パスワードで保護されたExcelファイルを開く方法

共同執筆者 Jack Lloyd

この記事では、パスワードで保護されたExcelシートのパスワードを解除する方法、および暗号化されたExcelファイルのパスワードを解析する方法を解説します。ただし、編集保護されたシートのパスワードを解除するのはとても簡単ですが、暗号化されたファイルのパスワード保護を解除するのは不可能であり、パスワードを推測するには有料のプログラムが必要で、数週間またはそれ以上がかかる可能性があります。

方法 1 の 2:
シートのパスワード保護を解除する

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    シートのパスワード保護を解除できる条件を理解する Excelシートが保護されているだけの場合、つまり、Excelファイルを開いてその内容を閲覧することはできても、編集はできないという場合は、この方法により、WindowsとMacの両方でパスワード保護を解除することができます。
    • Excelファイル自体が暗号化されている場合、この方法でパスワードを解除することはできません。
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    Excelファイルが暗号化されているかどうかを確認する 最も簡単な方法は、Excelファイルをダブルクリックすることで、ファイルをダブルクリックしたときに、いつものようにファイルが開いた場合、シートは保護されていますが、ファイルが保護されているわけではありません。
    • Excelシートを編集しようとすると、ポップアップ警告が表示されるはずです。
    • ファイルをダブルクリックしてすぐにパスワードの入力を求められた場合は、ファイルが暗号化されており、この方法で開くことはできないので、後述の方法を試しましょう。
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    保護されたシートのコピーを作成する シートの保護を解除したいExcelファイルをクリックして、Ctrl+C(Windows)または Command+C(Mac)を押し、Ctrl+V(Windows)または Command+V(Mac)を押して、ファイルを任意の場所に貼り付けます。
    • 上記のコピーは、処理中に元のバージョンのファイルを誤って破損させてしまった場合に必要です。
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    ファイル名拡張子を有効にする Macを使っている場合は、この手順をスキップしましょう。一方、Windowsを使っている場合は、以下のようにしてファイル名拡張子を表示・変更できるようにしておく必要があります。
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    ExcelファイルをZIPフォルダに圧縮する 手順は以下の通りです。
    • Windows—Excelファイルを右クリックして、名前の変更をクリックし、ファイル名の末尾にある「xlsx」という文字列を削除して、zipと入力します。ファイル名と「zip」の間には必ずピリオドを入れましょう。その後、 Enterを押して、プロンプトが表示されたらはいをクリックします。
    • Mac—Excelファイルをクリックして、ファイル情報を見るの順にクリックし、ファイル名の末尾にある「xlsx」という文字列を削除して、zipと入力します。ファイル名と「zip」の間には必ずピリオドを入れましょう。その後、 Returnを押して、プロンプトが表示されたら".zip"を使用をクリックします。
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    ZIPフォルダを解凍する この手順は、お使いのパソコンのOSによって異なります。
    • Windows— ZIPフォルダを右クリックして、ドロップダウンメニューからすべて展開...を選択し、プロンプトが表示されたら展開をクリックします。これで、解凍されたフォルダが開くはずです。
    • Mac— ZIPフォルダをダブルクリックして、解凍されたフォルダが開くのを待ちます。
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    「xl」フォルダを開く 解凍したフォルダの中にある「xl」というフォルダをダブルクリックします。
    • 解凍したフォルダが何らかの理由で開かなかった場合は、まずZIPフォルダと同じ名前の通常のフォルダをダブルクリックしましょう。
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    「worksheets」フォルダを開く 「xl」フォルダの上部付近にあります。
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    テキストエディタでファイルを開く お使いのパソコンのOSに応じて、次のいずれかの操作を行います。
    • Windows—ロックを解除したいシート(「シート1」など)を右クリックし、ドロップダウンメニューからプログラムから開くを選択して、ポップアウトメニューが表示されたらメモ帳をクリックします。
    • Mac—ロックを解除したいシート(「シート1」など)をクリックし、ファイルこのアプリケーションで開くの順に選択して、テキストエディットをクリックします。
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    パスワード保護のコードを削除する 括弧「<>」で囲まれた「sheetProtection」という項目をさがして、「<sheetProtection」からパスワード保護アルゴリズムを挟んで反対側にある閉じ括弧(「/>」)までをすべて削除します。
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    変更を保存して、テキストエディタを閉じる Ctrl+S(Windows)または Command+S(Mac)のいずれかを押して、テキストエディタの隅にある×(Macの場合は赤い丸)をクリックします。
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    「worksheets」フォルダをコピーする 「戻る」ボタンをクリックして「xl」フォルダに戻り、「worksheets」フォルダをクリックして、Ctrl+C(Windows)または Command+C(Mac)のいずれかを押します。
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    ZIPフォルダを開く 上記で作成したZIPフォルダをダブルクリックします。
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    ZIPフォルダの「worksheets」というフォルダをコピーしたフォルダに置き換える 「xl」フォルダをダブルクリックしてZIPフォルダの「worksheets」にアクセスしたら、「worksheets」フォルダを削除し、現在開いているフォルダの余白をクリックして、Ctrl+V(Windows )または Command+V(Mac)を押します。これで、コピーした「worksheets」フォルダがZIPフォルダに貼り付けられます。
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    ZIPフォルダをExcelファイルに戻す ZIPフォルダを閉じて、次のいずれかの操作を行います。
    • Windows— ZIPフォルダを右クリックして、名前の変更をクリックし、「zip」という文字列を「xlsx」に置き換えて、 Enterを押します。プロンプトが表示されたら、はいをクリックしましょう。
    • Mac— ZIPフォルダをクリックして、ファイル情報を見るの順にクリックし、タイトルの「zip」という文字列を「xlsx」に置き換えて、 Returnを押します。プロンプトが表示されたら、".zip"を使用をクリックしましょう。
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    Excelシートを開く Excelシートをダブルクリックし、必要に応じて編集を行います。
    • Excelシートが破損しているというエラーが表示された場合は、パスワード保護アルゴリズムを削除しようとしたときに余分なコードを削除してしまった可能性があります。上記の手順をもう一度行い、括弧と括弧(</>)の間の文字列「だけ」を削除するようにしましょう。
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方法 2 の 2:
Excelファイルのパスワードを解析する

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    パスワードを解析できない場合があることを理解する Excel 2013や2016などの最新バージョンでは、高度な暗号化技術が採用されており、パスワードの解析にとても時間がかかるため(パスワードの強度によっては数週間から数年)、通常のパスワード解析ソフトに使われているブルートフォースアタック(総当たり攻撃)がほぼ役に立たなくなっています。
    • 通常、有名なパスワード解析ソフトの無料版は「Excel 2010」までのバージョンにしか対応していないため、パスワード解析ソフトを購入せずにExcelファイルのパスワードを解析するのは不可能です。
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    Excelファイルが保護されていることを確認する Excelファイルが本当に暗号化されている場合は、Excelファイルをダブルクリックすると、ファイルの内容が表示される前にパスワードの入力を求められます。
    • ExcelファイルをダブルクリックしてExcelシートを開いたときに、Excelファイルが編集保護されていることがあります。その場合は、前述の方法を用いてロックを解除しましょう。
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    Excelのパスワード解析ソフトを購入する Excelファイルからパスワードを解除することはできないので、有料のプログラムを使ってパスワードを解析し、入力できるようにしなければなりません。
    • 「Passware Excel Key」は、Excel 2016までのバージョンに唯一対応した信頼できるパスワード解析ソフトです。
    • 他にも「Accent EXCEL Password Recovery」や「Rixler Excel Password Recovery Master」などがありますが、Excel 2013までのバージョンにしか対応していません。
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    パスワード解析ソフトをインストールして起動する この手順は、プログラムおよびパソコンのOSによって異なりますが、通常は、セットアップファイルをダウンロードしてダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールを完了したら、プログラムを起動します。
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    Excelファイルを選択する パスワード解析ソフトのインターフェイスを使ってExcelファイルを検索し、そのファイルをクリックして選択したら、Open(開く)またはChoose(選択)をクリックします。
    • この手順も、パスワード解析ソフトによって異なります。例えば、「Passware Excel Key」を使っている場合は、まずRemove a password(パスワードを解除)をクリックしないとファイルを選択することができません。
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    パスワードクラックを実行する 必要に応じて、パスワード解析ソフトウィンドウのStart(開始)ボタンまたはRun(実行)ボタンをクリックすると、Excelファイルのパスワードクラックが開始されます。
    • ここで特定の攻撃手法(ブルートフォースアタックなど)を選択することもできる場合があります。
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    解析結果を待つ 残念ながら、ブルートフォースアタックでは、Excelファイルのパスワードを解析するのに数時間から数か月かかる可能性があります。Excelファイルの内容にもよりますが、1日ほどでパスワードが見つからなかった場合は、処理を中断する必要があるかもしれません。
    • パスワード解析ソフトで正しいパスワードが見つかると、ポップアップウィンドウにパスワードが表示されます。パスワードがわかったら、Excelファイルを開いたときに表示されるプロンプトにそのパスワードを入力しましょう。
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注意事項

  • 通常、暗号化されたExcelファイルのパスワードを解析することはできません。
  • また、マイクロソフト側で忘れてしまったパスワードを復元することはできません。[1]
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このwikiHow記事について

テクノロジーライター・編集者
この記事はJack Lloydが共著しています。 テクノロジーマニアのジャック・ロイドは、wikiHowのテクノロジーライター兼編集者です。2年以上にわたりIT関連記事の執筆と編集を行っています。英語教師としても活躍しています。
カテゴリ: オフィス
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