ベルジアンマリノアは牧羊犬で、たくさんしつけや世話を必要とすることを含めて、ジャーマンシェパードと似た特徴を持っています。ベルジアンマリノアをしつける場合、小さいうちから訓練を始めましょう。早いうちから徹底して訓練すれば、縄張り意識や攻撃的な行動を緩和させることができます。逆に、しっかり訓練しないとそのような問題行動に陥りやすい犬種です。経験値のある訓練者が、一貫した分かりやすい訓練をすれば、マリノアは牧羊犬や番犬など、様々な仕事をできるようになります。[1]

パート 1 の 3:
基本的な訓練を行う

  1. 1
    小さいうちに社交性を身につけさせましょう。子犬は生後4~14週(長ければ18週まで)の間に社交性を身につけます。[2] この期間の間に、子犬を色々な場所に連れていき、新しい場所や人と出会うことに慣れさせましょう。[3]
    • 人が多い商店街や市場などに連れていき、散歩させたり抱いて歩いたりすることで、人に慣れさせます。幼少期からこのように外出させれば、知らない人と会ったときに怖がりにくくなります。
    • 色々な人を家に呼びます。他人を家に呼ぶことで、犬は知らない人が家に来ることは普通であり、怖がる必要はないことを学びます。
  2. 2
    飼い犬と充実した時間を過ごしましょう。遊びは犬にとって必要なことであり、あなたとの関係を築くうえでもとても有効です。マリノアは特に優しい犬種で、飼い主と一緒に時間を過ごすことが大好きです。そのため、小さいころから毎日たくさん時間をかけて接してあげましょう。子犬の間は毎日30分以上遊んであげて、成犬になったら遊びや運動にさらに時間をかけてあげましょう。
    • 例えば、小さなゴムボールをおもちゃとして与えます。ボールを子犬に向かって投げて、それを取ってこさせる練習をしましょう。
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    飼い犬に優しく接しましょう。訓練するのに良い関係性を築くには、犬に対して怒ったり暴力をふるったりしないことが重要です。マリノアは強引に訓練をしても、通常効果がありません。あなたを信頼し、積極的に言うことを聞くようになるよう、子犬の間は厳しくしつけるのを避けましょう。[4]
    • 犬の行動に対する期待を押し付けず、恐怖心ではなく愛情による絆を育むことに注力しましょう。
    • 家の風呂場に入ってしまうといった問題行動を止めるのは重要ですが、怒鳴ったり叩いたりするより、代わりにどうするべきかを示して正しい行動に導くことの方がずっと効果的です。怒鳴っても、犬はなぜ怒鳴られているか理解しません。
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パート 2 の 3:
マリノアに指示を教える

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    生後8週間の子犬のうちから訓練を開始します。小さい子犬でもあなたの指示を学ぶ能力があります。また、早いうちから始めることで、悪い習慣が身につくのを避けられます。「お座り」「待て」「おいで」をさせたいときに、声に出して指示を出します。小さいうちは完璧に指示に従うことは期待できませんが、声に出して指示を出すことで、あなたの言うことをきく基礎が構築されます。
    • マリノアを小さいころから訓練し始めるのは、人好きで明るい性格を築くうえで重要な鍵となります。
    • 例えば、トイレトレーニングはできるだけ早く開始しましょう。定期的に外に出し、毎回同じ場所に連れていくと、トイレは外でするものだということを学習します。
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    ご褒美を使ってしつけます。犬の誤った行動を罰するのではなく、正しい行動をしたときに褒めたりご褒美をあげたりしましょう。お座りをしたとき、外でトイレをしたとき、呼んだら来たときなどは、撫でながら明るい声でお利口だと褒めてあげたり、その場で小さなおやつをあげます。この褒めるしつけを小さいうちに始めれば、犬はあなたが喜ぶ行動をしようと努力するようになります。
    • この褒めるしつけは、まだとても小さいうちから始めることができます。小さいうちにこの方法を用いておくと、後により高度な指示を教えるときにも役立ちます。
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    クリッカートレーニングを試してみましょう。クリッカートレーニングは、ご褒美と独特の「カチッ」という音を使った訓練方法です。この音は犬が指示に従ったときに出す音で、指示を遂行できたことを犬が理解するのを助けます。
    • クリッカートレーニングは、訓練者と犬との間に起こり得る混乱を軽減できるので、効果的な訓練方法です。犬が指示に従ったタイミングできちんとクリッカーを鳴らすと、あなたの指示に曖昧さが無くなります。
    • この方法は、より多様で高度な訓練をマリノアにする際に役立ちます。
  4. 4
    訓練時間を犬の年齢に合わせて調整します。まだ幼い子犬の場合、訓練は長くても10分に留めましょう。犬が成長するのに従って、徐々に訓練時間を30分~1時間に延ばしていきます。[5]
    • マリノアは学習したり、動いたり、飼い主と一緒にいるのが大好きです。そのため、大体の場合1日に何回か訓練しても喜んで取り組みます。
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    お座りを教えます。子犬を座らせたい場合、犬が自然と座るのを待って、「お座り」と言い、犬を褒めておやつをあげます。これを繰り返し行うと、犬はこの行動を嬉しい反応と結び付けるようになります。
    • 散歩中にお座りの練習をしてみましょう。角で止まる際に、犬が自然と座る可能性が高いので、おやつをあげるか褒める準備をします。
    • お座りを習得するのに非常に時間がかかることがあります。犬があなたの指示と、なぜご褒美がもらえるのかを理解するまで、何度も繰り返す必要があるかもしれません。
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    お座りを習得したら、別の指示も加えます。お座りは 伏せをはじめ、色々な他の指示の出発点となります。例えば、犬がお座りをした状態で「伏せ」と言い、ジェスチャーも加えます。お座りの教え方と同様に、犬が伏せるまで待って、ご褒美をあげましょう。. [6]
    • 犬が正しい行動をとったら「いい子だ」と言って褒めるのを忘れないようにしましょう。
    • 犬が確実に指示に従うようになるまで、この一連の訓練を毎日続けましょう。
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パート 3 の 3:
悪い行動を止めさせる

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    獲物を狙う行動を抑制します。獲物を狙う本能を最小限に抑制するには、社交性を身につけさせるのが一番ですが、それが唯一の解決策というわけではありません。散歩の際、後ろをついてくるように訓練します。「リーブイット」(日本語で「構うな」の意味)という指示を教えて、何かを放っておくようにさせることもできます。ご褒美を使ってこの指示を教えれば、獲物を攻撃する行動をコントロールできます。
    • 全てのマリノアは獲物を捕らえようとする習性を持っています。つまり、マリノアは猫や小型犬といった小動物、あるいは小さな子供を追いかける可能性があるということです。そのため、この本能に注意し、抑制する必要があります。
    • また、マリノアを散歩させる際はリードをしっかり持ち、何かに向かっていって逃げないようにしましょう。
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    追いかける行動を止めさせます。マリノアがあなたや他の人を追いかけてきたら、すぐに止めさせる必要があります。行動が悪化してすぐに噛むようになってしまいます。第一段階でするべきことは、おもちゃを与えたり散歩に連れていったりして、他のことに意識を剥けることです。「待て」の指示で止まらせる方法もあります。[7]
    • マリノアは群れるタイプの犬種なので、家の中であなたの後をずっとついてきたとしても鬱陶しがらないようにしましょう。
    • 追いかける行動は、子供や高齢者を追いかけるようになった場合に特に問題となります。子供や高齢者は、犬がぶつかってきたときに倒れてしまうかもしれません。
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    食事のおねだりを緩和します。あなたと犬の食事時間はずらしましょう。訓練中の犬には、あなたが食事をしているときに目の前に立つのは良くないことだと教える必要があります。あなたやあなたの家族が食事をしている間は、伏せの姿勢で部屋の隅で待たせましょう。
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ポイント

  • 訓練中、「駄目」や「いけない」といった言葉は子犬が誤った行動をとる「直前」に言います。悪い行動をとってしまった後に言うと、誤ってその行動を鼓舞してしまう可能性があります。

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注意事項

  • しっかり訓練し、毎日やることを与えるのが重要です。マリノアは警戒心が強く、勤勉な犬なので、放っておくと知らない人に対して攻撃的になったり、乱暴になったり、失礼な態度をとったりします。
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このwikiHow記事について

Jaimie Scott
共著者 ::
ドッグオーナートレーナー
この記事の共著者 : Jaimie Scott. ジェイミー・スコットはカリフォルニア州サクラメントにある「Jaimie Scott Dog Training」の経営者です。15年以上にわたりドッグオーナーを対象に個人トレーニング、グループトレーニング(飼い主のみ、犬は不参加)、ライブビデオクラスを提供しています。犬が安全と幸せを感じる為には「常に誰に主導権があるのかを犬に認識させる必要がある」との確信をもとに、飼い主を訓練することに焦点をおいたプログラムを実践しています。また、トレーニングのコツや犬の行動に関する自身の考えを共有すべく、トレーニングビデオ、ブログ記事、eBooksも出版。パシフィック大学にて数学とコンピューター科学の学士号を取得しました。
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