ネットショップを開業する方法

この記事には:商品計画・事業計画を立てるネットショップを構築するオールインワンのeコマースサービスを探す顧客を惹きつけ、保持する5 出典

ネットショップの開業には、実際の店舗を開店するより有利な点がいくつもあります。ネットショップならテナント料を払う必要がない上に、自宅に居ながらにして何百万人という顧客に働きかける事ができます。しかし、ネットショップの開業もそれ以外の事業を設立するのと同じで、成功を収めるためには開業前に熟考を重ねた方が良いでしょう。必要なものは素晴らしい商品、消費者にとって使いやすいウェブサイト、それにしっかりしたマーケティング計画です。以下を読んでネットショップを開業する方法を学びましょう。

パート 1
商品計画・事業計画を立てる

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    販売したいものを決める  ネットショップの開業を検討している場合、おそらく販売したい素晴らしい商品がすでに念頭にあるでしょう。ただし、オンラインでの販売が上手くいく商品と、実際に商品を見せなければ販売が難しい商品があることを頭に入れておきましょう。いずれにしても、売りたい商品の価値を心から確信していないとショップの成功は難しいでしょう。考慮すべき点は以下の通りです。
    • その商品は物理的に発送が必要な商品ですか、それともインターネット経由で送付できるデジタル商品ですか?
    • 各商品の在庫が1個以上ありますか、それとも取り扱うのは一点ものの商品 (美術作品、ヴィンテージものなど) ですか?
    • 多様な商品を扱いますか、それともTシャツや本など特定の商品に絞って扱いますか?
    • 商品を自作しますか?その場合は注文に追いつけるペースでの生産が可能ですか?材料の供給元には、信頼できる業者を選定しましょう。
    • 商品を手作りしない場合は、信頼できる生産者との提携が必要です。複数のメーカーを検討して、自身の事業計画に合うメーカーを見つけます。
    • 商品の発送方法を決めます。自宅から直接発送する、もしくは保管場所を調達して倉庫から発送するなどの計画を立てます。商品の製造を生産者に委託している場合はドロップシッピング (生産者から購入者への直送) を検討しても良いでしょう。
    • 取り扱う商品やサービスに精通しましょう。効果的に評判を広めてショップを売り込むためには、その業界の人と親交を深める必要があります。長期にわたって支持できる、魅力のある商品を選びましょう。
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    隙間 (ニッチ) 市場を見つける 自分の販売商品について充分に理解していなければ、人気のあるネットショップを作ることはできません。ネットや店頭にあふれる似たような商品と自分の商品とは何が違うのかを明確にする必要があります。山のようにあるネットショップの中で、消費者があなたの手編みのセーターを買うべき理由は何でしょうか?
    • 競合状況を研究しましょう。勇んでショップを始める前に、同様の商品を取り扱う競合相手のウェブサイトをチェックします。大手オンラインマーケットプレイスにショップを出店する場合は、そこでの競合状況をよく調べましょう。
    • 真に個性的な商品を提供しましょう。手作りの手芸作品やアート作品を販売する場合は、その作品の個性そのものを売りにして他との差別化を図ることができるかもしれません。非常に個性的なものと広く万人受けするものをバランス良く扱って、消費者に好印象を与えましょう。
    • 専門知識を提供しましょう。他のショップとの違いを決定する要因は、おそらく販売商品の分野に関する専門知識でしょう。例えば元プロ野球選手がグローブを販売する場合、野球に対する情熱や専門知識も商品と一緒に提供することで差別化が図れます。
    • 顧客にとって利用しやすいショップを目指しましょう。たとえ取り扱い商品は他のネットショップと大差がなくても、買い物そのものを楽しく、簡単にすることでショップを目立たせることができます。使い勝手が良く、シェアしたくなるようなウェブサイトを作成しましょう。問い合わせや質問にはすぐに対応し、他にはない素晴らしいカスタマーサービスを提供しましょう。
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    小規模な実験販売をしてみる 実社会では、いきなり店舗開店に投資する前に比較的手軽な手段 (委託販売、フリーマーケット、手芸マーケットイベントなど) で商品を実験的に販売するのが賢明といえます。これはオンライン販売でも同様です。 eBay、ヤフオク!のような商品販売サイトを利用して、商品を個人出品します。その際、チェックする点は以下の通りです。
    • 商品の購入者はどんな人でしょうか?簡単なアンケートを実施して、回答者には割引クーポンやプレゼントを提供します。その人たちが他にはどのネットショップで買い物をするかも調べてみましょう。
    • 購入者はその商品の適正価格がいくらだと考えているでしょうか?販売価格を変えて実験してみましょう。
    • 購入者の満足度はどうですか?商品の販売が成立したら、購入者に自身のネット販売の評価を依頼しましょう。梱包は適切でしたか?配送方法は信頼できるものでしたか?商品は気に入ってもらえましたか? サイトに記載した商品情報は適切でしたか?
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    事業計画を立てる ネットショップの開業手続きを始める前に、時間をかけて詳細な事業計画を作成します。これは外部の投資家からの資金投入を受けるかどうかに関わらず必要です。事業計画はショップの成功のために講じるべき手段を示す設計図となります。そのために経営コストを算出し、市場戦略を綿密に計画しましょう。事業計画には以下の要因を考慮に入れる必要があります。
    • 生産コスト (商品を自作する場合、もしくは製造業者と契約して製造を依頼する場合のいずれも必要)
    • 送料
    • 税金
    • 人件費 (必要な場合)
    • ドメイン名取得料金・ウェブホスティングサービス利用料金
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    居住地の法律に従って個人事業主届けを提出する 正式な事業としてネットショップを始める場合は税務署への届出が必要です。また商品の性質によっては免許や届出が必要なものもあります。

パート 2
ネットショップを構築する

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    ドメイン名の登録をする ドメイン名には短く覚えやすいものを選びます。目立つ名前は大抵すでに使用中のことが多いため、他にはないものを選ぶ必要があります。ドメイン名登録会社を検索して、未使用で満足のいくドメイン名を探してみましょう。
    • 心に決めた名前がすでに使われていても、柔軟に対応しましょう。数字をかなや英語で書く、短い単語を付け足す、ハイフンを入れるなどしてみましょう。
    • 登録したいドメイン名が使用中の場合は、ドメイン名登録会社から類似した候補の提案があるでしょう。
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    ウェブホスティングサービス (レンタルサーバー) を選択する ウェブホスティングサービスはネットショップの屋台骨となるため、納得のいくサービスを提供するサーバーをじっくり探す価値はあります。怪しげなネットショップでは確実に売り上げは伸びません。無料のウェブホスティングサービスもありますが、ネット経由で商品を販売するにあたって必要なサービスへの投資はやはり必要です。 [1]
    • ショップの経営が順調に進めば、その成長に伴ってサーバーの容量が必要になるでしょう。
    • 自分でプログラミングをする場合は、カスタマイズが可能なサーバーを選びましょう。
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    ウェブサイトのデザインをする ウェブサイトは自分でデザインしても、プロに依頼しても構いません。大切なのは商品をより魅力的に展示し、購入手続きをなるべく簡単にすることです。とにかく目立てば良いと勘違いしないように気をつけましょう。ネットショッピングに関しては、シンプルで使いやすいサイトが一番です。
    • 広告や特別割引の案内を送付できるように、購入者のメールアドレスを入手する手段を講じます。[2]
    • 商品の支払いは2クリック以内で完了できるようにします。
    • 文字の色やフォントは1-2種類に抑えます。
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    eコマース (電子商取引) ソフトウェアを選択する[3] eコマースソフトウェアを使用すると、消費者は製品情報をよく見て安全に商品を購入することができます。さらにこれらのソフトウェアで顧客の個人情報や支払い情報を保管する、顧客にメールを送付するといった顧客管理も可能です。場合によっては顧客情報を使ってマーケティング分析もできます。このようにeコマースソフトウェアは顧客の購買経験とショップの成功に大きな役割を果たすため、充分に時間をかけて様々な製品を検討してから決定しましょう。
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    マーチャントアカウントを作る 顧客がクレジットカードで支払いできるように、銀行などの金融機関で口座を開設する必要があります。銀行口座は手数料などの費用がかかるため、小規模ネットショップの経営者の多くは比較的費用の安いPaypal (ペイパル) を利用しています。[4]

パート 3
オールインワンのeコマースサービスを探す

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    オールインワンのeコマースサービスを検索する 自分のウェブサイトを一から構築したいという人以外は、数時間でネットショップの構築ができるプラットフォーム (骨組み) を提供するサービスを利用しましょう。これには低価格なサービスが多数あります。これらのサービスにはプログラミングやウェブデザイナーは必要がなく、売りたい商品の販売をすぐに開始するために必要なツール (ソフトウェアの機能) が全て揃っています。
    • オールインワンサービスの利用に際して、通常は商品が売れるたびに多少の手数料を支払います。
    • これらのサービスは便利ですが、そのサービスのシステム内でしか営業できないという制限もあります。ひとつに決める前に色々なサービスを検討しましょう。心に決めたビジネスモデルにぴったりのサービスが見つからない場合は、自力で新しくネットショップを構築することも検討しましょう。
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    一般的なeコマースサービスを検討する Yahoo!ショッピング、楽天市場などのサービスを利用すると本格的な店構えを構築でき、在庫の発送は自身で行います。これらのサービスはさらにウェブサイトのデザイン、支払いの安全性、ホスティング、メールリスト、販売戦略、カスタマーサポートまで全てを提供します。これは個人でのプログラミングを望まない人には魅力的なサービスです。
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    宣伝して利益を得る Amazon eStoresなどのアフィリエイトストアサービスを利用すると、Amazonなどで扱う商品の宣伝をすることで利益を得られます。これは自分のブログにその商品のレビューを書く、消費者の生活を楽にする話題に注目するなどして商品の宣伝をし、その商品が売れた場合に広告報酬が入るサービスです。Amazon eStoresではすぐにアフィリエイトを開始できますが、自分で物理的に商品を売ることはできません。
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    eBay から次の段階に進む すでにeBayで何度か商品の販売経験があって顧客の多くが自分について来ると確信できれば、eBayを「卒業」して出品手数料を節約できます。
    • eBayの出品経験がない場合はこの方法は難しいでしょう。ネットショップはすでに顧客基盤がある状態から始めるのが最も効率的だからです。また、この方法は顧客がeBayを使いこなせるほどネットに精通している必要があります。
    • eBayには掘り出し物や一点物を探す人が多いことを頭に入れておきましょう。
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    一般的な販売にはTipsで Tipsは商品を1つから出品でき、無料でカタログを作ることもできます。写真や商品説明を投稿し、販売価格を設定しましょう。商品は数ヶ月無料で出品できて、アップデートの必要もありません。35ドル以下の商品が売れた場合は5%の手数料がかかります。35ドル以上の商品が売れた場合の手数料は3%です。商品の写真を投稿できる上に、ビデオを埋め込む、商品についてブログを書く、ツイッターアカウントとリンクするサービスなどを無料で受けられます。
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    カスタム商品を売る場合はCafepressを試してみる おもにTシャツやマグカップ、シール、ボタンなどオリジナルデザインの商品を販売するなら、Cafepressは一考の価値があります。消費者がショップを見て回り、商品を購入するとCafepressが受注と会計の手続きをします。基本的なショップは無料で開始できますが、月々の手数料を払うと様々な特典が利用できます。
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    Etsyで手芸品を売る Etsyは手作り商品を販売する人に人気のサイトです。商品の出品には1品あたり20セントかかり、商品が売れた場合にEtsyに売値の3.5%を支払います。売上は出品者に直接支払われ、出品者は責任を持って商品を発送します。販売商品にもよりますが、毎月の料金を支払う必要があります。[5]
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    Instagramで販売する Instagramは世界で最も急成長中のSNSで、ヘビーユーザーが多いため、ファッションアイテムや手作りの商品、家庭用品などを販売するのに最適です。売りたい商品の写真をInstagramに投稿し、 自分のアカウントをinSelly.comにリンクするとInstagram内に自分のネットショップを構築できます。支払いはPayPalを利用し、会員費や委託手数料はかかりません。

パート 4
顧客を惹きつけ、保持する

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    自分のショップをFacebook やTwitterで売り込む ビジネス全般、特にオンラインビジネスにおいてSNSは今や市場そのものと言えます。自分のショップのページを作り、ファンやフォロワーに「いいね!」や「シェア」をしてもらってショップの評判を広めましょう。
    • 利用者に割引やプレゼントを提供してショップを宣伝しましょう。
    • SNSページを作った場合は新製品、特別割引などの情報のアップデートを欠かさないようにします。
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    ブログを始める 自分の商品と専門知識を組み合わせて紹介するとより多くの人をサイトに惹きつけることができます。ファッション関連の商品を販売する場合なら、その時々に自分の商品を中心にしたコーディネイトを紹介するブログを始めましょう。また自分の販売する商品に関連するオンライン上の会話に参加してみましょう。
    • eコマースのオールインワンサービスには「店舗」にブログ作成機能がついていることがあります。
    • 他社の商品をブログで紹介し、代わりに自分の商品を紹介してもらうように頼みます。これは、小規模ネットショップの間ではよくある営業方法です。
    • 有名なブロガーや製品レビューサイトに自分の商品のサンプルを送ります。
    • 他の人のブログにゲストとして投稿をしましょう。例えば手作りクッキーの素を販売する場合には、著名なお菓子作りブログで自分の商品を紹介してみましょう。
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    顧客に販売促進のメールを送付する MailChimpなどのメール配信サービスを利用して顧客のメールアドレスを管理し、書式の整ったきちんとしたメールで特別割引などの案内を配信します。ただしむやみに顧客に接触することは禁物です。あまり頻繁にメールを送りすぎると配信を停止されてしまいます。

ポイント

  • 手元にない商品を販売するサービスには注意が必要です。これは「ドロップシッピング」と呼ばれるサービスで、正当なものもありますが詐欺が多いのも実情です。またサービス自体は信頼できても、その商品はおそらくすでに他の誰かが販売しているため成功の確率は低くなります。ドロップシッピングで成功するには卓越したマーケティング技術が必要ですが、それができるなら自分の商品を売り込んだ方が良いでしょう。
  • eコマースソフトウェアはどこも無料試用期間を提供しているため、充分に利用しましょう。これはお金をかけずにそのソフトウェアをあらゆる観点から検討する良い機会です。また、無料試用期間の提示が見つからない場合は、試用期間の提供をメーカーに直接依頼しましょう。大抵の場合、例外として認めてもらえます。


記事の情報

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カテゴリ: ビジネス

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