パピエマシェでボウルを作る方法

この記事には:ペースト(調合剤)と紙を用意する紙を型に貼り付けるパピエマシェのボウルを型から外す

パピエマシェ、またはペーパーマシェ(張子の紙細工)は、様々な型の表面を覆って丈夫なものが作れる、使いやすい素材です。多様な種類の彫刻などアートや工芸作品、果物を入れるボウルや、パペットや人形などを作るために用いられます。パピエマシェの表面は色が塗りやすく、模様を描いたり明るい色に塗るなどして、自分なりのデザインでパピエマシェを完成させることができます。

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ペースト(調合剤)と紙を用意する

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    目的に合ったペーストを選びましょう。ペーストは自分で作っても、既成品を使っても、どちらでもかまいません。無害で理想的なペーストが普通の小麦粉と水からあっという間に作れます(作り方は以下を参照)。また、既成品としては壁紙用のペーストを利用できます。この場合はパッケージに記載された使用方法に従ってペーストを作りましょう。
    • 小麦粉と水から自分でペーストを作ります。
      • 小麦粉 1/2 カップに水 1 カップを加えます。
      • なめらかになるまで混ぜます。乳脂肪分の多い生クリームと同じ程度の粘り気の、薄めのペーストを作ります。作り方のバリエーションの中には砂糖小さじ一杯を加えるというものもありますが、この場合は必ず中力粉を使用します。
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    紙を細く裂きます。可能であれば紙の繊維の方向に沿って裂いていきましょう。裂いた紙が細いほどボウルがきれいに作れます。2〜3 cm程度の幅になるように紙を裂いていくようにしましょう。

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紙を型に貼り付ける

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    適切な型を選びます。初めて作るのなら、一般的な形のボウルから始めましょう。何度か作ったことがあるのなら、想像力に任せて様々な形に挑戦することもできます。
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    型全体にワセリンを塗ります。必ず厚めに塗りましょう。ワセリンを塗るとパピエマシェを型から外しやすくなるため、この工程は重要です。型全体にワセリンを十分に塗らないと、型から外す時にパピエマシェが破れてしまうことがあります。(型の形によって可能であれば、型をビニールラップで覆う方法もあります。型をビニールラップで完全に覆い、必要に応じて紙を貼らない部分でビニールラップをテープで止めましょう。)
    • 壁紙用のペーストを使う場合、ビニールラップには貼り付きません。
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    裂いておいた紙をペーストに浸けます。紙全体にまんべんなく、しかし垂れ落ちない程度にペーストを塗りましょう。ペーストを付けた紙を型に貼り付け、しわにならないように伸ばします。ボウルが完全に一層の紙の層で覆われるまで、同じように紙を貼り付けていきましょう。
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    1〜2 時間ほど置いておき、最初の層が乾くのを待ちます。型を完全に紙で覆ったら、2 層目を貼る準備をしましょう。2 層目の紙を貼り終わったら、そのまま一晩おいて乾かします。一晩乾かすことで、ボウルの芯を完全に固めることができます。暖かく乾燥した場所に置いておきましょう。
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    翌日、さらに何層かの紙を貼ります。さらに紙を貼ることでボウルを強化し、厚みを出します。貼り終わったら乾くまで置いておきましょう。型に貼った紙の厚さが 1〜2 センチメートル程度になるまで、紙を重ねて貼っていきます。
    • 乾燥には何日もかかる場合がありますが、ボウルが形を維持し、強度を保ち、生乾きによるカビの発生を防ぐためには重要な手順です。
    • 乾燥させている間は、水気の残っている場所がないかを指で確認し続けましょう。

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パピエマシェのボウルを型から外す

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    パピエマシェが完全に乾いたら、型を外します。パピエマシェと型の間にヘラを差し込みましょう。ゆっくりとパピエマシェと型を離していき、型を取り外します。
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    ボウルの縁のギザギザした部分を切ってならします。
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    飾り付けをします。目的に合わせて、ボウルに様々な装飾を施すことができます。装飾の方法には、コラージュやデコパージュ(切り抜いた紙や小物など、無関係なものを貼り合わせる方法)、彩色、またはラッピングペーパーを用いた方法などがあります。次の手順に進む前に、施した装飾が完全に乾いていることを確認しておきます。
    • エマルジョンコート剤を施してからアクリル絵の具で彩色することもできます。
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    完成したパピエマシェにニスを塗ります。ニスはパピエマシェのボウルが汚れたり剥がれたりするのを防ぎます。完成したボウルは食品の盛り付けには向かず、デコレーションのみに利用できるオブジェです。しかし、部屋の飾りつけや小物を入れておくのに使ったり、コーヒーを囲んで話し合いをする時に中心に置いておいたり、様々な使い方ができます。
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    完成です!

ポイント

  • パピエマシェのボウルが上手く作れたら、ブレスレットやコースター、ペン立て、箱、イヤリングなどのアクセサリーなど、他のあらゆるものでもパピエマシェ作りに挑戦してみましょう。
  • パピエマシェ作りは子どもが楽しめてまったく危険性のない工作です。

注意事項

  • 忍耐が鍵です。急いで作ろうとして一度に何層もの紙を貼ったりしてはいけません。一度に多くの紙の層を貼ると、結果的には乾くまでに 2 倍の時間がかかる上に、均等に乾きません。その結果、完成したパピエマシェはカビが生えやすくなる可能性があります。
  • 古着かエプロンを着用しましょう。服にペーストが付くと洗っても落ちないため、古着またはエプロンの着用は重要です。

必要なもの

  • 小麦粉と水の調合剤(「ポイント」参照)、または壁紙用のペースト
  • 多量の使用済みの紙や古新聞、不要な紙など
  • 型に使うためのもの(初心者は一般的な形のボウル)
  • ワセリン、または類似品
  • 透明ニス
  • 塗料
  • フェルトペン
  • 装飾用の包装紙
  • フライ返し/へら

記事の情報

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カテゴリ: 趣味・工芸

他言語版:

English: Make a Papier Mâché Bowl, Español: hacer un tazón de papel maché, Italiano: Fare una Ciotola di Cartapesta (Papier Mâché), Русский: изготовить миску папье–маше

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