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ブレスレットは、子供を含むどんな年齢の人でも楽しく簡単に作ることができます。この記事では、ゴム紐や伸びるテグスとビーズを使った簡単なブレスレットの作り方と、ワイヤーやつぶし玉、ビーズ、留め具を使った複雑なブレスレットの作り方を紹介します。

方法 1
方法 1 の 4:

作り始める

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    初心者は、伸びるテグスやゴム紐の使用を考える 伸びるテグスやゴム紐を使ったブレスレットは、楽しく簡単に作ることができます。紐にビーズを通して結ぶだけで、留め具を使う必要がありません。ビーズ用の伸びるテグスやゴム紐は、ビーズショップや手芸店のビーズ売り場などで購入できます。
    • 透明な伸びるテグスには様々な太さがあります。太い伸びるテグスは頑丈で、大きなビーズに適しています。細い伸びるテグスは、より繊細で小さなビーズと良く合います。
    • ゴム紐は、糸や布で覆われています。これらは、ビーズに使う標準的な糸より太く、通常黒色か白色です。
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    上級者は、ワイヤーを使ってみる ビーディングワイヤーは、テグスのように結ぶことができないので、つぶし玉と留め具を使う必要があります。つぶし玉を使うと、ブレスレットを固定しやすくなります。必ず柔軟性のあるビーディングワイヤーを使用しましょう。ワイヤーラッピング用のワイヤーは太くて硬く、ビーズ細工には適しません。
    • 形状記憶ワイヤーを使って、螺旋状の面白いブレスレットを作っても良いでしょう。
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    ビーズと糸の種類によって、相性の良し悪しがあることを知る 小さいビーズは細くて繊細な伸びるテグスとの相性が良い一方、大きなビーズを使用する場合は、太いゴム紐やワイヤーが必要です。大きくてかさばるビーズを使用する場合は、ブレスレットを長めに作る必要があります。このようなビーズは、ブレスレットと手首の間の隙間を狭めるので、長めに作らないとブレスレットがきつくなってしまいます。
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    ビーズを選ぶ ビーズにはたくさんの種類があります。素材によって見た目が異なり、それぞれ適性も異なります。 下記にて、ビーズショップや手芸店で販売されている最も定番のビーズを紹介します。
    • プラスチック製のビーズは、最も安価で様々な色や形があり、子供の工作に最適です。子供向きの楽しいブレスレット作りには、明るい色のゴム紐と、プラスチック製のポニービーズを使用しましょう。また、子供がブレスレットに名前を入れられるようにアルファベットビーズを使用しても良いでしょう。
    • ガラスビーズは、美しく様々な色があります。光を良く捉え、価格帯は中間です。ガラスビーズの多くは半透明で、模様が入っている物もあります。
    • 半貴石は、ガラスビーズよりも高価で重い傾向にあります。これは、半貴石が天然素材で、2つとして同じ物がないためです。
    • 貝殻や木材、象牙やサンゴなどの天然素材のビーズもあります。これらのビーズの多くは高価で全く同じ物がなく、それぞれに個性があります。
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    ビーズをゴム紐やワイヤーに通す前にデザインを決める ビーズを購入するとき、すでにビーズが紐に通してあることもあります。これは、包装の仕方の1つで、最終的なデザインを示唆する物ではありません。紐を切ってビーズを紐から外し、机やビーズトレイの上で新しいデザインを作りましょう。下記にて、いくつかデザイン案を紹介します。
    • 大きいビーズを中央、一番小さいビーズが留め具の近くになるように配置しましょう。
    • 大きいビーズと小さいビーズかスペーサービーズ(ビーズ間の隙間を埋めるのに適したビーズ)を交互に配置してみましょう。
    • 赤やオレンジ、黄色のような暖色、もしくは緑や青、紫のような寒色の配色にしましょう。
    • 同じ色で大きさや色合いが異なるビーズをたくさん選びましょう。例えば、水色と青、紺色のビーズを使うと良いでしょう。
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    ビーズトレイの入手を考える ビーズトレイは、ビーズショップや手芸店のビーズ売り場で購入できます。ビーズトレイは、通常灰色でベルベットのようななめらかな手触りです。また、目盛りがついたネックレス形の溝が付いていることもあります。この溝を使うことで、ビーズを紐に通す前に、並べてネックレスやブレスレットの見た目を確認することができます。
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方法 2
方法 2 の 4:

伸びるブレスレットを作る

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    材料を揃える 伸縮性のあるブレスレットは作るのが最も簡単で、道具も少なく済みます。ゴム紐とプラスチック製のポニービーズを使って、子供向けの簡単なブレスレットを作ることができます。また、透明な伸びるテグスとガラスビーズを使って、 華奢な可愛らしいブレスレットを作ることもできます。必要な物は、下記のリストの通りです。
    • 伸びるテグスもしくはビーズ用のゴム紐
    • ビーズ 
    • はさみ
    • テープもしくはダブルクリップ
    • 強力接着剤
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    手首の長さを測って、少し長めにゴム紐を切る ゴム紐を手首に1.5周させ、よく切れるはさみで切りましょう。ゴム紐は、後から結べるように少し長めにしましょう。
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    ゴム紐を伸ばす 指でゴム紐を掴み、優しく引っ張ります。こうすることで、ゴム紐が後から伸びて隙間が出来てしまうのを防げます。
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    ゴム紐の片端にテープを留める こうすることで、作業中にビーズが滑り落ちてしまうのを防げます。テープがない場合や接着力が弱い時は、代わりにダブルクリップを使いましょう。
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    ゴム紐にビーズを通す この作業にビーズ針は必要ありません。ゴム紐の多くは、十分硬さがあるのでそのままビーズを紐に通すことができます。ゴム紐を先端近くで持ち、ビーズを通しましょう。
    • 一番穴が大きなビーズを最初に通しましょう。ブレスレットが完成したとき、結び目をそのビーズの下に滑り込ませて隠すことができます。
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    好みの長さになるまで、ビーズを加え続ける 時々ブレスレットを手首に巻いてみましょう。始めと終わりのビーズが触れていて、かつ少し余裕ができるようにします。手首周りで引っ張られた状態になるのは避けます。隙間や紐が見えている場合は、もう少しビーズを足す必要があります。
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    テープもしくはダブルクリップを外し、本結びもしくは外科結びにする ゴム紐の両端を、靴紐を結ぶ時のようにそれぞれの上下に組みます。結び目を閉じずに同じような結び目をもう1つ作り、輪のような見た目にします。紐の端の一方を手に取り、輪の片方の周りを一周させます。反対側の端も同じように一周させましょう。それから結び目を閉じます。[1]
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    隣接するビーズの中に、結び目を入れる これでブレスレットの見た目が決まります。強力接着剤を1本用意しておきましょう。
    • 結び目をビーズの中に入れることができたら、余分な紐を切り、結び目の上に接着剤を少量つけます。それから、ビーズの中に結び目を入れ込みましょう。
    • 結び目がビーズの中に入らない場合は、代わりに紐の端を押し込みましょう。結び目の上に少量の接着剤をつけ、固めます。
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    ブレスレットを身につける前に接着剤が乾くのを待つ ブレスレットをつけるのが早すぎると結び目が緩み、接着剤に亀裂が入る恐れがあります。大抵の接着剤は15分程度で乾き、24時間で完全に固まります。乾燥にかかる正確な時間を知るには、接着剤のラベルを読みましょう。
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方法 3
方法 3 の 4:

留め具を使ったブレスレットを作る

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    材料を揃える 留め具を使ったブレスレットは、伸びるブレスレットよりも難易度が高くなります。作成には、追加で道具や材料が必要です。必要な物のリストは以下の通りです。
    • ビーディングワイヤー
    • 留め具とフック
    • つぶし玉2つ
    • シードビーズ2つ
    • ビーズ
    • ニッパー
    • 丸ヤットコ
    • テープもしくはダブルクリップ
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    巻き尺で手首を測り、13cmから15cm足す ブレスレットは、仕上げに必要な長さ分長めに作ります。また、ブレスレットがきついと着け心地が良くないので、少しゆるめに作りましょう。加えて、中にはかさばるビーズもあるので、その分も考慮して長くします。[2]
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    測った長さを元にニッパーでビーディングワイヤーを切る 柔らかく、柔軟性のあるワイヤーを使いましょう。ワイヤーラッピング用の硬いワイヤーは使用しません。ビーディングワイヤーは、ビーズショップもしくは手芸店のビーズ売り場で購入できます。通常ビーディングワイヤーは平らな円盤状の糸巻きに巻かれています。
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    ワイヤーの片方にテープを巻く テープを巻くことで、ビーズを無くさずにワイヤーに通すことができます。テープがない場合は、代わりにダブルクリップを使うこともできます。
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    ビーズトレイにデザインを置いてみる ビーズトレイがない場合は、テーブルの上で巻き尺の隣にデザインを並べましょう。こうすることで、デザインを完成させるのに必要なビーズの数が分かります。デザインがシンプルな場合(2色のデザインなど)や、ランダムなデザインの時は、並べてみる必要はありません。
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    ビーズをワイヤーに通す パターンを決めたら、ワイヤーにビーズを通し始めましょう。この作業にビーズ針は必要ありません。ワイヤーの先端付近を持ち、ビーズを通し始めましょう。時々手首につけて長さを測ります。大きなビーズは幅をとるので、手に合うように長めに作る必要があるかもしれません。
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    つぶし玉、シードビーズ、留め具の片方をつけて仕上げる ビーズを全て通し終わったら、つぶし玉、シードビーズ、最後に留め具を通します。留め具はどちらを先に通しても構いません。
    • 留め具はどんな物でも使用できます。引き輪やカニカンが一般的ですが、磁石式の留め具にすれば、簡単に着脱できます。
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    ワイヤーをシードビーズとつぶし玉に逆向きに通し、輪を作る 留め具は輪の先端から下がっている状態になります。
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    つぶし玉とシードビーズを留め具に向かって優しくスライドする ぴったりとくっつく所まで動かしますが、留め具を少し揺すれる程度の余裕を残しましょう。ワイヤーの端は、2.5cm程度残します。
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    丸ヤットコを使ってつぶし玉をつぶす しっかりとビーズをつぶしましょう。つぶし玉が結び目の役割を果たすので、しっかりと固定する必要があります。ワイヤーを優しく引っ張り、ワイヤーが動くようであれば、つぶし玉をきつく締めます。ワイヤーの端は切りません。
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    ブレスレットを上下逆さにし、ワイヤーの端をビーズの中に押し込む  ビーズはつぶし玉と留め具の方に滑り落ちます。ワイヤーの端を、はじめのいくつかのビーズの中に押し込んで隠しましょう。つけているテープやダブルクリップは外します。
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    反対側でも同じ手順を繰り返す(つぶし玉はまだ閉めない) つぶし玉とシードビーズ、留め具のもう一方をつけます。ワイヤーをシードビーズとつぶし玉に逆向きに通します。ビーズが留め具と一列に並ぶまで、優しくワイヤーの端を引っ張りましょう。
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    ブレスレットをつけてみて、必要があれば調整する ブレスレットが大きすぎる場合は、ビーズをいくつか外す必要があります。ブレスレットが小さすぎる場合は、ビーズをいくつか足す必要があります。調整するには、留め具、シードビーズ、つぶし玉を外します。調整が終わったら、つぶし玉、シードビーズ、留め具を忘れずに戻しましょう。
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    つぶし玉を丸ヤットコでつぶし、優しく引っ張って張り具合を調べる パーツの位置が少し動くようであれば、つぶし玉を強く閉めましょう。
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    ワイヤーの端をビーズ2〜3個に通し、余分なワイヤーを切る ニッパーの平らな面をビーズに押し付け、ワイヤーの先端を慎重に切り取りましょう。
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方法 4
方法 4 の 4:

多連ブレスレットを作る

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    材料を揃える 多連ブレスレットは楽しく作ることができます。それぞれの糸に、同じ種類で違う色のビーズを使いましょう。また、全ての糸に違う種類のビーズを使うこともできます。この種類のブレスレットにはシードビーズが最適です。必要なもののリストは下記の通りです。
    • テグス
    • ビーズ針
    • ビーズ
    • ボールチップ(ダルマチップとも呼ばれます)
    • 丸カン2つ
    • 留め具とフック
    • 丸ヤットコ
    • はさみ
    • 強力接着剤
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    手首を測り、0.6cmから2.5cm足す ブレスレットを手首の長さより長めにすることで、手首周りにゆるく垂れ下がるようになります。これが最終的なビーズの紐の長さになります。
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    測った2倍の長さにテグスを2本切る テグスは、後で半分に折ります。これが、ビーズの紐1本分です。
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    2本の糸をまとめて持ち、半分に折って輪の先端付近で大きな結び目を作る  結び目は2つから4つ作ると良いでしょう。見た目が悪くても心配いりません。結び目は後で隠します。結び終わったら、大きな結び目から4本糸が出ている状態になります。こうすることで、ブレスレットが一層丈夫になります。
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    結び目に強力接着剤を少量つけ、結び目を覆うようにボールチップを折り曲げる ボールチップは爪や丸ヤットコを使って閉じます。ボールチップの輪は、余っている糸の短い端と同じ側に配置します。糸の端は後で切ります。
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    4本の糸の束を全てビーズ針に通し、ビーズを通し始める 好みの長さより少し短い程度になるまで、ビーズを通し続けましょう。
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    ビーズ針を糸から外し、最後のビーズの近くで結び目をいくつか作る 結び目の位置がビーズに近すぎると糸に過度の圧力かかるので、近すぎない位置で結びます。ビーズと結び目の間に少し隙間を残しましょう。
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    結び目に接着剤を一滴のせ、結び目を覆うようにボールチップを閉じる  ボールチップは、爪や丸ヤットコを使って閉めましょう。ボールチップの輪は、ビーズと逆方向にします。
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    この手順を繰り返して好きなだけビーズの紐を作る 作り終わったら、好みの見た目になるように並べて置きましょう。
    • ねじったような見た目にしたい場合は、ビーズの紐同士を編み込みましょう。
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    丸ヤットコで丸カン2つを開く 指と丸ヤットコを使って丸カンを持ちます。丸カンの切れ目が指と丸ヤットコの間に来るようにしましょう。丸カンを丸ヤットコでしっかりと掴み、指を自分と反対方向に動かします。そうすると、丸カンはねじれて開きます。[3] この手順をもう1つの丸カンでも繰り返します。
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    留め具の一方とビーズの紐を丸カンの1つに通す 丸カンを丸ヤットコで持ち、留め具とビーズの紐を輪に通します。丸カンの輪に入れるのは、ビーズの紐の片側のみです。ビーズの紐の反対側は、自由にぶら下がっている状態になります。
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    丸カンを閉じる 丸ヤットコで丸カンを持ったまま、指で丸カンを掴みます。手を自分に向かって動かし、丸カンをねじって閉じましょう。
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    この手順を、もう1つの留め具とビーズの紐の反対側でも行う 反対側の丸カンに、ビーズの紐ともう一方の留め具を通します。
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必要なもの

伸びるブレスレット作りに必要なもの

  • ビーズ用のゴム紐もしくは伸びるテグス
  • ビーズ
  • はさみ
  • テープもしくはダブルクリップ
  • 強力接着剤

留め具を使ったブレスレットに必要なもの

  • ビーディングワイヤー
  • 留め具とフック
  • つぶし玉2つ
  • シードビーズ2つ
  • ビーズ
  • ニッパー
  • 丸ヤットコ
  • テープもしくはダブルクリップ

多連ブレスレットに必要な物

  • テグス
  • ビーズ針
  • ビーズ
  • ボールチップ(ダルマチップとも呼ばれます)
  • 丸カン2つ
  • 留め具
  • フック
  • 丸ヤットコ
  • はさみ
  • 強力接着剤

ポイント

  • ゴム紐やワイヤーは、常に長すぎるくらい長めに切った方が良いでしょう。長い場合はいつでも短くできます。しかし、短く切りすぎた場合は長くできないので、最初からやり直しになってしまいます。
  • ビーズのブレスレットを複数作り、まとめて身につけてボーホーシック(ボヘミアンとニューヨークのソーホーを掛け合わせたスタイル)な装いにしてみましょう。
  • ブレスレットをたくさん作って、プレゼントとしてあげたり、インターネットやクラフトフェアなどで売ったりしましょう。
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注意事項

  • 幼い子供がビーズを使っている間は、目を離してはいけません。明るい色のビーズをお菓子と間違えて飲み込んでしまう恐れがあります。
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