膨張剤の一種であるベーキングパウダーは、パンケーキ類には欠かせない材料です。しかし、いざ使いたいときに手元に無かったとしても諦める必要はありません。ベーキングパウダーの膨張効果はベーキングソーダ(重曹)と酸性の食材・調味料を使えばとても簡単に再現できるからです。ベーキングパウダーを使ったときと同じように膨張用の泡が生成されます。どこの家庭にもあるような食材や調味料が使えるので、ベーキングパウダーを自作する材料には困らないはずです。更に、選んだ材料によってはベーキングパウダーを使うよりも安く済ませられるというおまけ付きです。

材料

  • 重曹と下記のいずれか一点
  • クリームターター
  • コーンスターチ(任意)
  • 酸乳製品(バターミルク、サワーミルク、ヨーグルトなど)
  • 酢、レモン果汁など
  • 廃糖蜜(モラセス、ゴールデンシロップ、トリークルなど)

ステップ

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    小さじ1杯のペーキングパウダーは、小さじ1/4杯の重曹(と酸性の食材・調味料)で代用できます。ほとんどのケースで、重曹はベーキングパウダーの代わりに使用することができます。ベーキングパウダーの膨張効果は酸塩基反応によるものですが、重曹が代わりに塩基として働くことで同じような反応が発生します。酸として使用する材料は酸性であれば何でも構いませんが、反応を確実に発生させるためにもここに挙げたいずれかを使用しましょう。重曹にはベーキングパウダーの4倍の効果があるということを覚えておきましょう。つまり、小さじ1/4杯の重曹は小さじ1杯のペーキングパウダーに相当、小さじ1/2杯の重曹は小さじ2杯のペーキングパウダーに相当します。
    • 重曹の量は本来必要なベーキングパウダーの1/4で常に変わりませんが、酸の量は選んだ材料次第で変わってくるので注意しましょう。
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    他の材料に合った酸を選びましょう。上で述べた通り、どの選択肢を選ぶにしても塩基は重曹ですが、酸として使う食材や調味料は様々です。重曹との反応によって酸味はほとんど消えるので、例えば酢を使ったからといってパンケーキが酸っぱくなってしまうようなことはありません。しかし酸味以外の風味や特徴は残るので、他の材料に合った材料を選びましょう。
    • 例えば甘くて美味しいクッキーを作る際には「重曹とモラセス」の組み合わせを選ぶとよいでしょう。クッキーに黒っぽいモラセス特有の色合いが追加されます。
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    重曹は粉系の材料に、酸は水分系の材料にそれぞれ加えてから、最後にそれらを混ぜ合わせましょう。酸塩基反応は重曹と酸を混ぜるとすぐに発生し、時間が経つにつれて徐々に弱まっていきます。そのため、生地をオーブンに入れる直前まで両者は混ぜないようにしましょう。幸い、大抵のパンケーキ類のレシピでは粉系の材料(小麦粉、砂糖など)と水分系の材料(卵、バニラエッセンスなど)をそれぞれ別々に混ぜてから最後に混ぜ合わせることになっています。これをうまく利用して、重曹は粉系の材料に、酸は水分系の材料に加えましょう。そうすれば、両者を混ぜてからすぐにオーブンに入れることができます。
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レシピ

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    クリームターター小さじ1/2、重曹小さじ1/4  クリームターターと重曹を2:1の割合(クリームターターは若干多め)で組み合わせるとベーキングパウダーの代わりになります。本来であればクリームターターは粉系の材料ですが、この場合は他の酸と同様に水分系の材料に加えましょう。
    • この代用ベーキングパウダーを事前に作って保管しておく方法も併せてご紹介します。クリームターターと重曹を2:1の割合で混ぜた後、そこに重曹と同じ量のコーンスターチを加えます。コーンスターチが空気中の湿気を吸収するので、重曹とクリームターターが勝手に反応してしまうのを防ぐことができます。[1]
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    酸乳製品240ml、重曹小さじ1/2  重曹と酸乳製品(バターミルク、ヨーグルト、サワーミルクなど)を組み合わせても同じ効果が得られます。酸乳製品の酸味は酸によるものなので、重曹と酸乳製品を混ぜると酸塩基反応が発生して生地を膨張させます。小さじ1/4杯の重曹に対して120mlの酸乳製品を使用しましょう。重曹が小さじ1/2杯の場合は240mlになります。[2]
    • 材料の中で酸乳製品が占める割合が大きくなるので、他の水分系の材料を減らして全体の水分量を調整しましょう。例えば、小さじ1/4杯の重曹を使用する場合、バターミルク120mlを加える代わりに牛乳を120ml減らすことで水分量を調整できます。
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    酢もしくはレモン果汁小さじ1/2、重曹小さじ1/4  理科の授業で重曹と酢を混ぜて酸塩基反応を起こす実験をした記憶があるかもしれませんが、それと全く同じことをします。2:1の割合で酢と重曹を組み合わせましょう。酢を水分系の材料、重曹を粉系の材料に加えて、後はいつも通り混ぜるだけです。レモン果汁も酸そのものなので、酢と同じように使えます。
  4. 4
    廃糖蜜(モラセス、ゴールデンシロップ、トリークルなど)90ml、重曹小さじ1/4  濃厚な液体甘味料の中には、酸を含んでいるため重曹と組み合わせると酸塩基反応を起こすものがあります。例えば、モラセスやゴールデンシロップやトリークルなどの廃糖蜜が該当します。小さじ1/4杯の重曹を粉系の材料に、90mlの廃糖蜜を水分系の材料に加えて使用しましょう。
    • 酸乳製品のときと同様に、ここでも水分量を調整しましょう。例えばモラセスを90ml加えたい場合、代わりに何か他の液体を90ml減らしましょう。
    • モラセスは非常に甘いので、必要に応じて甘味料の量も調整しましょう。
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ポイント

  • 重曹はベーキングソーダとも呼ばれています。

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