ヒューズが切れると厄介ですが、実際、ヒューズは切れることによって電気事故や火災を予防する役割を果たしています。幸いヒューズは安価で、簡単に取り替えることができます。住宅や自動車の電気が切れたら、ヒューズを目で見て確認することができます。疑わしいヒューズの中に黒い焦げ跡や断線がないか確認しましょう。目視で不具合が見つからない場合は、検電テスターやマルチテスターを使ってヒューズが正常に機能しているかを確認することができます 。

方法 1 の 3:
住宅の分電盤を確認する

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    地下室やガレージで分電盤を探しましょう。分電盤は扉がついた金属製の箱で、中にはガラス製のヒューズがたくさんあり、ヒューズの口金はソケットにねじ込んであります。通常、分電盤は地下室や屋根裏、洗濯室、押し入れ、外壁に取り付けられています。[1]
    • 分電盤を見つけられなければ屋外の電気メーターを探し、そこから延びる配線を辿ってみましょう。分電盤(ヒューズボックスやブレーカー)は、一般的に、住宅に電気を引き込む箇所の周囲に取り付けられています。
    • 古い家の場合は、電球に似たガラス製のヒューズが分電盤に取り付けられており、ヒューズが切れたら取り換える必要があります。新しい家にはヒューズではなくブレーカーが取り付けられてます。この場合は、レバーを操作してリセットするだけで電気が流れます。
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    主電源を遮断し、切断された回線につながれている電気製品のコンセントを抜きましょう。分電盤の上部にある大きなレバーを操作して「入」から「切」へ切り替えます。主電源を遮断するだけでなく、ヒューズが切れたときに作動しなくなった電気製品のコンセントも抜いておきましょう。こうすると主電源を入れなおしたときに、新しく取り付けたヒューズが過負荷になる心配がありません。[2]
    • 主電源のスイッチがない場合は、分電盤の上にヒューズブロックが取り付けられているはずです。それを引き出して「入」「切」の表示があるか確認します。表示があれば「切」の面を上に向けてブロックを挿入しましょう。表示がなければ、ヒューズの交換が終わるまでブロックを取り外した状態にしておきます。
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    ヒューズの中を見て、ガラスの焦げや断線を確認します。分電盤の扉の裏に回路図や表示があるか確認しましょう。運が良ければ、回路図で電気が切れた部屋を見つけて、対応するヒューズを突き止めることができます。該当するヒューズを反時計回りに回し、ソケットから取り外します。ヒューズにガラスの焦げや断線がないか確認しましょう。[3]
    • 分電盤に回路図や表示がない場合はヒューズを一つずつ調べて、ガラスが焦げたり断線しているヒューズを探します。切れたヒューズを見つけたら、該当する部屋を記しておきましょう。ヒューズが切れるたびにこのように記しておくと、最終的にすべてのヒューズが対応する場所がわかるようになります。
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    切れたヒューズを同じアンペア数のヒューズと交換します。ヒューズに記されているアンペア数を表す数字を探しましょう。その値を書き写すか切れたヒューズを持ってホームセンターなどへ行き、まったく同じヒューズを購入しましょう。新しいヒューズを所定の位置に差し込み、時計回りに回して取り付けます。[4]
    • ヒューズのアンペア数は国によって異なりますが、15、20、30アンペアが一般的です。

    安全上の注意:切れたヒューズよりアンペア数が高いヒューズを使ってはいけません。不適切なヒューズを使用すると、電気事故や火災を引き起こす恐れがあります。

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    主電源を入れて交換したヒューズを確認します。新しいヒューズを取り付けたら、該当する回路の電気製品のスイッチがすべて切れているかを再度確認します。準備が整ったら主電源を入れるかヒューズブロックを挿入して、住宅への電気の供給を再開します。該当する部屋の電気をつけたり電気製品のコンセントを入れたりして、回路を確認しましょう。[5]
    • ヒューズを交換しても電気製品が作動しない場合は、主電源を遮断してからヒューズがしっかりと取り付けられているか確認しましょう。
    • 交換した直後にヒューズが切れる場合は、使用電力が回路の限界を超えている可能性があります。使用する電気製品を減らすか、不必要な電気製品のコンセントを抜きましょう。[6]
    • 問題が解決しない場合は、経験豊富な電気工事業者に依頼しましょう。電気の配線に問題があるかもしれません。
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方法 2 の 3:
自動車のヒューズに対処する

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    エンジンルームの内部やダッシュボードの下でヒューズボックスを探します。多くの車にはヒューズボックスが2個以上取り付けられていますが、配置に国際的な基準はありません。自動車メーカーの多くは、エンジンやバッテリーの近くもしくはハンドルの下やグローブボックスの裏にヒューズボックスを配置しています。灰色や黒い箱を探しましょう。ヒューズボックスに「ヒューズ」と表示されている場合もあります。
    • ヒューズボックスが見つからない場合は、自動車の取扱説明書を確認します。取扱説明書がなければ、車種、年式、型式に加え「ヒューズボックスの位置」を入力して、インターネットで検索してみましょう。
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    作動停止した機器を制御するヒューズを探しましょう。ヒューズボックスの横にある掛け金を持ち上げてカバーを緩めます。蓋の裏面に、各ヒューズが制御する機器を示した回路図があります。取扱説明書に回路図が記載されている場合もありますが、見つからなければインターネットで検索してみましょう。[7]
    • 回路図にはヒューズのアンペア数も記載されています。アンペア数は、交換用のヒューズを購入する際に必要になります。
    • ヒューズボックスを探す前に、必ず車のエンジンを切っておきましょう。
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    ヒューズクリップやピンセットを使って、切れたヒューズを取り外します。交換用ヒューズセットや車にプラスチック製のヒューズクリップが含まれている場合もあり、このヒューズクリップを使ってヒューズを取り外すことができます。ヒューズクリップがなければ、ピンセットで代用できますが、いざとなったら指で慎重に取り外してもかまいません。
    • 切れたヒューズを取り外す前に、エンジンが完全に止まっていることを確認しましょう。誤って、「ON」や「ACC」に切り替わるのを防ぐため、イグニッションキーから鍵を外しておきます。そうしないと感電の可能性があります。
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    ヒューズの断線や変色を確認します。自動車のヒューズは小さいので、不具合を見つけるのが難しいかもしれません。ヒューズを照明にかざして内部をよく観察し、ヒューズの両端をつなぐ細い線を見つけましょう。この線の損傷や焦げ跡が見つかるようならヒューズは切れています。[8]
    • 線の損傷がなく特に問題が見つからない場合は、それが本当に該当するヒューズなのか回路図で再度確認しましょう。ヒューズを一つずつ確認しても問題があるヒューズが見つからない場合は、整備士に電気系統を確認してもらう必要があるかもしれません。
    • ヒューズが切れているのかを目視で確認できない場合は、マルチメーターを使ってヒューズが機能しているかを確認する必要があるかもしれません。
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    切れたヒューズと同じアンペア数の新しいヒューズを取り付けます。カー用品店やホームセンターのカー用品コーナーで交換用のヒューズを探しましょう。同じヒューズを購入するために、切れたヒューズを持参すると便利です。適切な交換用のヒューズを用意したら、切れたヒューズを取り外した個所に挿入します。[9]
    • 新しいヒューズを取り付ける前に、車のエンジンが止まっていることを確認しましょう。きちんと収まるまで少し力を入れて押し込みます。
    • 自動車のヒューズは色分けされているので、色が違えば同じヒューズではないことがすぐにわかります。また、元のヒューズと先端の形状が同じヒューズを用意する必要があります。必要に応じて店の人に相談し、適切なヒューズを探してもらいましょう。

    ポイント:ヒューズが切れたことが原因で車が動かない場合は、不必要な機器を制御するヒューズの中から切れたヒューズと同じものを探して入れ替えましょう。 たとえば、イグニッションを制御するヒューズが切れた場合、ラジオを制御するヒューズが切れたヒューズと同じならば一時的に入れ替えて使うことができます。

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方法 3 の 3:
検査機器を使ってヒューズを確認する

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    検電テスターを使って、自動車のヒューズを確認しましょう。イグニッションキーに鍵を差し込み、ACC電源を入れます。ヒューズボックスを開き、ヒューズ表面の小さな金属部分にテストピンをあてましょう。テスターが点灯したら、ヒューズは正常に機能しています。[10]
    • 検電テスターを使うと、切れたヒューズを簡単に見つけることができます。断線や焦げなどヒューズが切れた形跡を目視で見つけることが難しい場合に便利です。
    • 検電テスターはカー用品店やホームセンターなどのカー用品コーナーまたはインターネット通販で見つけることができます。検電テスターにはテストピンが1~2個あり、その先端を自動車用ヒューズ表面の小さな金属部分にあてて使います。

    ポイント:自動車のエンジンをかける必要はありませんが、ACC電源を入れたうえでヒューズを確認しましょう。ACC電源が入っていないとヒューズに電気が流れません。ただし、ヒューズを取り外す際にはエンジンを完全に切りましょう。

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    プラグヒューズに切れた形跡が見つからない場合は、マルチテスターを使って確認しましょう。マルチテスターを抵抗測定に設定します。設定位置はギリシャ文字のオメガのような「Ω」で表示されています。分電盤の主電源を切り、確認したいヒューズを取り外します。表面がラミネート加工された作業台や木製の台など、電流が流れにくい場所にヒューズを置きましょう。ヒューズのガラス面を下に、金属製の差し込み部分を上に向けて置きます。[11]
    • 住宅の分電盤によく使われているプラグヒューズには、電球のようなねじ込み端子があります。プラグヒューズを検査するには、マルチメーターの片方のテストピンをヒューズの端子の先端にあてます。もう一方のテストピンは、ねじ込み端子の根元に近い側面にあてましょう。
    • マルチメーターに表示された抵抗が0~5Ωなら、ヒューズに問題はありません。抵抗の値が高いとヒューズの劣化や断線の可能性があります。また、検査結果の「OL」は、ヒューズが確実に切れていることを表します。[12]
    • 自動車用の検電テスターと同じように、マルチメーターは家庭用のヒューズを見ても明らかな不具合を発見できない場合に便利です。
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    マルチメーターを使って、電子機器に使われている円筒形ヒューズを確認しましょう。電子機器や電気製品が故障した場合は、取扱説明書に従ってヒューズを取り外します。一般的に、電気製品には、ガラス製の本体の両端に端子がある円筒形ヒューズが使われています。マルチテスターを抵抗測定に設定し、電流が流れにくい面にヒューズを置きましょう。[13]
    • マルチメーターのテストピンを各ヒューズの端子にあてます。プラグヒューズの場合と同じように結果が0~5Ωなら、ヒューズに問題はありません。これより値が高い場合や「OL」が表示された場合はヒューズに不具合があります。
    • 自動車用のヒューズやプラグヒューズと同じように、円筒形ヒューズの断線や焦げを目視で確認することもできますが、ヒューズの中がはっきりと見えない場合には、マルチメーターを使うとヒューズが機能しているかを判断できます。
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ポイント

  • 新しく取り付けたヒューズがすぐに切れる場合は、その自動車や住宅の電気系統に深刻な問題がある可能性もあります。経験豊かな整備士や電気工事業者に連絡しましょう。
  • 必要なときにすぐに交換できるように、家や車に予備のヒューズを用意しておきましょう。

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注意事項

  • 感電を防ぐため、ヒューズに触れる前には必ず電気を遮断しておきましょう。
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