ノートパソコンに水や飲み物をこぼしてしまった直後にとるべき緊急処置を知っておきましょう。ここで説明する処置は自分でノートパソコンを水濡れから救う最良の方法ではありますが、確実に故障を予防する保証はありません。プロに依頼するのが確実な方法であることを前提として、説明を進めます。

ステップ

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    すぐに電源を切り、電力供給源を遮断する ノートパソコンの電源ボタンを長押しして電源を切ります。電源が入った状態だと、こぼした液体がノートパソコンの電子回路まで届いた場合、ショートしてしまいます。つまり時間との勝負です。すばやく電源を切りましょう。[1]
    • ノートパソコンを電力供給源から遮断するには、充電に使っているACアダプターを抜きます。アダプターの接続部分は、大抵ノートパソコン本体の左側か右側にあります。
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    残っている液体をふき取る できる限りの液体をふき取って、本体内部へのさらなる液体の侵入と作業中の電気ショックを防止します。
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    ノートパソコンを裏返してバッテリーを取り外す ノートパソコンをひっくり返し、底面のスライドパネルをずらして慎重にバッテリーを取り外します。
    • MacBookの場合は、下部ケースのねじを外し、下部ケースを本体から外してからでないとバッテリーを取り外せません。
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    すべての周辺機器を取り外す ノートパソコンに接続された外付けデバイスには、例えば以下のものがあります。
    • USBデバイス(フラッシュドライブ、ワイアレスアダプター、チャージャー等)
    • メモリカード
    • コントローラ(マウス等)
    • 充電ケーブル
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    平らな面にタオルを敷く ノートパソコンをここに数日置くことになるので、適度に温かく、邪魔にならない低湿の場所を選びます。
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    ノートパソコンを最大限に広げてタオルの上に下向きに置く ノートパソコンの種類によっては、テント状になるものも、完全に平たくなるものもあるでしょう。
  7. 7
    明らかに濡れている部分を拭く 拭ける部分は、スクリーン部分の表と裏、本体、キーボードなどです。
    • 余分な水分が漏れ出てくるように、この作業中はできるだけノートパソコンを下向きに保ちます。
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    内部作業を始める前に自分の体から静電気を抜く パソコンの内部に触れる作業を行う前に、自分の体や服から静電気を抜きます。自分をアースするには、静電気を発生させやすい服を脱ぐ、地面や木製・タイルなどの硬い床やマグネットシートの上に裸足で立つ、水道管などのアース接続されているものに触れる、静電気防止用品を身に付けるなどの方法があります。コンピュータの回路は静電気によってダメージを受けやすいので、RAMカードやハードドライブを扱う前に自分の体から静電気を放電しておきましょう。
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    ハードウェアをできる限り取り外す メモリ、ハードドライブ、その他の内部コンポーネントを取り外す作業に慣れていなかったり、自信がない場合は、プロに修理を依頼しましょう。
    • ハードウェア交換あるいは取り外しマニュアルは、大抵の場合、ウェブ上で見つけられるはずです。パソコンの製造元、型番、「メモリの取り外し」(あるいは取り外したいコンポーネントの名前)をキーワードにして検索をかけます。
    • MacBookの場合、まず下部ケースを留めている10個のネジを外す必要があります。
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    濡れた内部コンポーネントを軽くおさえて拭く マイクロファイバー(あるいは柔らかい不織布など)を使います。
    • 内部に水がたまっていたら、まずそれを除去します。
    • 力を込めたりせず、非常に丁寧に作業を進めます。
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    乾燥したごみを取り除く 糸くずの出ない布を使って、水以外の汚れをそっとふき取るか、エアダスターでほこり、ちりなどの余計な残留物を吹き飛ばします。
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    ノートパソコンを乾燥させる 少なくとも1日は使用せずに乾燥させましょう。[2]
    • できれば乾燥した温かい場所で保管しましょう。空気乾燥機があれば、時間の短縮になるかもしれません。
    • ドライヤーなどで乾燥時間を短縮させようとしてはいけません。ドライヤーの熱集中力はかなり強力なので、パソコンの内部部品に害を及ぼす恐れがあります。
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    ノートパソコンを組立て直し、電源を入れる 起動しなかったり、音や画面にひずみがある場合は、プロの修理業者に修理を依頼しなければなりません。
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    必要に応じて残余物を取り除く ノートパソコンが作動したとしても、粘着質あるいは脂性の残留物が見つかる場合もあります。上述のステップで、水分を拭く時に使ったのと同じ不織布を湿らせて、優しく叩くようにして汚れを除去します。
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ポイント

  • 乾燥後にノートパソコンが作動したからといって、故障していないというわけではありません。絶対にデータのバックアップを取るべきです。また業者に徹底チェックを依頼しましょう。
  • iFixitやYouTubeには、壊れたノートパソコンを分解する手順を詳しく説明したチュートリアルが多くアップロードされています。非常に広範囲の製品がカバーされているので、使用しているノートパソコンのチュートリアルが見つかる可能性は高いでしょう。
  • 保証規約にに水こぼし条項を明記している製造元もあります。パソコンを解体する前に保証書をよく読みましょう。自分で修理すると、保証が無効になる場合もあります。
  • 可能ならば、取り外し作業を撮影します。組立てて元に戻すときに参考にすると、迷わずに済みます。
  • 水濡れ防止用のキーボードカバーやシートを取り扱っている業者もあります。文字を入力する時の感触は変わりますが、じかに液体をこぼしてしまった場合のパソコンへの影響を防止できるでしょう。
  • 頻繁に液体の多い場所で使用するならば、「うっかりの水こぼし」保証をつけることを検討しましょう。ノートパソコンの購入額が数万円上がることになりますが、新しいものに買い換えるよりコストがかかりません。

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注意事項

  • 水と電気は相性がよくありません。ノートパソコンを電源につなぐときには、プラグなどの電気接続部分に水気が一切ないことを確認しましょう。
  • ふき取り・乾燥作業中はパソコンの電源を入れてはいけません。
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必要なもの

  • タオル
  • 小さいドライバー各種
  • 小さい部品やねじを保管するビニール袋
  • 糸くずの出ない布あるいは不織布

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