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この記事では、Windowsのデスクトップパソコンに新しいプロセッサ(CPU)を取り付ける方法を紹介します。プロセッサは、パソコンの処理速度の一端を担っています。

パート 1
パート 1 の 2:
プロセッサを選ぶ

  1. 1
    プロセッサやマザーボードの仕組みを理解する マザーボードは基本的に1枚の大きな回路基板で、プロセッサを含む他のPCパーツを接続するための土台となります。プロセッサのサイズやコネクタはモデルによって異なるため、選んだプロセッサが現在のマザーボードで動作することを確認しなければなりません。

    ポイント:マザーボードをそのプロセッサに対応したものと交換することもできます。

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    パソコンの限界を知る Windowsのデスクトップパソコンのプロセッサやマザーボードは、ほとんどすべてアップグレード可能ですが、ノートパソコンのプロセッサをアップグレードすることは、ほとんどできません。そのノートパソコンのモデルがプロセッサの交換に対応していても、プロセッサのアップグレードは、そのパソコンのためになるどころか、パソコンにダメージを与えてしまう可能性のほうが高い、難しい作業です。[1]
    専門家情報
    Luigi Oppido

    Luigi Oppido

    パソコン・ITスペシャリスト
    ルイージ・オピドはカリフォルニア州サンタクルーズ市のパソコン修理専門店「Pleasure Point Computers」経営者です。25年以上にわたりパソコン修理全般、データ復元、ウイルス除去、アップグレードなどのサービスを請け負っています。また、カリフォルニア中部でKSCOにて放送中の番組、「Computer Man Show! 」の司会者も務めています。
    Luigi Oppido
    Luigi Oppido
    パソコン・ITスペシャリスト

    ノートパソコンのプロセッサはマザーボードに依存しています。ノートパソコンのマザーボードに、プロセッサの小さな端子部分がボール装置にはんだ付けされたボールのはんだ付け装置が組み込まれている場合、プロセッサをアップグレードすることはできません。パソコンによっては、ドライバーを使ってプロセッサを簡単に交換できることもありますが、それでもマザーボードの処理能力によって制限されています。

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    マザーボードのモデルを調べる  マザーボードの基本情報は「コマンドプロンプト」を使って調べることができますが、「Speccy」という無料サービスを使えば、マザーボードに関する重要な情報(CPUソケットの規格など)を確認することができます。
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    マザーボードで使われているCPUソケットの規格を確認する 「Speccy」を使ってマザーボードの情報を調べる場合は、CPUというタブをクリックし、「ソケット形式」という項目でCPUソケットの規格を確認しましょう。
    • プロセッサのチップセットはマザーボードというタブをクリックし、「チップセット」という項目を確認すればわかりますが、これは通常、プロセッサの互換性の確認に使うサービスで決まります。
    • 「Speccy」を使わない場合は、マザーボード名と型番に「ソケット」と「チップセット」を付けて検索エンジンに入力し、検索結果から当てはまるものを選びましょう。
    • また、CPUソケットの規格は、マザーボードのCPUソケットの周りに記されていることがほとんどです。
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    マザーボードに合ったプロセッサを探す プロセッサはマザーボードのソケットの大きさとチップセットに基づいて探さなければなりません。
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    必要に応じ、プロセッサに合わせて新しいマザーボードを探す プロセッサの仕様と「対応マザーボード」という語句を検索エンジンに入力して検索結果を確認することも簡単にできますが、プロセッサのサポートサイトで探してもらったほうが簡単です。
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    プロセッサを購入する マザーボードに対応したプロセッサがわかったら、価格や動作環境、その地域に応じて最適なものを選びましょう。
    • 必ずあちこちの店を見て回って、最適なものを探しましょう。店頭よりもネットで同じプロセッサが見つかることのほうがはるかに少ないかもしれません。
    • 新しいマザーボードも購入する場合は、他のサイトと店頭の価格を比較してから購入するようにしましょう。
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パート 2
パート 2 の 2:
プロセッサを取り付ける

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    パソコンの電源を切り、コンセントを抜く パソコンを動かしたり開いたりする前に、電源がオフになっており、かつコンセントが外されていることを確認しましょう。

    注:わかりやすくするために、マウスやスピーカー、USBハブなどの周辺機器もパソコンから取り外しておくとよいでしょう。ただし、マザーボードを交換する場合は必須です。

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    パソコンを横向きに置く これで、サイドパネルを取り外せるようになります。
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    サイドパネルを取り外す サイドパネルからネジを外さなければならない場合もあれば、サイドパネルを留め金から外すかスライドさせるだけの場合もあります。
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    アース(接地)して体の静電気を逃がす これにより、偶発的な静電気放電(ESD)を防ぐことができます。マザーボードなどの精密部品が静電気で壊れてしまうこともあるため、インストール中は必ずアース(接地)して体の静電気を逃がしておかなければなりません。
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    マザーボードを探す マザーボードは様々な配線が張り巡らされた回路基板のようになっており、通常、タワーの底面に取り付けられています。
    • マザーボードは、ケースの側面に取り付けられていることもあります。
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    現在のヒートシンクを取り外す ヒートシンクはマザーボードの上に取り付けられており、通常、その上には大きなファンが取り付けられています。ヒートシンクを取り外すには、マザーボードからクリップやネジを外すか、マザーボードをスライドさせる必要があるかもしれません。
    • ヒートシンクによって設計は異なり、従って取り付け方も異なるため、各モデルの取り付け方については、ヒートシンクの取扱説明書を確認する必要があります。
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    現在のプロセッサの向きを確認する 新しいプロセッサは現在と同じ向きで取り付ける必要があるため、プロセッサの向きを確認しておけば、1回で正しく取り付けることができます。

    マザーボードを取り外す場合は、この手順および次の手順をスキップしましょう。

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    現在のプロセッサを取り外す 四角いチップのようなプロセッサをマザーボードのソケットからゆっくり持ち上げます。
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    必要に応じて、新しいマザーボードを取り付ける 新しいマザーボードを取り付ける場合は、現在のマザーボードを筐体から取り外し、必要であれば取扱説明書の取り付け方に従って新しいマザーボードを取り付けましょう。マザーボードには、その後各種パーツを取り付けなければなりません。
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    新しいプロセッサを取り付ける プロセッサはスロットに対して一方向にしか入らないはずなので無理に押し込まず、スロットにそっと入れて、プロセッサが水平になっていることを確認しましょう。
    • プロセッサが傾いている、または正しく入っていない場合は、ぴったり入るように90度回転させてみましょう。
    • プロセッサの底面にあるコネクタに触れてはいけません。プロセッサにダメージを与えてしまう場合があります
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    ヒートシンクを再び取り付ける サーマルペースト(放熱グリス)をプロセッサの表面に少量塗って、ヒートシンクをマザーボードの固定金具に再び取り付けます。プロセッサとヒートシンクの間の隙間は、プロセッサの表面に塗ったサーマルペーストで埋まるはずです。

    ポイント:サーマルペーストを塗る量は、米粒より大きくならないようにしましょう。

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    取り外したパーツを再び取り付ける パソコンの向きによっては、取り付け時にケーブルを1,2本抜いてしまっている場合があります。その場合は、ケーブルを再接続してから次の手順に進みましょう。
    • 新しいマザーボードを取り付けた場合は特に当てはまります。
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    パソコンを組み立て直して起動する パソコンを組み立て直して電源に再接続したら、パソコンを起動して、セットアップを進めましょう。
    • Windowsでは、プロセッサ用の新しいドライバーをダウンロードしてインストールする必要があるため、おそらくパソコンの起動が完了した後に再起動を求められます。
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ポイント

  • 迷ったときは、たいてい、Intelのプロセッサを使ったほうがよいでしょう。[2]
  • 新しいマザーボードを購入する場合、一番安いモデルは購入しないようにしましょう。マザーボードはすべてコンピュータ回路の基盤となるため、負荷をかけることなく動作環境を満たせるものでなければなりません。
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注意事項

  • ヒートシンクとサーマルペーストを使わずにパソコンを起動しようとすると、最終的にプロセッサが誤動作する原因となります。
  • 仮想通貨のマイニング(採掘)事業におけるプロセッサの需要が高いため、2018年はプロセッサが特に高騰しています。そのため、パソコンをゼロから組み立てる場合、他のたいていのパーツよりもプロセッサにかなり出費がかさんでしまうかもしれません。
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カテゴリ: コンピューター
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