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ベタはきれいで人気のある観賞魚です。他の一般的な魚類のペットと同様に、ベタも魚飼育用の水槽から他の場所へと移動させるときは特に水槽に関するケアが必要です。初めてベタを自宅に持って帰るときはペットショップから小さなカップやビニール袋に入れて持ち帰ることが多いですが、新しい環境である水槽にただベタを入れるだけではいけません。まずは、袋やカップから水槽へ移動させても生きられるように、新しい環境に順応させる必要があります。

方法 1
方法 1 の 3:
ベタの水槽を準備する

  1. 1
    ベタの水槽を選ぶ ベタは自然の中では濁って流れのない水の中に生息しています。小さくて窮屈な水槽でも飼うことはできますが、魚にとっては大きな水槽での生活の方が健康的でしょう。十分なスペースが確保できるように、19リットルの水槽を用意すると良いでしょう。ベタを飼うのに3.8リットルより小さい水槽に入れてはいけません。[1]
    • ベタは水面から直接呼吸をするため、水槽にろ過システムは必要ありません。むしろ、ない方が良いでしょう。ろ過システムにより水の流れができて、ベタにストレスを与えます。[2]
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    水槽を準備する 水槽をしっかりと洗って、小石は水道水を沸騰させたお湯で丁寧にすすぎます。小石にせっけんや洗剤を使用してはいけません。そして、水槽の底に慎重に小石を敷きます。水槽の小物もすすいで水槽に入れましょう。
    • 水槽は昔からある魚飼育用の水槽である必要はありません。大きな容器であれば何でも構いません。
    • 水槽に小石を敷くのには、大切な意味があります。中間色の、あまりザラザラしていない小石を選びましょう。中間色でベタが落ち着き、小石に付いたバクテリアがベタの排泄物を消化するため、水を比較的きれいに保つことができます。[3]
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    水槽に水道水を入れる ミネラルウォーターには、ベタに必要で重要なミネラルが不足しているため使用は避けましょう。水道水を入れる際は、水槽の水面が大きく確保できていることを確認しましょう。ベタは他のほとんどの魚と同様に水中で呼吸もしますが、時々水面に上がって空気も吸います。
    • そのため、ワインボトル等の上部が狭くなった容器はベタには向きません。
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    水質調整剤を購入する 調整剤は水道水の中の魚に良くないとされる塩素を取り除き、他の不純物や重金属も除去します。[4] 調整剤のボトルの使用方法に従い、水槽に水を入れるときは忘れずに入れましょう。水槽の水を交換するとき(週に1回程度)は、毎回水質調整剤を入れます。[5]
    • ペットショップでベタを購入すれば、ベタ専用の水質調整剤も付属しているはずですが、付属していない場合は自分で購入しましょう。[6] 調整剤はどこのペットショップでも扱っており、オンラインショップでも簡単に購入できます。
    • 使用する調整剤の量は水槽の大きさにより異なります。使用量と使用後どのくらいで魚を入れても安全か等の情報はボトルの使用方法で確認しましょう。[7]
    • 田舎に住んでいて、水道水が塩素処理されていない場合、調整剤は必要ないこともあります。重金属を取り除く効果のある調整剤もあるため、必要に応じて使用してみましょう。
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方法 2
方法 2 の 3:
ベタを袋から出して順応させる

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    水槽に袋を浮かせる 浮かせる前に、ベタが呼吸出来る十分な空気が袋に入っていることを確認します。新しい水槽の水面に袋を浮かせることで、ベタの入った袋の中の水温と水槽の水温を同じにします。
    • この工程は、「水温合わせ」として知られています。
    • 10~15分程袋を浮かせたままにします。
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    水槽の水を袋に入れて混ぜる 15分ほど袋を浮かせたら、水槽の水にベタを触れさせます。袋をハサミで切って、チューブや小さなカップを使用して水槽の水を袋の中に注ぎ入れます。
    • この作業は、袋が傾かないよう真っ直ぐに持って、立ったまま行います。袋から手を離したり、片方に傾けすぎたりすると、水が水槽にこぼれてしまいます。
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    15分水を落ち着かせる 水槽の水の温度とpH値、そしてミネラルの硬度にベタをゆっくりと慣れさせる必要があります。この「水質合わせ」のステップを急いで、水に順応させる時間を十分与えないと、ベタの健康を害することがあります。
    • もう一度この工程を繰り返します。水槽の水をもう一杯袋の中に入れます。
    • この際、袋は水槽の中で支え続けます。袋の切り口が上になるように注意しましょう。
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    ベタを水槽に入れる 30分ほど順応させたら、袋を横向きにしてベタが出てこられるようにします。新しい環境に慣れるのに少し時間はかかりますが、この時点では新しい水槽の水で快適に生活できるでしょう。
    • ベタが入っている袋の水が汚い場合は、水槽に入れる水を最小限に抑えましょう。汚れた水槽の水は何も良いことがありません。
    • 順応が済んだら、網で慎重にベタを水槽に入れても良いでしょう。
    • すぐベタに餌を与えてはいけません。新しい水槽に入れた1日目はおそらく餌を食べないでしょう。3日間、場合によっては1週間餌を食べないこともあります。
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方法 3
方法 3 の 3:
ベタをカップから出して順応させる

  1. 1
    新しい水槽の水面にベタの入ったカップを浮かせる ここでは、ベタを水と温度に慣らします。[8] 水槽の水(冷たい場合が多い)にいきなり晒すと、ベタにとって良くありません。
    • カップを15分ほど浮かせておきましょう。
  2. 2
    カップに水槽の水を入れる チューブや小さなカップでゆっくりと行います。水槽の水はベタに直接かけてはいけません。ベタから離れたところに注ぎ入れましょう。この時点では、カップはまだ水槽の水に浮いている状態です。[9]
    • 水槽の水は、カップの水とはミネラルの硬度、pH値そして水温が異なるため、ベタは水槽の水に少しずつ慣れる必要があります。
    • 15分ほどそのままにしておきましょう。
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    水槽の水をもう少し入れる ベタを水槽に入れる前に、水槽の水とカップの水はほとんど1:1の割合で、いい具合に混ざっているのが理想です。ここでも、15分ほど待ちましょう。[10]
    • この時点で、指を使って水槽の水温とカップの水温を比べても良いでしょう。だいたい同じくらいの水温にしましょう。
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    ベタをカップから水槽に移す 網で慎重にベタをカップからすくって、新しい水槽の中に入れます。ベタをつついたり傷をつけないように、優しく行いましょう。
    • カップの水が排泄物や沈泥で汚れておらず、比較的きれいならベタと水を直接水槽に入れても良いでしょう。
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ポイント

  • オスのベタを2匹一緒にいれてはいけません。死ぬまでケンカするでしょう。
  • ベタは通常フレーク状の魚の餌ではなく、ペレットや生きた餌を好みます。ただし、個体差があります。
  • ベタを順応させるときは辛抱強く行いましょう。ゆっくりと進めれば進めるほど、健康的に移動ができます。
  • ろ過システムが強すぎる場合は、ブロックの仕方が見つかるまでは電源を切っておきましょう。ベタは水の流れを嫌うため、流水にさらすとストレスがかかったり健康を害することがあります。
  • 新しい水槽にベタを順応させるときは、水槽のライトを消しましょう。こうすると、ベタのストレスを抑えることができます。[11]
  • ろ過システムは実際使用した方が良いですが、ローフローのろ過システムを使うか、排水にスポンジフィルターを使用して、流れをできるだけ抑えましょう。
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Craig Morton
共著者 ::
アクアリウム専門家
この記事の共著者 : Craig Morton. クレイグ・モートンはカリフォルニア州ハンティントン・ビーチを拠点にオレンジ郡、ロサンゼルス郡、インランド・エンパイア地区にてアクアリウムサービスを提供している会社「Aquarium Doctor Inc.」の最高経営責任者です。アクアリウム専門家として30年以上の経験を持ち、特注アクアリウムのデザイン、アクアリウムの設置とメンテナンスサービスを請け負っています。同社ではClear for Life、Sea Clear、Bubble Magus、Tropic Marine Centre,、Salifert、ReeFlo、Little Giant、Coralife、そして Kent Marineの製品を取り扱っています。
カテゴリ: ペット
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