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洋書を買おうとしたことがある人なら、ペーパーバック版とハードカバー版のどちらにするかという、昔から本好きを悩ませてきた問題に直面したことがあるはずです。どちらの場合でも、メリットとデメリットがあります。それらを理解した上で本を選び、読書を楽しみましょう!
ステップ
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1ペーパーバックを購入することでお金を節約する 予算の限られる本好きにとっては常識ですが、洋書の中でも最も安価に購入できるのがペーパーバックです。中・大型版のペーパーバック(トレード・ペーパーバック)であれば、ハードカバー版よりも、およそ1,100円~1,700円ほど安くなるでしょう。小型版のペーパーバック(マスマーケット・ペーパーバック)は「サイズが小さく分厚い」廉価版で、1,100円以下で購入できる場合もあります。[1]
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2発売後すぐに読みたい場合はハードカバー版を購入する ほとんどの本は、最初にハードカバー版が発売され、販売促進のため数ヵ月後にペーパーバック版で再発売されます。発売を心待ちにしていた本であれば、自分へのご褒美として高価なハードカバー版を購入してすぐに読みましょう。[2]
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3旅先での読書にはペーパーバック版を選ぶ 軽くてかさばらないペーパーバックなら、飛行機や車での移動中や、毎日の通勤時の読書にもぴったりです。日中の休憩時間に読書ができるのであれば、ペーパーバックをバッグやお尻のポケットに忍ばせておくのもよいでしょう。[3]
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4長期間保管する場合はハードカバー版にする ハードカバーは、日常的な磨耗や時間の経過による劣化の両方に強く、長期間保管しても傷みません。ペーパーバックの場合は破れたり、シワになったり、汚れたりしやすく、時間が経つと背表紙部分の糊が緩んできたり、紙が劣化したりもします。ペーパーバックをきれいに保管する時間と手間をかけたくないなら、長持ちするハードカバー版を選びましょう。[4]
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5プレゼントにはハードカバー版を購入する 友人や家族に本を贈る場合は、ハードカバーの本を選ぶとよいでしょう。ハードカバー版のほうが見た目も美しく、プレゼントを開けたときの満足度も高いはずです。大切な人からも、豪華なプレゼントだと感謝されるでしょう。[5]
- ハードカバーの本を買う資金がなくても、その本が売り切れていても気にすることはありません。大切な人に喜んでもらおうと、あなたが良い本を選んだということが何よりも大切なのです!
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1本棚に並ぶ他の本に合わせて選ぶ 本好きの中には、本棚に並べたときの見栄えが良いという理由から、すべての本の高さを揃えたいという人もいます。ペーパーバック版は高さにばらつきがあるため、本棚に並べた時に高さが揃った状態にするためには、統一感のあるハードカバー版を選ぶとよいでしょう。[6]
- 中・大型版のペーパーバック(トレード・ペーパーバック)の場合は、ハードカバーと同じ高さのものが発売されることもあります。ペーパーバックを完全に除外する前に、本棚の寸法や他の本の寸法を確認しましょう。本の高さが同じなら、本棚に並べた際の均一なラインを崩すことなく、お金をいくらか節約できます。
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2シリーズの他の作品と揃える 買おうとしている本がシリーズの中の一作品であれば、どちらかに統一しましょう。シリーズの他の作品をハードカバーで購入している場合はハードカバー版を、ペーパーバックで揃えているならペーパーバック版を購入します。美意識の高い本好きの間では、そのほうが本棚に並べたときに見栄えが良いという意見が大半です!
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3持ちやすさを重視するならペーパーバックを購入する その軽さと小ささから、片手でも持ちやすいのがペーパーバックの特徴です。ベッドやソファでくつろぎながら、あるいは地下鉄でつり革やポールにつかまりながらでも読みやすいでしょう。[7]
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4広げて読みやすいハードカバーを選ぶ 本の背を折ることで縦に長いシワが残るのが嫌だという人の場合、ペーパーバックを選ぶと困ったことになるかもしれません。背表紙をきれいな状態で保つためには、本をほとんど開かずに読むことになりますが、実際には読みづらいでしょう。表紙の丈夫なハードカバーの本であれば、そうした心配をせずに、机の上や膝の上で広げて読むことができます。[8]
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5より魅力的な表紙の本を購入する 特にハードカバー版には、豪華なデザインのものがあるのが特徴です。特別版ではなくても、カバーやその下の表紙、ページなどに、ペーパーバック版にはない美しい挿絵などが描かれていることがあります。逆に、ペーパーバック版の表紙の方が魅力的に感じる場合もあるでしょう!本の美しさにこだわるなら、自分のセンスに合った本を購入するようにしましょう。[9]広告
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1評論家や美意識の高い読者の目に留まるよう、ハードカバーで自費出版する ハードカバー版での出版には多額の費用がかかりますが、上質なハードカバー版なら、多くの読者の心をつかめるでしょう。また、ずるい考え方かもしれませんが、ハードカバー版であることで、新聞社や書評家からより「文学的」な作品と見なされ、本を取り上げてもらうチャンスも増えるかもしれません。[10]
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2低コストと質の良さを両立したい場合は、トレード・ペーパーバックにする 中・大型版のペーパーバック(トレード・ペーパーバック)は、ハードカバー版とほぼ同じサイズで、良質な紙が使われており、重量感もあります。ハードカバーよりも低価格でありながら、完成度も高いというのがメリットです。また、見た目が美しいため、予算が限られていても本の見た目を重視する読者の目に留まりやすいでしょう。[11]
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3最もお金を節約できるマスマーケット・ペーパーバックで出版する 小型で廉価なペーパーバック(マスマーケット・ペーパーバック)なら、購入費用も出版費用も、最も安く済むでしょう。ハードカバー版やトレード・ペーパーバック版に比べると、見栄えは悪いかもしれませんが、出版社の間では、新しい著者の本を世に出し、その作家の読者を増やすのにうってつけの出版形態だと考えられています。[12]
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4電子書籍の出版を検討する 電子書籍は急速に成長している媒体であり、作品がオンライン上で多くの読者の目に触れることになります。印刷費を節約することで、さらなるコストの削減にもつながるでしょう。実際に本を手にする満足感は得られないかもしれませんが、電子書籍での出版は紙の本の出版への足がかりとなります。道はつながっているのです!広告
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1マルチタスクをこなしながら読めるオーディオブックを購入する オーディオブックなら、車の運転や家事をしながら聴いたり、目を閉じて眠りにつきながら聴いたりすることも可能です。本を持ってページをめくり、文字を目で追う感覚は味わえませんが、多忙な中でも本を読む時間を捻出したいという場合は、オーディオブックを利用するとよいでしょう。
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2究極の利便性を求めるなら、電子書籍リーダーを使ってみる 旅する本好きには、電子書籍リーダーがぴったりです。手のひらに収まるサイズのタブレットに、自分のライブラリの本を全て入れておくことができ、外出先でも簡単に本を購入することができます。文字の大きさや行間の幅も自由に選べるので、視覚に障がいのある人も利用しやすいでしょう。電子書籍は一般的に、ペーパーバックやハードカバーに比べて安価ですが、実際に本を手にしてページをめくるという感覚を好む読者もいるかもしれません。[13]
- 目に負担をかけず、疲れにくい、非発光型の電子書籍リーダーを購入しましょう。
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3スマホの読書アプリで、いつでもどこでも読書を楽しむ 外出先での読書に最適なiBooksやAmazon Kindleのような読書アプリは、大抵無料で利用できます(もちろん電子書籍は購入しなければいけません)。思いがけずどこかで足止めされることになり、本や電子書籍リーダーが手元にないという場合や、通勤や用事で出かける際に、本を持ち歩く余裕がないという場合にもぴったりです。広告
ポイント
- ハードカバー版のカバーは、長期間に渡りダメージを受けることになります。透明なビニール製のカバーやマイラー製のスリーブなどで覆って保護しましょう。
- ペーパーバックに透明なビニール製のカバーをかける、ハードカバー版のように丈夫な表紙をつけるなどして補強すれば、長期間きれいな状態を保てるでしょう。
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出典
- ↑ https://www.barnesandnoble.com/blog/hardcovers-vs-paperbacks/
- ↑ https://www.economist.com/blogs/economist-explains/2014/10/economist-explains-15
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=mBzkrpTS3vY&feature=youtu.be&t=1m11s
- ↑ https://www.biblio.com/book-collecting/care-preservation/preserving-paperbacks/
- ↑ https://www.barnesandnoble.com/blog/hardcovers-vs-paperbacks/
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=mBzkrpTS3vY&feature=youtu.be&t=1m51s
- ↑ https://www.barnesandnoble.com/blog/hardcovers-vs-paperbacks/
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=mBzkrpTS3vY&feature=youtu.be&t=2m42s
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=mBzkrpTS3vY&feature=youtu.be&t=4m3s
- ↑ http://www.stevenpressfield.com/2015/05/hardbacks-vs-paperbacks/
- ↑ http://www.stevenpressfield.com/2015/05/hardbacks-vs-paperbacks/
- ↑ https://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/bookselling/article/64595-mass-market-paperback-not-dead-yet.html
- ↑ http://www.cbsnews.com/news/kindle-nook-e-reader-books-the-best-way-to-read/
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