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ベニヤ板に色を塗り自分のアート作品を作る時も、ベニヤ板の床に塗装をする時も、ほんの少しの知識があれば上手に塗れるようになります。ベニヤ板に色を塗る際のコツはその他の木材全般に色を塗るコツと似ています。正しい道具を用意し、板の表面を整えて塗料の密着を助け、耐久性が高く美しい仕上がりに塗りましょう。

パート 1 の 3:
道具を集める

  1. 1
    塗料とプライマーを購入する 塗料とプライマーを購入する際は、最終的に仕上がった表面の用途を考慮する必要があります。アート作品の一部、床板、など使い方を考えてみましょう。用途に合わせて塗料とプライマーを選ぶことが、完成品の持ちを良くします。
    • アート作品を作るためなのであれば、アクリルプライマーと絵の具を用意すると良いかもしれません。美しく細かい模様を木材の表面に描く事の出来る水溶性の絵の具です。[1]
    • 床といった用途でベニヤ板の表面を用いるのであれば、より強力な塗料が必要になります。アクリルラテックス塗料あるいは床用の油性塗料を選びましょう。[2]
    • 対象範囲がとても小さく、滑らかに仕上げたい場合は、スプレー塗料を検討しましょう。
  2. 2
    ペイントブラシまたはローラーを購入する ベニヤ板に上手に塗料を塗るには、良質なペイントブラシやローラーが必要不可欠です。工具店やホームセンターで購入できます。滑らかな表面に塗る際に適していて、用いる塗料やプライマーの種類とも相性の良い製品を選びましょう。
    • スプレー塗料を用いるのであれば、こうしたブラシやローラーは必要ありません。
    • ブラシとローラーのどちらを選ぶべきなのかは好みにもよります。広い面積を塗るのであれば、ローラーがあると、より簡単になるので便利でしょう。細かな部分は、ブラシの方が一般的に使いやすいでしょう。
    • 場合によっては、両方が必要になるかもしれません。ローラーで広い部分を塗り、ブラシで端を埋めることができます。[3]
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    範囲が広いのであればスプレーガンの使用を検討する 広範囲を塗装するのであれば(複数の部屋の壁など)スプレーガンがあった方が良いでしょう。まず工具店やホームセンターでスプレーガン本体を購入(場合によってはレンタル)する必要があります。取扱説明書もあるはずなので確認しましょう。
    • スプレーガンを使用する際は、塗装が付着しては困る部分はすべて覆って養生することが大切です。
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    紙やすりを購入する ベニヤ板に塗装をする際、表面をやすりがけすることが大切な手順となります。やすりがけすることで表面が整い、仕上がりがより滑らかになります。220番あるいは180番の目の細かい紙やすりを選びましょう。また、ベニヤ板の表面が粗い場合は、80番または100番という、より目の粗い紙やすりも用意して表面を磨きます。[4]
    • 紙やすりは、工務店や大型のホームセンターで販売されているので探してみましょう。
  5. 5
    適したサンディングマシンを用意する ベニヤ板のやすりがけは、サンディングブロックを使って手作業で行うことも、電動のサンディングマシン(オービタルサンダーなど)を使って行うこともできます。ベニヤ板が小さいのであれば、手作業で充分でしょう。広範囲をやすりがけするのであれば、電動式の器具が必要でしょう。[5]
    • 床といった広範囲をやすりがけするのであれば、市販のサンディングマシンを用意したほうが良いでしょう。可能であれば、床用のものをレンタルしましょう。[6]
  6. 6
    ウッドフィラーを購入する ベニヤ板にやすりがけでは対処できないへこみなどがある場合は、ウッドフィラーで埋める必要があるでしょう。ウッドフィラーとは可鍛性のある素材で、パテナイフで穴に埋め込み、乾いたら表面をやすりがけすることができます。ほとんどの場合塗料と相性は良いですが、上から塗料を用いることができると明記されている製品を必ず用意しましょう。[7]
    • ベニヤ板の上に塗装する場合、ウッドフィラーの色も最終的には見えなくなります。しかし、無垢のまま、あるいは透明のシーリング材を塗るのみの場合は、色の違いが目立ってしまうので使わない方が良いでしょう。
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パート 2 の 3:
表面を整え準備する

  1. 1
    塗料を付着させたくない部分を養生する 屋内で塗装するのであれば、塗料や木くずを付着させたくない部分に養生を施しましょう。ペインターズテープ、プラスチックシート、ドロップクロスを組み合わせて、こうした部分を保護しましょう。
    • 例えば、スプレーガンを用いるのであれば、プラスチックシートを用いて覆っておいた方が良いでしょう。
    • うっかり塗料が付着してしまいそうな小さな範囲はペインターズテープで覆って保護しましょう。
  2. 2
    穴を埋める やすりがけをする前に、穴はすべて埋めておかなければ仕上がりに影響します。あきらかに目に入る穴だけでなく、表面を手で触り小さな穴も確認しましょう。こうした穴は、塗装前にはあまり目立ちませんが、塗装後に気になる可能性が高いでしょう。[8]
    • ウッドフィラーは製品の使用方法に従いましょう。一般的に、パテナイフで塗り込み、乾いてから、やすりがけをするという手順のものが多いでしょう。
    • 表面にこうした穴やくぼみがなく、特に埋める必要がないということもあります。また、本格的に滑らかにしようと思っていないのであれば、この手順は飛ばしましょう。磨かれていなくても塗料は密着します。仕上がりの滑らかさに違いが出るというだけです。
  3. 3
    やすりがけをする 塗装した表面を滑らかに仕上げたいのであれば、塗料の前に必ずしっかりとやすりがけを行いましょう。表面がかなりざらついて粗くなっている場合は、まずは100番などの目の粗い紙やすりを使います。目立ったざらつきが取り除かれます。次に、180番や220番といった、より目の細かい紙やすりに切り替え、全体をできる限り滑らかに磨いていきましょう。もともと比較的滑らかだったのであれば、目の細かい紙やすりだけを用いれば良いでしょう。[9]
    • ベニヤ板は何層もの薄い木を使って作られているので、長く力を入れてこすりすぎると、上の層からすり減っていく可能性もあります。紙やすりは注意深く用い、かなり広範囲の表面を扱う際は慎重すぎるくらいに注意しましょう。
    • 滑らかな仕上げにする必要がないのであれば、このように丁寧にやすりがけをする必要もありません。
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    くずや埃を取り除く やすりがけを終えると表面は木くずで一杯になっています。塗装に影響を及ぼさないよう、しっかりと取り除きましょう。大量のくずは掃除機で吸い取り、マイクロファイバークロスなどの乾いた布で残っているくずも拭き取ります。
    • こうしたくずや埃を取り除くための粘着性の布もあるので、ホームセンターなどで探してみましょう。
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パート 3 の 3:
プライマーと塗料をブラシ、ローラー、あるいはスプレーガンで塗る

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    端にプライマーを塗る 床のように端や隅で細かな作業が必要な場合は、その部分にはブラシを用いましょう。ペイントブラシの方がローラーやスプレーガンよりも制御しやすく使いやすいでしょう。
    • 手を安定させて動かせば、細かな端の部分もペイントブラシで塗ることができますが、はみ出たりすることがないよう念のためテープで養生しておくと安心かもしれません。プライマーを塗るために貼ったテープはそのまま残し、塗料を塗る時にも用いましょう。
    • 端から8~10センチほどを塗っておきましょう。こうすれば、その後にローラーやスプレーガンを用いた作業がしやすくなります。[10]
    専門家情報
    Katherine Tlapa

    Katherine Tlapa

    インテリアデザイナー
    キャサリン・トラパは2016年にオハイオ大学にてインテリア・建築学の学士号を取得しています。現在はデザイン専門家としてサンフランシスコに拠点を置くインテリアデザイン会社、「Modsy」で働いています。また、自身のDIYホームデザインブログ、「My Eclectic Grace」の運営も行っています。
    Katherine Tlapa
    Katherine Tlapa
    インテリアデザイナー

    豆知識:ベニヤ板はかなり多孔性なので、軽く、柔軟性があります。便利である一方で、ベニヤ板専用のプライマーで孔を埋めることがかなり重要になります。プライマーを塗ると、染みの浸透が妨げられ、水分が内側で蓄積することもないので品質が損なわれる心配もありません。

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    重複させながら滑らかにプライマーを塗る ベニヤ板にプライマーを塗ると表面が密閉され、塗料の密着を助けます。表面全体にプライマーを塗りましょう。塗り忘れがないよう注意しましょう。[11]
    • 使う道具に関わらず、塗り忘れなく全体を網羅するには、同じ手の動きで重複させながら塗っていくことがポイントです。ブラシ、スプレーガン、あるいはローラーで「W」を描くように手を動かし、次のストロークを前回のストロークに被せながら塗り進めましょう。こうすることで、塗り跡が均一になり、結果的に塗料が定着しやすくなります。
    • 使用するプライマーの使用方法に必ず従いましょう。使用に適した室温、乾かす時間といった条件も含めた手順が記載されているはずです。
  3. 3
    塗料を用いる プライマーと同様に、まずはブラシで端や隅を塗りましょう。細かな部分の塗装を済ませてから、残りの平面をブラシ、ローラー、あるいはスプレーガンで塗ります。
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    薄く下塗りをする プライマーが完全に乾いていることを確認し、下塗り(1層目)をしましょう。プライマーを塗った時と同様に、一定の動きで表面全体を網羅しながら薄く塗ります。[12]
    • 下塗りの段階では、プライマーが透けて見えていても心配する必要はありません。1層塗っただけなので透けることもあります。逆に厚く塗るのは理想的ではありません。透けてしまっても構わないので薄く塗りましょう。
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    重ねて塗る前にやすりがけをする 重ね塗りをする前に軽くやすりがけをすると、最終的な仕上がりがより滑らかなものになります。塗料が完全に乾いたことを確認し、180番または220番の紙やすりを使って優しく表面を磨きましょう。塗装によって生じたざらつきや不均一な部分が取り除かれます。[13]
    • やすりがけをする度に木くずを必ず取り除きましょう。乾いた布や掃除機を使います。
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    重ね塗りをする なめらかで頑丈な表面に仕上げるためにも、複数回、薄く重ね塗りをしましょう。負担がかかり摩耗しやすそうな場合(頻繁に人が歩く床など)は特に重要です。[14]
    • 重ねて塗る前に、必ず前の層を完全に乾かしましょう。製品の使用方法をよく読み、乾くまでにかかる時間を確認しましょう。また、所定の時間が経過したら、目立たない隅の部分を触って実際に乾いているかを確認しましょう。しっかりと乾かして塗り重ねることで、より頑丈で滑らかな塗装になります。
    • 薄い層を複数回、塗り重ねることで乾いた時の仕上がりが硬くなります。厚塗りにすると少し柔らかくなる傾向があります。
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Katherine Tlapa
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この記事の共著者 : Katherine Tlapa. キャサリン・トラパは2016年にオハイオ大学にてインテリア・建築学の学士号を取得しています。現在はデザイン専門家としてサンフランシスコに拠点を置くインテリアデザイン会社、「Modsy」で働いています。また、自身のDIYホームデザインブログ、「My Eclectic Grace」の運営も行っています。 この記事は1,288回アクセスされました。
カテゴリ: 趣味・DIY
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