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ビアポンはアメリカで人気のパーティーゲームです。大学生のパーティーで行われることがよくありますが、大人も楽しむことのできるゲームです。このゲームでは、ビールを注いでおいた相手チームのカップにピンポン玉を投げ入れます。ピンポン玉が入る度にそのカップを撤去し、全てのカップが先になくなったチームが負けです。ビアポンを楽しむ前に、ゲームの基本やルール、そしてチームを勝利に導くためのポイントを学びましょう。ちなみに、ビアポンにおけるルールの内容や名称は地域によって異なることがあります。この記事では、アメリカで行われるビアポンを基本として紹介しています。[1]

パート 1
パート 1 の 3:

ゲームをする

  1. 1
    長机に10個のカップを並べましょう。ビアポンには全部合わせて20個のプラスチック製カップが必要です。ちなみにアメリカでは、伝統的な赤色のカップが最もよく使われています。机の両端にそれぞれ10個のカップをピラミッド形に並べましょう。自分に最も近い列には4個、机の中央に最も近い列には1個のみ置きます。また、公式に規定されているビアポンテーブルは長さ約210〜240cm、幅約60cmですが、長めのものであればどんな机を使っても構いません。[2]
    • 一般的に、カップは16オンス(約475ml)また18オンス(約535ml)のものが使われます。スーパーマーケットなどで購入しましょう。
  2. 2
    カップにビールを注ぎましょう。次に、ビールもしくは好みの飲み物をカップに注ぐ必要があります。酒類を使わない場合には水を使用すると良いでしょう。一般的には、350mlのビール2本でカップ10個分になるはずです。ただし、これは飲みたいビールの量によって前後することがあります。カップにビールを注ぐのは、得点が入るとビールを飲んでカップを端によけるというルールがあるからです。[3]
    • カップの4分の1程度の量を注ぎましょう。
    • 水を注いだカップを机の端に準備しておき、床に落ちたり汚れたりしたピンポン玉を綺麗にしましょう。
  3. 3
    チームを組みましょう。このゲームは各チーム1人もしくは2人で行います。1チームに3人以上いてはいけません。また各チーム2人でゲームを行う場合、ピンポン玉は1個ではなく2個必要です。[4]
  4. 4
    先攻を決めましょう。「アイコンタクトゲーム」でどちらが先にピンポン玉を投げるのかを決めます。これは、各チームのプレイヤーがお互いに対戦相手の目を見ながら相手チームのカップに向かってピンポン玉を投げるというゲームです。どちらかのプレイヤーが相手のカップにピンポン玉を入れるまで繰り返し、入らなかった方が後攻になります。チーム戦の場合は、ピンポン玉を入れるのに成功するまで投げる人を交替します。そしてアイコンタクトゲームに勝ったチームが先攻になります。[5]
    • ピンポン玉が入ってもカップを片付けてはいけません。ピンポン玉を取り出して洗い、ゲームを始めましょう。
  5. 5
    順番にピンポン玉を投げましょう。交替でお互いのカップにピンポン玉を投げ入れます。そしてピンポン玉がカップに入る度に中身を飲み、カップを片付けます。カップが全てなくなるまでこれを繰り返し、相手のカップを先に全てなくしたチームが勝ちです。
    • 同じチームのプレイヤーが相手チームの同じカップにピンポン玉を入れた場合、自動的に勝利となります。
    • 一般的には勝ったチームが机に残り、次のゲームでは新しいチームと対戦します。
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パート 2
パート 2 の 3:

ルールを学ぶ

  1. 1
    肘は机の先端から出ないようにしましょう。ピンポン玉を投げる時には、肘が机の先端より前に出てはいけないというのが共通のルールです。このルールには手首も含まれることがあります。肘が机の先端を超えた状態でピンポン玉を投げ入れた時には、得点としてみなされません。また、その場合はピンポン玉を投げた人に返し、再度投げる必要があります。[6]
    • 背の低いプレイヤーや投げるのが苦手なプレイヤーのために、全員が同意すればこのルールを無くしてもよいでしょう。
  2. 2
    1ゲームにつき2回リフォームが可能です。リフォームとはカップの形を整えることであり、1ゲーム当たり2回まで許されています。リフォームはカップが6、4、3、2個残った時に行うことができ、四角形や三角形に整えることができます。また、リフォームを2回とも使ったとしても最後まで残ったカップはゲーム中いつでも中央に動かすことができます。[7]
    • ゲームが順調な場合は、ゲーム後半までリフォームを残しておきましょう。例えば、6個あるいは4個のカップが残った時にリフォームをしてカップを分散するのではなく、残りが4個あるいは3個(2個でも可)になるまで温存します。そうすればゲームが終盤になった時にカップ同士の位置が近くなります。
    • また、ゲーム中にはいつでもカップの位置を整えることができます。これはリフォームとは異なり、カップ同士を寄せたり、位置が変わった場合に元の場所に戻したりということしかできません。
  3. 3
    ピンポン玉をバウンドさせましょう。机にバウンドさせたピンポン玉がカップの中に入った場合は、ピンポン玉が入ったカップに加えて別のカップを片付けることができます。どのカップを片付けるかはプレイヤー次第です。また、ピンポン玉をバウンドさせる場合、相手チームにはそのピンポン玉をはじく権利があり、その逆も同様であることに注意しましょう。バウンドショット中にピンポン玉がはじかれたことに対してプレイヤーが抗議することはできません。[8]
    • 相手チームのカップが1個だけ残った時にバウンドショットを試みるのが1番です。
    • 相手チームの集中力が切れていそうな時にバウンドショットで投げてみましょう。
  4. 4
    「ヒートアップ」と叫びましょう。2回連続でピンポン玉をカップに入れたプレイヤーは「ヒートアップ」と叫びます。また、3回連続で入った時には「ファイヤー」と叫びます。先に「ヒートアップ」と叫ばない限り、「ファイヤー」と叫んではいけません。「ファイヤー」と叫んだプレイヤーは、外すまでピンポン玉を繰り返し投げることができます。[9]
    • 相手のチームに聞こえるように「ヒートアップ」、「ファイヤー」と叫びましょう。
  5. 5
    孤立したカップを狙いましょう。1ゲームにつき1回、他のカップに触れていないカップを寄せることが許されています。「ソロ」と言えばそのカップを寄せることができます。また、このカップにピンポン玉が入った場合、プレイヤーはカップをもう1個寄せることができます。プレイヤーがある孤立したカップを寄せた上で他のカップにピンポン玉を入れてしまった場合、そのカップは机にそのまま置いておかなければなりません。[10]
    • 孤立したカップとは、水気によって他のカップから少しずれたものではなく、周りのカップが片付けられたことによって孤立したカップのことを指します。
  6. 6
    デスカップを狙いましょう。デスカップとは、机の脇によけられたカップやプレイヤーの手にあるカップのことを指します。相手チームのプレイヤーはこのカップを狙うことができます。プレイヤーが手に持っているデスカップにピンポン玉が入ったら、自動的にゲーム終了です。プレイヤーが手に持っているカップではなく、机の上にあるデスカップに入った場合はカップを3個撤去することができます。[11]
    • できるだけビールを速く飲んでピンポン玉が入るのを防ぎましょう。
    • デスカップを作る時には、相手チームの集中力がなくなるまで待ちましょう。
  7. 7
    反撃しましょう。どちらかのチームが勝った後、負けたチームは反撃ショットを投げることができます。反撃ショットは、負けたチームの各プレイヤーが相手チームに残っているカップに向かって失敗するまでピンポン玉を投げます。それでもカップが残っている場合はゲーム終了です。全てのカップにピンポン玉が入った場合は、延長戦に入ります。延長戦では、各チームが3個のコップで三角形を作り、負けたチーム側のカップが全てなくなるまでピンポン玉を投げます。[12]
    • 延長戦ではリフォームが認められていませんが、カップの位置を整えることは可能です。
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パート 3
パート 3 の 3:

勝利につながる投げ方を学ぶ

  1. 1
    ピンポン玉を準備しましょう。ピンポン玉を投げる前には必ず濡らしておきます。これによりショットの精度が高まり、空気の中をよりスムーズに飛ぶことができます。乾いたピンポン玉では距離が出ず、狙いを定めるのが難しくなります。
    • ピンポン玉は毎回水を入れたカップで綺麗にしてから投げましょう。
  2. 2
    正しい姿勢で立ちましょう。ピンポン玉を投げる時には姿勢が成功への鍵になります。どちらの手で投げるにしても、手と同じ方の足が前に来ます。反対側の足は後ろに下げて体を支えます。また、肘は机の先端を超えないようにし、実際に投げる前には練習をしましょう。
  3. 3
    ピンポン玉を投げる練習をしましょう。ピンポン玉には主に3つの投げ方があります。まず、アーチショットです。これはピンポン玉を高く投げてカップに落とし入れる投げ方です。次に、ファストボールショットはカップに向かってまっすぐ素早く投げる方法です。最後に、バウンドショットはカップに入れる前に机に跳ね返らせる方法です。[13]
    • ファストボールショットは、エスカレートする恐れがあるため認められていない場合もあります。
  4. 4
    常に警戒しておきましょう。自分を狙う悪質なショットを避けるため、常に机から目を離さないようにしましょう。また、逆に相手チームの集中力が落ちている瞬間を利用することもできます。そのうちの1つに、注意を払っていないふりをするこという方法があります。例えば、相手チームが投げている間に目を反らしたり、傍観者と話したりしてみましょう。
  5. 5
    ピンポン玉に息を吹きかけるか回転させましょう。ピンポン玉がカップの縁で回転してまだ中に落ちていない時には、息を吹きかけたり指ではじいたりすることができます。一般的に、女性は息を吹きかける方法、男性には指ではじく方法がルールとして決められています。ピンポン玉がビールに触れない限り、得点としてみなされません。[14]
    • 女性の場合、ピンポン玉がカップの縁を回っている時には息を吹きかけて落とすことができます。顔をカップに近づけてできるだけ強く息を吹きかけましょう。
    • 男性の場合、ピンポン玉がカップの縁を回っている時には指で落とすことができます。ただし、素早く行わなければなりません。指をピンポン玉の下に入れ、素早くはじきましょう。
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ポイント

  • ピンポン玉は2本ではなく3本の指を使って投げましょう。精度が上がります。
  • カップ全体ではなく、1個のカップを狙いましょう。ピンポン玉が入る確率が上がります。
  • 相手がショットを投げることを防ぐため、投げたらすぐにピンポン玉を取り戻すようにしましょう。
  • ビールやその他の飲み物は机の上に置かないようにしましょう。相手チームがその中にピンポン玉を投げ入れた場合、自動的に相手チームの勝利となり一気飲みしなければならなくなります。
  • カップを倒さないように注意しましょう。カップを片付けなくてはならなくなります。
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注意事項

  • 決して飲酒運転をしてはいけません。
  • 20歳未満の人は飲酒をしてはいけません。
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