ブルーライトカットメガネは種類が豊富であり、誇大宣伝されている製品も少なくありません。このようなメガネが本当にブルーライトをカットしているかどうかを調べることはできるのでしょうか? 幸いにも、家でメガネの品質を調べる方法がいくつかあるので、専門家でなくても確認できます。レンズが透明のパソコン用メガネでもレンズが濃いオレンジ色の夜用メガネでも、メガネが「本当に」ブルーライトをカットしているかを確認する方法を紹介します。効果がないと思って捨てる前に調べてみましょう。

1
透明のレンズに反射する光を確認する

  1. レンズに反射する光で、どの色がカットされているかわかります。メガネを光源にかざし、レンズに反射する光の色を確認しましょう。青色の光が反射した場合は、少なくともブルーライトの一部はカットされています。[1]
    • この方法は、レンズが透明の昼用メガネとパソコン用メガネに適しています。
    • これは、家でできるもっとも簡単な方法ですが、ブルーライトがどれくらいカットされているかを確認することはできません(ブルーライトを30%カットするメガネが理想的です)。
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2
透明のレンズを空にかざす

  1. 青い空は、透明のレンズ越しに黄色っぽく見えるはずです。ブルーライトをカットする透明のレンズはわずかに黄色がかっていますが、メガネをかけているときにはわかりにくいでしょう。 透明のレンズが着色されているかどうかを確認するには、外に出て晴れた日の青空にメガネを向けましょう。空が黄色っぽい温かみを帯びた色に見えたら、少なくともブルーライトの一部はカットされています。

3
透明のレンズ越しに白い背景を見る

  1. ブルーライトがカットされていれば、白い背景は黄色っぽく見えるはずです。これは、メガネと白い背景(パソコンの画面や白い紙でかまいません)だけで確認できる方法です。白い背景に向けてメガネを持ち、レンズを通して黄色っぽく見えるか確かめましょう。[2]
    • レンズには、通過するブルーライトを吸収するために特別な染料が使われているため、背景の色が温かみを帯びて見えます。
    • 透明なレンズを通して背景の色が温かみを帯びない場合は、最大で5~20%のブルーライトをカットする基本的な反射防止コーティングしか施されていないということになります。
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4
オレンジ色のレンズは、夜間モードの画面を見て確認する

  1. 夜間モードの画面は、オレンジ色のレンズを通して見たときと同じように見えるはずです。多くのデバイスには、ブルーライトを抑える夜間モードがあります。まず、メガネをかけずに夜間モードに設定したパソコンやスマートフォンの画面を見ましょう。次に、夜間モードをオフにして、メガネをかけて画面を見ます。夜間モードの色温度をどれくらいに設定しているかにもよりますが、どちらの場合も温かみを帯びた色や黄色っぽいオレンジ色に見えるはずです。[3]
    • この設定は、Appleデバイスでは夜間モードと呼ばれており、Androidデバイスではブルーライトフィルターと呼ばれています。
    • 夜間モードにはブルーライトカットメガネと同じ効果がありますが、すべてのデバイスに夜間モードに設定できるソフトウェアがあるわけではありません。
    • ブルーライトをカットする無料のソフトウェアはたくさんあり、夜間モードが搭載されていないパソコンやその他のデバイスに使用できます。

5
黒色と青色の正方形を使ったテストをする

  1. 濃いオレンジ色や赤色のレンズを通すと、青は黒く見えるはずです。夜用メガネの濃い色のレンズは、ブルーライトのほどんどをカットします。検索エンジンに「black and blue square test」と入力し、黒色と青色の正方形が並んだ画像を探しましょう。メガネをかけて青色の正方形が何色に見えるか確認します。[4]
    • ブルーライトがカットされていれば、青色の正方形は黒色や濃い灰色に見えるでしょう。
    • 青色の正方形が青く見える場合は、ブルーライトが十分にカットされていないということになります。
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6
RGBカラーチャートを見る

  1. オレンジ色や赤色のレンズを通すと、カラーチャートの青色の部分が暗く見えます。「RGB」は、Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)の略であり、RGBカラーチャートには人間が見ることができるすべての色が表示されています。インターネットでRGBカラーチャートやRGBカラーホイールを検索し、メガネをかけてブルーライトがカットされているか確認しましょう。[5]
    • ブルーライトがカットされていれば、チャートの青色の部分が灰色や黒色に見え、緑色の部分も色が濃く見えます。
    • 特にレンズがオレンジ色や赤色の夜用メガネの場合は、緑色の部分が濃く見えるほど効果的です。

7
製造元にスペクトル測定結果を求める

  1. スペクトル測定結果にはレンズがカットした光の全範囲が記載されています。評判のよい製造元であれば、喜んで測定結果を送ってくれるでしょう(要求を拒む場合は危険信号です)。レンズが透明のパソコン用メガネの購入を検討している場合は、少なくとも30%のブルーライトをカットすることを事前に確認しましょう。[6]
    • レンズが黄色の夜用メガネや運転用メガネの場合は、65~70%のブルーライトをカットするものを選びましょう。
    • レンズがオレンジ色や赤色の夜用メガネ(睡眠促進用)の場合は、95~100%のブルーライトをカットするものを選びましょう。
    • スペクトル測定結果は、レンズの色(透明、黄色、オレンジ色、赤色)に関わらず有効です。
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8
数日間試す

  1. メガネを数日間着用して、睡眠が改善するか確認しましょう。ブルーライトが十分にカットされていれば、睡眠の量と質が向上して日中の活力が増し、生産性が向上するはずです。たとえブルーライトがカットされてなかったとしても、メガネを試すことに害はありません。[7]
    • 試用期間を設けている製造元も多いので、メガネを着用して効果があるかどうかを確認することができます。
    • どの色のレンズを試してもかまいませんが、オレンジ色や赤色のレンズは透明なレンズよりも睡眠への影響が大きくなります。
    • 夜更かしをする人ほど効果に気づきやすくなるでしょう。
    • ブルーライトカットメガネは、眼精疲労には効果がありません。ブルーライトは概日リズム(体内時計)を乱すので、ブルーライトカットメガネには良い睡眠を促す効果しかありません。[8]

ポイント

  • ブルーライトカットメガネの値段と効果は常に相関しているとは限りませんが、反射防止コーディングが施されていて少なくとも30%のブルーライトをカットするメガネの場合、4000円を下回ることはめったにありません。
  • 製造元がスペクトル測定結果を送ってくれない場合や効果が疑わしい場合は、実験用の分光器を持つ民間企業や眼科に測定を依頼しましょう。測定してもらえば、ブルーライトがどれくらいカットされているか、どの周波数の光がカットされているかがわかります。[9]
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注意事項

  • ブルーライトカット効果を証明するために、ブルーライトペン(青い光を発する小さい懐中電灯)がセットになっている製品もあります。しかし、このペンの多くは青色ではなく紫色(光スペクトルで青色のすぐ隣の色)の光を発するものであり、このようなマーケティング手法は広く詐欺と見なされています。 
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このwikiHow記事について

Kara Hartl, MD, FACS
共著者 ::
学会認定眼科医
この記事の共著者 : Kara Hartl, MD, FACS. 学会認定眼科医のカラ・ハートル医師は、アラスカ州フェアバンクスにある「Mountain View Eye Center」の創設者兼CEOです。ブルーライトの専門家であり、自然光や人工光が目や体に与える影響を専門的に研究しています。ハーバード大学にて生物学の学士号を取得後、カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部で医学博士号を取得。世界的に有名なバスコム・パーマー・アイ・インスティテュートでも研修を修了。アイケアに最新テクノロジーを取り入れることに情熱を注ぎ、日常的にLEDスクリーンを使用する人たちに、ブルーライトの影響と、スクリーン付き電子機器を使う際に自分自身を守る簡単な方法を伝える公共教育活動を開始。また、国際的な非営利団体「Gift of Sight」を設立し、世界中の失明者の治療に取り組んでいます。
カテゴリ: ファッション
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