家屋内、バルコニー、庭先など所かまわず飛び回るハエは、気分の良い存在ではありません。市販のトラップやスプレー製品は多々あるものの、化学薬品が用いられているため、臭いが気になる他に健康被害も懸念されます。ハエ叩きは一匹のハエに対しては有効ですが、大量に襲来されるとなすすべがありません。そこで、天然の材料を使って自分でハエ捕り用トラップを作りましょう。次の簡単な手順でハエに対処し、視界にハエがいない状態を実現しましょう。

方法 1 の 4:
ペットボトルでトラップを作る

  1. 1
    空になったペットボトルを手に入れる 使用済みの空のボトルでも、中身を捨てたボトルでも問題はありません。中身の飲料を完全に空にして、ぬるま湯でしっかりと洗い流し蓋は取りましょう。[1]
  2. 2
    ペットボトルの上部を切り落とす ハサミを使いましょう。ハサミの刃の片方を使い、穴を開けます。ボトルのじょうご状になっている部分が、(ボトルの中段位置で)筒の形状に切り替わるところで穴をあけると良いでしょう。
    • ボトルに穴を開けたら、ハサミを差し込み、ぐるりと切り込んでいきましょう。じょうご状の部分を完全に切り離し、ボトルは、じょうご部分と筒の部分という2つのパーツに分かれた状態になります。
    • 出来る限り、じょうごの縁のラインのギリギリの位置を切るようにしましょう。後の手順で切り離した上部をひっくり返した時に、収まらなくなるかもしれません。
    • じょうごの部分を切り離す際は、ハサミ以外にも鋭いナイフを使っても良いでしょう。ただし、怪我をしないように注意しましょう。お子さんと一緒に作っている場合は、安全なハサミを使うほうが良いでしょう。
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    切り取ったじょうご部分をひっくり返す ひっくり返したら、ボトルの下半分にはめ込みましょう。境目ギリギリで切り取っていれば上手く収まるはずです。
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    2つのパーツの切り目を重ねる 手っ取り早くしっかりとつなぐには、重ね合わせた縁をホチキスでとめてしまいます。ぐるりと3~4か所、等間隔でホチキスでとめていきましょう。[2]
    • お子さんと一緒に作っている場合、ホチキスは大人の役目にしましょう。ホチキスが無い場合は、下記の2つの方法を試してみましょう。
    • テープでとめましょう。ただし、耐水性のものを使う必要があります。じょうごの形状に沿って、3~4か所とめましょう。
    • 強力接着剤、あるいは通常の接着剤を使用する場合も、耐水性の製品を選ぶようにしましょう。じょうご部分を筒部分にはめ込む前に、筒状のパーツの縁部分に内側から薄く接着剤を塗りましょう。2つのパーツを合わせたら乾くまで押さえます。
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    砂糖を溶かした混合物をつくる 大さじ5杯の砂糖を鍋にいれます。鍋をガス台に設置します。砂糖を鍋底に均一に平らに広げましょう。[3]
    • 砂糖が完全にかくれる量の水を加えます。中火にしてゆっくりと煮立たせます。
    • 鍋の中身はよく混ぜ合わせましょう。砂糖を水道の冷水やお湯に溶かすと甘い水が出来上がりますが、煮立たせることで、これがシロップになり、より濃縮された誘引物質となります。しばらく置いて、煮立った状態から温かい程度に冷ましましょう。
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    スプーンでシロップをじょうごの縁から注ぎ入れる じょうごパーツの縁から少しずつ滴らせるように注ぎましょう。こうすると、ハエがじょうごパーツの近くに飛んできたときに入り口付近で捕まえることができます。
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    他のエサで誘う リンゴのかけらを使っても良いでしょう。切ったリンゴはじょうご状のパーツから押し込みましょう。生肉や、大さじ2~3杯の古くなったワインなども効果的です。水に砂糖あるいはハチミツを混ぜるといった方法も有効です。
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    酢を加える 選んだエサが液体である場合、小さじ2~3杯の酢、できればホワイトビネガーを加えましょう。こうすることでトラップに来てほしくない蜂などの虫を寄せ付けません。[4]
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    ボトルを日当たりの良い場所に設置する こうすることでボトルに入れた果物や肉が腐敗し、ハエがエサの匂いを嗅ぎつけやすくなります。日に当たることで液体の混合物も蒸発し、その匂いがハエをトラップのほうに引き寄せる働きをします。このトラップがどれほどよくハエを捕らえるか、実際に目にしたら驚くでしょう。
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    何度もボトルの中に息を吹きかける ハエは熱と二酸化炭素に引き寄せられるので、息を吹きかけることでトラップの効果が高まります。ボトルの底を手でこすって熱を生じさせても良いでしょう。
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    ボトルを捨てる ハエが集まったところでボトルを捨て、また新しくトラップを作りましょう。ある程度の時間が経つとエサの効果が弱まるので、その場合も新しく作る必要があります。じょうご部分にハエがくっついているはずなので、ボトルを空にするのは恐らく無理でしょう。手で死んだハエに触れることも控えましょう。
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方法 2 の 4:
アルミ缶でトラップを作る

  1. 1
    用途に合った缶をみつける 一般的な大きさの食品やスープの缶が適しています。紙のラベルを剥がし、蓋を取り、温水で缶の内部を洗いましょう。次のステップに進む前に、しっかりと乾かしましょう。
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    十分な長さの粘着テープを用意する 粘着テープは缶を一周できる長さが必要です。粘着剤のついた側をできるだけ触らないようにしましょう。汚れがついてしまうとトラップとしての効力が落ちます。
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    缶を粘着テープでくるむ 缶の表面に粘着テープをきつく貼り付けます。粘着テープを優しくこすって粘着剤を缶に移しましょう。[5]
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    粘着テープを缶から剥がす 缶の表面がベタついているはずです。どれくらい粘着性があるかを確かめるために、そっと触ってみましょう。十分な粘着性が感じられなかった場合は、再び粘着テープを用いて、手順を繰り返しましょう。
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    懐中電灯を缶の内側に固定する 懐中電灯が立つように固定しましょう。ハエのトラップの基盤となります。UV懐中電灯を使えば、よりハエを引き寄せる効果が高まります。[6]
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    缶を夜間、外に設置する 缶を立てて置けば、外側の粘着剤でハエを捕まえることができます。懐中電灯を点けて缶の中に置きましょう。懐中電灯はまっすぐに立っている状態に保ち、また、必ず新しい乾電池を使いましょう。[7]
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    ハエを待つ ハエは光に引き寄せられ、缶の外側の粘着剤に捕まります。
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    缶を取り替える 缶を使ってハエを上手く捕えることができたのであれば、その缶は捨てましょう。手袋などを着用してハエを素手で触らないようにしましょう。そのままゴミ箱に捨てず、スーパーのレジ袋等に缶を入れて捨てると良いかもしれません。[8]
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方法 3 の 4:
プラスチックまたはガラス製ジャーでトラップを作る

  1. 1
    小さめの容器を見つける 容器はガラス製の(ジャムなどの)瓶や、ナッツやピーナッツバターを保存するときに使うようなプラスチック製のものでも構いません。蓋がついている場合は取りましょう。
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    容器に酢を入れる アップルビネガーを買っておき、2.5cmほどの高さまで注ぎましょう。これによってハエが容器に引き寄せられます。[9]
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    食器洗い洗剤を酢に加える 食器洗い洗剤を数滴、酢の中に加え、表面張力をなくします。この手順を忘れると、ハエは酢の表面に自分の脚で立つことができるので、何事もなく酢を飲むでしょう。[10]
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    果物や生肉を加える 酢と食器洗い洗剤という組み合わせの代わりに、果物や生肉も効果があります。何でも加えたいものを小さく切り、容器の底に置きましょう。腐敗臭がハエをおびき寄せます。[11]
    • おびき寄せたいハエの種類によって中に入れる食品を変えましょう。ミバエであればバナナ、キノコバエなら生のジャガイモを置きます。イエバエには臭いの強いものなら何でもよいでしょう。[12]
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    容器の口をラップで覆う 少なくとも7cm四方より大きくラップを切り取りましょう。ラップで口を覆ったら、縁に沿ってしっかりと手で押さえます。ラップがしっかりとくっつかない場合、テープや輪ゴムをつかって固定しましょう。
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    ラップに何か所か穴をあける 爪楊枝、ハサミ、ナイフなどを使い、ラップに4か所以上小さな穴を開けましょう。この穴からハエがトラップの中に入れるようになります。[13]
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    トラップを外に置く ラップに開けた穴からハエはトラップの中に入ります。一度飛び込むと、内側から再度穴を見つけられなくなり、ハエは逃げることがほぼ出来なくなります。また、容器の中にあるエサを食べることに気を取られるでしょう。
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    ハエを殺す 時間が経過すると、すでに容器の中で息絶えているハエも出てきます。その一方で、容器の中身を食べて生き延びているハエもいます。ハエを捕えたら、その容器を一旦、屋内のシンクそばまで運びましょう。蛇口からお湯を流し、シンクに栓をしてお湯を溜めます。お湯が溜まったら容器をその中に置き、10分間放置しましょう。こうすることで、中のハエを溺れさせます。
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    死んだハエを廃棄する ラップを剥がして捨てます。容器は、ごみ箱の中で叩くなどして中身を空けましょう。ハエが全部ゴミ箱に落ちるまで繰り返しましょう。同時に容器の中身も全て捨てましょう。[14]
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    容器を殺菌消毒する 容器を洗剤と温水で洗いましょう。容器を再び使えるように確実に殺菌するため、安全な化学薬品などを使っても良いでしょう。容器がきれいになったら、もう一度トラップを作ることができます。
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方法 4 の 4:
粘着性のハエとり紙を作る

  1. 1
    紙袋を用意する ハエとり紙は長さが必要なので、ある程度の深さのある袋を見つけましょう。プラスチック袋は粘着剤が貼りつかないので、使用できません。
  2. 2
    紙を長い短冊状に切り取る ハサミを使って、幅2.5cm、長さ15cm程度の短冊を複数作りましょう。4~5本必要となります。切り取り終わったら、テーブルの上に平らに伸ばして並べましょう。[15]
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    短冊に穴をあける ハサミあるいはナイフを使って短冊の端から2.5センチメートルほど離れた位置に穴を開けましょう。すべての短冊に同じように穴を開けます。手元にあればホールパンチを使っても良いでしょう。[16]
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    紐を穴に通して結ぶ 糸や紐を少なくとも15cmの長さに切りましょう。短冊1本ごとに紐が必要になります。穴に紐を通して結び目を作りましょう。結び方がわからない場合は別途調べましょう。
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    砂糖のシロップを作る 同量の砂糖、ハチミツ、水を鍋にいれましょう。中火にかけて材料を良く混ぜ合わせます。材料が混ざったら室温まで冷ましましょう。[17]
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    短冊をシロップに浸す 短冊を鍋に入れてシロップに浸しましょう。次に、オーブンペーパー等の上に寝かせてシロップを乾かします。
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    短冊をつるす 釘や画びょうを用意して短冊をつるしましょう。短冊はまとめて近くにつるしても、あちこちに分散させてつるしても良いでしょう。まとめてつるすとトラップとしての効果が高まります。[18]
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    短冊を捨てる 短冊でハエを十分捕まえたら、紙ごとゴミ箱に捨てましょう。短冊に効果が見られないようであれば、シロップが少なすぎるのかもしれません。新しくシロップを作り、紙をもう一度浸してみるか、短冊から作り直して手順を繰り返しても良いでしょう。
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ポイント

  • 懐中電灯には取り替えたばかりで充分に使える乾電池を使いましょう。
  • 3つ目の方法で、容器に捕まえたハエをシンクで溺れさせる手順に抵抗があれば、代わりに殺虫剤を用いても良いでしょう。
  • 1つ目の方法で、ボトルを2つに切り離した際、上半分を使う代わりに、紙でじょうごを作ることも可能です。印刷用紙などをじょうごの形になるように巻いて、ボトルの下半分に差し込みましょう。
  • 駆除したいハエの種類を特定しましょう。例えば、イエバエは屋外から来たり、置いてあるゴミから発生したりします。また、ミバエは熟れすぎた果物、キノコバエは水をやりすぎた植物を好みます。[19]
  • ハエを駆除するには、それが好むものを取り除くのが一番です。家の中を清潔にし、窓の隙間や網戸の穴を塞ぎましょう。[20]

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注意事項

  • ここで紹介されているトラップはハエを誘引するので、食事などをとる場所から離れた位置に設置しましょう。
  • 容器を殺菌消毒する際は、必ず、体に害を与えない化学薬品を使うようにしましょう。
  • 設置したトラップがスズメバチのような危険な虫もおびき寄せてしまう場合は、殺虫剤を使用し、あなたがトラップに近づく前に虫を駆除しましょう。
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