ヒューズをチェックする方法

この記事には:ヒューズボックスの場所を確認する視覚的兆候を確認する回路のテストを行うヒューズを交換する

ヒューズは、過熱や過熱に伴い生じるその他のダメージから、電気系統の重要な部品を保護するために取り付けられています。潜在的に危険な過電流が発生する場合、ヒューズに通っているエレメントが「飛ぶ」ことで、電気回路への接続を遮断します。愛車や自宅の電気系統を保護する上で大変役に立ちますが、短期的に不都合が生じる場合もあります。適正な工具と若干の知識があれば、ヒューズが飛んだ際に素早くチェックして、交換が必要かどうかを確認できます。

パート 1
ヒューズボックスの場所を確認する

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    愛車のマニュアルを確認するか、それらしき場所を探しましょう。多くの車にはヒューズボックスが二カ所にあり、取り付け場所に国際的な決まりはありません。愛車のマニュアルを参照すると時間の節約になります。マニュアルを基に、電力が失われた車の箇所を制御するヒューズがある場所を探し、ヒューズを直接確認します。マニュアルが無い場合は、次に挙げる典型的な場所にある大型の箱か、むき出しになっているヒューズ群を探します。[1]
    • 大抵の車には、ボンネット下のエンジンかバッテリーの横に1つか2つのヒューズボックスがあります。ここにすべてのヒューズが取り付けられていれば問題はありませんが、該当するヒューズが見つからない時には、車内にヒューズボックスがある場合もあるので探し続けましょう。
    • 新型車の場合、ヒューズボックスがダッシュボード下のアクセスが容易な場所に取り付けられているケースが多くあります。グローブボックスの上部を探して、蝶番が下側に開くような場所が無いかを確認します。蓋を開ける際に、マイナスドライバーが必要な場合があります。
    • 旧型車の場合、蓋の無いヒューズボックスがアクセルペダル右側付近に取り付けられている事がよくあります。車種によってはヒューズの確認が困難な場合があるので、懐中電灯や手鏡を準備しましょう。
    • 稀に、トランク内や後部座席下にヒューズボックスがある場合があります。[2]
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    屋内のヒューズボックスを探しましょう。自宅のヒューズをチェックする場合は、押し入れや地下室、洗濯場あるいは自宅の外壁にヒューズボックスかサーキットブレーカーがないか探します。アパートや間借りの場合は、ヒューズボックスが近所のアパートに取り付けられている事があります。
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    その他の機器の場合は取扱説明書を確認しましょう。集中エアコンやその他の家電製品のヒューズを確認するときは、取扱説明書を参照してヒューズの場所を確認します。製品によっては安全にヒューズボックスへアクセスするために、電源を予め遮断しておく必要があります。

パート 2
視覚的兆候を確認する

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    ラベルが表示されている場合は読みましょう。回路図は、自動車用ヒューズボックスの場合、蓋の外側か内側に表示されている事がよくあり、車のユーザーマニュアルには必ず表記があります。40以上のヒューズを一つずつ確認する代わりに、カーステレオ(もしくはその他の稼働しない機器)を保護するヒューズをすぐに確認できるので、多大な時間の節約になります。自宅のヒューズボックスにはほとんどの場合ラベル表示がありませんが、大抵数個のヒューズしか使われていないので、全部のヒューズを確認するのに手間はかかりません。
    • 愛車のユーザーマニュアルもしくはヒューズボックスの回路図を、専門のインターネットサイトか通常の検索エンジンで探します。愛車のメーカー名と車種名を知っておく必要があります。
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    ヒューズは接続したままにしておきましょう。電源が入ったままヒューズを外すことは危険なので避けましょう。さらに、外そうとしたヒューズがまだ機能している場合は、接続している機器に悪影響を与えることがあります。そのままの位置でヒューズを詳細に観察します。
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    ヒューズ内の断線や、焦げ跡がないか確認しましょう。外見上問題がなくてもヒューズが飛んでいる(よって、交換の必要があります)ことがありますが、大半の場合、問題のヒューズを特定する上で目視できる兆候があります。ヒューズは次の3つの基本的なタイプに分かれます。
    • 透明な(ガラスかプラスチックの)筒の真ん中にエレメントが通っているタイプです。 断線していればヒューズは飛んでいます。筒全体が黒色や茶色に煤けていればヒューズが飛んでいるだけでなく、回路が重大なショートをおこしていて回路の修繕(特に取り替え後に再び短時間でヒューズが飛ぶ場合)が必要である可能性を示しています。
    • 自動車用によく用いられるブレードヒューズは、2極をつなぐU字型のエレメントがプラスチック内に通っています。判別は容易ではありませんが、断線していればヒューズは飛んでいます。
    • 不透明な筒(金属コート剤で覆われています)は他の方法でテストしなければなりません。
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    電源を遮断して、屋内のヒューズを取り外しましょう。屋内のヒューズを確認する場合は、自宅に電気を供給する主電源を遮断してからヒューズを取り外すと詳細に確認できます。どのようなヒューズの場合も、問題があるかはっきりしないときは次の箇所に移ります。問題のヒューズが判明したら、ヒューズを交換する、の項目に進みましょう。
    • この手順は、自動車用ヒューズには現在の段階では推奨されていません。間違ったヒューズを取り外すと、アイドリング設定や車両診断用情報あるいは付帯機器に悪影響を及ぼすことがあります。[3]

パート 3
回路のテストを行う

検電テスターを用いる場合

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    新型の検電テスターを購入しましょう。検電テスターはホームセンターや電気店で購入できます。LEDか電球が柄に内蔵されていて、電源を電池か外部電源に頼る「パソコン対応」タイプを選択しましょう。回路から電源を取得して電球を灯す旧式の検電テスターは決して使わないようにしましょう。エアバックが作動して重大な障害を及ぼす場合があります。[4]
    • マルチテスターを所有している人は、マルチテスター使用法の記述に進みましょう。
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    テスターが点灯するかヒューズをチェックしましょう。次の手順でヒューズをチェックしてテスターが点灯するか確認します。[5]
    • 通電性のある物体(金属製の物体など)に黒色のアース配線を挟みます。
    • イグニッションキーをオンに、あるいは屋内のヒューズを確認する場合は主電源が入っているかを確かめます。
    • 赤色のプローブ(探針)をヒューズの片端にあて、その後もう一方の端にもあてます。(ブレードヒューズの場合は2極の電極がヒューズの2つの端に相当します。)
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    結果を判断しましょう。ヒューズが正常であれば、両端ともテスターが点灯します。どちらかが点灯しない場合は、ヒューズが飛んでいて交換の必要があります。[6]
    • 両端とも点灯しない場合は、電気がヒューズボックスに流れていないか、テスターの黒色配線が接地していないか、もしくはテスターの電球が切れているかのいずれかが原因です。原因を正して再度テストをするか、代わりにマルチテスターを使用しましょう。

マルチテスターを用いる場合

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    電源を遮断してヒューズを取り外しましょう。イグニッションキーをオフにするか、屋内のヒューズボックスへ通じる電源を遮断します。ヒューズを端から順に取り外します。ヒューズを取り外すために、ピンセットやラジオペンチあるいは自動車用ヒューズボックスの蓋に付属している類似の工具が必要となる場合があります。
    • 自動車用ヒューズボックス内のヒューズを複数テストする場合は、それぞれのヒューズがどこに取り付けられていたかを忘れないようにするため、写真を撮っておきましょう。
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    テスターに機能があれば、導通チェックを行いましょう。大半のデジタルマルチテスターには、円弧が平行に数個描かれた印 )))で示された導通チェックの設定があります。ダイヤルを回してこの設定を選択し、2つのプローブをヒューズの両端にそれぞれ1つずつあてます。ヒューズに接触している間、ビープ音が連続して鳴ればヒューズは正常です。無音の場合はヒューズが飛んでいます。
    • 導通チェック設定がない場合や結果を再確認したい時は、抵抗測定に進みましょう。
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    マルチテスターを抵抗測定に設定しましょう。設定位置はギリシャ文字のオメガのような「Ω」で表示されています。抵抗測定では微電流をヒューズに流し、電流がどれほど流れるかを測定します。この時は正確な抵抗値にこだわらず、抵抗値が表示されるかどうかで判断します。断線したエレメントに電流は流れないので、ヒューズが飛んでいれば抵抗値は表示されません。
    • アナログマルチテスターを所有している場合、複数のΩ設定があります。Ωx1と表示された設定を選択しましょう。旧型機種にはRx1と表示されているものもあります。
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    プローブ同士を接触させましょう。金属のプローブを互いに接触させてマルチテスターのディスプレーを確認します。この際表示される数字(もしくは針の位置)は、テスターが現在抵抗値として「考える」抵抗値0を示します。ヒューズをチェックした際に、この数値に近ければヒューズは正常です。
    • 大半のマルチテスターには、抵抗値を0に調整するためのダイアル(アナログテスターの場合)もしくはボタン(デジタルテスターの場合)があります。マルチテスターを頻繁に使用する予定がある場合は調整しますが、今回の作業では必要はありません。
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    ヒューズの両端にプローブをそれぞれ1つずつあてましょう。テスターのディスプレーを確認しながら、ヒューズの両端にプローブをそれぞれ1つずつあてます。ヒューズにあてた際にディスプレー表示の変化がなければ、ヒューズが飛んでいるので取り替える必要があります。数値か針の位置が変わり、両プローブを接触させたときの状態に近くなればヒューズは正常なので、ヒューズボックス内の元の場所に挿入します。

パート 4
ヒューズを交換する

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    電源を遮断してヒューズを取り外しましょう。ヒューズの取り外し時や新しいヒューズの取り付け時には、必ずヒューズボックスへの電源遮断を確認してから作業を行うようにします。自動車の場合はイグニッションキーをオフにします。
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    新しいヒューズを探しましょう。ホームセンターや電気店、あるいは自動車用品店(自動車用ヒューズの場合)で販売しています。使っていた飛んだヒューズを持参して、サイズや下記に挙げるその他の特徴を比較します。
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    新しいヒューズは、アンペア数やタイプと形状が同様のものを選択しましょう。全く同タイプのヒューズと交換することは大変重要です。特に重要な点として、通常ヒューズに記されているアンペア数を確認した後、同じ規格のヒューズを購入するようにしましょう。ヒューズはそれぞれ特定のアンペアで飛ぶように設計されています。それがヒューズの存在目的そのものです。アンペア数が低すぎるヒューズを使用すると、通常利用時にヒューズが飛んで回路がショートするかもしれません。アンペア数が高すぎると、過電流が流れた際にヒューズが飛ばず、回路内の交換が難しい部品が損傷するかもしれません。
    • 透明なヒューズ管には、速断型(直線ワイヤ)とスローブロー型(巻き線)の2通りがあります。以前のヒューズがスローブロー型の場合を除いて、スローブロー型ヒューズの使用は避けましょう。損傷を防ぐのに十分な速さでヒューズが対応できない場合があります。[7]
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    新しいヒューズを取り付けましょう。新型のヒューズは、少しの力を加えるだけで容易に挿入できるはずです。旧式のガラス管ヒューズでは、一方の端をまず挿入してからもう一方の端を挿入しなければならない場合もあります。[8]

ポイント

  • 他の製品と同様に、ヒューズも劣化します。時間と共に作動しなくなります。ヒューズが飛んだからといって、必ずしも電気回路に障害があるとは限りません。
  • ヒューズが飛んで愛車が不動になったにも関わらず、愛車を運転して新しいヒューズを入手しなければならない場合は、愛車のユーザーマニュアルを参照して、カーステレオのような不可欠ではない機器に使われている同アンペア数のヒューズを取り外します。外したヒューズを飛んだヒューズの代わりに挿入します。[9]
  • 適正なアンペア数のヒューズを使用している事が確かであるにも関わらず、交換後にヒューズがすぐ飛ぶ場合は、電気系統に重大な問題を抱えている可能性があります。電気技師に相談しましょう。[10]

注意事項

  • 検電テスターを使用する時以外は、ヒューズをチェックしたり取り外したりする前に、必ず装置への電源供給を遮断しましょう。

必要なもの

  • マルチテスター

記事の情報

カテゴリ: 住まいと暮らし・ガーデニング

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