ピューマに遭遇してしまったら、予備知識があることが最大の防御となります。特に北米や南米など、ピューマの生息地と知られている地域に住んでいるのであれば、必要な備えができていることが大切です。ここで紹介する方法を参考に自分の身を守る術を身につけましょう。

方法 1 の 3:
攻撃的なピューマから身を守る

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    攻撃の予兆を知っておく 自分とピューマの距離が20メートル前後、あるいはそれ以下しかない場合、ピューマは攻撃をしかけるタイミングをうかがっています。身を低くして、尾が前後にぴくぴく動いているはずです。
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    ゆっくりと後ずさる 動いてしまうと獲物を追いかける野生の本能を刺激し、首元に飛びかかられてしまうため、絶対に逃げてはいけないというのがこれまでの一般的な考え方でした。ただ、ピューマを目の前にして動かないでじっとしていると、ゆっくりと後ずさる時よりも致命的な怪我を負う恐れが高まると最近の研究では指摘されています。じっとしているのは走る以上に危険という見方すら存在します。また、ゆっくりと後ずさる方法が最も死亡率が低いということも判明しています。[1]
    • 走る方法を選ぶ場合は(推奨されませんが)、周辺の地形を見て、全力で走れるかどうかを確認しましょう。ゴツゴツしていたり高低差のある地形を走ると、あなたが怪我を負っているとピューマが勘違いし、より格好の獲物と認識されてしまう恐れがあります。
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    音をたてる その場に踏みとどまる方法を選んだとしても、静かに立っている必要はありません。ピューマに向かって力強く大声を上げましょう。わめいて威嚇しても良いでしょう。ただし、おびえているような印象を与える叫び声や金切り声を出してはいけません。力強く聞こえることが重要です。
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    自分を大きく見せる 堂々と立ち、両腕を高く掲げ、上着の前を開けましょう。こうすることで自分をできる限り大きく驚異的な存在として見せることができます。小さな子供がその場に一緒に居る場合は持ち上げましょう。持ち上げると、あなた自身を大きく見せると同時に子供を守ることができます。胸を張り、肩を後ろに引きましょう。ピューマがすぐそばにいる時は自分の身を前に屈めないようにしましょう。自分の弱さを示してしまうことになります。
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    自己防衛のための武器を携帯する 杖、ハンティングナイフ、石といったピューマを抑止できそうな大き目の武器が手元にある場合は、攻撃の瞬間に使いましょう。ペッパースプレーも有効かもしれません。
    • ピューマが攻撃的な仕草を見せている時は石を投げましょう。あなたが危険な存在だと認識させる必要があります。
    • こちらに向かってきたら、狩猟用ライフルやピストルをピューマに向かって発砲することも想定しておきましょう。まずは威嚇射撃を行い、攻撃を受ける前にピューマを追い払えないか試みましょう。
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    首、のど、頭を守る ピューマはあなたに飛びかかり、頭蓋骨を粉砕して首元に噛みつこうとするでしょう。自分の目と顔をできる限り守りながら反撃しましょう。撃退するために出来ることは何でも行いましょう。
    • ピューマは比較的小さいので、平均的な成人であれば撃退することも不可能ではありません。頭、口、そして目を狙いましょう。
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    ピューマの出没を通報する ピューマに遭遇したらできる限り早く管轄機関に通報しましょう。
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方法 2 の 3:
襲われる前にピューマの気配を察知する

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    ピューマの形跡を探す ピューマの形跡があることに気づいたら、その場を離れ遭遇しないようにするのが最も賢明です。ハイキングやキャンプを行う場合は、ピューマの形跡に注意しましょう。ピューマの足跡は、かかとの上部に2つ、かかとの下部にさらに3つ、丸く突出した部分があるのが特徴的です。つま先は、やや細長くなっているので、引き延ばされた楕円形のように見えます。一般的に足跡に爪痕は見られません。[2]
    • ピューマの動きは犬やコヨーテと比べると遅いので、足跡は1歩の間隔が広く、縦一列に並んでいます。犬かコヨーテだろうと片づけてしまわないよう注意しましょう。
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    ピューマの糞に注意する 糞があるということはピューマが近くにいるという動かぬ証拠です。直径が2.5~4センチほど(あるいは犬の糞と同じような大きさ)の複数のパーツに区切られたような形状をしています。近づいてよく見てみる勇気がある人は、糞に最後の獲物の骨や歯、毛などが混ざっていないか確認してみましょう。[3]
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    爪痕に注意する 雄のピューマは、自分の存在を示し、縄張りをマーキングするために木の幹などに爪痕を残します。地面から1.2~2.4メートル前後の高さに多く見られます。ピューマが生息している地域に住んでいるのであれば、こうした痕が見られる場合、ピューマが好んで使う通り道に入り込んでしまった可能性が高いでしょう。
    • ピューマ以外にもこうした爪痕を残していく野生動物はいます。熊もまた、こうした形跡を残すものの、木の皮が大きく剥がされ無くなっているはずです。ムースも木の幹に角をこすりつけて痕を残すことがありますが、ピューマに比べると小さく水平な見た目です。[4]
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    ピューマを見かけてもそっとしておく 少し先(90メートル以上)にピューマを見つけた場合、特にピューマが自発的に離れていこうとしている時は追いかけないようにしましょう。小さな子供と一緒の場合も子供がピューマを追いかけないよう注意しましょう。ライオンやその他の大型のネコ科の動物と違い、ピューマは人間に慣れていません。人間を見かけても、襲うよりも避けようとする可能性が高いでしょう。[5]
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方法 3 の 3:
ピューマに遭遇しないようにする

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    団体でハイキングやキャンプを楽しむ ピューマは単独行動をする動物です。つまり群れで狩りを行うこともありません。ハイキングやキャンプは一人で行うよりも団体で行うほうがピューマに襲われる可能性がかなり低くなります。[6]
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    日暮れや夜明けの時間帯を避ける ピューマは黄昏時から夜明けまでの時間帯に最も活動的になります。夜の方が視力が冴えるので、この長所を利用して狩りを行うことを好みます。ピューマの生息地として知られている地域では夜や早朝の散歩などは控えましょう。夕方も避けておいた方が良いでしょう。
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    自宅の鹿よけを万全にする ピューマは獲物として鹿を好みます。つまり、ピューマの生息する地域に住んでいて、自宅にピューマを近づけさせないようにするには、鹿よけ対策を講じると良いでしょう。鹿はバラ、菊、ベリー類といった植物系の食べ物が好物なので、このような品種は植えないようにするか、囲いのされた植木鉢で栽培しましょう。屋外用の照明と自動スプリンクラーも設置しておくと、鹿とピューマ双方が嫌がるので効果的です。[7]
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    ペットは屋内で飼う ピューマは通常、鹿やムース、ヤマアラシなどを好みますが、獲物が少ない地域では家畜やペットを襲うこともあります。犬や猫は屋内で飼うか、外に出す時はつなぎ、ピューマの関心を引かないようにしましょう。家畜や柵で囲われた区域、あるいは納屋や馬小屋などで飼育して守りましょう。[8]
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カテゴリ: 動物
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