してみましょう。
    • ニキビ肌の場合、「ノンコメドジェニック」タイプの保湿剤が最適でしょう。こうした化粧水は毛穴を詰まらせないように成分配合されています。
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    肌の保水力を高める 保水は保湿とは異なり、乾燥を防ぐことがまず大切です。保湿剤でも肌の水分をある程度は回復できますが、乾燥した冷気にはできるだけ肌を露出しない、お湯や塩素を含む水に長時間触れない、アルコール成分を含むスキンケア用品を使用しない、などの工夫を心がけましょう。また、体の外側だけでなく内側の水分補給も大切です。[16]
    • 男性なら1日最低3リットル(コップ13杯)、女性は2リットル(コップ9杯)程度の水を飲むように勧める医師も少なくありません。[17]
    • 外出中もミストを持ち歩き、顔がカサつかないように保ちましょう。乾燥している空間での長時間の滞在が避けられない場合、加湿器を設置してみましょう。
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    ビタミンを十分に摂取する ビタミンの効果については様々な研究が行われていますが、特定のビタミンが炎症を抑え、肌の健康を促進するという報告が複数あります。[18] 下記が肌に良いと考えられている主なビタミンです。
    • [ビタミンA]ビタミンAは抗酸化作用が特徴で、遊離基(フリーラジカル)と呼ばれる有害な体内の分子を抑制する働きをします。遊離基は肌の細胞にダメージを与え、加齢を早めると言われています。ニンジン、サツマイモ、ほうれん草、かぼちゃ、アプリコット、マスクメロンなどを食べましょう。[19]
    • [ビタミンC] ビタミンCは肌の基礎となるコラーゲンの生成に必要不可欠な栄養素です。肌の抗炎症作用があるという研究結果も発表されています。グアバ、柑橘類、ケール、ブロッコリー、キウイ、イチゴなどに豊富に含まれています。[20]
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    角質除去を毎週行う スクラブによって、ニキビの原因となる外側の古くなった角質を除去しましょう。週に1~2回スクラブ洗顔を行うことで、ニキビ内部に蓄積した死んだ細胞を除去して肌のターンオーバーを促し、より健康で明るい肌を維持することができます。[21]
    • 通常の洗顔の後にスクラブを行い、仕上げに保湿を行いましょう。
    • 角質を皮膚から取り除く製品(スクラブなど)と化学薬品を使ったピーリング製品(酵素でのふき取りなど)の両方が広く販売されています。ニキビ肌、敏感肌、加齢肌にはピーリングタイプの角質除去が適しています。逆にスクラブは肌を傷めてしまう可能性があります。
    • オイリー肌やニキビができやすい肌の場合は、週2~3回を目安に角質除去を行うと良いでしょう。

ポイント

  • 皮膚科医は、歯磨き粉でニキビを乾燥させる方法を推奨していません。これは以前から行われてきた家庭療法ですが、肌の炎症を招き、かえって逆効果であると考えられています。
  • レモン果汁も手軽に試せるニキビ対処法とされていますが、肌の火傷、傷や変色を招き、日焼けしやすくなるといった恐れもあります。
  • ニキビは潰さないようにしましょう。
  • どうしても潰したいという場合は、手を洗ったうえでティッシュペーパーを使います。傷跡には必ず消毒用のクリームを塗りましょう。
  • 潰れてしまったニキビの治癒には、傷口からの滲出液を吸収するハイドロコロイド絆創膏が効果的です。
  • パックや保湿液に数滴のティーツリーオイルを加えてみましょう。ニキビを乾燥させる働きがあります。

注意事項

  • ニキビを潰すと痕が残る場合があります。ニキビに含まれていた汚れ、油分、バクテリアが広がり、新たなニキビを作ってしまう恐れもあるので注意が必要です。

出典と引用

記事の情報

カテゴリ: 健康 | ティーン | 個人衛生

他言語版:

English: Remove the Redness of a Pimple, Español: quitar el enrojecimiento de las espinillas, Deutsch: Pickel entröten, Português: Remover a Vermelhidão de Uma Espinha, Italiano: Eliminare l'Arrossamento di un Brufolo, Nederlands: De roodheid van een pukkel verminderen, Français: faire disparaître les rougeurs et les boutons, Русский: избавиться от покраснения прыща, 中文: 祛痘, Bahasa Indonesia: Menghilangkan Kemerahan Jerawat, Čeština: Jak se zbavit zarudlé pleti v okolí akné, हिन्दी: मुहाँसों की लालिमा को हटाएँ, ไทย: ลบรอยแดงจากสิว, 한국어: 여드름의 붉은 기를 가라앉히는 법, Tiếng Việt: Giảm Mụn Sưng đỏ, العربية: التخلص من احمرار البثور

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