ピアスを治癒させる方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

ピアスを開けたあとは、傷が治癒するまで待ちきれない気持ちで待っている人も多いでしょう。治癒を少しでも早めるために、毎日、低刺激のせっけん水で患部を洗いましょう。また、ピアスとその周辺の皮膚を刺激したり、傷が開いてしまうと、治癒を遅らせるので注意しましょう。組織が治癒するための時間を充分に与えてからピアスを取り替えましょう。感染症を起こしている可能性がある場合は、ピアスの施術担当者、かかりつけ医、あるいは皮膚科医に抗生物質を服用すべきか、洗浄のみで充分か相談しましょう。

方法 1 の 3:
ピアスを洗浄する

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    まず手を洗う 低刺激の石鹸で入念にこすり洗いをしましょう。水で洗い流して清潔な状態にしてから肌に触れましょう。[1]
    • 細菌が付着する恐れがあるので、他人にピアスを開けた部位を触れさせないようにしましょう。
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    毎日5~10分ほど生理食塩水に浸す 清潔なガーゼ、あるいはペーパータオルを生理食塩水に浸しましょう。それをピアスにあてて5~10分間そのままの状態を維持します。毎日1、2回この処置を行いましょう。[2]
    • ピアスを開けた部位によっては、コップなどに生理食塩水を入れて、その中で患部を直接浸すことができるかもしれません。例えば指先にピアスをあけたのであれば、しっかりと被るように食塩水に浸すことができます。
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    指示を受けた場合はせっけん水で洗う ピアスの施術担当者から、1日1回せっけん水で洗浄するよう指示を受けた場合は、無香料かつ低刺激性の石鹸と水を混ぜ合わせて患部を洗いましょう。最後に水ですすぎ洗いをして、せっけんが残らないようにしましょう。[3]
    • 香料、着色料、染料、あるいはトリクロサンが含まれている製品は肌に刺激を与えてしまうので使わないようにしましょう。
    • 耳にピアスを開けた場合は、耳たぶの裏側も忘れずに洗浄しましょう。
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    ペーパータオルあるいは紙ナプキンで水気を優しく拭き取る 清潔なペーパータオル、あるいは紙ナプキンで、洗ったあとの肌に残った水分を拭き取りましょう。力を入れすぎたり肌を強くこすると傷口が開いてしまう恐れがあるので気をつけましょう。使用したペーパータオルは廃棄します。[4]
    • 布製のタオルは、繊維がピアスに引っかかる恐れがあるので使わないようにしましょう。
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    洗浄は1日1回または2回までにする 頻繁に洗浄した方が効果が高くなるように感じられるかもしれませんが、肌を洗いすぎると逆に組織が弱ってしまい、治癒が遅れる原因となります。[5]
    • 入浴時は必然的に患部も水で濡れるので、最後に洗浄をするようにしましょう。
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方法 2 の 3:
治癒を待つ

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    かさぶたは剥がさない 生理食塩水に患部を浸し低刺激のせっけんと水で洗うだけで、充分清潔な状態になっています。表面にかさぶたができた際は、無理に剥がすと出血してしまうので、そっとしておきましょう。治癒するにつれて自然に剥がれます。[6]
    • 治癒を待っている間、ピアス本体を回転させて位置をずらす必要はありません。回転させることで肌に刺激を与えてしまい、結果的に治りが遅くなってしまうかもしれません。
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    抗生物質や消毒剤を用いない こうした成分は治りかけの患部に刺激を与える可能性があります。抗生物質軟膏は水分を閉じ込める働きをするため、内側で細菌が繁殖してしまう原因となります。消毒アルコールや過酸化水素といった消毒剤も治癒の妨げとなります。[7]
    • 抗菌成分が含まれているせっけんや塩化ベンザルコニウムを含んだ消毒剤も使わないようにしましょう。
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    乾いた清潔な状態を保つ 患部を他人に触れさせないようにしましょう。また、汗や汚れから守る必要があります。例えば、メイク用品や香水が付着しないように注意しましょう。さらに、患部に触れる可能性のある機器や小物も清潔に保ち、細菌を防ぎましょう。[8]
    • ピアスをあけた部位によっては、例えば携帯電話、ヘッドフォン、眼鏡、帽子などが該当します。
    専門家情報
    Sasha Blue

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    ボディピアッサー
    サーシャ・ブルーはプロのボティーピアッサーとして20年以上の経験があります。1997年にピアッサーの見習いをはじめて以来、クライアントをボディジュエリーで飾る仕事を続けており、現在は「Mission Ink Tattoo & Piercing」に勤務しています。サーシャはカリフォルニア州のサンフランシスコ郡にてピアスの施術を行う資格を保持しています。
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    ボディピアッサー

    ピアスに触ったり、物が当たったりしないように気を付けましょう。体は傷を治そうとしています。そのため、患部を清潔に保ち、治るに任せましょう。治癒の途中で、ピアスをいじってはいけません。また、電話やヘッドフォンなどが当たらないように注意し、就寝時は新しいピアスを下にして眠らないようにしましょう。

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    充分に治癒してからピアスを取り外す ほとんどの場合、ピアスをあけた傷が癒えるまで数週間から数か月を要します。焦らずに治癒するまで待ってからピアスを取り外しましょう。下記は部位別の目安です。[9]
    • 耳たぶ:3~9週間
    • 耳の軟骨(トラガス、コンク、インダストリアル、ロック、オービタル):6~12か月
    • 鼻孔:2~4か月
    • 口:3~4週間
    • 唇:2~3か月
    • へそ:9~12か月
    • 性器:4~10週間
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    ボディピアッサー
    サーシャ・ブルーはプロのボティーピアッサーとして20年以上の経験があります。1997年にピアッサーの見習いをはじめて以来、クライアントをボディジュエリーで飾る仕事を続けており、現在は「Mission Ink Tattoo & Piercing」に勤務しています。サーシャはカリフォルニア州のサンフランシスコ郡にてピアスの施術を行う資格を保持しています。
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    ボディピアッサー

    軟骨ピアスの場合、患部が直るまで長くかかります。

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方法 3 の 3:
感染症を治す

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    赤み、腫れ、発熱といった感染症の症状を把握する ピアスをあけた直後は、ある程度の痛みは避けられない一方で、感染症の兆候に注意を配る必要があります。痛みが長引いたり、触ると痛みが悪化するといった場合の他に、下記の症状も見逃さないようにしましょう。[10]
    • 黄色や緑色の分泌物、血
    • 高熱
    • 患部の赤み、腫れ、熱っぽさ
    • しつこい痒み
    • 悪臭
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    迅速に医師の診察を受ける 感染症は悪化する恐れがあるので、かかりつけ医や皮膚科医にできる限り早く診察の予約を入れましょう。すぐに診察を受けることが難しい場合は、ピアスの施術を行った担当者に相談しましょう。[11]
    • 医師や皮膚科医は、あなたのこれまでの病歴について尋ね、診察を行ったうえで、治療方法を決定します。[12]
    • 耳の軟骨部分が酷い感染症を起こしている場合は、躊躇せずに救急センターに向かいましょう。この部位は他よりも注意が必要で、合併症を引き起こす可能性もあります。

    ポイント:ピアスの感染と炎症の症状は間違えやすいものです。多くの場合、経験を積んだピアッサーならその違いを見分け、手当の仕方を教えてくれるため、医療機関の無駄な受診を避けられます。

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    金属アレルギーがないか検査する 感染症がニッケルに対するアレルギー反応によるものである可能性がある場合は、アレルギー検査を受けましょう。医師あるいは皮膚科医が、皮膚の一部を使って特定の金属に対するアレルギーの有無を検査するというものです。中でもニッケルが最も一般的な要因として挙げられます。アレルギーがあることが判明したら、コルチゾール軟膏が処方されたり、ニッケルの代わりにニオビウムやチタン、金のピアスを用いるよう勧められるかもしれません。[13]
    • アレルギー反応が深刻な場合、ピアスを取り外し、ピアスホールを閉じなければいけないこともあります。肌が治癒したら、再び開けることができますが、自分がアレルギーを起こさない素材を用いたピアスを着用するようにしましょう。
    • 金属アレルギー対応とされているピアスでも、ニッケルが含まれていたり、アレルギー反応が起きることがあります。ステンレスのピアスも、ニッケルが含まれることがあるため避けましょう。
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wikiHowスタッフ編集者
この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。
カテゴリ: タトゥーとピアス
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