ヌーディズムは、自宅や公共の場所で裸で過ごす生き方のことで、ナチュリズムとも呼ばれ、自分の体に親しみ、自分だけでなく同じコミュニティ内の人々を尊重するための行為です。一部の人々が考えることとは対照的に、ヌーディズムは性的なことではなく、むしろ自由を謳歌することです。非常に開放的で、自分にとって有益な活動にもなりえます。ヌーディズムに関心があり、実践してみたいという場合は、まずこの記事のステップ1を参照してみましょう。

パート 1 の 4:
ヌーディズムを理解する

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    ヌーディズムで自然をより身近に感じることができる ヌーディストが、ナチュリストと呼ばれるのを好むのには理由があります。ヌーディズムとは、自然な状態に返り、自然と調和することです。ビーチや森、またはその他の自然の中で裸になると、未知のレベルで自然を体感することができます。ヌーディズムで最も爽快感を得られることの一つは、裸体で波や太陽を感じられることです。[1]
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    裸でいることが必ずしも性的な意味を持つわけではない もちろん、たくさんの人が服を着ない状態で集まれば、何か不都合なことが起こるかもしれない、と考えるのは当然のことです。しかし、ヌーディズムを実践するほとんどの人は、服を脱ぐこと自体には、本質的に性的な意味があるとは考えていません。ヌーディズムによって、自由になり、自然な状態に返ることができると考えており、それが本人たちにとって重要なことなのです。[2]
    • 裸でいることは、ヌーディストにとっては、本質的に官能に訴えるものではありません。性的なことを考えずに裸体を見ることに慣れているのです。
    • また、ヌーディストになるのに、完璧な肉体を持っていたり、とても色っぽくなければならないわけではありません。ヌーディストの中には、様々な体形や大きさの人々がいます。
    • 友達や家族に、裸になることが必ずしも厄介なことではないと理解してもらうには、いくらか説得が必要ではありますが、実際にこの生活様式を選択する人は多くいるのです。
    • しかし、ヌーディズムには性的な性質を帯びた一派もあります。特定コミュニティのヌーディストを調べて、自分に合うライフスタイルを見つけましょう。
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    ヌーディズムで自由を感じることができる ヌーディストであることは、服をまだ来ていない、裸で楽しく走り回っていた頃を思い出し、子どもの時の自分に戻ることでもあり、非常に開放感のあるものです。ヌーディズムによって、自分自身が純粋で無意識な状態に返ることを促し、心穏やかな環境に身を置いて幸せと自由を感じることができるようになります。
    • 人々の生活がどれほど複雑になってしまったのかについて考えてみましょう。服、装飾品、靴、その他多くのアイテムを選ぶことが、自然な自分になるのを難しくしているのです。
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    ヌーディストは常に裸でいるわけではない ヌーディストというと、食料品店や映画館で裸になっていたり、家族でのバーベキューを裸でしたりするイメージがあるかもしれません。しかし実際は、定職に就いているヌーディストの中には、安全な環境では常に服を脱ぐ機会を常に求めていたとしても、公共の場に外出している間には服を着ている人も少なくありません。
    • ヌーディズムに専念するからといって、持っている服をすべて捨てなければいけないということではありません。裸になれる機会がある時に出来る限り実践するということです。

パート 2 の 4:
自宅でヌーディズムを実践する

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    一人暮らしでない場合、一緒に暮らす人々との境界を尊重する あなたの兄弟や両親、ルームメイトやその客人の前で裸になってはしゃぎたいかもしれませんが、それではヌーディズムの実践によって不快に感じる人への配慮が足りません。裸でいてもいいと言ってくれる人がルームメイトであれば、いつでも好きな時に裸になれます。しかし、あなたの両親や兄弟姉妹といった身近な人々が全く興味がない場合、自分の部屋、または誰も家にいない時なら家の中のそれ以外の場所で、快適にヌーディズムを実践できます。
    • 正直で率直に会話をして、一緒に住んでいる人たちの反応を見ましょう。もちろん、自分の信念を実践することは大切ですが、他人の自由を侵害してはいけません。
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    同じような考えを持った人とルームメイトになる ヌーディズムに興味がありそうな人と一緒に住んでいるのであれば、率直に誘う会話もできます。ヌーディズムについてあまり知らない場合は、最初は相手は少し不安に感じるかもしれません。しかし、この活動の信念について教え、ヌーディズムとは実際はどんなものなのかを率直に話せば、少し安心できるはずです。
    • 相手が活動に参加したくない場合、無理やり誘ってはいけません。ヌーディズムは、本当に気の向く人が行うべきです。
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    近隣の人々の視界に入らないようにする 自宅でヌーディズムを実践する場合は、近隣の人々を尊重するために、ブラインドやシャッターを下げておきましょう。人里離れた農場や田舎に住んでいない限り、裸で庭に出るのもよくありません。ヌーディストでいることの醍醐味を損ねていると思うかもしれませんが、こうすることで、周りの環境を尊重しながら、自分の信念を実行に移すことができます。
    • 呼び鈴が突然鳴った場合に備えて、バスローブをを手元に置いておくとよいでしょう。配達員や近所の人に変な印象を与えないようにしましょう。
    • 自宅の庭でヌーディズムを実践したいのなら、近隣住民や他の通行人から見えないように庭の周りに柵を設置してもよいかもしれません。しかし、これは平屋のある通りに住んでいる場合にのみに実現できる方法です。2階建ての家に住んでいる場合は、柵を設置するだけでなく、自宅の庭の周りに木や背の高い灌木を植えてもよいでしょう。
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    普段していることを裸でする[3]  楽しみはここから始まります。一人でいる、もしくは家に住んでいる人があなたのヌーディズムを受け入れてくれ、また、近所の人の目に触れることがなくなれば、裸で日常生活を送ることができるようになります。朝食を作ったり、テレビを見たり、試験勉強をしたり、友達を呼んだり、猫と遊んだり、ダンスをしたり、またはその他普段していることを服を着ずにすることができます。それこそがヌーディズムの醍醐味です。解放感を感じながら、普段やっていることをしましょう。
    • もちろん、裸であるかどうかに関わらず、シャワーを浴び、手を洗って、衛生的な状態を保ちましょう。服を着ていてもいなくても、清潔で爽やかな状態でいることが大切です。
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    裸で寝る ヌーディストの最大の楽しみの一つは、横になったときにひんやりとしたシーツやマットレスが体に当たる感覚を裸で味わいながら眠ることです。実は、ヌーディストではない人の多くも、服を着ずに寝るのが大好きです。ヌーディズムの実践に専念しているなら、これこそ正にあなたのための時間だといえます。特にあなたが一人で寝ているか、ルームメートがいない場合は、たっぷり楽しみましょう。季節に応じて家の中を適温に調節したり、窓を開けたりして、自由な気分を味わいましょう。
    • ルームメイトと一緒に暮らしていて、真夜中にトイレに行く際に相手を驚かせたくない場合、必要に応じてすぐにバスローブを着られるように、バスローブをドアに掛けておくとよいでしょう。
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    よりヌーディストが過ごしやすい場所への引っ越しを検討する 自宅で裸になろうとしたけれども、同居している人や近隣からの目、または自由が少ないことによって、自分の活動が制限されていると感じている場合は、あなたを批判することが少ない、または同じよう考えを持つ人々と一緒に暮らすことができる人里離れた地域に引っ越した方がよいかもしれません。
    • もちろん、まだ若くて自活するにはまだ早いという人は、自活することもしくは引っ越しだけにでも責任感が持てるようになるまで待つしかないかもしれません。

パート 3 の 4:
家族でヌーディズムを実践する

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    家族でのヌーディズム実践を巡る議論に注目する 自分だけでなく、配偶者や子供にも、自分の体を開放して安らかな気持ちで過ごして欲しいと考えるなら、家族でヌーディズムを実践してみてもよいでしょう。これは良い動機ではありますが、始める前に、「子供をヌーディストとして育てることが倫理に反する可能性がある」とする反対意見が存在することを知っておきましょう。極端な人は、性的虐待と見なすことさえあります。最終的には、子どもが不快に感じるようなことをしないように気をつけながら、家族のためにどうすることが正しいのかを判断していきましょう。[4]
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    裸でいることを促すことから始める 家族全員でヌーディズムを実践する場合、特に小さな子供がいる場合は、慎重に行っていく必要があります。例えば、服をたくさん着ている状態から、全員に急に服を脱いでもらうなんてことはできません。その代わりに、家族が着る服の枚数を少しずつ減らし、徐々に裸に近づけていってもらうようにしましょう。そうすれば、一気に裸になるのではなく、少しずつお互いの体に慣れていくことができます。[5]
    • お風呂の時間に子供が裸になっても、服を着ていないからといって大騒ぎするのはやめましょう。遊びの時間が終わった後に、子どもたちが快適に過ごせるようであれば、裸で過ごす時間を増やすように促してもよいでしょう。
    • もちろん、一度やり始めたら、これは自分の意志でしていることであり、外の世界が期待していることではないことをはっきり理解する必要があります。家庭内で裸であることは問題ありませんが、世間では一般的ではないかもしれないことを子供に示しておきましょう。
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    家族に自信を持ってもらう ヌーディズムを家族で実践する場合は、ありのままの自分と、自分がどのように見えるかについて、家族に自信を持ってもらう必要があります。自分自身の体を美しいと感じさせ、決して笑わず、褒めることで、自分は内面も外見も素敵な人物なんだと感じてもらえるようにしましょう。ヌーディズムとは、性的なものではなく、また夫に「裸が似合う」と伝えるようなことでもありませんが、弁解や言い訳をすることなくありのままの自分でいることを促していくべきです。
    • 家庭をヌーディズムに肯定的な環境に維持することで、家族で全裸生活を送ることに繋げられます。健全な批判は良いことですが、否定的なことよりも肯定的なことに集中し、精神的かつ創造的に家族の成長を促していくべきです。
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    ヌーディズムを自然なことだと感じさせる もう一つできることは、家庭ではヌーディズムが当たり前のように感じられるようにすることです。服を着ていない人がいても、それについて口を出したり、服を脱ぐことがいかに素晴らしいかを語ったりするのではなく、目の前の事実として扱いましょう。そうすることで、家族が自己意識を感じることをやめ、これが至極「当たり前」のことであると感じるようになるでしょう。[6]
    • あなたと家族が裸の状態で夕食を囲んでいる場合、全員が裸で過ごしていることを称賛するのではなく、全く当たり前のこととして扱いましょう。自然なことであれば、わざわざ注意を払う必要がありません。
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    ヌーディズムの便利な面を知る ヌーディズムが自然なことであるだけでなく、便利でもあることを家族に伝えましょう。いつも家の中で着るものに苦労しなくてよくなり、また、新しい服を山のように買いに行く必要はなく、外に出られる最低限のもので間に合わせるこができるのです。暑い日でも、空調の温度を下げる必要はありません。裸なので自然に涼しく感じるようになります。
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    家族一丸となって実践する 数が多いことは強みです。家族一丸となってヌーディズムを実践すれば安心できてトラブルもありません。全員が納得して家の中で一緒に実践すれば、裸でいることの開放感にの愛着が沸いて絆が深まるはずです。もちろん、子供たちが認めていないと言ったり、このライフスタイルに固執したくないと言ったりすることがないよう、安心感を与えなければなりません。[7]

パート 4 の 4:
自宅以外でヌーディズムを実践する

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    ヌードコミュニティに入る [8] 本当にヌーディストになりたいと思っているのであれば、同じように裸になる権利を守り、安全にヌーディズムを実践したいと思っている人たちのコミュニティに参加してみましょう。アメリカやカナダ在住であれば、NS(The Naturist Society)、AANR(American Association for Nude Recreation)、FCN(Federation of Canadian Naturists)などに参加できます。多くの国には、全国的なヌーディストやナチュリストの団体があります。Googleで検索してみましょう。これらの団体では、ヘルスクラブ、個人宅、ビーチなど、安全にヌーディズムの実践ができる場所を紹介してくれます。
    • また、コミュニティに参加することで、自分の信念について孤立感を感じにくくなり、同じ志を持った人たちとの出会いが増えるでしょう。
    • ヌーディストの多くは、自由であることや自然との交流に焦点をあてていますが、中には性的な理由でヌーディズムを推奨するコミュニティもあります。自分に合わないと感じるのなら、しっかりと研究しましょう。非公式ウェブサイトを信用してはいけません。
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    ヌーディストビーチやリゾートを見つける(海外で) ヌーディストコロニーの会員でなくても、付近のヌーディストビーチやヌーディストリゾートを探すことができます。自分を受け入れ、自分の個性を尊重するという自分の考えに合った場所を見つけることができれば、ヌーディズムを実践する場所が増え、同じ志を持った人たちとの出会いが増えていくことでしょう。
    • 家族でヌーディズムの実践する場合、訪れるヌーディストビーチやリゾートが、あらゆる年齢層の家族を歓迎しているかを確認しましょう。
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    ヌーディズムを楽しむ休暇を過ごす 近年、「ナケーション(裸のバケーション)」の人気が高まってきています。ヌーディズムを実践するために全く新しい国や都市を訪れるのが大好きであるにも関わらず、多くの人々は必ずしも自分の住んでいる場所で裸になることを快適に感じていません。「ヌードオンリー」のリゾートを見つけて、ヌーディストのライフスタイルを楽しむ1週間を過ごすことで、自分の快適な領域を広げられます。
    • 普通の旅行ウェブサイトを訪れて「ヌーディスト スパ バケーション」と検索したり、専門サイトを利用したりして、自分にぴったりのヌーディスト用旅先を探すのもよいでしょう。
    • 自宅近くの場所の公共の場でヌーディズムを実践するのは、知り合いに遭遇するのが怖いという理由で、抵抗を持つ人もいます。しかし、家から何百キロも離れていれば、心配する必要はありません。
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    外で裸になる機会を探す ヌーディズムによって、無防備なハイカーや近隣住民を不快にさせないように注意を払う必要はありますが、公共の場で裸になれる、静かで人里離れた場所を見つられれば、ヌーディズム実践をすることができます。例えば、辺鄙な場所にある湖で裸で泳いだり、人里離れた場所でのキャンプとそこでのヌーディズム実践(許可されている場合)、または人里離れた農家や隔離された場所でのヌーディズム実践などです。 1997年、カナダの女性は、性的誇示でない限り、公共の場でトップレスになる法的権利を獲得しました。また、辺鄙な場所なら全裸になっても起訴されることはありません。他人が何とかして裸を見ようとしてくる場合は保護され、時には私有地でも保護されます。
    • 自国の法令や規則は遵守しましょう。日本では、公共の場で全裸になる行為は違法です。

ポイント

  • あなたが男性であって、もし勃起してしまった場合は、プール、湯船、池などに入ったり、タオルで隠したり、または言い訳したりして勃起が鎮まるのを待ちましょう。
  • 家族に宗教を信仰している人がいる場合は、その人の意思を尊重し、全裸での生活を強要しないようにしましょう。
  • 子供が裸で過ごしたいと言うのであれば、そうさせてあげましょう。

注意事項

  • ヌーディズムを理解していない人や寛容でない人に押し付けてはいけません。
  • 日本では、「公衆の目に触れるような場所」で「公衆に嫌悪の情を催させるような仕方」で全裸になることは違法です。公共の場でもヌーディズムを実践したいのであれば、全裸が違法でない国への移住を検討しましょう。

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