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ヒットアンドブロー(マスターマインド)は、対戦相手が設定したコードを推理して当てるという難易度の高いパズルゲームです。元は紙とペンを使ったゲームに由来するボードゲームですが、現在ではオンラインや携帯デバイスでも幅広くプレイすることができます。[1] ゲームボードやゲームソフトがない場合は、紙とペンを使っても遊べます。

パート 1
パート 1 の 3:
ヒットアンドブローの遊び方

  1. 1
    出題者がコードを決める ボードゲームのヒットアンドブローでは、ひとつだけ離れて、開閉式のカバーで隠された列がボードの端にあります。出題者となるプレイヤーは解答者に見えないようにしながら、この列に好きな順番でカラーピンを挿します。このピンの並びをコードと言います。解答者はこのコードを推理することになります。[2]
    • コンピューターゲームのヒットアンドブローでは通常、出題者となるプレイヤーはおらず、コンピューターがコードを決定します。
    • 出題者は必ず、列の穴すべてにピンを挿します。同じ色のピンを2本以上使ってもかまいません。たとえば、黄・黄・緑・青の順にピンを挿します。
  2. 2
    解答者が最初の予想をする 出題者でないほうのプレイヤー(コンピューターゲームの場合は唯一のプレイヤー)は、隠されたコードを当てようとします。ボードをはさんで出題者の向かいに座り、大きなカラーピンを手前の列の大きいほうの穴に挿します。
    • たとえば、最初の予想では青・橙・緑・紫の順にピンを挿したとしましょう(ボードの種類により、ピンを挿す穴が多い場合や、ピンの色が異なる場合もあります)。
  3. 3
    出題者が判定をする ヒットアンドブローのボードでは、予想用の列に並んで小さなピンを挿せる穴が4つ、2×2で並んでいます。ここに挿すピンは、白と赤(または白と黒)の2種類のみです。出題者はここを使って、解答者の予想がどの程度的中しているかを伝えます。この際に嘘をついてはいけません。必ず以下の指示に従って、判定用のピンを挿しましょう。[3]
    • 白いピンは、予想のピンのうち、色は正しいけれど位置が間違っているピン(ブロー)の数を示します。
    • 赤(または黒)のピンは、予想のピンのうち、色も位置も正しいピン(ヒット)の数を示します。
    • 白赤(白黒)のピンを挿す順番に決まりはありません。
  4. 4
    プレイの流れの例 上述の例では、出題者が密かに決めたコードは黄・黄・緑・青で、解答者の予想は青・橙・緑・紫でした。出題者はこの予想を見て、どちらの判定ピンを挿すかを決めます。
    • 左から1番目のピンはです。青はコードに含まれていますが、位置は#1(左から1番目)ではありません。これは、白い判定ピン1本に当たります(1ブロー)。
    • 2番目のピンはです。コードに橙は含まれないので、判定ピンの追加はありません。
    • 3番目のピンはです。緑はコードに含まれており、位置も#3(左から3番目)で正解です。これは、赤(黒)の判定ピン1本に当たります(1ヒット)。
    • 4番目のピンはです。コードに紫は含まれないので、判定ピンの追加はありません。
  5. 5
    次の列で再び予想する 1回目の予想とその判定から、解答者は少々情報を得ました。今回の例の場合、白の判定ピンが1本、赤の判定ピンが1本が得られ、判定用の穴のうち2つにはピンが入りませんでした(1ヒット1ブロー)。つまり、1回目の予想で挿した4色のうち、1色はコードに含まれるが位置が違い、1色は正しい位置にあり、2色はコードに含まれないということです。解答者は少し考えて、手前から2番目の列で2回目の予想をしました。
    • 今回の予想は青・黄・橙・ピンクです。
    • 出題者はこの予想を判定します。はコードに含まれますが位置が違い、黄色は位置も正解です。ピンクはコードに含まれません。
    • そこで、出題者は白の判定ピンを1本、赤の判定ピンを1本挿します(1ヒット1ブロー)。
  6. 6
    コードを当てられるか、予想の回数を使い切るまで繰り返す 解答者は、それまでの判定から得られた情報を駆使して、予想を繰り返します。コードの色も順番も正しく当てられたら、解答者の勝利です。最後の列までピンを置いても予想が的中しなければ、出題者の勝利となります。[4]
  7. 7
    役割を交替して再開する 2人で遊んでいるならば、1ゲームを終えたらボードを回転させ、解答者と出題者の役割を交替しましょう。これで、コードの推理というこのゲームで一番楽しい部分に、どちらのプレイヤーも挑戦できます。
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パート 2
パート 2 の 3:
理詰めで考える

  1. 1
    最初の予想は同色のピン4本で ヒットアンドブローを遊んでみるとすぐにわかりますが、判定ピンが多く得られた予想があったとしても、即座にコードを的中させて勝利できるものではありません。判定ピンの意味は何通りにも解釈できるからです。そこで、最初の予想は同色4つ(たとえば、青・青・青・青)にすれば、すぐに使える確実な情報が手に入ります。[5]
    • これはヒットアンドブローにおける唯一の戦略というわけではありませんが、簡単に試すことができます。ただし、7色以上のカラーピンを使うルールの場合には、あまり有効な戦略ではありません。
  2. 2
    2色を2本ずつ並べ、色を推理する 2回目以降の予想では、2色を使います。最初の2本は必ず、1回目の予想で使ったのと同じ色にします。たとえば、1回目で青・青・青・青と予想したら、最初の青・青はそのまま、次の2本を他のどれか1色に変えます。コードに含まれる色すべてが判明するまで、これを繰り返しましょう。例を見てみましょう。
    • 青・青・青・青―判定ピンなし(0ヒット0ブロー)。これでも気にせず、青を使い続けます。
    • 青・青・緑・緑―白の判定ピン1本(0ヒット1ブロー)。コードには緑が1本含まれ、左側の2つの穴のどちらかに入ることを覚えておきます。
    • 青・青・ピンク・ピンク―赤の判定ピン1本(1ヒット0ブロー)。コードにはピンクが1本含まれ、右側の2つの穴のどちらかに入るのがわかりました。
    • 青・青・黄・黄―白の判定ピン1本と赤の判定ピン1本(1ヒット1ブロー)。コードには黄色が2本含まれ、片方は右側に、もう片方は左側に入ると判明しました。
  3. 3
    筋道立てて、判明した色の順序を入れ替える 白赤の判定ピンが計4本得られたら、コードに含まれている色は判明したものの、並び順がわからない状態ということです。上の例の場合、コードには緑とピンクが1本ずつと、黄色が2本含まれるはずです。ボードを左右に分けて考えたことで、4本のピンの並び順についてもいくらか情報が得られました。ここまで来れば、残り1~3手で正解を導けます。
    • 緑・黄・ピンク・黄と並べると、右側2本、左側2本の色の組み合わせは正しいはずですが、判定ピンは白が2本、赤が2本(2ヒット2ブロー)でした。ということは、右のペアか左のペアのいずれか一方に間違いがあるということです(#1と#2を入れ替えるか、#3と#4を入れ替える必要があります)。
    • 黄・緑・ピンク・黄と並べてみると、赤の判定ピン4本を得られました(4ヒット)。コードの推理成功です。
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パート 3
パート 3 の 3:
さらに理詰めで考える

  1. 1
    2色を同時に調べる(4か所とも色不明の場合) 赤と青を例としてみましょう。
    • まずは、赤・赤・青・青と予想します。
    • 結果パターン1:判定ピンなし(0ヒット0ブロー)。赤も青もコードに含まれないということです。
    • 結果パターン2:判定ピン1本(ここでは白の判定ピン1本、0ヒット1ブローとします)。赤か青のどちらか片方のみがコードに含まれるということです。次の予想を青・青・青・青とすると、青が正解なら判定ピン1本となり、赤が正解なら判定ピン0本になるはずです(ここでは判定ピンなしだったとします)。この例ではここまでに、コードには赤が1本含まれ、#3か#4のどちらかに位置するということがわかりました(赤・赤・青・青という予想で、白い判定ピンが1本だったため)。赤の正確な位置については、次のステップで述べる戦略で確かめましょう(簡単に言うと、「赤」・緑・緑・緑と予想します)。
    • 結果パターン3:2本以上の判定ピン(白い判定ピンが2本、0ヒット2ブローとします)。結果パターン2と同じく、次の予想を青・青・青・青として、青の本数を調べます(今回も、判定ピンなし、0ヒット0ブローだったとします)。コードに青は含まれず、赤が2本含まれるとわかったので、次は位置の特定です。この例では、#3と#4が赤だとわかります。コードには赤が2本含まれ、#1と#2は赤ではない(赤・赤・青・青と予想した際、白い判定ピンが2本だったため)からです。
  2. 2
    赤が1本含まれると確定している際に、赤の位置を特定する すべての穴を試していけば、確実に位置がわかります。赤以外のカラーピンは、まだ試していない色にしましょう。こうすれば、赤の位置を調べるのと同時に、他の色についても追加の情報が得られます。以下は、コードに赤が1本含まれると判明したものの、位置がわからない場合の例です。緑、黄色、ピンクのピンの本数も同時に調べることができます。
    • 「赤」・緑・緑・緑
    • 黄・「赤」・黄・黄
    • ピンク・ピンク・「赤」・ピンク
    • ポイント:赤の本数が判明しているならば、上の3つに加えて4番目の予想を試す必要はありません。赤が1本含まれ、位置が左から1~3番目のどこでもないとしたら、4番目になるのは明らかだからです。
    • 結果パターン1:白の判定ピンが0本(0ブロー)。この場合、赤の判定ピンが少なくとも1本得られるはずで、赤が正しい位置に置かれていることがわかります。
    • 結果パターン2:白の判定ピンが1本(0ヒット1ブロー)。赤の位置が間違っており、赤以外に置いた色がコードに含まれないことがわかります。
    • 結果パターン3:白の判定ピンが2本(2ブロー)。赤いピンが置かれている位置に、その予想で使ったもう1色のピンが置かれるのがわかります。
    • 結果パターン4:赤の判定ピンが2本以上(2ヒットまたは3ヒット)。赤以外に置いた色のピンのうちいくつかが、正しい位置に置かれているということです。さらに、赤以外の色のピンの本数がわかり、その予想で赤を置いた位置に赤以外のピンが来ないこともわかります(赤のカラーピンの位置が違うのならば、白い判定ピンが得られるはずです)。つまり、赤のピンの位置はそのまま確定します。
  3. 3
    2色を同時に調べる(色不明の位置が3か所ある場合) 置くピンの色が確定している位置に1色を、未確定の位置に別の1色を置きます。たとえば、左から1番目(#1)が赤だと判明している際に、緑と黄色のピンを使うとします。
    • 緑・黄・黄・黄
    • 結果パターン1:判定ピンなし(0ヒット0ブロー)。緑も黄色もコードに含まれないとわかります。
    • 結果パターン2a:白の判定ピンが1本(0ヒット1ブロー)。緑がコードに含まれるということです。しかし、その本数はわかりません(緑は1本かもしれませんし、2本や、あるいは3本という可能性もあります)。
    • 結果パターン2b:赤の判定ピンの本数は、コードに含まれる黄色の本数と一致します(戦略2でも述べたとおり、正確な本数がわかれば、より少ない手順で位置を特定できます)。
  4. 4
    2色を同時に調べる(色不明の位置が1、2か所のみの場合) 直前の戦略と似ていますが、今回は白い判定ピンの本数から、予想に使用した色がコードに含まれる本数がわかります。たとえば、左から1、2番目が赤だと判明している際に、緑と黄色のピンを使うとします。
    • 緑・緑・黄・黄
    • 結果パターン1:判定ピンなし(0ヒット0ブロー)。緑も黄色もコードに含まれないとわかります。
    • 結果パターン2a:白の判定ピンが1本(1ブロー)ならば緑が1本、白の判定ピンが2本(2ブロー)ならば緑が2本コードに含まれるということになります(色の確定していない位置は2か所だけなので、緑のピンが3本になることはあり得ません)。
    • 結果パターン2b:直前の戦略と同様、赤の判定ピンの本数は、コードに含まれる黄色の本数と一致します(戦略2でも述べたとおり、正確な本数がわかれば、より少ない手順で位置を特定できます)。
  5. 5
    プレイの流れの例 この例でもやはり、戦略1から取りかかりましょう。
    • (戦略1)青・青・赤・赤―白の判定ピン2本(0ヒット2ブロー)。赤か青、あるいは両方が含まれるのがわかりました。青なのか赤なのかを知りたいので、以下のように確認します。
    • (戦略1-2)青・青・青・青―赤の判定ピン1本(1ヒット0ブロー)。コードには青が1本含まれ、1回目の予想では位置が間違っていたこと(つまり、青いピンは#3または#4に入る)、さらに、赤が1本含まれ、こちらも1回目の予想では位置が間違っていたこと(#1または#2に入る)がわかります。
    • (戦略2[青の位置の特定])緑・緑・青・緑―白の判定ピン1本と赤の判定ピン1本(1ヒット1ブロー)。青が置かれる可能性のある位置の片方をテストしました。白の判定ピンが1本なので、青の位置は#3でないとわかります。青の位置は#3か#4だと判明しているので、#4のピンが青だと言えます。赤の判定ピンは、緑もコードに含まれており、#3以外の位置に置かれることを示しています(判定ピンは赤なので、3つ置かれた緑のピンのうち、いずれかの位置が正しいということです)。
    • (戦略2[赤の位置の特定])・黄・黄・黄―白の判定ピン1本(0ヒット1ブロー)。赤が#1か#2にあることは判明しているので、これで赤の位置は#1ではないとわかり、#2だと特定できました。また、黄色がコードに含まれないこともわかりました。
    • 青と赤の位置が判明し、次に情報がある色は緑ですが、緑の位置は#3でないと判明しており、#2には赤、#4には青が入るので、残された#1が緑だとわかります。
    • (戦略4)橙・橙・ピンク・橙―白の判定ピン1本(0ヒット1ブロー)。これで、色不明の唯一の位置、#3のピンは橙だとわかりました。
    • (正解)緑・赤・橙・青
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ポイント

  • 解答者の予想に同じ色が複数含まれていたとしても、判定ピンが与えられるのはそのうちの1本に対してのみです。たとえば、解答者が黄・黄・青・青と予想し、正解が黄・青・緑・緑だったとします。出題者は赤(黒)の判定ピン1本(1本目の黄色に対して)と白の判定ピン1本(1本目の青に対して)を挿します。正解のコードには青も黄色も1本ずつしか含まれていないので、2本目の黄色や2本目の青に対して判定ピンを与えることはありません。
  • 1回目の予想で青・青・緑・緑など2色を2本ずつ並べ、その後一切間違いをせずに進めれば、5回目の予想までに必ず勝利できます。しかし、一切間違いを犯さないためには、1296通りのコードすべてを考えに入れておくというコンピューター並みの芸当が必要です。
  • ゲームの難易度を上げるには、解答者に許される予想の回数を減らしましょう。
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このwikiHow記事について

wikiHowは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、匿名の筆者を含む17人が執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。 この記事は4,203回アクセスされました。
カテゴリ: ボードゲーム
記事のサマリーX

ヒットアンドブローはコードを推理する2人用のパズルゲームですが、コンピュータを相手にオンラインでもプレイできます。解答者は演繹推論を用いて試行錯誤を繰り返し、出題者が設定したコードを予想します。このゲームは、穴が10列並んだボードを使って遊びます。ボードには1列に穴が4つあり、解答者はそこに予想したコードを並べます。4つの穴の横には小さな穴が4つあり、出題者はここを使って、解答者の予想がどの程度的中しているかを伝えます。初めに、出題者と解答者を決めましょう。解答者は目をつぶるか部屋を出て、出題者がコードを決めます。カラーピン4本を好きな順番でボードの端の列に挿しましょう。同じ色のピンは1回しか使えません。コードができたら、見えないようにカバーで隠します。解答者は部屋に戻り、1番手前の列に最初の予想をします。最初の予想では、6色~8色のカラーピンを好きな順に挿すことができます。出題者はこの予想を判定し、列の端にある小さな穴に黒と白のピンを挿します。白いピンは、色は正しいものの位置が間違っているピンの数を示します。黒いピンは、色も位置も正しいピンの数を示します。つまり、色も位置も正しいピンの数が2本なら、黒いピンが2本与えられます。色も位置も正しいピンの数が2本で、色は正しいものの位置が間違っているピンが2本なら、黒いピン2本と白いピン2本が与えられます。ただし、判定ピンの順序は予想ピンの順序に対応していないので注意が必要です。つまり、1つ目の穴に黒いピンがあるからといって、ボードに挿した1つ目のピンが正しいとは限りません。出題者が判定したら、解答者はその判定に基づいて改めて予想します。その後は、解答者が予想してピンを挿し、出題者は予想の隣に判定ピンを挿すという手順を繰り返します。解答者が9回予想する前に正解できたら、解答者の勝ちです。9回予想しても正解できなければ、出題者の勝ちとなり、カバーを外して正解のコードを解答者に見せます。1ゲームを終えたら、役割を交代して遊びましょう。どちらが多く勝てるか、もしくは3回勝負で競いましょう。ゲームの難易度を下げるには、使用するカラーピンを4色に限定するか、判定ピンの順序と予想ピンの順序を対応させましょう。こうすると、1つ目の穴に黒いピンがあれば、予想の最初のピンが正しいということがわかります。ゲームの難易度を上げるには、出題者が同じ色のピンを繰り返し使えるようにしたり、使う色を増やしたりしましょう。 ヒットアンドブローの戦略については記事を参考にしましょう。

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