ピアノなしでピアノの練習をする方法

共同執筆者 Michael Noble, PhD

この記事には:指の練習暗譜をするピアノ練習アプリの使用15 出典

この方法は常識に反するように見えますが、楽器を使わないピアノの練習は、実は有益なことなのです。鍵盤を打つようにテーブルをたたくことで指の運動ができます。たたく時には、リズムの練習をしたり一曲通して弾いてみましょう。曲を覚えなければならない時には、楽譜の1小節ずつ取り組み、テーブルの上で両手それぞれのパートを指でたたきます。一曲通してできるようになるまで徐々に小節を増やしていきましょう。また、練習に役立つアプリがいろいろあるので、上級者も初心者も試してみるとよいでしょう。

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指の練習

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    正しい手の形を作る練習をしましょう。ピアノを弾く時は、手を丸くし、リラックスさせましょう。ボールを持ったり、膝頭に手を当ててみたりしてみましょう。指がなだらかにカーブしていることを意識して、その指の形を維持する練習をしましょう。[1]
    • 指がピアノにふさわしい曲線を描いているときは、指が折れ曲がったり緊張していない状態です。それぞれの指の3つの関節すべてを見ることができるはずです。手首もリラックスさせましょう。
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    テーブルの上でスケールの練習をしましょう。本物のピアノのようにテーブルの上でスケールを弾いて、指使いの練習をしましょう。右手で音階を上がっていく時に、親指をくぐらせて音階の4番目の音を弾く練習をしましょう。そして音階を下がり、中指をまたがせて6番目の音を弾く練習をしましょう。[2]
    • 左手で音階を上がっていく時は、中指をまたがせて6番目の音を弾きましょう。左手で下がっていく時は、3番目の音を親指で弾きましょう。
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    指のリズム練習をしましょう。親指から始めて小指まで、真ん中のドの音からソの音まで鍵盤を使っているように5本の指すべてでたたきましょう。毎回3番目はより強くたたいてアクセントのリズムを付けましょう。[3]
    • 上がって下がって、もしくは親指から小指までたたいて、そして小指から親指までたたきましょう。アクセントのリズムを付けながらできるだけ早くたたきましょう。毎回2番目と4番目にアクセントを付けてみるなど、アクセントの間隔を変えたり、組み合わせを加えたりしましょう。
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    組み合わせ練習をしてみましょう。親指から小指に1から5の番号を付けます。1と2と5などのように番号の組み合わせを選びましょう。親指、人差し指、小指を順番にたたいていきましょう。[4]
    • 組み合わせを変えて、より複雑にしましょう。間違えることなく、できるだけ早くたたいてみましょう。
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    利き手ではない方の手はより時間をかけて練習しましょう。利き手ではない方の手のスケールなどの練習をすると、機敏さと均等さを向上させることができるでしょう。さらに追加の練習として、歯を磨いたり、髪の毛をとかしたりすることを、利き手と逆の手を使って行ってみましょう。[5]
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    ピアノのようにテーブルの上で一曲弾きましょう。暗譜した曲でも楽譜を見ながらでも、テーブルの上で曲を弾いて練習することができます。ピアノを弾いていることをできるだけ鮮明に想像しましょう。一つ一つの音や鍵盤を指が叩く感覚を想像しましょう。[6]
    • テーブルを使って弾くと筋肉の働きを脳に記憶させることができます。ピアノを使っていなくても、曲のリズムを追うことが指の練習に役立ちます。
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    オンラインの説明動画を使って練習しましょう。ピアノがなくても、レッスン動画を見て、それに添って練習しましょう。指の動きや音の響かせ方、スケール、その他基礎の部分を磨き直すことができ、専門家によるより高度な技術についての指導を受けることができます。[7]
    • YouTubeには初心者用の無料レッスン動画があります。検索してみましょう。

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暗譜をする

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    1小節ごとに片手ずつ取り組みましょう。第1小節の右手の旋律を読むことから始めましょう。しっかりと読み、覚えたと思ったらテーブルの上で弾いてみましょう。[8]
    • 楽譜が必要な場合は、何万件もの楽譜を提供しているウェブサイトやアプリなどを、オンラインで簡単に検索することができます。また、オンラインや楽器店で楽譜や電子書籍を購入してもよいでしょう。
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    小節の右手の旋律を弾きましょう。第1小節の右手のパートを覚えたら、ピアノを弾くようにテーブルの上で弾きましょう。楽譜を見ることなくそのパートを4~5回弾いてみましょう。練習しながら、指が鍵盤を打つ感覚や旋律の音をできるだけ鮮明に想像しましょう。[9]
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    小節の左手のパートを練習しましょう。第1小節の右手のパートを覚えたと確信したら、左手の和音や旋律に移りましょう。楽譜をよく読み、左手のメロディーを弾く練習をしましょう。[10]
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    両手を合わせて徐々に小節数を増やしましょう。左手に自信がついたら、両手を合わせて弾く練習をしましょう。次の小節を覚えて、徐々にパートや小節数を増やし、一曲全部できるまでこの過程を繰り返しましょう。[11]
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    楽譜を見て、正しい音を弾いているかを確かめましょう。時々、その曲を弾きながら、記憶したものが本当に正しいかを楽譜を見て確認しましょう。誤って間違った音を記憶してしまうことがないようにしましょう。[12]
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    出したい音色を想像しましょう。ピアノでどんな音を鳴らせたいかや、フレーズごとにどんな響かせ方をしたいかを考えましょう。こういったイメージトレーニングをすると、ピアノとの関わりを実際に良い方向へと変えていき、曲に関して説得力のある解釈や、独自の解釈を考え出す一助となります。
    • 身体的な動きのない、イメージトレーニングは中級者や上級者にとても有効です。

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ピアノ練習アプリの使用

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    ピアノの基本技術を教えるアプリを使ってみましょう。始めたばかりであれば、「JoyTunesがおくるPiano Maestro」のような無料の初心者用のアプリを使ってみましょう。相互作用型の練習やゲームがあり、上達具合をたどり、演奏の評価も得ることができます。[13]
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    初見演奏アプリをダウンロードしましょう。初見、または、初見の楽譜を読みながら演奏することは必要不可欠な技術ですが、習得するのは難しいものです。初見演奏能力の練習のために、Read Ahead(英語)や、SightRead4Piano(英語)などのアプリを試してみましょう。両方とも無料デモ版がありますが、他の機能を使うには課金の必要があります。[14]
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    バーチャルのピアノ演奏の映像を見ましょう。なじみのない複雑な曲には、複雑なリズムを弾いている時の鍵盤がどうなっているのかを見ることができるので役立つでしょう。Plern Piano(英語)というウェブサイトでは、曲をアップロードすることができ、楽譜に合わせて押さえる鍵盤が表示されます。[15]
    • Plern Pianoではコンピュータ上でゼロから曲を作り、演奏することもできます。

記事の情報

この記事はMichael Noble, PhDが共著しています。 マイケル・ノーブルはプロのコンサートピアニストです。2018年にイエール大学音楽部からピアノ演奏の博士号を授与されています。マイケルは1995年よりピアノを弾き始め、カーネギーホールやアメリカ各地のコンサート会場、またヨーロッパやアジアの国々でも演奏しています。

カテゴリ: 音楽

他言語版:

English: Practice the Piano Without a Piano, Nederlands: Piano spelen zonder piano, Español: practicar piano sin tener uno, 한국어: 피아노 없이 피아노 연습하는 방법, Português: Praticar Piano sem um Piano, Deutsch: Das Klavierspielen ohne Instrument üben, العربية: التدرب على عزف البيانو بدون توفر بيانو, Tiếng Việt: Tập chơi dương cầm mà không cần dương cầm, Français: s'entrainer à jouer du piano sans piano, Bahasa Indonesia: Berlatih Piano tanpa Menggunakan Piano

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