ハーブ漬けオリーブオイルを作る方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 14 出典

この記事には:強い香りを出す低温抽出法で生の食材を漬け込む加温抽出法

ハーブを漬けたオリーブオイルは、手軽に様々な食事に香りを足すことができます。料理に加えたり、ドレッシングとして使ったりすることができます。低温抽出法でも加温抽出法でも自宅で簡単にハーブ漬けオリーブオイルを作ることができます。ただし、作る際には、ビンの中に雑菌が増殖しないように十分に注意しなければいけません。

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強い香りを出す

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    高品質のエキストラバージンオリーブオイルを選ぶ スーパーマーケットまたは専門食料品店で、暗い緑の容器に入ったオリーブオイルを探します。オリーブオイルの容器は香りを逃さないために色がついています。ラベルに「エキストラバージン」オリーブオイルと表示されているものは、最高品質のオリーブオイルという意味です。必ず確認しましょう。ラベルにオリーブが栽培された地域と収穫された日付がはっきりと書かれているものを選びましょう。[1]
    • エキストラバージンオリーブオイルがない場合は、「バージン」オリーブオイルでもよいでしょう。バージンオリーブオイルは、わずかに品質は劣りますが、香りがとても良く、ハーブ漬けオリーブオイルを作ることができます。
    • 必ず「消費期限」を確認し、オイルを作って使える期間が十分にあるかどうかを考慮しましょう。
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    オイルに漬ける材料を1種類にすると香りが強く、はっきりする 1種類の材料だけで作られた、香りがはっきりしたオイルを好む人はたくさんいます。ローズマリー・オリーブオイル、タイム・オリーブオイル、ニンニク・オリーブオイル、トリュフ・オリーブオイル、レモン・オリーブオイル、バジル・オリーブオイルなどは強く良い香りを楽しむことができます。[2]
    • 例えば、よくイタリア料理を作るのであれば、調理にニンニクのオリーブオイルを使いましょう。
    • サラダにオリーブオイルをよく使うなら、レモンかショウガのオリーブオイルを使ってみましょう。
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    2種類の材料を組み合わせて作る レシピでよく一緒に使う材料(香りのある材料やハーブ)を選びましょう。こうした材料は一緒に漬けると美味しくなります。人気の組み合わせは、ニンニクと唐辛子、イタリアンハーブ、ローズマリーとニンニクです。[3]
    • 基本的に、2種類以上の材料を使うことにこだわる必要はありません。漬け込む材料が増えると香りがぼやけたり、味が喧嘩したりします。
    • 2種類以上の材料をオイルに漬け込みたい場合は、まずは少ない量で試しましょう。こうすることで無駄を防ぐことができ、香りがまとまります。
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    生のハーブと有機食材を低温抽出法で漬け込む 使用する材料がバジル、オレガノ、コリアンダー、パセリのような柔らかいハーブや、コショウの実のように細かい材料は、ちぎったり刻んだりすると簡単に香りが出るため低温抽出法が適しています。この方法はレモンのような材料にも適しています。こうした材料は、酸敗臭を防ぐため温度を低く保たなければいけません。[4]
    • 低温抽出法か加温抽出法かどちらが適しているかわからない場合は、最初に低温抽出法を試します。ほとんどの食材は低温抽出法が適しており、おだやかな風味を抽出できます。
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    硬いハーブ類や保存食品は加温抽出法で漬け込む ローズマリーやセージのような木質のハーブ類を使う場合、はっきりした香りを抽出するため加温抽出法が適しています。この方法は、乾燥キノコや唐辛子のような保存食品にも適しています。[5]
    • ローズマリー、セージ、タイムなどの木質のハーブ類は、香りか強く、熱したオイルの中に香りが出るため、抽出に使う量は2~3本程度の小枝で十分です。

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低温抽出法で生の食材を漬け込む

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    生のハーブと有機食材を洗って乾かす 低温抽出法は柔らかい材料(パセリ、コリアンダー、生の唐辛子など)や生のコショウの実のように細かい材料の抽出に適しています。材料をぬるま湯で洗って、オイルに水が混ざらないように一晩かけて乾かします。[6]
    • 雑菌はオリーブオイルの中では増殖しませんが、材料が濡れたまま抽出すると増殖することがあります。
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    ハーブをフードプロセッサーに入れて30秒撹拌する オイル1リットルにつき生のハーブ約1カップを使用します。材料をフードプロセッサーに入れ、ハーブが細かくなるまで30秒程度撹拌します。[7]
    • 細かくすることによってハーブの香りがオイル中に抽出されやすくなり、抽出過程が早まります。
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    ハーブを入れたビンにオイルを注ぐ きれいに洗って乾かしたビンに細かくしたハーブを入れ、室温のオイルで満たします。ビンの縁ギリギリまでオイルを注ぎ、きつく蓋を閉めます。2~3回上下を逆さまにして材料を完全に混ぜ合わせます。[8]
    • 抽出中は、蓋からビンの中に空気が入るのを防ぐため、蓋はできるだけきつく閉めておきます。
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    1~2週間オイルを冷蔵庫で保管して香りを抽出する 冷蔵庫はドアを開けなければ温度が管理された暗所になるため、低温抽出法を行うには最適の場所です。2~3日おきに、オイルを少しだけ味見して、香りがどのくらい抽出されているか確認しましょう![9]
    • 低温抽出オイルは、酸敗臭を防ぐために常時、冷蔵庫で保存しなければいけません。
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    香りが十分に強くなったら、中身を濾して、オイルを別のビンに詰める 香りが好みの強さになったらオイルを使うことができます。濾し器にオイルを注いで固体分を取り除きます。その後、きれいに洗って乾かした蓋ができるビン(メーソンジャーやコルク栓のあるビンなど)にじょうごを使って詰めます。鮮度を保つため、オイルを詰めたビンは冷蔵庫で保管します。[10]
    • 低温抽出オイルは、冷蔵庫で保存すれば2~3週間もちます。オイルの香りに変化を感じた時は、すぐに捨てて、新しく作り直しましょう。

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加温抽出法

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    中位の鍋でオイルを熱し、65℃になったら火を止める コンロで、オイルを65℃になるまでゆっくり熱します。その後、鍋を火から下ろして冷まします。[11]
    • オイルを65℃に熱すると香りが変わります。オイルを熱する温度は65℃または65℃直下にすることがポイントです。
    • オイルを熱している最中に材料を加えてはいけません。材料に火が通りオイルの香りが全体的に変わってしまいます。
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    オイルを冷ましながら木質のハーブ類や保存食材を加える オリーブオイルの粗熱がとれたら、ローズマリー、タイム、セージ、唐辛子、乾燥キノコなどの材料を加え始めます。スプーンやヘラを使ってよく混ぜ合わせたら、しばらく置いてオイルを冷まします。[12]
    • 材料から香りが抽出されるため、最初に材料を混ぜ合わせた後は、かき混ぜたり揺すったりするのは控えましょう。そうすると、香りが変わったり、オイルが急激に冷えたりしてしまいます。
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    オイルを室温に冷ましたら混ぜ合わせた材料を濾す 約1時間すると、オイルは20℃ほどになります。濾し器にオイルを注いで固体分を取り除きます。その後、きれいに洗って乾かした蓋ができるビンにじょうごを使って詰めます。[13]
    • オイルに漬ける時間が長くなると、さらに香りが強くなります。強めの香りが好みの場合は、さらに1~2時間程度置いてから濾して容器に詰めます。
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    加温抽出オリーブオイルを室温または冷蔵庫で保存する オイルは火を通してあり、ビンの中には材料が入っていないため、冷蔵庫に入れなくても安全に使うことができます。しかし、オイルを冷たい状態で使いたい場合は冷蔵庫で保存することもできます[14]
    • 加温抽出オイルは、作ってから1ヵ月間は新鮮な風味が保たれます。オイルの香りに変化を感じた時は、オイルを捨てて新しく作り直しましょう。

必要なもの

低温抽出法

  • 新鮮な材料
  • オリーブオイル
  • 蓋ができるビン(きれいに洗って乾かす)
  • フードプロセッサー
  • 濾し器
  • じょうご

加温抽出法

  • 中位の大きさの鍋
  • 硬い材料または保存食品
  • オリーブオイル
  • 蓋ができるビン(きれいに洗って乾かす)
  • 濾し器
  • じょうご

注意事項

  • ハーブをオイルに加える際はハーブが完全に乾いているか確認しましょう。材料が濡れていると、ボツリヌス菌中毒という危険な細菌が繁殖する恐れがあります。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: レシピ | ハーブ、スパイス、薬草

他言語版:

English: Infuse Olive Oil, Español: hacer infusión en aceite de oliva, Português: Fazer Infusão de Azeite com Ervas, Italiano: Aromatizzare l'Olio di Oliva, Русский: настоять оливковое масло, Deutsch: Olivenöl mit Kräutern ansetzen, Français: faire de l'huile d'olive infusée, Bahasa Indonesia: Membuat Minyak Zaitun Beraroma Rempah, Nederlands: Olijfolie kruiden, العربية: نقع الأعشاب في زيت الزيتون

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