ビットコインはインターネット上の代替通貨システムで、電子通貨の一種として機能します。ビットコインは、投資として、また商品やサービスの決済方法として利用されており、第三者が関与することなく投資や決済ができる手段とされています。ビットコインの人気は高まっているにもかかわらず、ほとんどの企業は未だビットコインを受け付けていません。また、投資としての有用性は非常に疑わしく、潜在的なリスクがあります。ビットコインを購入する前に、ビットコインとは何なのか、そしてビットコインのメリット、デメリットについて理解することが重要です。[1]

パート 1 の 6:
ビットコインを理解する

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    ビットコインの基本を理解する ビットコインは完全な仮想通貨で、第三者(銀行、クレジットカード会社やその他の金融機関)を介さずに、消費者が通貨の取引を無料で行うことを可能にします。ビットコインは政府や中央銀行などの中央機関によって規制されることがなく、すべてのビットコインの取引は、ほとんどの場合、ユーザーが匿名で、追跡が不可能なインターネット上のマーケットで行われます。[2]
    • ビットコインを使うと、世界中の誰とでもすぐに金銭の取引を行うことができます。銀行や金融機関の口座を作る必要はありません。
    • 送金には名前が必要ないため、身元情報を盗まれるリスクがほとんどありません。
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    ビットコインのマイニング(採掘)について学ぶ ビットコインを理解するためには、ビットコインが発行される工程である、マイニングについて理解しておくことが重要です。マイニングは複雑ですが、ビットコインの取引が二者間で行われるたびに、取引ログがコンピューターによって電子的に記録される、というのが基本的な概念です。取引ログには、取引に関する全ての詳細な情報(取引時刻、誰がどれだけのビットコインを保有していたか、など)が記載されます。[3]
    • こういった取引は、「ブロックチェーン」と言われるものに共有されます。「ブロックチェーン」には、すべての取引とビットコインの保有者が記されています。
    • ビットコインのマイナー(採掘者)とは、所有しているコンピューターを使って絶えず検証を行い、ブロックチェーンの内容が正しく、最新であることを確かめている個人のことです。マイナーには、取引の検証を行う報酬としてビットコインが支払われます。これにより、ビットコインの供給量が増えます。
    • ビットコインは中央機関によって監視されていないため、送金する利用者が十分なビットコインを保有していること、合意された額が送金され、取引後の各利用者の残高が正しいことがマイニング作業によって保証されます。[4]
  3. 3
    ビットコインを取り巻く法的な問題を知る 最近、マネーロンダリング対策を担っているアメリカの連邦政府機関が仮想通貨の新しいガイドラインを発表しました。更新されたガイドラインではビットコインの取引が規制されていますが、現時点では、その他のビットコインの仕組みについてはそのままになっています。
    • ビットコインのネットワークは、政府による規制に抵抗しています。また、匿名で金銭のやり取りができるという事実により、麻薬売買やギャンブルといった非合法の活動に関わっている人々から忠実な支持を得ています。[5]
    • ビットコインはマネーロンダリングの手段であると、法執行機関によって結論づけられる可能性があり、ゆくゆくは使用を禁止する方法が模索されるかもしれません。ビットコインの使用を完全に禁止することは難しくなると思われますが、厳しい規制によってビットコインのシステムが衰退してしまう可能性があります。それにより、合法的な通貨としてのビットコインの価値が下がってしまうでしょう。
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パート 2 の 6:
ビットコインを使用することのメリット、デメリットを知る

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    ビットコインのメリットを知る ビットコインのメリットは、安い手数料、身元情報盗難や支払い詐欺からの保護、決済が早い、などです。[6]
    • 安い手数料:PayPalや銀行のように、手数料によってシステムが維持されている従来の金融システムを使用するのと違い、ビットコインはそのような仕組みを全く使用しません。ビットコインのネットワークは、新しいビットコインを補填するマイナーによって維持されています。
    • 身元情報盗難からの保護:ビットコインの利用に必要なものは、単純にデジタルウォレット(ビットコインの送受信に使われるもの)のIDだけで、名前やその他の個人情報は必要ありません。クレジットカード加盟店が個人情報やクレジット限度額などを調べることができるクレジットカードと違って、ビットコインの利用者は完全に匿名のまま操作できます。
    • 支払い詐欺からの保護:ビットコインはデジタル通貨であるため、偽造することができず、支払い詐欺を防ぐことができます。加えて、クレジットカードの返金時のように、取引を取り消すことはできません。
    • 即時送金と決済:従来の送金処理には、相当な遅延やその他の面倒なやりとりが伴います。第三者が関わらないことで、送金を容易に行うことができ、異なる通貨やプロバイダを利用している当事者間で取引を行う場合でも複雑な処理や遅延、および手数料が発生しません。
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    ビットコインのデメリットを知る 従来の銀行取引では、自分のクレジットカードが不正取引に使用されたり、銀行が破綻した場合、消費者を保護する法律があります。従来の銀行と異なり、ビットコインにはビットコインを紛失したり、盗まれた時のためのセーフティネットはありません。紛失したり盗まれたビットコインを払い戻すために仲介する権限もありません。[7]
    • ビットコインのネットワークはハッカーに対して免疫があるわけではなく、一般的なビットコインのアカウントは、ハッキングやセキュリティ侵害に対して全く保護されていないということを頭に入れておきましょう。[8]
    • ある調査によると、ビットコインを他の通貨に交換するサービスを提供している40の企業のうち18社が廃業しており、顧客に返済を行なった取引所は6つだけです。
    • 価格が変わりやすい事も大きなデメリットです。これは、円でのビットコインの価格が激しく変動することを意味します。例えば、2013年、1BTC(ビットコイン単位)は約1,300円の価値がありました。その後、急速に約120,000円を超えるまで上がり、今ではおおよそ501,133円となっています(2017/8/30時点)。つまり、実際の通貨をビットコインに変換した場合は、ビットコインのままにしておくことが重要であると言えます。円に戻す時に資金を大幅に損失する可能性があるためです。[9]
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    投資としてビットコインを利用する際のリスクを理解する 普及しているビットコインの使い道のひとつが投資です。十分な注意を払って、実際に投資を始めなくてはなりません。ビットコインでの投資の主なリスクは、激しい価格変動です。急速に上下する価格により、損失のリスクは非常に大きなものとなります。
    • ビットコインが政府の規制対象となってしまった場合、ビットコインを求める人の数が減る可能性があります。ビットコインの価格は需要と供給によって決定されるため、そのように需要が減ると、理論上は通貨の価値が無くなってしまいます。[10]
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パート 3 の 6:
ビットコインの保管場所をセットアップする

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    ビットコインをインターネット上に保管する ビットコインを購入するためには、まず、ビットコインの保管場所を作成する必要があり、これがビットコイン購入の最初のステップとなります。現在、インターネット上でビットコインを保管するためには、2つの方法があります。[11]
    • オンラインウォレットにビットコインのキーを保管する ウォレット(財布)とは、コンピューターのファイルで、実際の財布と同じようにお金を保管することができます。ビットコインのクライアントをインストールしてウォレットを作成できます[12]。クライアントは通貨を使用できるようにするソフトウェアです。しかし、お使いのパソコンがウィルスに感染したり、ハッキングされた場合、またファイルを間違って配置した場合、ビットコインを失う可能性があります。外部ディスクにウォレットのバックアップを常に取っておき、ビットコインの損失を防ぐようにしましょう。
    • サードパーティにビットコインを保管する Coinbaseやblockchain.infoといった[13]、ビットコインをクラウドに保管するサードパーティのサイトを通してオンラインウォレットを作成することもできます。セットアップは簡単ですが、サードパーティを信頼しなくてはなりません。Coinbaseやblockchain.infoは、大規模で信頼できるサードパーティのサイトですが、セキュリティーに関して保証はありません。
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    ビットコインのペーパーウォレットを作る 広く普及している安全で安価なビットコインの保管方法のひとつがペーパーウォレットです。ウォレットは小さく、コンパクトでコードが記載された紙で出来ています。ペーパーウォレットの利点のひとつは、ウォレットの秘密鍵が電子的に保存されないということです。そのため、サイバー攻撃の標的となったり、ハードウェアの不具合で損失するようなことがありません。[14]
    • ペーパーウォレットの作成サービスを提供しているサイトはいくつかあります。ビットコインのアドレスを生成し、2つのQRコードを含んだ画像を作成します。1つは、ビットコインの受け取りに使用するパブリックアドレスで、もう1つはアドレスに保管されているビットコインを使う際に使用する秘密鍵です。
    • 画像は、長めの紙切れに印刷され、半分に折って持ち運べます。
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    ハードウェアウォレットを使ってビットコインを保管する ハードウェアウォレットは、数が限られており、入手が困難な場合があります。ハードウェアウォレットは、秘密鍵を電子的に保存できる専用の端末で、店舗やレストランなどで支払いができます。ハードウェアウォレットは一般的に小さくコンパクトなもので、USBメモリの形をしたものあります。[15]
    • Trezor(トレザー)は、大きな額のビットコインを入手したいけれども、サードパーティのサイトには頼りたくないというビットコインマイナー向けのハードウェアウォレットです。
    • コンパクトなLedger(レジャー)ビットコインウォレットは、ビットコインを保管するUSBメモリとして機能し、ICカードのセキュリティーを用いています。市場で入手しやすいハードウェアウォレットのひとつです。
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パート 4 の 6:
ビットコインを両替する

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    ビットコインの両替所を選ぶ ビットコインを入手する最も簡単な方法は、両替所を通したビットコインの入手です。他の通貨を両替する時と同じように交換できます。通貨を登録して、ビットコインに変換するだけです。数百の両替所が利用可能で、最適な為替オプションはお住まいの地域によって異なりますが、よく知られている両替所は下記です。
    • CoinBase:米ドルとユーロをビットコインにトレードできる人気のウォレットと両替サービスです。ビットコインの購入や取引に便利なウェブとスマホアプリが用意されています。
    • Xapo:預け入れた不換通貨(各国で使用されている通貨)を、口座内でビットコインに両替してくれるウォレットとビットコインデビットカードのプロバイダーです。
    • ビットコインの取引が可能な両替所もあります。その他の両替所は、限られた範囲で売買ができるウォレットサービスとして機能しています。ほとんどの両替サービスやウォレットサービスでは、普通の銀行口座のように電子マネーや不換通貨を保管できます。両替所やウォレットは、一般的な取引を行いたいだけで、完全な匿名性を必要としない場合に適しています。[16]
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    身元情報、連絡先情報の根拠となるものをサービスに提供する 両替サービスに登録する際、アカウントを作成するために個人情報を提供する必要があります。ほとんどの国において、ビットコインの両替所を利用する個人または金融システムは、マネーロンダリング対策の要件を満たすことが法的に要求されています。[17]
    • 身元情報を提出する必要があるにもかかわらず、両替所やウォレットのサービスには、銀行と同じような保護がありません。ハッキング対策や、両替所が破綻してしまった場合の補償はありません。
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    両替所のアカウントでビットコインを購入する 両替所でアカウントのセットアップができたら、自分の銀行口座と紐付け、銀行口座からビットコインのアカウントへ資金を移す必要があります。資金の移動は一般的に銀行送金を介して行われ、手数料がかかります。[18]
    • 両替所の銀行口座へ直接入金できる場合もあります。入金はATMを通してではなく、対面で行われます。
    • 両替サービスを利用するために銀行口座への紐付けが必須となっている場合、両替サービスが拠点としている国の銀行だけが認められる可能性が高いでしょう。海外の銀行口座からの送金を受け付ける両替所もありますが、送金手数料が高くなり、ビットコインを現地通貨に戻すのに遅延が生じる場合があります。
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パート 5 の 6:
売り手を通してビットコインを入手する

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    LocalBitcoinsで売り手を探す[19] LocalBitcoinsは、お住まいの地域にいる売り手と直接会って取引を行うために使用される主要なサイトです。売り手と会う段取りをつけ、ビットコインの価格を交渉できます。また、LocalBitcoinsは売り手買い手の双方を保護する仕組みを擁しています。[20]
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    Meetup.comを使って売り手を探す 一対一での取引があまり好きではないという場合は、Meetup.comを使って、ビットコインのMeetupグループを探しましょう。ビットコインをグループとして購入したり、以前、売り手を通してビットコインを買った経験がある他のメンバーから学ぶことができます。[21]
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    実際に会う前に価格を交渉する 売り手によっては、対面で取引を行うために取引価格の5%から10%の割増料金を支払う場合があるかもしれません。売り手のレートに合意する前に、http://bitcoin.clarkmoody.com/ を通して、現在のビットコインレートをインターネットでチェックできます。[22]
    • 現金での支払いか、オンラインの支払いサービスを通した支払いのどちらが好ましいかも売り手に確認すべきでしょう。ほとんどの売り手は、返金不可能な現金での支払いを好みますが、PayPalを使用した支払いを許可している売り手もいます。
    • 信頼のできるトレーダーは、実際に会う前に必ず価格の交渉を行います。多くのトレーダーは、ビットコインの価値が急激に変動してしまう場合に備え、一旦価格が確定すると、会う日程を先延ばしにしません。
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    人の多い公共の場所で売り手に会う 個人宅で会う事は避けましょう。特に、売り手に支払うための現金を持っている場合は、万全の対策を取らなくてはなりません。[23]
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    ビットコインウォレットを操作できるようにしておく 売り手に会う際、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどを使って、ビットコインのウォレットを操作する必要があります。また、取引が完了したことを確認するためのインターネット接続も必要です。売り手に支払う前に、ビットコインが自分のアカウントに送信されたことを必ず確認しましょう。[24]
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パート 6 の 6:
ビットコインATMを使う

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    最寄りのビットコインATMの場所を確認する ビットコインATMは比較的新しいサービスですが、設置数は増え続けています。オンラインのビットコインATMマップを使って、最寄りのATMを探すことができます。[25]
    • 大学から地元の銀行まで、世界中の多くの機関がビットコインATMを提供しています。
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    銀行口座から現金を引き出す ほとんどのビットコインATMは、デビットカードやクレジットカードの取引ができるようになっておらず、現金のみを受け付けます。[26]
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    ATMに現金を入れる そして、モバイルウォレットのQRコードをスキャンするか、スマートフォンを使い、アカウントから必要なコードにアクセスして、ビットコインをウォレットに読み込みます。[27]
    • ビットコインATMのレートは、標準的なレートに加えて3%から8%程度、変動することがあります。
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ポイント

  • ビットコインのマイニング(採掘)には注意しましょう。「マイニング」は、ビットコイン取引のブロックを生成することによって、ビットコインを自分で作り出す工程を指します。[28]マイニングはビットコインを「買う」方法とも言えますが、ビットコインの高まる人気によってマイニングはさらに難しくなっており、ほとんどのマイニングは、「プール」と呼ばれる大規模なマイニングのグループやマイニングのために設立された企業によって行われています。プールやマイニング企業への投資はできますが、マイニング自体は個人で行い、利益を得られるものではなくなってしまいました。[29]
  • 普通のパソコンでビットコインのマイニングができるというソフトウェアや、マイニングを手助けする機器を売りつけてくる人に注意しましょう。そういった製品は、詐欺である可能性が高く、ビットコインのマイニングに役立つことはありません。[30]

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このwikiHow記事について

Vinny Lingam
共著者 by
Bitcoinスペシャリスト
この記事の共著者 by Vinny Lingam. ヴィニー・リンガムは、ブロックチェーン技術を導入した個人情報保護および新規事業のマネジメント会社「 Civic Technologies」の最高経営責任者を務めています。2006年に最優秀アフリカ若手IT起業家賞を受賞、2009年には若手グローバルリーダー世界経済フォーラムに参加、2015年には世界のトップ500CEOに選出されるなど活躍しています。南アフリカ大学にて電子商取引の学士号を取得。 この記事は1,678回アクセスされました。
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