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自分の痕跡を消して、ネットの世界から逃げ出したいと思っていませんか?ネット上での悪い噂で盛り上がる人がいる一方で、それが大きな負担になる人もいます。自分自身を完全に消去することはできませんが、ウェブサイトやSNSのアプリなどから個人情報のほとんどを削除することは可能です。

ステップ

  1. 1
    アカウントを削除せずに済む方法を検討する アカウントを削除すると、ほとんどの場合は元に戻すことができません。アカウントの情報やネット上で築き上げた地位を失うだけでなく、場合によっては同じ名前でアカウントを再作成することもできなくなります。
    • こうした事態を避けるために、ネット上で使用している名前を変更する、普段使っているものとは別のメールアカウントを使用するなど、アカウントを削除する以外の方法を考えてみましょう。普段使っているメールアドレスに、不適切なサイトのアカウントなどが紐づいている場合、履歴書の送付や奨学金の申請など、純粋に手続きなどに利用するための別のメールアカウントを作成します。
    • 過去のツイートの内容が気になるなら、アカウントごと削除するのではなく、ツイートを全て削除する ことも考えてみましょう。
    • ネットストーカーから逃げたい場合は、「ストーカーから身を守る方法」を検索し、身を守る手段を考えましょう。
    • 自分についてのウソの情報を流されたり、誹謗中傷を受けたりといったネット上でのトラブルについては、裁判所の管轄内(被害者あるいは加害者の住んでいる地域)の弁護士などに相談しましょう。
  2. 2
    Googleで自分を検索する 削除すべき情報を把握するために、ネット上にどんな情報が公開されているのかを調べましょう。自分の名前でGoogle検索をする際に、名前を引用符で囲むことで、該当する結果だけを表示させることができます。自分の名前が掲載されているすべてのウェブサイトをリスト化しておきましょう。
    • よくある名前の場合には、住んでいる街や職業なども含めて検索します。
    • Google検索で目的の情報だけを表示させる方法については、 こちらを参照しましょう。
  3. 3
    Googleに連絡して個人情報を削除してもらう 検索結果からの個人情報の削除をGoogleに申請することができます。[1] EUの場合は、 こちらをクリックして削除フォームにアクセスします。日本の場合はこちらのリンク から、状況に合わせて申請しましょう。
    • 住んでいる地域に関係なく、検索結果に表示される古いコンテンツを削除するよう、Googleに要請することも可能です。ただし申請できるのは、コンテンツ自体が削除または変更済みで、Googleの検索結果に表示される情報からはアクセスできなくなっている場合に限られます。[2] 古いコンテンツの削除については https://www.google.com/webmasters/tools/removals?pli=1 を確認しましょう。
    • 別の場所にアーカイブされていない限り、削除申請をしておくことで、申請した検索結果はだんだんと表示されなくなっていくはずです。
  4. 4
    SNSやゲームのアカウントを削除する SNSやゲームサービスは利用者も多いため、ネット上で人を探す場合、これらのアカウントから探し始めるのが普通です。これまで作成してきたアカウントをすべて覚えてはいないかもしれませんが、メジャーなサイトからアカウントの削除を始めましょう。これで「ディープウェブ」上の情報まで削除できるわけではありませんが、ネット上の痕跡を消す第一歩にはなります。以下の記事を参考に削除を始めましょう。
  5. 5
    ウェブサイトやブログを削除する Blogger、Wordpress、Mediumのような無料のブログサービスを利用して、ブログやウェブサイトを運営している場合は、ウェブ上のコンテンツをすべて削除し、アカウントを閉鎖しましょう。有料のホスティングサービスを利用していてアカウントを持っている場合は、アカウントの閉鎖やウェブサイトの削除について、ホスティングサービスの会社に連絡する必要があります。
    • ウェブサイトやブログがネット上に公開されていた場合、ウェブアーカイブサービスの1つ、Wayback Machine(英語サイト)にアーカイブされているかもしれません。自分のサイトがアーカイブされているかどうかを知る方法については、「How to Use the Internet Archive's Wayback Machine(英語) 」を参照するか、ネット検索などで調べてみましょう。また、自分のサイトがアーカイブされていないことを確認する公式の手段はありませんが、一部のサイト管理者は info@archive.org宛てにDMCA著作権侵害(デジタルミレニアム著作権侵害)の取締り通知を送るなどの対応を行っています。[3] .
    • 広告ツールやアクセス解析サービス、サードパーティ製のプラグインを使用しているアカウントは必ず削除しましょう。
    • ネット上の出版物やコンテンツミルサイトに記事を投稿したことがある場合、サイト編集者に連絡すれば記事を削除してもらえるかもしれません。
    • 自分のコンテンツが他のブログなどでリブログされている場合は、ブログ運営者に連絡して、自分の名前とコンテンツを削除してもらいましょう。
  6. 6
    出会い系サービスのプロフィールを削除し、退会する オンラインの出会い系サービスを利用する場合、本名では登録していないかもしれません。ただし、アカウント自体はメールアドレス、電話番号、その他の識別情報に紐づいています。以下の記事を参考に、メジャーな出会い系サイトやアプリから、自分のアカウントを削除しましょう。
    • Tinderアカウントの削除方法
    • How to Delete Your OKCupid Account(英語)
    • How to Delete an eHarmony Account(英語)
    • How to Delete Your MeetMe Account(英語)
    • How to Delete Your Zoosk Account(英語)
    • How to Delete an Ashley Madison Profile(英語)
  7. 7
    データブローカーのウェブサイトから自分の名前を削除する 18歳以上の場合、Spokeo、InstantCheckmate、Intelius(いずれも海外のサイト)などの人名検索サイトで、自分の名前のGoogle検索結果が見つかる場合もあるでしょう。こうしたサイトは個人情報を購入し、時には有料で公開しているのです。ただ、これらのウェブサイトからは、自分の情報を簡単に削除することができます。[4] 以下のサイトなどを確認してみましょう。
  8. 8
    ネットショッピングや決済用のアカウントを削除する eBayやAmazonのようなサイトでは、会員の公開プロフィールを他のユーザーが見られるようになっています。こうした情報は検索エンジンを使って、簡単に見つけられてしまう危険もあるでしょう。これらのアカウントを削除するのはもちろんですが、さらに徹底したい場合は、PayPalやVenmoのような決済用のアカウントも合わせて削除しておきます。以下の記事を参考に、メジャーなショッピングサイトや決済サービスのアカウントの削除を行いましょう。
  9. 9
    アカウントが削除できない場合の対処方法 サイト自体にアカウントを完全に削除する仕組みがなく、単に「非アクティブ化」(アカウント情報はシステム内に残る)する、もしくはアカウント自体をそのまま放棄するしかない場合もあります。法的または安全上の理由から、どうしてもアカウントを削除したい場合には、サイトの所有者かエンジニアに連絡しましょう。身元がバレないよう、名前を変更してもらうことができるはずです。そうした対応をしてもらえない場合、以下の手順で対処してみましょう。
    • ログインして個人情報をすべて削除します。特定の項目を空白にしておけない場合には、何かしら入力しておきましょう。「徳川家康」や「浦島太郎」など、明らかな偽名でも構いません。削除できないすべてのアカウントで同様の書き換えを行います。その際、アカウント同士がつながらないよう、各アカウントにそれぞれ違う情報を入力しましょう。また、書き換える際に別のメールアドレスを入力すると、サイト側は確認のためにそのアドレスにメールを送信します。そのアドレスが存在しない場合には情報の変更ができないため、以下の対応が必要です。
    • アカウントに紐づけるための、持ち主を特定できないようなメールアドレスを持っていない場合、フリーメールでアドレスを取得しましょう。取得したアドレスに自身につながる情報が含まれていないかどうかよく確認します。
    • 匿名のメールアカウントを作成したら、削除できないアカウントのプロフィールに入力して、登録できるかどうか確認します。無事に承認されたら、本当のメールアドレスがアカウント情報に表示されないことを確かめましょう。
  10. 10
    プロへの依頼を検討する トラブルに巻き込まれ困っている場合や、削除する作業が面倒な場合には、データの削除をしてくれる専門業者を頼るという方法もあります。無料のサービスではありませんが、一刻も早く情報を削除したい場合は、費用を払う価値があるかもしれません。以下の条件を参考に業者を探してみましょう。
    • 表面的な情報だけではなく、「ディープウェブ」上にある情報も削除してくれる。
    • データプロバイダーと契約を結んでいる。
    • 利用者の評価が高い。
  11. 11
    (必要に応じて)メールアカウントを削除する ネット上にある情報をすべて削除できたら、メールアカウントも削除するとよいでしょう。ただし、ネット上の自分の情報が完全に削除されたと確認できるまでは、メールアカウントを削除してはいけません。情報の削除についてサイトに連絡する際に、メールアドレスが必要になる場合があります。
    • 自分の名前と関連のないメールアドレスの場合、プロフィールに自分の名前と個人情報が表示されないようにすれば、メールアカウントを削除せずに済みます。例えば、GmailやOutlookのようなWebベースの無料メールサービスを利用している場合は、アカウントにログインして設定画面を開き、登録されている本名を別の名前に書き換えましょう。
    • 有料のメールサービスを利用している場合は、その会社に連絡して対処方法を確認しましょう。Webベースの有料メールサービスであっても、生身の人間が対応してくれるはずです。
    • アカウントを削除する前に、残しておきたい重要な情報がないかどうか常に確認するようにしましょう。大切な資料などは、メモリースティックなどの記録媒体に移しておきましょう。
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ポイント

  • ニュースで言及したことや、インタビューでの発言など、削除するなどの対応が難しい場合もあるかもしれません。
  • 友達のSNSカウントから自分の写真(または自分が撮った写真)を削除してもらいましょう。
  • 「whois」などのドメイン検索サービスを利用すれば、ウェブサイトの所有権について調べることができます。特にサイト内にメールアドレスが掲載されていない場合には、これらのサービスを利用して連絡先を調べましょう。取得した情報の中から 「管理者のメールアドレス」と 「サーバー情報」を見つけ出します。
  • 自分の名前や個人情報などがネット上に広まってしまい、対応方法がわからない場合は、電子フロンティア財団(EFF)のようなプライバシー監視団体に相談すれば、アドバイスをもらうことができます。日本でも、警察庁や警視庁のネットトラブル相談窓口など、こうした相談に乗ってくれる窓口がいくつかあるので調べておくとよいでしょう。
  • 自分についてのウソの情報を流されたり、誹謗中傷を受けたりといったネット上でのトラブルについては、裁判所の管轄内(被害者あるいは加害者の住んでいる地域)の弁護士などに相談しましょう。
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注意事項

  • 「一度でもネットで公開されれば、いつまでも情報は残る」という言葉を覚えておきましょう。転ばぬ先の杖ということわざにもある通り、ネット上で共有する情報には常に注意を払うようにしましょう。
  • 情報を公開し続ける「権利」を主張するサイト管理者から、苦情がくることもあるでしょう。彼らの中には個人の権利とプライバシーを無視し、削除要請を自分に対する個人攻撃と捉える人もいます。こうしたサイト管理者に対しては、粘り強く対応しましょう。また、プライバシーを守る必要に迫られている場合や深刻な状況である場合には、ネット上の個人情報に関する相談窓口や弁護士などに助けを求めましょう。
  • 感情に訴えるテクニックを使って、引き留めようとしてくるサイトもあるでしょう。「友達も寂しがりますよ」などの言葉が表示され、アカウントの削除を考え直すように促してきますが、サイト側は単に会員を失いたくないというだけです。削除するかどうか迷ったら、リアルの友達の写真を目の前に置き、サイトの「削除」ボタンを押します。それからリアルの友達に電話をかけて、一緒に飲みに行っておしゃべりしましょう。それですべて解決です。
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カテゴリ: インターネット
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