ブラジル原産のブーゲンビリアは、美しい花を咲かせるつる性低木です。この熱帯性の多年草は、薄紙のように繊細な苞葉を持つことから「ペーパーフラワー」とも呼ばれ、紫、赤、オレンジなどの色鮮やかな花を咲かせます。棘に覆われた太いブーゲンビリアの枝は、健康に生長するため、そして整った樹形を保つために、定期的に剪定、刈り込み、摘芯をする必要があります。ここで紹介する簡単な手入れをして、ブーゲンビリアの美しい姿を長く保ちましょう。

方法 1 の 2:
剪定の準備をする

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    春先に剪定をする ブーゲンビリアの剪定は1年を通して行えますが、新しい花芽をつける前の初春に行うと、株の健康が保たれます。花芽が出てから剪定すると、開花する花の数も減少します。また、剪定時期が早すぎると、剪定直後に出る新芽が霜の被害に遭う恐れがあります。[1]
    • ブーゲンビリアは周期的に花を咲かせ、開花期が数か月続いた後、休止期が続きます。次の開花期が始まる前に剪定すると、花芽の生長が促進されます。
    • ブーゲンビリアの剪定に適した時期は、地域によって異なります。居住地域に最適な時期を知るには、地域の平均的な気温や農事歴を調べるとよいでしょう。[2] 平年の終霜日が過ぎ、新芽が出る前が剪定に最適な時期です。
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    厚手の園芸手袋を着用する ブーゲンビリアのなかには、太く鋭い棘を持つ品種がたくさんあり、剪定中に手を傷つける恐れがあります。また、毒性を持つ品種もあり、皮膚に湿疹や炎症を起こす場合があります。そのため、大幅な剪定を行う場合は、厚手の手袋を着用しましょう。また、厚めの長袖の衣服を着用し、手首や腕を守りましょう。棘がほとんどないブーゲンビリアもありますが、枝全体が棘で覆われている品種も多くあります。[3]
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    剪定バサミを消毒する 消毒用アルコールなどの殺菌剤で剪定バサミを拭き、病気の拡散を防ぎましょう。病気に罹った枝を剪定する際、消毒せずに剪定バサミを使い続けると、他の部分にも感染する恐れがあります。枯れた枝を切り戻すたび、剪定バサミを消毒しましょう。
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方法 2 の 2:
剪定、刈り込み、摘芯をする

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    枯れた枝や病気の枝を切り戻す これは、剪定における最初の重要な作業です。ブーゲンビリアが長く健康に生育するためには、枯れた枝や変色した枝を切り戻す必要があります。こうして、株全体に病気が拡散するのを防ぎます。枝を節または幹まで切り戻しましょう。
    • 病気の枝を切った後は、健康な枝を剪定する前に剪定バサミを消毒し、病気の拡散を防止しましょう。
    • 株全体に病気が広がらないように、病気に罹った枝はすぐに廃棄しましょう。
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    長く邪魔な枝を取り除く 剪定をして混み合った枝を取り除き、健康的な樹形にします。株の健康を脅かす枝があれば取り除きましょう。少し離れた場所から株全体を観察し、好みの樹形に整えていきましょう。[4]
    • 切った箇所から新しい枝が生えてくることを念頭に入れて剪定しましょう。剪定を行うことで、ブーゲンビリアの枝はさらに生い茂ります。枝ぶりが寂しい箇所があれば、そこから新しい枝が出るように計画的な剪定を行いましょう。
    • ブーゲンビリアはしばしば、トレリスやフェンスに誘引して栽培されます。剪定する際、新枝をトレリスなどにやさしく巻きつけて誘引してもよいでしょう。
    • ブーゲンビリアを剪定して、様々な形にすることができます。鉢で栽培している場合は、小さな樹木のような形にしてもよいでしょう。
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    生長期を通して刈り込みをする 枝全体を切り戻す剪定とは異なり、刈り込みは枝先を切って樹形を整える作業です。剪定バサミを使い、最後の節の外側を切りましょう。こうすると、そこから新芽が生長します。
    • 枯れた枝は1年を通して切り戻しても構いませんが、大幅な剪定は株を傷める恐れのない春先に行いましょう。
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    花が色あせてきたら摘芯する 定期的な剪定の間に、摘芯(ピンチ、芯止め)を行います。色があせてきたら花を摘み取り、そして花がついていた枝の根元で摘み取りましょう。こうすると、新枝と花芽の生長が促進されます。
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    開花期に新枝を半分まで切り戻す 開花期の中頃に新枝を半分に切り戻すと、新たな花芽の生長が促進されます。節のすぐ上で切ると、そこから新芽が現れます。[5]
    • 開花期の後期にこの作業を行うと新芽が生長しないため、あまり遅くならないように注意しましょう。
    • 春先になるまで、古い枝を切るのは控えましょう。
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ポイント

  • ブーゲンビリアを剪定する際、枯れた花を頻繁に摘み取るほど、さらに新しい花芽が生長します。摘芯は素早くできる簡単な作業で、剪定バサミを使う本格的な剪定の合間に行うとよいでしょう。また、1年中季節や回数を問わず行うことができます。
  • ブーゲンビリアは剪定に強く、どの種類の剪定にも耐えられます。様々な樹形を試してみましょう。幹の下部の枝を切り取り、樹木のような珍しい形にしてもよいでしょう。
  • ブーゲンビリアのつるは太く硬いため、盆栽仕立てに適しています。好みの形に剪定し、背を低く保ちましょう。満足のいく樹形になるまで定期的に剪定し、新芽が出たら摘芯をして盆栽のような形に整えましょう。
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注意事項

  • 花が色あせたら、こまめに摘み取りましょう。乾燥した花を残しておくと、新しい花芽の形成を妨げます。
  • ブーゲンビリアを剪定する際は、必ず手袋を着用しましょう。棘や硬い枝で手を傷つける恐れがあります。
  • 花つきが悪くなることがあるため、ブーゲンビリアをあまり短く剪定してはいけません。
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必要なもの

  • ブーゲンビリア
  • 厚手の園芸手袋
  • 剪定バサミ
  • 漂白剤または消毒用アルコールなどの殺菌剤
  • 肥料

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このwikiHow記事について

Katie Gohmann
共著者 ::
園芸家
この記事の共著者 : Katie Gohmann. キャサリン・ゴーマンはテキサス州に住む園芸家です。2008年より家庭菜園を始め、プロの園芸家としても活躍しています。
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