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ブラフとはカードゲームで、勝つためには持ち手のカードを全て無くさなくてはいけません。日本では「ダウト」と呼ばれることが多いこのゲームですが、アメリカでは「BS」「チート(cheat)」などの別名もあり、ルールの種類も様々です。ブラフの遊び方を前から知りたかった人も、聞いたこともなかったが気になっている人も、この記事を読めばブラフの遊び方を学べます。さらに読みながらゲームのコツや作戦なども身につくかもしれません!

方法 1
方法 1 の 3:

基本的なブラフのルール

  1. 1
    プレイヤーは円を作って座る このルールは3人から10人用で、52枚の一般的なトランプを用いてプレーします。ジョーカーは抜いておきましょう。まず、スペードのエースを絵柄を上にして、全員が届くよう真ん中に置きます。
  2. 2
    カードをシャッフルし、均等に配分する 手札は完全に同じ数でなくても問題ありませんが、2枚以上の差が出ないようにしましょう。自分の手札は確認できますが、他のプレイヤーに見せてはいけません。カードは常に見える場所に置いておきましょう。
  3. 3
    最初のプレイヤーを決める 最初のプレイヤーは、手札から2のカードを見つけ、初めに置いたエースの上に絵柄を下にして置かなくてはなりません。場にカードを出す際は、「2が1枚」「2が3枚」と宣言しながら出しましょう。実際に2のカードを持っていない場合は、手札から1枚または複数枚のカードを出し、ウソをつかないといけません。時計回りにゲームを進めましょう。
    • 最高4枚のカードを出してウソをつくことができますが、2のカードを4枚全て持っている確率は低いため、ウソをつく際は少ないカードで行う方が信用性は上がります。2枚以上のカードでウソをつくのはリスクが上がりますが、その分より多くのカードを捨てられます。
  4. 4
    時計回りにプレーを続ける 次のプレイヤーは持っている3のカードを全て出し、次の人は4のカード、というようにゲームを続けます。キングの後はまたエースに戻ってプレーを続けましょう。1周目と同じように、自分の番のカードを持っていない場合は必ずウソをついてプレーし、場にある全てのカードを手札に加えるリスクを負うことになります。パスをすることはできません。
  5. 5
    ウソだと思ったら「ブラフ」と宣言する ゲーム中、他のプレイヤーがウソをついていると思ったら、カードが場に置かれた直後に「ブラフ!」と言いましょう。置かれたカードがプレイヤーが宣言したカードではなかった場合、嘘をついたプレイヤーは場にある全てのカードを手札に加えなくてはいけません。反対に、プレイヤーが嘘をついていなかった場合は、「ブラフ」と宣言したプレイヤーが場にあるカードを全て手札に加えます。
    • ブラフ宣言が完了したら、次のプレイヤーは続きの数字からゲームを再開します。
  6. 6
    誰かの手札が無くなるまでゲームを続ける 誰かの手札が全て無くなった時点でゲームは終了し、そのプレイヤーの勝ちになります。[1]
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方法 2
方法 2 の 3:

「ダウト」版ルール

  1. 1
    プレイヤーは円を作って座る このルールは3人以上でプレーできますが、6人以下が最も遊びやすく適しています。通常の52枚のトランプを使用し、ジョーカーは抜いておきましょう。
  2. 2
    シャッフルし、カードを均等に配分する 手札は完全に同じ数にならなくても問題ありませんが、2枚以上の差がないようにしましょう。自分の手札は確認できますが、他のプレイヤーに見せてはいけません。カードは常に見える場所に置いておきましょう。
  3. 3
    最初のプレイヤーを決める 最初のプレイヤーは手札からカードを1枚、絵柄を下にして円の真ん中に置きます。場にカードを出す際は、「クイーン」「2」などとカードの数字を言いながら出しましょう。プレイヤーは宣言するカードとは違うカードを出しても構いません。
  4. 4
    ゲームを続けていく 時計回りにゲームを進めます。次のプレイヤーには2つの選択肢があります。1つ目はカードを置かずにパスをすること、2つ目は1枚のカードを絵柄を下にして場に出すことです。カードを出すことは、それが初めに置かれたカードと同じ数字であることを意味しますが、ウソをついても構いません。
    • そのラウンドの数字のカードを持っていない場合、パスをしたほうが安全ではありますが、ウソをついた方が手札を早く減らせます。
    • 実際にカードを持っていてもウソをつくことはできます。見破られる可能性もありますが、複数枚持っている場合は効果的な戦略にもなります。特にラウンドの初めの方では疑う理由がなく、誰かがブラフと言う確率も低くなります。そして後のラウンドの自分のターンで実際のカードを使用すれば、他のプレイヤーは間違ってブラフと言ってしまう可能性が高まります。
  5. 5
    ウソだと思ったら「ブラフ」と言う ゲーム中他のプレイヤーがウソをついていると思ったら、カードが場に置かれた直後に「ブラフ!」と言いましょう。ブラフと言われたプレイヤーは置いたカードをひっくり返します。違う数字のカードであった場合、ウソをついたプレイヤーは場にある全てのカードを手札に加えなくてはいけません。反対に、プレイヤーが嘘をついていなかった場合は「ブラフ」と言ったプレイヤーが場にあるカードを全て手札に加えます。
  6. 6
    1ラウンドの終了 プレイヤー全員がパスしそのラウンドの数字のカードは残っていないという状態になるまで、または誰かがブラフ宣言をするまでゲームは続きます。
    • 全員がパスした場合、場のカードは中身を明かさずに捨てカードとなり、最後にパスした人から新しいラウンドを始めます。
    • 誰かがブラフと言った場合は、勝った方の人から次のラウンドを始めます。
  7. 7
    ゲームの終了 順番が回ってきたプレイヤーの手札が残り1枚となり、そのカードがそのラウンドの数字である場合、またはそのプレイヤーから新しいラウンドが始まる場合にゲームは終了となります。[2]
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方法 3
方法 3 の 3:

2人用ルール

  1. 1
    向き合ってプレーする このルールは2人でプレーするために作られたものです。通常の52枚のトランプを用意し、ジョーカーは抜いておきます。
  2. 2
    カードをシャッフルして均等に配分する 2人とも手札は25枚になるはずです。自分の手札は見て構いませんが、相手のプレイヤーに見せてはいけません。カードは常に見えるところに置いておきましょう。
  3. 3
    最初のプレイヤーを決める 最初のプレイヤーはカードを1枚、円の真ん中に絵柄を下にして置きます。カードを置く際は、カードの数字が何であるか、「クイーン」「2」などと宣言しなくてはいけません。また、宣言する数字とは違うカードを出すことも可能です。
  4. 4
    ゲームを続ける 交互にプレーを続けましょう。次のプレイヤーには2つの選択肢があります。1つ目はカードを出さずにパスをすること、2つ目は1枚のカードを絵柄を下にして場に出すことです。カードを出すことは、それが初めに置かれたカードと同じ数字であることを意味しますが、ウソをついても構いません。
    • そのラウンドのカードを持っていない場合はパスをしたほうが安全ですが、ウソをついた方が早く手札を減らせます。
    • そのラウンドのカードを持っていたとしても、ウソをついて別のカードを出すこともできます。相手がそのラウンドのカードを全て持っていない場合は、あなたが持っていないと思う理由がないため、効果的な作戦になります。そして後のラウンドで実際のカードを使用してプレーすれば、次々と手札を減らせます。
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    「ブラフ」宣言をする ゲーム中、相手のプレイヤーがウソをついていると思ったら、カードが置かれた直後に「ブラフ!」と言いましょう。ブラフ宣言をされたプレイヤーは、置いたカードをひっくり返します。宣言したカードとは違った場合、ウソをついたプレイヤーは場にあるカードを全て手札に加えます。しかしウソではなかった場合は、ブラフ宣言をしたプレイヤーが場にあるカードを全て手札に加えなくてはなりません。
  6. 6
    「フォース」宣言をする 相手のプレイヤーがカードを置いた瞬間いつでも、「フォース!」と言うことができます。この宣言により、相手のプレイヤーにもう1枚、そのラウンドのカードを出すように要求することができます。カードを出せない場合は、場のカードを手札に加えなければいけません。そのラウンドの数字のカードをもう1枚出せた場合は、宣言をしたプレイヤーが場のカードを手札に加えます。
    • 相手の手札が最後の1枚の時にはフォース宣言を行うことはできません。
  7. 7
    1ラウンドの終了 1ラウンドは、2人ともパスをするか、どちらかがブラフ宣言またはフォース宣言をしたら終了になります。
    • どちらのプレイヤーもパスをした場合、場にあるカードは明かされないまま捨て札となり、最後にパスした人から新しいラウンドを始めます。
    • ブラフ宣言やフォース宣言があった場合は、宣言で勝ったプレイヤーから次のラウンドを始めます。
  8. 8
    ゲームの終了 順番の回ってきたプレイヤーの手札が残り1枚となり、それがそのラウンドの数字に合ったカードである、もしくはそのプレイヤーが新しいラウンドを始める場合にゲームは終了となります。そこであがったプレイヤーの勝ちです。[3]
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ポイント

  • ウソをつく時は、1、2枚のカードで行うのが最適です。例えば、6のカードを4枚すべて持っている、などということはあまり起こりません。
  • ウソをついても、場にカードが無く何も貰う必要がないこともあります。
  • ウソをついているように見せるには、まずカードを置き、緊張感を出しながらやや急いで数字を言いましょう。誰かが「ブラフ!」と言って場のカードを全て加える羽目になるかもしれません。
  • 他のプレイヤーの番の時には、自分の手札を見てみましょう。「ジャックが2枚」と宣言し、自分が3枚持っていたとしたら、そのプレイヤーはウソをついていることになります。
  • 自分の手札が多いほど、他のプレイヤーのウソが見抜きやすくなります。
  • まずウソの数字を言いながら場にカードを出します。そしてまた自分の番が回ってきた際、さっきと同じカードの数字を言いながら本当のカードを出せば、他のプレイヤーを混乱させることができます。
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注意事項

  • 負け惜しみを言ったり、勝ったからといって相手をバカにするような態度をとるのはやめましょう。
  • ゲームが楽しくても、他のプレイヤーの手札を見てはいけません。
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カテゴリ: 趣味・DIY
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