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飼っているハムスターがオスなのかメスなのかを知りたくても判別できなかったという経験はありませんか?ハムスターを複数匹飼っていて繁殖させたくない場合、性別の判定は非常に重要です。ハムスターの性別判定は、探すべきものを理解する等のいくつかの手順を踏むだけです。性別を知ろうと体を裏返すとハムスターは嫌がるかもしれませんが、判別はすぐに済み、その後は飼っているペットがかわいい男の子なのか女の子なのかを知ることができます。

方法 1
方法 1 の 3:
ハムスターの体を押さえる

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    チェックのタイミングを待つ 性別を判定するには、ハムスターのお尻とお腹側を見る必要があります。一番良いのはハムスターが用心深くそしてリラックスしている状態を待つことです。眠っているもしくはストレスがかかっているハムスターを掴もうとすると、噛まれるでしょう。[1]
    • おやつを与えて注意を向けましょう。ハムスターは逆さまにされる(性別判定に必須の行為)のを嫌うため、体を撫でて安心させ作業をスムーズに進めます。
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    タオルを敷いた大きめのボウルや箱の上で行う ハムスターが身をよじって逃げても、落ちるのは柔らかい場所で安心です。その上、ボウルから出て脱走する心配もありません。
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    首の後ろをつかむ ペットを安全に拘束するには、落ち着いて近づき驚かせないことが大切です。片方の手の平をハムスターに被せるようにして親指と人差し指で肩甲骨の上辺りに置きます。そして、親指と人差し指で、肩の上のたるんだ皮膚を優しくつまんで頭を抑制して咬まれないようにします。[2]
    • 皮膚を引っ張ったり、首の後ろをつまんで持ち上げたりしてはいけません。[3]
    • 首の後ろを強くつまみ過ぎてもいけません。瞼が後側に引っ張られて眼窩から眼球が飛び出ることがあります。
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    持ち上げて裏返す もう片方の手でハムスターの体を支えます。空いた手でハムスターの体重を支えて持ち上げ、首の後ろをつまんでいる方の手の平の上に、寝転がらせるように裏返します。この時に体全体を支えましょう。

方法 2
方法 2 の 3:
成体の性差を探す

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    ハムスターのサイズを見る オスはメスよりも体が大きいのが一般的です。[4] 比べる対象がいない場合、この方法で性別を判定することはできないでしょう。しかし、他にもハムスターを飼っている場合はサイズを比べてみましょう。決定的な証拠にはなりませんが、ハムスターの性別を知る手掛かりになります。
    • 大人のオスを上から見ると、お尻の方が三角に尖り、グイっと上がっているのに対してメスは丸いお尻をしています。
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    ハムスターのお腹側の尻尾の近くを見る ハムスターは通常およそ生後35日で性的に成熟し、性差は簡単に見分けられるでしょう。[5] オスには目立つ睾丸があり、お尻が膨らんでアーモンド形に見えます。一方メスのおしりはそれほど尖っていません。[6]
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    腹部の乳首と尻尾のすぐ下辺りをチェックする 睾丸があるならオスです。睾丸がなくて、隆起した乳首が見えるならメスでしょう。メスには隆起した6対の乳首があります。
    • ドワーフハムスターに関してはオスにも隆起したにおい腺があります。成体のオスの腺は目立つ黄色をしていて臍帯部に位置しています。[7] 臍帯部は腹部の中心のへそがある辺りです。 
    • オスかメスかの判別ができない場合、まだ性的に成熟していないのかもしれません。

方法 3
方法 3 の 3:
幼体の性差を探す

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    ハムスターのお腹側の2つの穴を探す 通常、ピンク色で丸い形をしていて縁が僅かに立っていることがあります。肛門は尻尾のすぐ下にあり、泌尿器と生殖器の開口である尿生殖器の穴は肛門の上に位置していて腹部の中心を向いています。
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    肛門から尿生殖器の開口の距離を見る まだ小さいうちに性差を見つけるのは難しいですが、肛門から尿生殖器の穴までの距離を見ると性別が判定できます。メスはお互いの穴が非常に近く、尿生殖器の開口つまり陰門が分かれて存在していることを見分けるのが困難で、穴や構造も1つにしか見えないかもしれません。オスの場合は肛門と尿生殖器の穴が離れているため分かりやすいでしょう。[8]
    • オスの鼠径部に小さなこぶを見つけることがあるかもしれません。これらは成長して睾丸になります。
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    確信が持てないときは後で再びチェックする 比較的大きな穴が1つしか見つからないときはメスかもしれませんが、もう1つの穴を見落としていないか頻繁に再検査するか経験豊富な獣医師に診てもらいましょう。非常に小さなオスのドワーフハムスターの尿生殖器の穴は分かりにくいことがあります。
    • 最も一般的なペットのハムスターであるゴールデンハムスターは単独行動をするため1匹ずつケージに入れる必要があります。そのため、早期の性別判定はそれほど重要ではありません。一方、ドワーフハムスターはオスとメスを分けて飼います。オスメス別々のケージの中に幼体を入れる場合は、性別が確実に分かるまで頻繁にチェックして、望まない妊娠を避けましょう。

ポイント

  • ハムスターは餌動物でストレスに弱い傾向があります。動揺したハムスターを、子犬や子猫のように撫でて落ち着かせたい気持ちは分かりますが、ハムスターの場合、長時間にわたって触れた後にはケージに入れて放っておいた方が良いでしょう。
  • たくさんのハムスターを検査すればするほど、幼体でも性別の判別ができるようになるでしょう。
  • ハムスターの体重が突然増えるようなら、妊娠している可能性があります。赤ちゃんの世話の方法を勉強する必要がありますが、少なくともそのハムスターがメスだということは分かります。
  • オスとメスを分けましょう。ハムスターの性別を判定した後は、繁殖させたくない場合、オスとメスを分けましょう。分けなければ、メスはほぼ間違いなく妊娠します。一番良いのは全てのハムスターを1匹ずつケージに入れることです。ゴールデンハムスター等の種類は、他の大人のハムスターとすぐにケンカする傾向があります。
  • 初めてハムスターを飼う場合、手に食べ物の欠片が付着していないようにしましょう。咬まれる可能性があります。小さな子供がハムスターを触っている時は目を離さないようにしましょう。また、ハムスターに触れる前に手を洗いましょう。

注意事項

  • ハムスターは裏返しにされるのを嫌います。そのため、手の中で爪をかいて咬もうとするため気を付けましょう。

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Pippa Elliott, MRCVS
共著者 ::
獣医
この記事の共著者 : Pippa Elliott, MRCVS. 獣医であり、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)のメンバーでもあるエリオット医師は、30年以上にわたり、かかりつけ獣医、そして獣医外科医として獣医療の実践に努めてきました。1987年にグラスゴー大学にて獣医科学と獣医外科学の学位を取得してます。エリオット医師は生まれ故郷の町にある動物診療所に20年以上勤務しています。 この記事は1,082回アクセスされました。
カテゴリ: ペット・動物
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