ペットの猫を幸せにする方法

共同執筆者 Pippa Elliott, MRCVS

猫の飼い主なら、愛する猫をできる限り幸せにしたいと願うものです。個性と魅力を備えたあなたのペット。その猫を喜ばせることが、飼い主にとって至上の幸せです。以下の方法で、あなたの猫がなるべく幸せで健康に過ごせるようにしましょう。

パート 1 の 3:
しっかり世話をする

  1. 1
    良い餌を与えましょう。猫の健康には適切な餌が必須です。ペットが病気になる主な原因は肥満です。高品質のキャットフードをペットショップで購入し、必ず猫の年齢・月齢に合ったものを与えましょう。
    • 与える分量は、容器の指示を参照しましょう。しかしこれは単なる目安です。たいてい、メーカーが指示する分量では多すぎます。初めは規定の分量を与え、痩せるか太るか、猫の様子を見て量を調節しましょう。
    • どのブランドのキャットフードが良いか分からなければ、かかりつけの獣医師に推奨品を尋ねましょう。
    • おやつの与え過ぎに気をつけましょう。猫はいつもごちそうを狙っています。大好きなおやつをおねだりされても、肥満予防のためには時々しか与えないようにしましょう。
    • テーブルの肉や魚から目を離してはいけません。猫は高い所へジャンプできます。ルールなどお構いなしです。あなたが台所を離れた隙に、テーブルに出しておいたソーセージは猫のお腹の中……ということになりかねません。
  2. 2
    猫の健康に気を配りましょう。猫は家の内外でさまざまな病気を拾う可能性があります。最低でも年に2回、動物病院で健康診断を受けさせることが大切です。子猫を望まないなら去勢手術を受けさせましょう。去勢すれば猫エイズにかかるリスクも減らせます。[1]
    • 猫の繁殖を抑えるため去勢手術を義務づける国が増えています。 [2]
    • よく外出する猫は特に、必ず寄生虫やノミの駆除を受けさせましょう。いつも体が痒くては、猫がとても気の毒です!
    • 動物病院で猫にマイクロチップを埋めてもらいましょう。 猫が迷子になったときに役立ちます。また、マイクロチップの埋込が義務の国もあります。
    • 体重減少、活力低下、攻撃的な振舞い、目の疾患、傷、脚を引きずる、耳の汚れなどの症状がないか注意しましょう。
  3. 3
    環境を清潔に保ちましょう。猫は生来のきれい好きです。臭いのせいで狩りに失敗しては、生き延びることができません。そのため猫は臭いにとても敏感で、周りが清潔でないと落ち着きません。
    • 猫をお風呂に入れないようにしましょう。猫は毎日自分で体を手入れして清潔に保つので、臭いません。とびきり汚れたときや、飲み込むと危険な毒物に触れたときだけ洗ってやりましょう。
    • トイレはいつも清潔にしましょう。猫は敵に自分の足跡を知られないように、便を埋める習性があります。本能に従って清潔なトイレが必要なので、気に入らないとトイレ以外の場所で代用することもあります。トイレの砂は最低でも2週間に1度交換し、1日1回掃除しましょう。
  4. 4
    猫を撫でてやりましょう。通常、猫は飼い主との触れ合いが好きです。最低1日2回、猫を撫でながら話しかけましょう。たいていの猫は耳の後ろや鼻の両脇、あごの下を撫でられると喜びます。
    • 必ず額から尻尾に向かって撫でましょう。手を頭に置き、背骨に沿って撫でおろします。毛の流れに逆らって撫でてはいけません。たいていはそうされるのを嫌がります。
    • 尻尾と肉球には絶対触ってはいけません。とても嫌がります!
    • 猫は信頼する相手にはお腹を撫でさせます。猫からお腹を見せられない限り触ってはいけません。動物にとって、腹部をさらすことは恐ろしいストレスなのです。
    • 猫は構われ過ぎるのを嫌います。猫がイラつき、ストレスの兆候を示したら、即座に止めましょう。
    • 猫は時々思いがけない反応をします。こどもが猫を撫でるときは、決して目を離してはいけません。猫に優しく触れること、急な動きをしないことをこどもに教えましょう。猫は怖がると引っかくものです。
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パート 2 の 3:
室内飼いの猫に刺激を与える

  1. 1
    猫を自由にさせましょう。猫は自分独りの空間でないと落ち着けません。猫を常に構うのではなく、好きにさせましょう。家の中の静かな場所、こどもにちょっかいをかけられない所を猫専用スペースにしてやります。
    • 専用場所は広い必要はありません。猫は段ボール箱などの狭い空間で好んで昼寝をします。[3]
    • 専用場所の近くに「猫草」を置きましょう。猫草は猫の消化システムを助け、庭の草と違い、吐くこともありません。
    • ペットショップで猫用バスケットを売っています。だんだん汚れて臭ってくるので、掃除が簡単にできるものを選びましょう。
    • 窓から戸外を見せてやりましょう。猫は外の鳥や人間の観察が好きです。
  2. 2
    おもちゃを与えましょう。猫は独立心の強い動物なので、飼い主が仕事で外出しても独りで過ごせます。それでも、暇つぶしのためのおもちゃを十分与えましょう。猫用おもちゃはペットショップやスーパーで売っています。猫には運動が必要です。帰宅したら、必ず遊んでやりましょう![4]
    • 自分で猫用おもちゃを作れます。ドアの取手に紐をぶら下げてやれば、猫は夢中になって遊びます。
    • ボールを与えるのも良い方法です。ネズミを追いかけるように、ボールを追って遊ぶでしょう。
    • 爪とぎを忘れずに用意しましょう。さもないと、ソファーをボロボロにされるかもしれません。
    • レーザーポインターや懐中電灯を使いましょう。光を床に当てると、猫は光を捕まえようとして大興奮するでしょう。
  3. 3
    他の猫を飼いましょう。猫は1匹だけでも暮らせますが、仲間ともうまくやっていけます。夜遅くまで帰宅できない方は、十分なスペースと猫を飼うエネルギーがあるならば、もう1匹猫を飼うことを検討しましょう。飼うときは必ず両方とも去勢しないと、猫の大家族に囲まれることになります。[5]新しい猫を飼うときは、以下の方法で先輩猫と引き合わせましょう。
    • 見慣れない猫に先輩猫が敵意を示すことはよくあります。 最初のうちは先輩猫を部屋から出して、新入り猫を部屋になじませましょう。先輩猫は、新入り猫に出会わずとも相手の臭いをかぎ分けることができます。
    • 食事の時間に初めて同じ部屋に入れます。このとき2匹の食器を並べず、部屋の端と端に置きます。食後はまた部屋を分けます。数日間はこのように扱いましょう。
    • 数日たったら同じ部屋で過ごさせますが、常に様子を伺いましょう。喧嘩を始めたらすぐに引き離し、翌日また同じ部屋に入れてみます。
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パート 3 の 3:
外を探検させる

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    庭を整理整頓しましょう。猫を外に出す前に、注意すべき点がいくつかあります。外で昼寝できるように休憩所を用意しましょう。猫は庭で昼寝をするのが好きです。物陰になった場所を決めたら、雨がかからないようにしてやります。家の裏口に猫用出入り口をつけて、猫が自由に出入りできるようにします。休憩所に餌を少し置いてやりましょう。
    • 外に置く餌に気をつけましょう。他の動物に食べられないようにします。
    • 猫を初めて外に出す前に、動物病院で健康診断を受けさせましょう。どんな危険があり得るかなど、獣医師の話を聞きます。
  2. 2
    猫に外出を許可しましょう。「ずっと室内で過ごす猫は本当に幸せか」という議論がたびたび起こっています。家の周りに良い場所があるなら、猫を外に出してよいかもしれません。猫は元々狩りをする動物なので、屋外を好みます。外出すれば肥満も防げます。
    • 家の近くに交通量の多い道路があるときは、注意しましょう。猫が車に轢かれることもあります。[6]
    • 最初の数日は猫について行き、あまり遠くまで行かせないようにしましょう。猫が未知の周辺環境に慣れるまでしばらくかかります。
    • 他の猫がいないか探しましょう。あなたの家の庭を縄張りにしている猫がいるかもしれません。その場合、あなたのペットの猫を敵と見なすでしょう。
    • 塀があれば猫が庭から外に出ないと思ったら間違いです。 必ず脱出口を見つけてしまいます。
    • 猫に首輪をつけるのも良い考えですが、塀に首輪が引っかかって首が絞まる事故もあり得ます。ブレークアウェイ式という引っ張ると壊れるタイプの首輪を購入しましょう。マイクロチップを埋めることも可能です。迷い猫の捜索や動物病院で役に立ちます。
  3. 3
    猫が狩りをするのを許しましょう。猫が鳥やネズミを獲るのを叱ってはいけません。猫は親類であるライオンと同様、捕食動物であり、小動物を殺すのは本能です。また、外に危険な動物がいないことを確認しましょう。あなたの猫が獲物になってはいけません。
    • 猫がネズミや鳥を獲ろうとしたり、蝿などの虫を追いかけたりするのを目にするはずです。
    • 猫が狩りをして他の生物を殺しても、罰してはいけません。どうして叱られるのかが猫には理解できません。
    • 猫は空腹時だけでなく、時には遊びで狩りをします。それを承知の上で、猫を外に出すかを決めましょう。猫はネズミや鳥の死骸を外から家に持ち帰るでしょう。その上、たぶんあなたの見えない場所にもっと多くの死骸があるはずです。
    • 絶滅危惧種の小型動物の生息地にお住まいの場合は、猫を外に出すのは止めましょう。
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このwikiHow記事について

この記事はPippa Elliott, MRCVSが共著しています。 獣医であり、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)のメンバーでもあるエリオット医師は、30年以上にわたり、かかりつけ獣医、そして獣医外科医として獣医療の実践に努めてきました。1987年にグラスゴー大学にて獣医科学と獣医外科学の学位を取得してます。エリオット医師は生まれ故郷の町にある動物診療所に20年以上勤務しています。
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