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かつて、国内では「男性が働き、女性は就業しないで家事に専念する」というスタイルが主流でした。ところが、時代は変わり、多くの女性が働くようになっています。夫婦で男性だけが働いている家庭(女性は専業主婦)と共稼ぎの家庭の割合を見ると、現在は後者のほうが2倍近く多い割合となっています。[1] 働く女性が増えたことで、社会はいくつかの課題に直面することになりました。その一つが、子どものケアに関するもので、2018年に厚生労働省が発表したデータによると、子育て中の保護者が保育施設に入所申請をしているにもかかわらず入所できない、いわゆる待機児童の数は約4万7千人にもなります。[2] この問題は乳児も例外ではなく、例えば日本政府は育児と仕事の両立支援のために「企業主導型ベビーシッター利用者支援事業」による割引券を発行しています。[3] ベビーシッターは共稼ぎの家庭を支える有効な手段ですが、欧米にくらべると、まだまだ制度自体が根づいておらず、「利用したいけれど、具体的にはどうすればよいのかわからない」という人も多いようです。そこで、ここではベビーシッターを見つける方法を紹介します。

パート 1
パート 1 の 3:
ベビーシッターを知る

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    ベビーシッターの基本を知る ベビーシッターを探す前に、まずはあらためてベビーシッターとはどのような人(サービス)であるかを見直しましょう。ベビーシッターとは主に保護者が不在のときに自宅で子どもの世話をしてくれる人(サービス)です。赤ちゃんが対象というイメージが強いかもしれませんが、実際は年齢は幅広く、0~12歳の赤ちゃんや子どもが対象となります。[4]
    • 日常的にベビーシッターを利用している人もいますが、需要の多くは緊急時の利用です。例えば、子どもが風邪をひいているけれど仕事を休めないので面倒をみてもらいたい、自分の体調が悪いので子どもの世話をお願いしたいなどのケースでの利用が多くなっています。[5]
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    ベビーシッターの現状を知る ベビーシッターにお願いするというと特別なことのようなイメージがあるかもしれません。でも、実際はその需要は増えていて、多くの人が利用しています。ベビーシッターとして働く側のサービスへの登録者数も増えています。[6]
    • ベビーシッターになるための国家資格はありませんが、いくつかのベビーシッターに関わる民間資格があり、それを取得することで、保育サービスにおける基礎知識・スキルなどを身につけることができます。
    • 最近の傾向として個人で活動するベビーシッターが増えています。個人のベビーシッターの質をどの機関が保証するのかは社会的な課題になっています。[7]
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    見つけるときの注意点を知る ベビーシッターには大きくわけて派遣タイプとマッチングタイプがあります。派遣タイプは企業からベビーシッターが派遣されるサービスで、マッチングタイプはフリーのベビーシッターを自分で探して依頼するサービスです。いずれにせよ、大切な赤ちゃん(子ども)を預けるのですから、もっとも重視したいのは信頼できるかどうかです。[8]
    • 子どもとの相性があるので、事前に自分、赤ちゃん(子ども)と面談をすることも大切です。
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パート 2
パート 2 の 3:
派遣タイプのベビーシッターを見つける

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    派遣タイプのポイントを知る 派遣タイプの大きな特長の一つは、総合的なサービスのクオリティの高さです。その他にも、シッティング中のケガや物損などのトラブルには会社として対応してもらえるので安心度が高く、本部のスタッフが入会時からしっかりサポートしてくれるというメリットもあります。
    • 派遣タイプのデメリットとしては全体的にコストが高いという点が挙げられます。一般的に入会金と年会費が掛かります。
    • プランなどによって異なりますが、利用料金の目安は1時間あたりで3,000円~です。
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    派遣タイプの利用の流れを知る 派遣タイプのベビーシッターを利用する場合の一般的な流れとしては、まず電話やインターネットなどで派遣会社に問い合わせをします。そして先方の担当者と条件などを相談して登録をすませます。登録後、利用する際には電話やメールなどで予約をします。
    • 利用する際の流れについては、派遣会社によって異なります。事前に各サービスの公式サイトなどで確認をしてから手続きを進めましょう。
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    派遣タイプのサービスを利用する 派遣タイプの企業はインターネット検索で見つけることができます。公式サイトなどから自分の条件に合うかどうかを確認しましょう。なお、派遣タイプはマッチングタイプに比べて利用できるエリアが限られているので、「自宅がエリアに含まれているのか」を忘れずにチェックしましょう。
    • 登録してから実際に保育をしてもらうまで一定期間(およそ2週間~1か月)を要することもあるので、ベビーシッターが必要になる前に登録しておきましょう。
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パート 3
パート 3 の 3:
マッチングタイプのベビーシッターを見つける

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    マッチングタイプのポイントを知る ベビーシッターと自分で交渉をすることになるマッチングタイプの一番のメリットは、利用料金が派遣タイプよりも安価であることです。1回あたりの料金はもちろん、入会金や年会費が掛からないところがほとんどです。また、派遣タイプにくらべると利用可能な地域が広いという特長もあります。
    • 個々のベビーシッターなどによって異なりますが、利用料金の目安は1時間あたりで1,500円~です。また、支払いについてはクレジットカードに限定しているサービスが少なくありません。
    • マッチングタイプのデメリットとしては、何かのトラブルが生じたときに個人間で解決しなければいけないことなどがあります。
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    マッチングタイプの利用の流れを知る マッチングタイプのベビーシッターを利用する場合の一般的な流れとしては、まずはインターネットなどを利用してマッチングサイトに登録をします。登録後、自分の条件をもとにベビーシッターを検索すると、その条件に合ったベビーシッターが表示されます。候補者のなかから依頼するベビーシッターを選ぶと、見積りが送られてくるので、その見積りでよければ依頼手続きへと進みます。
    • 利用する際の流れについては、サービスによって異なります。
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    マッチングタイプのサービスを利用する 派遣タイプと同じようにマッチングタイプのサービスもインターネット検索で見つけることができます。なお、情報収集にあたっては、市町村の情報や 公益社団法人全国保育サービス協会に加盟している会社のリストなどを活用するとよいでしょう。[9]
    • なかにはスマホ専用のサイトで、アプリをインストールして利用するサービスもあります。
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ポイント

  • ベビーシッターに関係する資格としては、公益社団法人全国保育サービス協会(ACSA)が認定している「認定ベビーシッター」、一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が認定している「ベビーシッター資格」、一般財団法人日本医療教育財団が認定している「ベビーシッター技能認定」などがあります。[10]
  • 一時預かりが必要な場合やひとり親への様々な支援が必要な場合は、ベビーシッターの利用に限らず、市町村に相談しましょう。
  • ベビーシッターと対面する際には、事業者名・ベビーシッターの氏名・住所・連絡先を確認しましょう。ベビーシッターの身分証明書のコピーをもらうと安心です。同様にベビーシッターが保育士や認定ベビーシッターなどの資格を持っている場合は保育士登録証や認定ベビーシッター資格登録証の提示を求めて確認しましょう。
  • 利用の際には、預けている子どもの体調の急変などの緊急事態が生じた場合にベビーシッターからすぐに連絡を受けられる体制を整えておくことも大切です。また、ベビーシッターに子どもを預けている間も、できるだけ子どもの様子を電話やメールで確認するようにしましょう。
  • ベビーシッターとはいえ、第三者が自宅に入ることになるので、貴重品はしっかりと管理しましょう。
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注意事項

  • 大切な赤ちゃん(子ども)を預けるのですから、ベビーシッターを見つける際には料金の安さや手軽さばかりを意識しないように気をつけましょう。
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カテゴリ: 家族
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