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この記事の共著者 : Mike Parra. マイク・パーラはアリゾナ州在住の熟練整備士です。ASE公認自動車技術士の資格および自動車工学の準学士号を取得し、20年以上自動車整備の仕事に従事しています。
車のフロントガラスワイパーシステムのウォッシャーポンプは、ホースを介してタンクからウォッシャー液を移動させます。この電動ポンプはウォッシャー液に圧力をかけ、ホースからノズルを介して車のフロントガラスやリアガラスに液を噴射します。ウォッシャー液は、フロントガラスのワイパーが雨、汚れ、または運転手の視界を妨げる可能性のある他の物を取り除くのに役立ちます。ウォッシャーポンプを動かしてもウォッシャー液が出てこない場合は、単にウォッシャー液のタンクに液を補充するか、ノズルとホースを洗浄すれば解決できるかもしれません。さらに不具合が深刻な場合は、ウォッシャーポンプの交換が必要になるかもしれません。この記事を参考にして、ウォッシャー液が出ない不具合に対処しましょう。
ステップ
パート 1 の 4:
ウォッシャーを点検する
パート 1 の 4:
パート 2 の 4:
ウォッシャー液を追加する
パート 2 の 4:
パート 3 の 4:
ウォッシャーを掃除する
パート 3 の 4:
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1ノズル、ホース、またはフロントガラスに詰まった汚れを取り除く 長いピンや細い針金を使用して、詰まった汚れをつついたり、掻き出したりします。続いて、ノズル、ホース、フロントガラスの見えている箇所を水で洗い流します。
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2他の人に車のエンジンをかけてもらう ウォッシャーシステムを動作させてウォッシャー液を送り出すように、手伝ってくれる人に頼みましょう。ウォッシャー液でノズルやホースに残っている汚れや堆積物を洗い流します。
- ホースを1度に1本ずつ取り外して、ウォッシャー液がホースを通って出ていることを確認します。ホースに汚れが詰まっていない、あるいはホースが新品であるにもかかわらず、ホースにウォッシャー液が通っていない場合は、不具合の原因は電気系統にあるかもしれません。
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3別の掃除方法を試す ウォッシャー液タンクを車から取り外して汚れを掃除する代わりに、タンクを水で満たします。続いて、タンクから水を送り出します。出てくる水がきれいになるまで、これを数回繰り返しましょう。この方法がうまく行けば、アクセスが困難なタンクを取り外す作業をしなくてすみます。広告
パート 4 の 4:
その他の問題に対処する
パート 4 の 4:
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1ウォッシャーノズルの照準を確認する ノズルから噴射されるウォッシャー液はフロントガラスの中心よりも上に当たらなければなりません。必要に応じて、ノズルの調整を行いましょう。
- ウォッシャーノズルはフロントガラスのワイパーアームにあるかもしれません。あるいは、ノズルがワイパーアームと別にボンネットパネルに取り付けられていて、そこからフロントガラスに向かってウォッシャー液が噴射されるかもしれません。その他にも、1つでフロントガラスの左右に対応するノズルが配置されていたり、調整可能なオフセットノズルがベースに取り付けられていたりします。
- ワイパーアームのウォッシャーノズルは、既に中心にあり、アームとともに動くため、調整する必要はありません。
- 個々のノズルは、各ノズルに接続されたつまみを手で動かして調整できるかもしれません。つまみがない場合は、ペンチでノズルをそっと調整しましょう。
- 固定されているノズルは、ノズル本体を固定しているナットを緩めてから調整します。ボンネットの裏を見て、固定ナットを探しましょう。ノズルを回転させて、なるべく多くのウォッシャー液がフロントガラスが当たるように調整します。調整した位置でノズルを押さえてナットで固定します。
- 本体内で調整可能なノズルは、ドライバー、レンチ、またはプライヤーで適切な位置に噴射できるように調整できます。これらの工具でノズルをつかめない場合は、細い針か針金をノズルの開口部に挿入します。向けたい方向にノズルを動かしましょう。ただし、針や針金が折れてノズルに引っかかる可能性があるため、無理に押し込まないようにしましょう。
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2ウォッシャーポンプの電力を確認する ポンプを動作させてもまだウォッシャー液が出てこない場合は、ポンプの電力を確認しましょう。
- 車のエンジンおよび電源を切ります。
- ウォッシャー液タンクの上または内部にあるポンプを探します。このポンプは、フロントガラスワイパーのモーターに取り付けられている場合もあります。
- ウォッシャーポンプの電気コネクタを外します。
- 再びエンジンをかけます。他の人にウォッシャーを動作させてもらい、その状態を保持してもらいます。
- 点検灯でポンプに電力が供給されているかを確認します。また、ポンプからの振動音を聞いたり、振動を感じたりすることで、電源が入っているかどうかを確認することもできます。
- ポンプに電力が供給されていないようであれば、ヒューズが切れていないかを確認します。車のヒューズボックスにアクセスし、ウォッシャーポンプ用のヒューズを探して、必要ならば交換します。
- 特に、車のステアリングコラムのボタンでウォッシャーを動作させる場合は、配線や電気系統の不具合を解決するために、専門の整備士のところや自動車修理工場に車を持って行く必要があるかもしれません。
- ポンプに電力が供給されているにもかかわらず、ウォッシャー液が出てこない場合は、ポンプを交換する必要があるかもしれません。ポンプを取り外して新品と交換しましょう。さらに、ポンプをタンクの中に入れるためのシーリングも交換した方がよいでしょう。
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ポイント
- 冬場は雪や氷でノズルが詰まっていないことを確認しましょう。
- カー用品店で新しいウォッシャーポンプやホースを探しましょう。
- ウォッシャーのノズルに詰まった汚れを取り除くために、圧縮空気を利用することもできます。
- ウォッシャーポンプや切れたヒューズの交換には車のオーナーマニュアルを参照および活用しましょう。
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必要なもの
- カー用品店
- 水
- 清潔な雑巾
- 交換用ホース
- ウォッシャー液
- 漏斗
- 手伝ってくれる人
- 長いピンや細い針金
- プライヤー
- ねじ回し(ドライバー)
- レンチ
- 針
- 点検灯
- 新品のヒューズ
- 修理工または自動車修理工場
- 交換用ポンプ
出典
- http://www.procarcare.com/icarumba/resourcecenter/encyclopedia/icar_resourcecenter_encyclopedia_windshield1.asp – research source
- http://www.procarcare.com/includes/content/resourcecenter/encyclopedia/ch16/16Fig3.html – research source
- http://www.procarcare.com/icarumba/resourcecenter/encyclopedia/icar_resourcecenter_encyclopedia_windshield2.asp – research source
- http://www.cartechautoparts.com/windshield-washer-pump/ – research source
- http://www.automedia.com/Windshield_Squirters_Repair/ccr20011101ws/1 – research source
- http://www.automedia.com/Windshield_Squirters_Repair/ccr20011101ws/2 – research source
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