ビットコインを送金する方法

共同執筆者 Vinny Lingam

この記事には:ほかのユーザーにビットコインを送金するビットコインウォレットをセットアップするビットコインを集めて取引に使用する18 出典

ビットコインは、P2P送金(個人間送金)システムで使用される電子通貨の一種です。ビットコインは、ユーザーの取引履歴として生成され、取引手数料で支払いの検証が行われます。しかし、ビットコインは金や紙幣によって裏打ちされているわけではないため、ビットコインを売却したり、通常の通貨に変換したり、商品やサービスをビットコインで購入しない限り、価値はありません。[1]取引を行い、誰かにビットコインを送金する前に、ビットコインウォレットを選び、セットアップして、ビットコインを誰かから受け取ったり、購入したり、マイニング(採掘)を行って、ウォレットにビットコインを入れる必要があります。

パート 1
ほかのユーザーにビットコインを送金する

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    ソフトウェアウォレットで送金します。ソフトウェアウォレットによる送金処理は、プラットフォームによって異なりますが、基本的な同じ処理に従った手順であるはずです。一般的には、インターネットバンキングのアカウントによる送金と非常に類似したものでしょう。[2]
    • ソフトウェアウォレットを開き、「送金」タブをクリックするか、お使いのウォレットのメニューにある「取引 | ビットコイン送金」オプションを使用します。
    • 送金したい相手のウォレットのビットコインアドレスを入力します。アドレスを手動で入力するか、クリップボードからコピーアンドペースト、または、送金先のQRコードをドラッグアンドドロップします。
    • ビットコインの取引を追跡できるように、ラベルを選択します。
    • 「BTC」入力欄に、送金したいビットコインの値を入力します。
    • 入力内容を見直して、入力した情報が正しいことを確認しましょう。
    • 「送信」をクリックして、取引を完了します。
    • 取引は一旦完了すると、取り消すことができません。ビットコインのネットワーク上で取引が確認されるまで、1時間程度かかる場合がありますが、送金者と受取人は、取引が完了したことを直ちに確認することができます。[3]
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    ペーパーウォレットを使用してビットコインを送金しましょう。ペーパーウォレットを利用している場合は、物理的なウォレットからソフトウェアウォレットにビットコインを移す必要があります。ビットコインをソフトウェアウォレットに移したら、ソフトウェアウォレットを用いた普通の取引と同様に、処理を進めることができます。[4]
    • お使いのペーパーウォレットに記載されたQRコードをスキャンするか、独自の英数字文字列をソフトウェアウォレットに入力します。
    • ペーパーウォレットの残高をチェックして、十分な資金があることを確認しましょう。
    • 次に、プライベートキーをインポート、またはスウィープ(sweep)します。
    • インポートでは単純に、ペーパーウォレットのプライベートキーの中にあるビットコインがソフトウェアウォレットに読み込まれます。ちょうど小切手とデビットカードのように、ペーパーウォレットとソフトウェアウォレットの両方からビットコインにアクセスできるようになります。そのため、インポートする場合、ペーパーウォレットを保護することが大切です。
    • スウィープは、インポートと同じことを行いますが、新しい独自のビットコインアドレスを使用して、ビットコインを保護します。スウィープを行うと、ペーパーウォレットには何も残りません。[5]
    • 通常のソフトウェアウォレットで行うときと同じように、ビットコインの取引を行います。
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    オンライン型ウォレット(ビットコイン取引所などがホスティングするウォレットサービス)を通してビットコインの取引を円滑に行いましょう。オンライン型ウォレットを使用したビットコインの送金は、ソフトウェアウォレットを使用した送金と本質的には同じです。[6]オンライン型ウォレットの多くは、インターネットバンキングと同じようにサービスを提供しています。しかし、一般的にこういったサービスには、インターネットバンキングにある保険やセキュリティが欠けているため、オンライン型ウォレットで取引を行う時は、十分に注意することが重要です。[7]
    • ウォレットをホスティングしているウェブサイトやサービスがなくなってしまうと、そのホステッドウォレットに保管していたビットコインを全て失ってしまう場合があります。

パート 2
ビットコインウォレットをセットアップする

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    ウォレットとは何なのか理解しましょう。ビットコインウォレトは、みなさんのポケットに入っている実際の財布(ウォレット)と同じように機能します。ウォレットを持つことで、お金を使ったり、受け取ったりできるようになります(この場合、お金がビットコインとなります)。取引を行うためには、自分自身のビットコインウォレットが必要になります。ビットコインウォレットは、オンラインで無料で入手できます。[8]
    • ビットコインウォレットは、コンピューターのソフトウェアやハードウェア、または物理的な紙切れという形をとることがあります。
    • ビットコインウォレットは、ビットコインの保管、受け取り、交換などを行う場所です。
    • どのビットコインも、独自のプライベートキーから構成されています。プライベートキーを使って、ビットコインで支払いや取引を行います。[9]
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    ウォレットをセットアップします。ビットコインの取引を行うためには、ビットコインウォレットを選び、セットアップする必要があります。ビットコインウォレットの主要なタイプには、次の3つがあります。
    • ソフトウェアウォレット - このビットコインウォレットは、実質的にはデジタルウォレットです。ビットコインを自分の端末に保管し、支払いや受け取りの処理を簡略化できるので便利です。しかし、ソフトウェアウォレットは、ハッキングの被害に遭いやすいという欠点があります。
    • オンライン型ウォレット - この種類のデジタルビットコインウォレットは、サードパーティの企業によって運用されています。ソフトウェアウォレットと同じ利点がありますが、サードパーティ企業や、プラットフォームを信頼した上でオンライン型ウォレットを使用する必要があります。
    • 物理ウォレット - 物理ウォレットは、本質的にはオンラインで資金を安全に保管するために使用される紙の台帳です。人から自分の物理ウォレットへビットコインを受け取る場合は簡単ですが、人へ送金する場合は、ソフトウェアウォレットやオンライン型ウォレットへビットコインをインポートする必要があります。[10]
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    ウォレットのオプションを査定しましょう。ビットコインウォレットには主要な3タイプがありますが、その3タイプの中にも様々な種類があります。選択するウォレットのタイプは、自分の必要なもの、ビットコインの使用に関する経験や技術力によるでしょう。
    • ビットコインの初心者であれば、大量のダウンロードの必要がなく、しなくてはならない処理も少ないソフトウェアウォレット(「シンクライアント・ソフトウェア」と呼ばれます)が最も適しているでしょう。ElectrumやMultibitなどのウォレットを試しましょう。
    • ビットコインの保管処理を第三者に任せたい場合は、オンライン型ウォレットサービスを試すといいでしょう。この種類のウォレットは、ブラウザやスマホアプリからセットアップしたりアクセスできますが、自分でリサーチを行い、ホストを信頼することができるか確かめましょう。
    • 頻繁に取引を行う意思がなく、ビットコインを保管しておく予定であれば、オフライン型ストレージウォレットが最も適しているでしょう。物理的なペーパーウォレットや、Armoryなどのオフラインソフトウェアウォレットを使用できます。
    • ビットコインシステムの利用経験や、技術力がある場合は、サードパーティのサーバーの代わりに、Bitcoin-QTやArmoryを使用するといいかもしれません。お使いのパソコンに、ブロックチェーン全体を保管することが可能ですが、大容量のストレージが必要になります(最低でも16GB)。[11]

パート 3
ビットコインを集めて取引に使用する

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    ビットコインで商品やサービスを売りましょう。新しいビットコインはどれも、以前の取引によって生じるものです。ビットコインを全く保有していない時は、取引で人からビットコインを受け取るか、現金での購入、新しいビットコインのマイニングによって、ビットコインを入手できます。[12]
    • ビットコインの受け取りに関する詳細な情報は、ビットコインを受け取る方法を参照しましょう。
    • ビットコインを使用している知り合いがいれば、その人にある程度の額のビットコインを送ってもらうよう頼んでもよいでしょう。
    • ビットコインを使用している知り合いがいないのであれば、ビットコインのユーザーに何かしらの取引を持ちかけて、ビットコインで支払ってもらうことで、ビットコインを入手できるでしょう。
    • その他の選択肢として、ビットコインの「マイニング(採掘)」があります。
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    ビットコインのマイニングを行いましょう。ビットコインのネットワーク上で誰からもビットコインをもらえない場合は、マイニングでビットコインを稼ぐことができます。マイニングとは、他のユーザーの取引履歴を検証する助けとなる複雑な数学の問題を解き、見返りとしてビットコインを受け取ることです。ビットコインの受け取りは無料ですが、取引でビットコインを送るためには、通常、手数料を支払います。[13] しかし、現時点でマイニングは非常に複雑で、高くつくビットコインの入手方法であり、ほとんどの人にとっては現実的な方法ではありません。
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    ビットコインを購入しましょうビットコインを使用している知り合いがおらず、売るものものない、ビットコインのマイニングもしたくないという場合は、ビットコインのネットワークを通してビットコインの購入ができます。[14]ビットコインを購入するには、次の3つの方法があります。
    • 人からビットコインを購入する - 個人売買を行うサイトを通してビットコインを購入し、現金(直接または、振込)、銀行送金、PayPal、その他の方法で支払うことができます。コツは、信頼できる取引相手を見つけることです。よって、不正な売り込みから身を守るために、エスクローサービス(仲介サービス、CoinColaやLocalBitcoinsなど)を使用する価値があるでしょう。OTC取引(売り手と買い手が直接取引すること)のプラットフォームでは、自分の身元証明をアップロードすることができます。取引の際のセキュリティを強化するため、取引相手の身元証明も要求するとよいでしょう。[15]
    • 取引所、販売所からビットコインを購入する - 取引所や販売所は、ユーザー間の取引を円滑に行ったり(取引所)、保有しているビットコインを顧客に直接販売している(販売所)オンラインサービスです。アカウントを作成して、取引所や販売所を利用する前に、自分の身元を証明する必要があります。[16]
    • ATMを通してビットコインを購入する - ビットコインの多くは一方向性なので、購入するか、現金と交換することしかできませんが、ビットコインATMからは現金を使ってビットコインを購入できます。ATM設置の可否や、設置場所を規制している政府機関が多いため、お住まいの地域でATMを見つけることは難しいかもしれません。[17]

ポイント

  • ビットコインは、利用方法が複雑で、投資には多大なリスクが伴います。投資を始める前に、ビットコインやビットコインの適切な利用方法に関して十分に調べ、情報を得るようにしましょう。
  • ウォレットのバックアップをとりましょう。一般的に、ウォレットのバックアップを安全な場所に保管しておくことをお勧めします。そうしておけば、サーバーで不具合があった時にビットコインを保護できます。また、パソコンやスマートフォンが盗まれた場合も、ビットコインを守ることができます。[18]
  • ウォレットをバックアップする際は、異なる媒体を用いた複数の安全な保管場所の使用を検討しましょう。
  • ウォレットやスマートフォンのどちらか、または両方を暗号化しましょう。暗号化することで、資金を引き出したり送金を行う際にパスワードの入力が必要となり、ビットコインを盗難から保護できます。ただし、決してパスワードを忘れないようにしましょう。さもないと、ビットコインを完全に失ってしまうことになります。パスワードを覚えやすいものにするか、メモして安全な場所に保管しましょう。

記事の情報

この記事はVinny Lingamが共著しています。 ヴィニー・リンガムはアイデンティティー管理会社、「Civic」の最高経営責任者を務めています。Civicではブロックチェーン技術を導入した認証システムを用いることで、個人情報のコントロールや保護の簡略化を行っています。

カテゴリ: インターネット | パソコン・電子機器

他言語版:

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