ピアノと言えば妙なる音色が思い浮かびますが、音を出すのは容易でも、演奏するのは難しいことで知られています。ピアノの弾き方について知りたければ、この記事がお手伝いできます。

パート 1 の 3:
楽器と設置

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    ピアノを手に入れましょう。ピアノ教師の多くは、家庭で毎日練習するために本物のピアノの購入を勧めます。ピアノの形や大きさ、価格はさまざまです。通常は中型のアップライトピアノがよいでしょう。これはグランドピアノほど場所を取らず、一般的な小型電子ピアノより音色がずっと優れています。ピアノを安く購入したり、場合によっては無料で手に入れたりすることも可能ですが、ピアノの移動は危険かつ難しいということを心しておきましょう。ピアノの移動は必ず専門業者に依頼しましょう。ピアノを動かした後は弦が落ち着くまで2、3時間から1日程度かかるので、しばらくは弾くのを控えましょう。
    • 中古ピアノを個人取引で安価に(あるいは無料で)手に入れると、まともに使えるようにするためには調律や修理が必要になるでしょう。電話帳などで調律師を調べ、ピアノの状態診断を依頼して来てもらいましょう。
    • 狭いワンルームマンションに住んでいるなどの事情があって高品質の電子ピアノしか選択肢がない場合を除き、電子ピアノは好ましくありません。本物のピアノと比べて、電子ピアノでは正しい姿勢や手の位置を学ぶのに問題が生じやすく、本物のピアノのようにタッチで音をコントロールすることは絶対に不可能です。しかし、電子ピアノの中には本物のピアノのような重さの感じられる鍵盤を備えたものもあります。これなら問題ありませんが、値段は本物のピアノと同じくらい高価でしょう。理由があって電子ピアノを買わざるを得ない場合は、このような高品質のものを選びましょう。
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    付属品を揃えましょう。ピアノを設置して調律を済ませたら、次はピアノ用椅子(座面に収納スペースがあるベンチタイプ、収納スペースのないスツールタイプなど)と弾くための楽譜を購入しましょう。たいていピアノを購入すると椅子が付属していますが、もしなければ、リサイクル店や楽器店で購入できます。正しい姿勢には椅子の高さが非常に重要なので、高さを調節できる椅子を買いましょう。ピアノ椅子の代わりにダイニングチェアやオットマンチェアを使うのは、座ったとき正しい高さになるなら結構ですが、そうでなければ止めましょう。
    • 最寄りの楽器店で基礎レベルの易しい音楽教本を求めましょう。すくなくとも数冊はあるはずです。本の冒頭に初心者向けのアドバイスがあり、スケールとアルペジオの練習が入っている教本を1冊買い、もう1冊、昔のフォークソング集など、簡単な曲を丸ごと練習するための本を買いましょう。
    • リズムを一定に保つことが難しければ、メトロノームを買いましょう。メトロノームはピアノの上または横に置いて使います。設定したテンポで時計の音のようにカチカチとリズムを刻みます。ピアノが上達したとき、一定のテンポを保って弾く練習に役立つ道具です。
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    正しい姿勢をとりましょう。ピアノ椅子に腰かけ、鍵盤の上にある譜面台に楽譜を置きます。腕を鍵盤に向かって伸ばし、床と水平にします。椅子の高さが合っていれば、無理に手首を曲げたり腕を上下に動かしたりしなくても、指が自然な丸い形をとって鍵盤の上に乗るはずです。ピアノに向かって腰かけたとき腕や肩に余計な力が入らない高さに椅子を調節しましょう。肩や上半身もリラックスしています。
    • 足を床につけ、爪先を前方に向けて両足を自然な間隔で開きましょう。足の位置を決めたら座ります。背筋を伸ばしましょう。前かがみにならないよう、背骨をまっすぐにします。腕を伸ばさなくても手が自然に鍵盤の上に来る位置まで椅子をずらします。また、ペダルを踏むときに足の上部に余計な力をかけなくても、足を前後に動かせる必要があります。この姿勢をとっている間、全身をリラックスさせましょう。
    • 高さ調節可能な椅子を持っていない、あるいはちょうど良い高さに足りない場合は、座面を高くするために座布団などを使用しても構いません。厚みが一定のものにし、演奏中に滑り落ちる心配がないように固定して使いましょう。
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    手の位置を再確認しましょう。座る位置は鍵盤の中央です。指の1本1本が白鍵に乗ります。右手の親指は、鍵盤中央にある2個の黒鍵のグループ内の左の白鍵、すなわちドの位置です。右手の残りの指は順に隣の鍵盤、すなわち、レ、ミ、ファ、ソに置きます。左手の指は、1オクターブ下で逆向きに同じように置きます。すなわち、左手の小指がドの位置、親指がソの位置です。親指同士の間は白鍵が2個(ラ、シ)あるはずです。
    • 右手の親指の位置のドは鍵盤の中央にあるので、よく「中央のド」と呼ばれます。初心者は中央のドにシールやテープで印をつけることがよくありますが、いずれ上達したときにきれいにはがせるものにしましょう。
    • 最初に中央部分の音名を学ぶべきかについては意見が分かれます。ピアニストは通常、鍵盤の中央部に座り、立ち上がったり動いたりしないで高音部にも低音部にも手が届くはずだからです。
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パート 2 の 3:
基本的なテクニックと音楽理論

  1. 1
    鍵盤について学びましょう。ピアノの鍵盤は端から端まで音のオクターブの繰り返しになっています。つまり、音域は低音(左側)から高音(右側)へと変わりますが、音高(ピッチ)は変わりません。ピアノの音階は半音を含め、12個の音があります。白鍵が7個(ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ)と黒鍵が5個(ドのシャープ/レのフラット、レのシャープ/ミのフラット、ファのシャープ/ソのフラット、ソのシャープ/ラのフラット、ラのシャープ/シのフラット)です。ドからシまで白鍵を弾いてドに返るのはハ長調の音階です。ドのシャープ(ドの隣の黒鍵)からシのフラットまで黒鍵を弾くのは五音音階です。
    • ピアノの調律は12平均律を使用します。そのおかげでピアノは多彩な音楽を演奏できるのです。
    • ピアノの調律が正しいかを簡単に確認するには、同じ音を別のオクターブで2個同時に弾いてみましょう。2音は同じように響くはずです。もし同じように響かなければ、どちらか(あるいは両方)の音がずれているので、再度調律が必要です。
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    音を出してみましょう。まず中央のドに指を置き、優しく、しっかりと鍵盤を押さえて音を出しましょう。遅く、速く、軽く、強く、などいろいろ試して、どのように力を加えるとどういう音が出るかを把握しましょう。手に力を入れず、自然に弾きましょう。間違った手の位置で毎日練習すると、スポーツと同じように、怪我の原因になります。
    • 同様に、黒鍵も弾いてみましょう。通常、ピアノの初心者クラスでは、ト長調(シャープ1個)とヘ長調(フラット1個)から始めて、少しずつ習います。
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    音階を弾きましょう。左手小指(ド)から右手親指(ド)まで全部の音を出してみましょう。順に白鍵を弾きましょう。左手親指(ソ)まで来たら、次(ラ)を左手中指で弾きます。その次(シ)は左手人差し指で、最後に親指(中央のド)で音階を弾き終えます。これを楽に弾けるようになるまで練習しましょう。指を伸ばすと余計な力が加わり、怪我をする可能性があるので、伸ばしてはいけません。
    • 別の音階を弾いてみましょう。左手の小指以外の指から始めて、右手の同じ指まで順番に音を出しましょう。気持ちの悪い音階になる場合は黒鍵で調整する必要があります。
      • 音階をできるだけ早く習得するには、ピアノの先生や教本から学ぶだけでなく、実際に自分で練習を続けることが大切です。
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    和声を勉強しましょう。「鳩ポッポ」ならそれほど練習しなくても音をたどって弾けるでしょうが、ピアノという楽器の能力を最大限活かすためには、両手の指全部を使って複数の音を同時に演奏することを学びましょう。複数の音で美しい響きを得るには、和声の理論を理解する必要があります。和声は非常に奥が深い話題なのでここで十分に解説することは不可能ですが、以下の注が参考になるでしょう。
    • 1個以上の音を同時に鳴らすことを和音と呼びます。和音の理論は非常に難解ですが、初心者向きのルールとしては、隣り合う鍵盤を一度にたくさん鳴らすのは避けるべきです。
    • 和音を構成する音同士の隔たりを「音程」と呼びます。ピアノの場合、最もよくある音程は5度、4度、3度です。それぞれの例として、ドとソ、ドとファ、ドとミをそれぞれ弾いてみましょう。
    • 和音の度数は最大で14度まであります。このように1オクターブを超える場合は複合音程になります。シャープやフラットの変化記号や補助音などをつけて和音を変化させることができます。しかし、これはもう少し上達するまで学ぶ必要はありません。
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パート 3 の 3:
上達するために

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    楽譜の読み方を勉強しましょう。最初は難しいかもしれませんが、ピアノの先生に教わる、あるいは良い教本で勉強した上で練習すれば、たいての人はわずか2、3週間で楽譜の基本的な読み方がわかるようになります。楽譜が読めることは、作曲の勉強を始める第一歩です。先程と同様、楽譜を読むのはかなり複雑な作業なのでここで十分に解説することは不可能です。参考までに、以下に最も基本的なことをご紹介します。
    • 音符は黒または白の楕円(符頭、たま)で表され、音符には他の印(まっすぐな棒の「符幹、ぼう」と符幹から伸びる「符尾、はた」)がついているものと、ついていないものがあります。音符は「五線譜」と呼ばれる一組の水平線上に書きます。楽譜冒頭に記される音部記号(ト音記号、ヘ音記号)がどの線がどの音かを示します。
      • 音符の形の違いは音の長さの違いを表します。ぼう無し白いたまは「全音符」です。ぼうとはたがある黒いたまは「8分音符」で、全音符の8分の1の長さです。全種類の音符の詳しい説明はピアノの先生に教わるか、教本で勉強しましょう。
    • 音符は本を読むときと同じで、左から右に書きます。また、音の高低に基づいて五線の上方、下方に書きます。同じ縦線上に書かれた音符は、同時に鳴らすという意味です。
    • 楽譜を規則的に構成するために、五線譜に縦線を入れて、音符を「小節」に区切ります。 各小節は同じ長さで演奏します。つまり、1小節の中には長い音符なら少し、短い音符ならたくさん入りますが、1小節の長さは必ず同じでなければなりません。
    • 楽譜冒頭の音部記号の隣にある2個の数字は 「拍子記号」です。拍子記号とは、1小節内で何分音符をいくつ演奏するかを表します。例えば、よくある4分の4拍子は、1小節内で4分音符を4個演奏するという意味です。
    • 音を止めるという印は、「休符」といいます。 休符も音符同様、小節内に書きます。
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    片手ずつ別々に練習しましょう。ピアノ曲の多くは、片手で一つのリズムを弾きながら、もう一方の手で別のリズムを弾くようにできています。特に、左手で低音部の伴奏を弾き、右手で高音部のメロディーを奏でるのが一般的です。まるでお腹をさすりながら頭を軽く叩くようなものですが、このようなテクニックを習得するのには時間がかかります。右手でメロディーを演奏する練習をして、それから左手で伴奏の和音を練習しましょう(ただし、もっと上級者向けの曲になると、このテクニックではうまくいかないでしょう)。
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    手を動かす練習しましょう。そのうち「中央のド」付近を離れ、鍵盤の端の方まで使う必要が生じるでしょう。時々、練習曲を通常より1オクターブ低い音で、あるいは高い音で弾いてみて、鍵盤を幅広く使うことに慣れましょう。定位置に座ったまま、体を椅子からずらさないようにします。コンサートでは鍵盤の端から端まで動き回る時間などありません。そうではなく、上半身をわずかに傾け(背中を曲げたりねじったりしないで)、腕を伸ばしたり縮めたりして必要な音に手を届かせましょう。
    • 姿勢を素早く変えてみましょう。音階やアルペジオなどの簡単なものを、まず通常より低音部で弾き始め、手を次のオクターブにパッと動かして続けます。左手で始めた場合は、左手を右手に軽くクロスさせて、次のオクターブの直前までその姿勢で弾きましょう。次のオクターブは、右手を元の位置に戻して同様に弾きます。
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    ペダル使いを練習しましょう。エレキギターが登場するはるか以前から、ピアノはペダルの効果によって弦から生じる音質を変化させていました。ペダルが6個あるピアノも存在したほどです。現代のピアノのほとんどは2個ないし3個のペダルがあり、ペダルごとに重要な機能を備えています。クラシック音楽においては、どのペダルをどの箇所でどのように使うかを特殊な記号で表しています。詳しくはピアノの先生に教わりましょう。
    • ソフトペダル(ウナ・コルダ)は通常は左にあります。このペダルは弾いた音の音量を弱めるだけでなく、音色を柔らかくします。ソフトペダルは、作曲家の中でもベートーヴェンの曲でよく使用されます。
    • ダンパーペダルは右にあります。このペダルを踏むと弦からダンパーが離れたままになるので、鳴らした音が持続し、音同士が容易に混じり合います。ダンパーペダルを上手に使うと、和声や音をつなげて演奏を面白くすることも、感動的に盛り上げることも可能です。ダンパーペダルは19世紀のロマン派以後の曲でよく使用されます。
    • 3つめの中央のペダルは、グランドピアノでは通常、ソステヌートペダルです。ソステヌートペダルも音を持続させますが、今弾いた音の響きだけを残します。アップライトピアノでは(ソステヌートペダルがある場合)、中央のペダルはある種の音(通常は低音部)だけを残します。
    • アップライトピアノの場合、中央のペダルは通常は「消音」ペダルです。このペダルを踏むとピアノの音が響かなくなるので、早朝や夜更けに練習するときやアパートなどで近所に迷惑をかけずにすみます。
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    たくさん練習しましょう。ピアノを上手に弾けるようになる道はどれほど険しくても、非常にやりがいがあります。ピアノが生み出す音は際立って美しく、心に残ります。また、ピアノを弾く上で必要なテクニックがあれば、他のさまざまな楽器を容易に弾くことができるでしょう。ピアノの上達のために肝心なのは、できる限りたくさん練習することです。毎日最低30分は練習時間を取りましょう。1時間、あるいはそれ以上取れたらなお結構です。全然上達しない気がしても、練習するうちに必ず上手くなるでしょう。
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ポイント

  • 指は常に丸くして、指の腹ではなく、指先で弾きましょう。指を平たくして弾くのは癖になりやすく、長い目で見れば、上達を妨げるだけです。
  • 頭の中で拍子をとりましょう。
  • ピアノを弾くときは、必ず指の第一関節を曲げたままにしましょう。第一関節が平らになると、弾き方が不均等になります。
  • モチベーションを保つために、すぐに達成できそうな目標を立てましょう。新曲が難しいときは、まずは第一楽章、次に第二楽章、その先、と少しずつ弾けるようになることを目指しましょう。
  • 難曲を習得するよい方法は、1小節ずつ進むことです。つまり、1小節だけを一定の期間練習するのです。弾けるようになったら、次の1小節に進みましょう。
  • 良いピアノの先生につけば上達が速いでしょう。
  • 難しい曲を練習するときは、最初はゆっくり弾きましょう。片手ずつ十分に練習してから、両手一緒に弾きましょう。
  • どのようなテンポで弾いていても、間違えたときそこで止めたり、弾き直したりしてはいけません。最後まで続けましょう。何度も間違えるようなら、最初に片手ずつ練習してみましょう。
  • 手首に力を入れないようにしましょう。手首を楽にしていれば手が敏捷に動き、長い曲を弾いているときに負担が減ります。手首を楽にするコツは、親指を常にリラックスさせることです。
  • 楽器店で音楽理論の本を買って勉強しましょう。長い目で見れば、大いに役立ちます。



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カテゴリ: 趣味・DIY
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ピアノを弾くには、まず右手の親指を中央の「ド」に置きます。この「ド」は、ピアノ中央にある、黒鍵が2つのグループのすぐ左隣の白鍵です。残りの4本の指は、中央の「ド」の右にある4つの白鍵の「レ」「ミ」「ファ」「ソ」に置きます。そして、左手の小指を中央の「ド」から1オクターブ低い「ド」、つまり右手の親指から左に7つ目の鍵に置きます。右手と同じく、残りの4本の指は隣の4つの白鍵に置きます。全ての指を正しく構えたら、中央の「ド」から始めて右手の指でそれぞれの鍵を押さえて、ハ長調の音階を弾く練習をしましょう。 ピアノで音階を弾く方法を学びたい場合は、記事を読み進めましょう!

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