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ベタ(闘魚とも呼ばれています)は鮮やかな色と特徴的なひれを持っていてペットフィッシュとして人気です。通常1匹で暮らすことを好む魚ですが、とても社交的なので、刺激がなければすぐに退屈し不健康な状態に陥ってしまいます。そのため、ベタは単なる水槽の中の美しい魚というよりも、生活のパートナーとして飼う必要があります。正しい世話と定期的な交流があれば、ベタと良好な絆を築くことができるでしょう。

パート 1
パート 1 の 2:
ベタを選び世話をする

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    健康なベタを選ぶ 正しい世話をすれば、ベタは2~44年間生きることができます。時には10年生きることもあります。健康な1匹を選び、正しく世話をすることで、一緒に過ごすことのできる時間を少しでも長くしましょう。
    • ペットショップは、メスよりもオスのベタが圧倒的に多く販売しています。オスのほうが色鮮やかでヒレが大きいためです。オスでもメスでも、色が鮮やかで(くすんでいないか確認しましょう)、ひれも健康的で破損が見られない1匹を選びましょう。
    • おっとりとしたベタよりも活発で元気なベタを選ぶべきと思うかもしれませんが、ペットショップでの行動がその魚の本来の性格を示しているとは限りません。1日様々な人に水槽を指先でつつかれながら過ごし、疲れ切っているだけなのかもしれません。
    • ベタの選び方や飼育方法については、 こちらの記事を参考にしましょう。
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    適切な飼育環境を整える 誰かの家やオフィスで、花瓶や、時にはコップの中でベタが泳いでいるのを見かけたことがあるかもしれません。ベタは1匹で暮らすことを好むという特徴から、あまり広い水槽は必要ないのだろうと勘違いしている人が実は少なくありません。
    • ベタは、もともと東南アジアで水牛の足跡にできたような水たまりにも生息することから、狭い空間が好きなのだ、という声を耳にしたことがある人もいるかもしれません。こうしたこじんまりとした水の中で生息していることもありますが、ベタが好む生息環境というよりも、厳しい乾季を生き延びるための手段であると考えたほうが良いでしょう。[1]
    • 実際、ベタは広々とした空間を泳ぎ回ることを好みます。少なくとも12リットルの水槽は必要でしょう。規格サイズの水槽のさらにその上の大きさを用いても良いくらいかもしれません。1匹の小さな魚にはずいぶん大きな水槽のように思えるかもしれませんが、幸せで健康に暮らしてくれる可能性が高まります。[2]
    • また、水槽は24度から26度程に保ち、水をあまりかくはんさせることのない単純なフィルターを用いましょう(ベタは静かな水を好みます)。水槽内は清潔に保ち、定期的に水を取り替えましょう。
    • より詳しい飼育方法は こちらの記事を参考にしましょう。
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    「一匹狼」だろうと思っておく 水槽を共有しても気にしないベタも時にはいますが、多くの場合、特にオスは、別の魚に侵入されることで不安になり、動揺し、攻撃的になります。
    • 「闘魚」と呼ばれてはいるものの、ベタのオスはお互いを傷つけあうことよりも、支配権を手に入れ確立することに関心を持っています。ただし、2匹以上のオスのベタ、あるいはオスのベタと何らかの他の種類の魚を混泳させると、怪我などの好ましくない状況は頻繁に起こるでしょう。そのため、オスのベタは1匹だけで飼育するのが得策です。
    • メス同士2匹で飼うというのも上手くいかないでしょう。ただし、10匹前後のグループであれば上手くいくこともあります。メスは1匹、あるいは群れのいずれかで飼育するようにしましょう。[3]
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    正しくエサを与える ベタはかなり決まった食生活を守ったほうが良いでしょう。ベタ専用のエサ、赤虫、ブラインシュリンプを与えましょう(赤虫とブラインシュリンプはフリーズドライされた状態で販売されているでしょう)。
    • ベタ専用のエサ3~4粒(ベタが小さい場合はさらに小さくする)、あるいは赤虫(またはブラインシュリンプ)6~7匹を2回与えれば十分でしょう。ベタはエサが目の前にと食べ過ぎてしまうので健康に良くありません。また、便秘を起こすこともあります。腹部が膨らむので見ていて分かるでしょう。便秘を起こした時は、冷凍グリーンピースを1粒解凍し、小さく切ったものを与えると改善されるという意見もあります。[4]
    • 常に同じ位置で毎日エサを与えましょう。こうすることで、ベタとの絆が築きやすくなります。[5]
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    ベタについて学ぶ ベタが闘魚とも呼ばれているのは、もともとの生息地が東南アジアで、特にオスはお互いに対して攻撃的になる特徴があるためです。
    • ベタは適応能力が高い魚です。しゃもじのくぼみの内側でも生きることができ、雨季と乾季の変化も生き延びます。
    • また、ベタは「ラビリンス・フィッシュ」にも分類されています。空気中でも水中でも酸素を取り込むことができる魚です。つまり、体が乾かなければ、短時間水の外にいても生き延びることができます。さらに、乾季に見られるような小さな汽水池でも長期間生存することができます。
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パート 2
パート 2 の 2:
ベタと絆を築く

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    人の動きがある場所に水槽を置く ベタは1匹で暮らすことを好みますが、すぐに退屈するので、何かが起こっている場所に水槽を置けば、退屈を防ぎつつ縄張りは守れるので最適です。
    • 例えば、水槽を家の中の人通りが多い場所に置きましょう。リビングルームやキッチンの近くなどが理想的です。ベタは、直接関わっていなくても何かが起きていたり動きがある状況を好みます。[6]
    • 時々部屋の中で水槽の位置を移動すると、風景が変わって良いでしょう。新しい景色が目に入ると関心を向けます。興味津々になって見ているでしょう。
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    名前をつけて話しかける 名前のない生き物と絆を築くのは難しいのでベタにも性格に合った名前をつけてあげましょう。思いつかない場合は、人気の赤ちゃんの名前をインターネットで検索できるように、ベタの名前の候補も検索して探してみましょう。[7]
    • ベタは人間の声などによって生じる水中の振動に敏感です。この特徴から、ベタは飼い主の声と自分の名前を認識できると考える人もいます。水槽の前で毎回ベタを名前で呼び、ベタが一定の反応を示すようにならないか観察してみましょう。
    • 名前を認識するようにはならなくても、呼びかけることで少なくとも交流はできます。ベタは交流を必要としているので、絆を築くうえで大切なことでしょう。誰でも自分に耳を傾けてくれる友達がいれば嬉しく思うものです。
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    視覚的な刺激を与える すでに説明したように、水槽を移動させると景色を変えることができますが、飼い主がベタのことを見ているだけでも、ベタにとっては意識を集中させる対象になり、認識できるようになります。
    • オスのベタは、鏡で自分の姿を見た時、別のオスに遭遇した時のようにヒレを大きく見せることで有名です。この反応が果たしてベタにとって良いことなのか(刺激になるのか)それとも悪いことなのか(ストレスになるのか)という点については意見が分かれています。また、ベタの中には臆病なものもいて、鏡に映る自分の姿に怖がってしまう可能性もあるので注意しましょう。
    • このようにお好みで、時々鏡に映す他にも、消すことのできるマーカーペンで水槽の側面に絵を描いたり、様々な形状に切り取ったポストイットを貼り付けてみてもよいでしょう。あるいは、ベタが見たことのない興味を持ちそうな物体を水槽のすぐ外に置くこともできます。[8] ベタが調べ、反応する様子を観察しましょう。
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    ベタと遊ぶ 水槽を指先でとんとんとつついてしまうのが人間の自然な反応ですが、水中では音が増幅し、音で魚がストレスを感じてしまうので、つつかないようにしましょう。[9] その代わりに、指先で水槽の側面をなぞり、魚の反応を観察しましょう。
    • ベタは恐らく指先の方に近づいてきます。場合によっては指の動きを追いかけて泳ぐこともあります。体をくねらせたり、泳いで輪を描かせることができるかもしれません。
    • ベタは、水面に上がってくることも好きなので、浮かばせる玩具なども良い遊び相手になるかもしれません。卓球のボールも楽しんでくれます。ただし、必ず清潔なものを用いるようにしましょう。
    • ベタと遊ぶ方法をさらに検索して、さまざまな工夫をしてみましょう。
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    ベタを訓練する ほとんどの動物が(さらに人間も)そうであるように、ご褒美のおやつを使ってベタをやる気にさせ、訓練することができます。多少の忍耐強さと練習があれば、ベタも新しい動きをいろいろと学んでくれるでしょう。
    • 例えば、自分の指からエサを食べることを教えることができます。自分の指を水中のエサの粒のすぐ近くに位置させましょう。指先からエサを食べるようになるまで待ちます。もしかすると、水の外に飛び出して、飼い主の指先からエサを取るようにまでなるかもしれません。
    • エサの誘惑を利用して、ベタを泳がせたり、場合によっては飛び跳ねてフープの内側をくぐらせることを教えられるかもしれません(フープはパイプクリーナーなどの道具を使って手作りできます)。また、練習を続けているうちに、卓球のボールを押して網に入れることを覚えるかもしれません。
    • ベタとの遊び方を検索すると、様々な訓練のアイデアや教える方法が見つかります。
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    友達になる 自分の真の友達のようにベタに接するのが絆を築くうえで一番の方法です。あなたとベタのどちらも、あるいはどちらかが嬉しい時も悲しい時も、ストレスがたまっている時も、舞い上がった気持ちになっている時も、そして健康な時も病める時も、水槽の様子を見に行きましょう。どのような生き物であっても、絆を築くには努力と忍耐力が求められ、心を開き、面倒を見てあげる必要があります。
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ポイント

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注意事項

  • ベタの水槽の内側に触れる際は、まず必ず手をよく洗いましょう。
  • ベタの水槽を揺らさないよう注意しましょう。ストレスを与えます。
  • 1つのタンクにオスは1匹までとしましょう。また、複数のメスを同じ水槽で飼育する場合は、事前によく調べましょう。オスとメスの混泳はやめましょう。
  • ベタ用の「応急処置セット」を用意しておき、万が一病気にかかった時に備えましょう。
  • 水槽に他の魚を加える際は事前に十分に調べましょう。また、一緒に飼うことのできる十分な広さがあることを確認しましょう。
  • 水槽用コンディショナーを用いることを忘れると、ベタは病気にかかりやすくなります。
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  1. Craig Morton. アクアリウム専門家. 専門家インタビュー. 21 July 2020.

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Craig Morton
共著者 ::
アクアリウム専門家
この記事の共著者 : Craig Morton. クレイグ・モートンはカリフォルニア州ハンティントン・ビーチを拠点にオレンジ郡、ロサンゼルス郡、インランド・エンパイア地区にてアクアリウムサービスを提供している会社「Aquarium Doctor Inc.」の最高経営責任者です。アクアリウム専門家として30年以上の経験を持ち、特注アクアリウムのデザイン、アクアリウムの設置とメンテナンスサービスを請け負っています。同社ではClear for Life、Sea Clear、Bubble Magus、Tropic Marine Centre,、Salifert、ReeFlo、Little Giant、Coralife、そして Kent Marineの製品を取り扱っています。
カテゴリ: ペット・動物
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