ハチを駆除する方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 21 出典

この記事には:ハチの種類を特定する問題に対処するハチが戻るのを防ぐ

1匹のハチを追い払うのは簡単ですが、コロニー全体となると複雑で時には危険を伴う作業です。そのため、専門家に駆除を依頼するのが得策です。しかし、その前にハチや巣の特徴を観察して種類を特定してみましょう。そうすると、駆除に必要な処置がわかり、専門業者に依頼する際に費用を比較できます。さらに、同じ問題が起こらないように、対策をとることもできます。

パート 1
ハチの種類を特定する

  1. 1
    扱うハチがミツバチであるかを確認する ミツバチだと思っても、行動を起こす前に特徴をよく観察し、スズメバチではないことを確認します。ミツバチとスズメバチの違いは以下の通りです。
    • 体毛:ミツバチは体全体が毛で覆われています。スズメバチの体にも多少の毛はありますが、近づいて観察しない限り見えません。[1]
    • 食物:ミツバチは花蜜を食料とします。一方スズメバチは、他の昆虫を捕食したり残飯などを餌にします。
    • 体幅:ふっくらとした腹部を持つミツバチに比べ、スズメバチの腹部は細く、長い体をしています。[2]
  2. 2
    写真を撮って種類を見極める ハチの種類によって、駆除の方法は異なります。[3]ハチの写真を撮り、駆除専門業者や養蜂家に尋ねたり、「ハチ図鑑」 などのウェブサイトで調べたりして種類を特定しましょう。日本では、ミツバチ、マルハナバチ、クマバチが広く生息しています。
  3. 3
    マルハナバチとクマバチを見分ける この2種類のハチは、一見するとよく似ています。インターネットの写真と比べてみて、庭にいるのはどちらかのハチだと確信したら、さらに詳しく調べてみましょう。これらのハチは以下の特徴で見分けます。[4]
    • 見かけの特徴:クマバチは胸部(羽と足がついている部分)に黒い斑点があります。また、マルハナバチより毛が少ないのが特徴です。
    • 社会性:クマバチは単独性で、マルハナバチは集団を形成する傾向があります。
  4. 4
    必要であれば、巣で識別する ハチの写真を撮れない場合(または写りが悪い場合)は、巣を観察します。巣の特徴を参考にして見分けましょう。[5]
    • ミツバチの巣は、木の幹、丸太、フェンスの支柱などにできた空洞部分でよく見つかります。通常人家に巣作りはしませんが、外から侵入できる場合はまれに屋根、屋根裏、壁の隙間に営巣することもあります。[6]
    • 一般的にマルハナバチは、古いネズミの巣、コンポストの山、物置やポーチなどの屋外の建造物の下など、土の中または近くに巣を作ります。
    • クマバチは通常、木材に穴を掘って巣を作ります。家の軒、ポーチ、窓枠などにハチが掘った硬化大の穴がないかを探しましょう。[7]
  5. 5
    ハチの種類を特定できなくても心配しない ハチの種類がわからなくても、がっかりする必要はありません。種類を知っていれば駆除に必要な作業の見当がつき、駆除業者間の見積もりを比較して予算も立てられますが、まだ具体的に行動する必要はありません。まず、ハチの駆除専門業者に調査を依頼し、ハチの種類を特定しましょう。

パート 2
問題に対処する

  1. 1
    駆除の必要性を考える ミツバチを見かけるのは屋外だけで、ハチアレルギーの人がいなければ、そっとしておくことも検討しましょう。植物の交配を媒介するハチは、自然界で重要な役割をしていますが、ミツバチの個体数は近年減少しています。[8]また、以下の事項も考慮しましょう。
    • たいていのハチは針を持っていますが、ハチが刺すのは最後の手段で、危険を感じない限り刺されることはめったにありません。ハチが近くにいても落ち着いて行動する限り安全です。ハチのなかには(オスのクマバチなど)針を持たない種類もいます。[9]
    • それでも、アフリカ化ミツバチは例外で、脅かされると攻撃的になります。[10]ただし、日本での生息は確認されていません。
  2. 2
    ハチの巣に対処する 家の中でハチを見つけたり、クマバチが家の木材部分を掘っているのを見たら、ハチの駆除を検討しましょう。初期段階では、ハチによる家への被害は小さいものの、放置しておくと徐々に被害は広り、家の安全性が脅かされる恐れがあります。[11]
    • クマバチの巣を放っておくと、巣は木材部分全体に拡大していきます。
    • ミツバチはハニーコーム(蜜を含んだ巣)を作ります。巣はかなり重いため、周囲にダメージを与える場合があります。[12]また、ハチミツが他の動物を引き寄せることもあります。[13]
  3. 3
    専門業者に依頼する たった1匹のハチであれば駆除は簡単ですが、巣の駆除となると知識と時間を要します。適切な方法で完全に取り除かなければ、またすぐにハチが巣を作る可能性があります。[14]また、以下の点も覚えておきましょう。
    • 通常は巣に手出しをしない限り、ミツバチが攻撃してくることはめったにありません。たった1匹のハチに刺されても辛いものですが、巣を除去しようとすると大群で襲ってくる危険性があります。[15]
    • ハチの種類によって駆除の方法は異なります。専門業者は、燻煙器や殺虫剤などを使ってハチを駆除したり、ふたつめの巣にハチを移動させて、元の巣からハチミツを採取したりします。
    • 巣を除去する際、巣に近づくために家の一部を壊したり、その修理のための大工仕事が必要な場合があります。
  4. 4
    居住地の自治体に問い合わせる まず、ハチの巣があるのは、自分の所有地ではなく公用地なのかを調べます。公用地であれば、自治体に連絡して対処してもらいましょう。また、自分が所有する土地であっても、とりあえず自治体に問い合わせてみましょう。お住いの地域で無料でハチの巣を駆除するサービスを実施しているかもしれません。[16]
    • 無料サービスがある場合でも、地域によって内容は異なります。巣とハチの両方の駆除が含まれている場合や、無料なのはハチの駆除のみという場合もあります。駆除のために取り壊した箇所の修理は、含まれていないことがあります。
    • 人工的な建物ではなく、木などの自然物に巣が作られている場合に限り、無料サービスを受けられる場合もあります。それでも、私有地の建造物における駆除について、自治体に問い合わせるとよいでしょう。
  5. 5
    無料サービスを利用する前に専門業者の料金を調べる 自治体がハチ駆除の無料サービスを提供していても、すぐに飛びついてはいけません。自治体の「無料サービス」は実質的には無料ですが、必要なすべての作業は含まれていないかもしれません。自治体の無料サービスの内容を確認し、ハチ駆除の専門業者と比較しましょう。[17]
    • これは、巣が家の内部にある場合は特に重要です。巣に近づくために、家の一部を壊すこともあるからです。自治体の無料サービスには、後の修理は含まれない場合があります。
    • 破損部分を放置したり、適切な修理がされないと、ハチが同じ場所に新たな巣を作る可能性があります。そのため、ハチの駆除、家の修理、再び営巣した場合の保証を提供する専門業者への依頼が、結果的には安くなるかもしれません。
  6. 6
    ミツバチを駆除する前に養蜂家に連絡する 問題のハチがミツバチである確証があれば、お住いの地域の養蜂家に問い合わせてみましょう。可能であればミツバチを殺すのではなく、養蜂家に移動を依頼しましょう。残念なことに、野菜や果物の交配に重要な役割を果たす健康なミツバチの数が、近年減少しています。[18]
    • 近くに養蜂家がいない場合は、ハチ専門の害虫駆除業者を探しましょう。業者はミツバチを殺す前に、移動を試みるかもしれません。
  7. 7
    一般の害虫駆除業者ではなく、ハチの専門業者に問い合わせる ハチが家や所有地の建造物に営巣していたら、誰に依頼しても巣に近づくためには壁、床、天井などを破壊する可能性があり、後で修理が必要になります。そのため、この作業に精通したハチの専門業者に依頼するのがよいでしょう。[19]
    • ハチの専門業者の多くは家の修繕も請け負いますが、一般の害虫駆除業者は大抵の場合ハチを駆除するだけです。そうなると、自分で修理するか、建築業者を雇う必要があります。
    • ハチの専門業者はまた、同じ場所にハチが再び営巣した際の保証をしている場合があります。そのため、長い目で見ると得をするかもしれません。

パート 3
ハチが戻るのを防ぐ

  1. 1
    すべての巣とハニーコームを除去する 雇った業者がミツバチを駆除する際、巣やハニーコームが残されていないかを確かめます。巣やハニーコームが残っていると、別のハチを引き寄せます。再び同じ問題が起きないように、古い巣が完全に除去されているかを確認しましょう。[20]
  2. 2
    必要な修理は直ちに行う 業者が巣を処理するために破壊した箇所がそのままになっている場合は、直ちに修理しましょう。ひとつのコロニーが営巣に好む場所は、他のコロニーにとっても都合の良い場所です。早急に修理をして、ハチの侵入を防ぎましょう。[21]
    • 隙間や裂け目など、すべての侵入口を塞ぎましょう。前述の通り、ひとつのコロニーが営巣すれば、他のコロニーもそれに続きます。周辺をくまなく調べ、コーキング剤や発泡ウレタンなど、状況に合った補修材を使って侵入口になりそうな箇所を塞ぎましょう。
  3. 3
    ハチが営巣しそうな場所を片づける ハチが巣作りに好みそうな場所をなくします。山積みされた必要のないガラクタを処分しましょう。ハチにとっては理想的な営巣場所になります。お住いの地域に生息するハチの種類によって、以下の処置も検討しましょう。
    • 屋外の物置、ポーチ、デッキなどの床下の狭い空間を塞ぐ
    • 古いネズミの巣など、地面の穴を塞ぐ
    • コンポストを露出せずに容器に入れる
    • 中が空洞になった木や木材を除去する

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 住まいと暮らし・ガーデニング

他言語版:

English: Get Rid of Bees, Français: se débarrasser des abeilles, Español: eliminar abejas, Português: se Livrar das Abelhas, Italiano: Liberarsi delle Api, Deutsch: Mit unerwünschten Bienen umgehen, 中文: 摆脱蜜蜂, Русский: избавиться от пчел, Nederlands: Van bijen afkomen, Čeština: Jak se zbavit včel, Bahasa Indonesia: Menyingkirkan Lebah, العربية: التخلص من النحل, Tiếng Việt: Loại bỏ ong mật

このページは 111 回アクセスされました。
この記事は役に立ちましたか?