パソコンに問題が発生するのは日常茶飯事です。不具合の中には簡単に解決できても原因不明のものがあるかもしれません。この記事では、Windowsのパソコンで一般的な問題を診断する方法を紹介します。

ステップ

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    ケーブルやコンポーネントが正しく接続されているか確認する 最近パソコンをアップグレードした場合は、特に注意しましょう。パソコンの本体を開け、全てのケーブル、RAMチップ、ビデオカード、サウンドカード、ネットワークカード、およびその他のコンポーネントが、マザーボードにしっかりと接続されていることを確認します。
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    POSTを確認する POSTは「Power On Self Test」を表します。パソコンの起動時に実行される処理のひとつで、キーボード、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ディスクドライブ、その他のハードウェアを診断し、適切に作動するか確認します。POSTがハードウェアのエラーを検知すると、画面にエラーメッセージが表示されるか、あるいは長短のビープ音が鳴ります。
    • パソコン起動時にエラーメッセージが表示された場合、エラーメッセージをそのままGoogleで検索して詳細を確認します。必要に応じて、携帯電話や別のパソコンも使いましょう。パソコン起動時にビープ音が鳴る場合は音のパターンをメモし、パソコンメーカーのヘルプなどでどのエラーに当てはまるか調べます。[1]
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    オペレーションシステム(OS)の読み込み時間を確認する パソコンを起動する際にOSの読み込みにかかる時間は、パソコンのハードウェアが動作しているかどうかに大きく左右されます。以前に比べてOSの読み込みに大幅に時間がかかるようになった場合は、ハードドライブに何らかの問題があって、パソコンがハードドライブから情報を取得するのを妨げているのかもしれません。
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    グラフィックの問題を確認する パソコンは正常に起動したけれどもグラフィックに問題がある場合、グラフィックカードのドライバーまたはハードウェアの不具合が原因かもしれません。グラフィックカードの問題が疑われる場合、まずはグラフィックカードのドライバを更新します。それでも問題が解決しないなら、グラフィックカードを診断するソフトウェアをダウンロードしましょう。
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    ハードウェアに問題がないか確認する パソコンの問題は多くの場合、ハードウェアの不具合またはハードウェアのドライバの問題が原因で発生します。通常、Windowsは問題があるデバイスをユーザーに通知します。また、デバイスマネージャーを利用して各ハードウェアデバイスの状態を確認することが可能です。デバイスマネージャー内の任意の項目をダブルクリックすると、そのカテゴリに含まれるデバイスが全て表示されます。そこから特定のデバイスをクリックしましょう。そのデバイスに関わるエラーがあれば、「全般」タブ内の「デバイスの状態」ボックスに表示されます。全てのデバイスについて確認しましょう。デバイスマネージャーを開く手順は次のとおりです。
    • 画面左下のWindowsスタートメニューをクリックする。
    • コントロールパネルと入力する。
    • Windowsスタートメニューから「コントロールパネル」をダブルクリックする。
    • ハードウェアとサウンドをクリックする。
    • 「デバイスとプリンター」の下に表示されているデバイスマネージャーをクリックする。
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    新しくインストールしたソフトウェアを確認する ソフトウェアの中には大量のシステムリソースを必要とするものがあります。特定のソフトウェアを起動したあとに問題が発生するなら、そのソフトウェアが原因であると考えられます。パソコン起動時に問題が起こる場合は、Windowsの起動時に自動的に実行されるソフトウェアが原因かもしれません。最近インストールしたプログラムをアンインストールして、問題が解決されるか確認しましょう。また、自動的に実行されるソフトウェアを変更してもよいでしょう。
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    RAMとCPUの使用状況を確認する パソコンの動作が不安定で遅い場合、利用できる以上にリソースを消費しているプログラムがないか確認するとよいでしょう。タスクマネージャーを使うと簡単に確認が行えます。画面下部のタスクバー上で右クリックし、タスクマネージャーをクリックしましょう。プロセスタブをクリックします。CPUをクリックすれば、CPUの使用状況がグラフ表示されます。メモリをクリックすると、RAMの使用状況をグラフで確認できます。
    • CPUのグラフが常時80%~100%の稼働を示しているなら、パソコンのプロセッサーをアップグレードするのがよいかもしれません。
    • メモリが大量に使用されている場合は、不要なプログラムとブラウザタブを閉じてパソコンの動作が改善するか確認しましょう。パソコン上で同時に行う作業数を減らします。基本的な作業を行うためのメモリが十分でない場合、パソコンによってはRAMを追加でインストールできます。
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    パソコンから出る音を聞く ハードドライブが内部で引っかかっている、あるいは大きな音を立てている場合は、パソコンの電源を切り、専門業者にハードドライブを診てもらいましょう。またCPUのファンの音を聞いてみましょう。大きな音を出して回っているとすれば、CPUに負荷がかかり熱が発生している可能性があります。
    • ハードドライブの損傷が疑われる場合、すぐにハードドライブに保存している重要なデータのバックアップをとり、パソコンの電源を切りましょう。ハードドライブが損傷したままパソコンを起動させると、その度にハードドライブが傷んでいきます。データのバックアップが不可能な場合は、ハードドライブを取り外して専門業者にデータのリカバリを依頼しましょう。
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    ウィルススキャンを実行する パソコンの動作の問題は、マルウェアが原因で発生することがあります。ウイルススキャンを実行すれば原因を突き止められるかもしれません。ノートン、マカフィー、Malwarebytesなど、アップデートが頻繁で信頼性の高いウィルス対策ソフトを利用しましょう。
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    セーフモードで診断する 最後の手段として、セーフモードで不具合を診断してみましょう。セーフモードでも問題が解決しない場合は、OS自体が原因だと考えられます。Windowsを再インストールする必要があるかもしれません。
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ポイント

  • 自分でパソコンの問題を診断したり修理したりするのは気が進まないなら、有資格の技術者に依頼して妥当な費用で修理してもらいましょう。
  • 上記の手順を行えば一般的な問題を絞っていくことができますが、具体的に原因を特定するには、特別なツールや専門的な技術を使う必要があるかもしれません。
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注意事項

  • トラブルシューティングを自分自身で行う場合も、指導の下で行う場合も、必ず有能なパソコン技術者に相談しましょう。
  • 問題の解決方法をはっきりと把握していなければ、作業を進めてはいけません。
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このwikiHow記事について

Luigi Oppido
共著者 ::
パソコン・ITスペシャリスト
この記事の共著者 : Luigi Oppido. ルイージ・オピドはカリフォルニア州サンタクルーズ市のパソコン修理専門店「Pleasure Point Computers」経営者です。25年以上にわたりパソコン修理全般、データ復元、ウイルス除去、アップグレードなどのサービスを請け負っています。また、カリフォルニア中部でKSCOにて放送中の番組、「Computer Man Show! 」の司会者も務めています。 この記事は3,516回アクセスされました。
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