ヒアリに刺されると強い痛みがあり、アレルギーを起こすと深刻な事態にも陥りかねません。幸い、痛みやかゆみを軽減し、回復を早める方法はいくつかあります。

パート 1 の 4:
ヒアリへの対処

  1. 1
    ヒアリの蟻塚には近づかないようにしましょう。ヒアリに刺されるのは、誤って蟻塚を踏んでしまったり、上に座ってしまったりして、何十万ものヒアリを怒らせ、巣を守るための攻撃態勢に入らせてしまった場合がほとんどです。刺されたと感じたら、まずは起き上がり、その場から速やかに立ち去りましょう。
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    ヒアリを取り除きます。ヒアリは人の身体に顎を使ってよじ登り、取り除くのが困難です。1匹ずつつまんで取り除き、地面に落としましょう。
    • 払い落としてみても構いませんが、ヒアリが既に顎でしっかり喰らいついてしまっている場合、効果がない可能性もあります。
    • ヒアリを興奮させるだけなので、平手打ちするのはやめましょう。
    • 衣服の中にヒアリが入ってしまっている可能性があれば、直ちに服を脱ぎましょう。
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パート 2 の 4:
ヒアリへのアレルギー反応の見極め

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    症状を検討しましょう。ヒアリへのアレルギー反応が出ることは稀ではありますが、アレルギーを起こした場合は直ちに治療が必要となります。腫れと痛みは通常でも起こりますが、以下の症状が現れた場合は直ちに救命救急センターまたは病院に行きましょう。
    • 刺された場所以外のじんましん、痒み、腫れ。
    • 吐き気、嘔吐、下痢。
    • 胸が締め付けられる感じ、呼吸困難。
    • 喉、舌、唇の腫れや嚥下困難。
    • 最も深刻な事態としてアナフィラキシーショックを起こした場合、目まい、失神などの症状が現れ、直ちに対処しないと心停止に至る可能性があります。
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    治療を受けましょう。病院では症状を落ち着かせるため、エピネフリン、抗ヒスタミン剤またはステロイドでアレルギー反応に対処します。
    • ヒアリへのアレルギーがあると分かっている場合は、エピネフリン注射(通称エピペン)を持ち歩いているかもしれません。自分で注射するか誰かに手伝ってもらい、そのうえで病院を受診しましょう。
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パート 3 の 4:
ヒアリに刺された箇所の処置

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    患部を上に上げておきましょう。帰宅して処置をするまでの間、腕を上に上げておくことで、腫れを最小限に抑えることができます。
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    患部を石鹸水で優しく洗い、土やごみを取り除きます。これによって、感染症を防ぐことができます。
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    氷嚢で患部を冷やします。腫れを取り除き、患部の感覚を麻痺させることで、痒みを緩和できます。
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    抗ヒスタミン剤を服用するか、ヒドロコルチゾン軟膏を使用します。これらの市販薬で、痛みや痒みが緩和できます。
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    水ぶくれは刺激しないようにしましょう。数時間すると、腫れは少しひき、水ぶくれができてきます。水ぶくれを刺激しない限り、患部が感染症を起こすことはありません。水ぶくれがつぶれる可能性があるので、引っ掻くのはやめましょう。
    • 水ぶくれがつぶれてしまった場合は患部を石鹸で洗い、感染症を起こしていないか観察を続けるようにしましょう。
    • 患部が変色したり、膿が出てきたりした場合、感染症を起こしている可能性があります。直ちに医療機関を受診しましょう。
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パート 4 の 4:
家庭療法(未検証)

以下の療法を試して成功した読者が多数います。誰もが同じように効果を得られるとは限りませんので、有効性は自分で判断するようにしましょう。何かしらの不安がある場合には、医師の判断を仰ぐ必要があります。

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    消毒用アルコールと食肉軟化剤を使用します。
    • ヒアリを除去したら、すぐに患部を消毒用アルコールですすぎ、濡れたままにしておきます。
    • 患部を上に上げ、十分な量の食肉軟化剤を振りかけます。[1]この処置によって、処置した段階以上に症状が進むのを食い止めることができます。
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    除菌ローションを使用しましょう。フロリダでは、ゴルファーがこの方法を使うことがあります。
    • 除菌ローションを持ち歩いておきます。
    • ヒアリを皮膚から取り除いたら、除菌ローションを大量に患部にかけます。
    • しばらくそのままにしておきます。この方法で、当面の間はひりつきを緩和することが可能で、数時間は特有の症状が現れないので、アクティビティなどを続けることが可能になります。
    • 帰宅後は、塩酸ジフェンヒドラミン系の薬(ムヒなど)を使用するようにしましょう。
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    水と重曹を混ぜてペースト状にしたもので、患部を注意深くこすってみましょう。[1] 痒みと赤みを軽減できる場合があります。
    • 重曹と酢を混ぜたもの、もしくは酢のみでも同様の効果が得られるでしょう。[1]
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    氷嚢もしくは冷たい水を染み込ませた布を使用します。[1] 10分ほど直接患部に当てておき、少し時間を置いてからまた10分患部に当てることを繰り返しましょう。
    • 長時間氷を当てたままにすると、凍傷を起こす可能性があるので注意しましょう。
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    アンモニアを使用します。ヒアリに刺されたら、できるだけ早くアンモニアで患部を洗い流します。日常品のうちアンモニアを含んでいる製品は、窓拭き用の洗剤一般です。この処置で、症状を最小限に抑えることができます。
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ポイント

  • 患部に歯磨き粉をつけ、乾かすことも効果的です。
  • 感染症を起こさないためにも、患部は掻かないようにしましょう。
  • 抗炎症クリームを使いましょう。これによって、痛みやひりつきが軽くなります。
  • アロエベラでも、患部の痛みをいくらか軽減することができます。ただし、必ず株から切り取ったばかりの新鮮なアロエを使いましょう。本を開くように葉を割り、葉の端を縦方向に切り取ります。これには果物ナイフが一番適しているでしょう。とげを最初に取り除いておいても構いません。にじみ出てきたジェル状の汁を、患部にたっぷりと塗ります。
  • オリーブオイルを使うことで、患部の痛みを和らげ、皮膚を滑らかにすることができます。ペーパータオルを半分に折って適量のオリーブオイルを染み込ませたもので患部をそっと叩いた後、しばらく患部に乗せておきます。5~7分ほどしたらペーパータオルは取り除いて1時間半ほどオイルが残ったままにしておき、お湯で洗い流します。この処置によっていくらかは痛みが取れ、刺された跡も目立たなくなるでしょう。
  • ヒアリの蟻塚を絶えず警戒し、愛する人たちやペットを遠ざけておくことが、ヒアリの攻撃を予防する確実な方法といえます。
  • 自宅やその周りに多肉植物があれば、半分に切って汁を患部に擦りつけることで、痒みと感染症の可能性を軽減することができます。
  • 座ったり、立ったり、鞄やゴルフティーやテントを置く前に、その場所をよく見ましょう。最初の段階で用心しておけば、刺されること自体を避けられます。
  • 水ぶくれをつぶしてはいけません。つぶすと感染症を引き起こし、肌を刺激する恐れがあります。

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注意事項

  • ヒアリの被害を受けないようにする最良の方法は、ヒアリの多い場所にはフィプロニル等の殺虫剤を散布しておくことです。
  • アレルギー反応は、軽度のものから重度のものまで多岐に渡ります。異常な反応があれば、直ちに医師に届け出る必要があります。
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