ガリ傷とは、縁石や障害物などにタイヤをこすったときにつく傷のことで、ホイールの一番外側のリムが削れたり抉れたりします。ガリ傷は見苦しいものですが、手間を惜しまず時間をかけて丁寧に作業すれば自分で直せるでしょう。

パート 1
パート 1 の 3:
ホイールの表面を滑らかに整える

  • この方法は、塗装されたスチールホイール向けです。アルミ合金やマグネシウム合金に鏡面仕上げを施したホイールには別の方法を用いる必要があります。
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    保護具を着用しましょう。この方法では、サンドペーパーやパテ、プライマー、塗料、クリアコートなどを使用します。ペイントうすめ液やサンドペーパー、プライマー、塗料を使用する際は、目の保護具、手袋、マスクを着用することが重要です。[1]
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    傷ついた部分を#700のサンドペーパーでこすりましょう。傷ついた部分を#700のサンドペーパーでこすり、凹凸をなくします。傷のない部分までこする必要はありません。傷の部分だけをこすって平らに整えましょう。[2]
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    傷ついた部分にパテを塗り、乾かします。自動車用のパテであれば、どんな種類でもかまいません。パテナイフに少量絞り出し、傷を埋めましょう。できるだけ薄く塗って乾かします。通常は、30分ほどで乾くでしょう。[3]
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    #700のサンドペーパーでこすり、余分なパテを落とします。パテが乾いたら#700のサンドペーパーでこすり、余分なパテを落としましょう。ホイールの他の部分と比べてパテを塗った部分が出っ張らないように、サンドペーパーでこすって凹凸をなくします。[4]
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    必要に応じてパテを足し、再度こすりましょう。傷が深い場合や必要以上にパテをこすり落としてしまった場合は、さらに塗りましょう。先ほどと同じ要領でパテを塗り、必ず乾かしてからサンドペーパーでこすります。
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    ホイールの他の部分を研磨パッドでこすり、クリアコートを剥がします。ホイールの他の部分の色に合わせて傷がついた部分だけを塗装することも可能ですが、まったく同じ色に仕上げるのはかなり難しいでしょう。ホイール全体を塗装し直すほうが簡単です。塗料がホイールに定着するように、表面の光沢を取り除きましょう。表面の光沢がなくなるまで、研磨パッドでホイール全体をこすります。[5]
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パート 2
パート 2 の 3:
プライマーと塗料を塗る

  1. 1
    塗料うすめ液でホイールを拭きましょう。金属にプライマーや塗料をしっかり定着させるためには、あらかじめホイールの汚れを取り除くことが重要です。糸くずが出ない布に塗料うすめ液を少量つけ、ホイールを拭きましょう。[6]
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    傷ついたホイールだけが表に出るように、車全体を覆いましょう。タイヤのエアバルブ、ラグナット、センターキャップなどをマスキングテープで覆います。さらに、ホイールの隙間にマスキングペーパーやビニールを詰め、ブレーキパッドを保護しましょう。タイヤを覆って保護するために、ホイールの後ろにマスキングテープを貼ります。最後に、マスキングペーパーや養生シートで車全体を覆い、すべての継ぎ目をマスキングテープで留めましょう。傷ついたホイールだけを表に出して、タイヤや車の他の部分をすべて覆います。[7]
    • プライマーや塗料が飛び散って車が汚れる可能性があるので、傷ついたホイール以外をしっかり保護する必要があります。この手順は時間をかけて丁寧に行いましょう。
    • 別の方法として、車からタイヤを外しても良いでしょう。こうすると、タイヤとエアバルブ、ラグナット、センターキャップ、ブレーキパッドを保護するだけで済みます。
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    ホイール全体にプライマーをスプレーします。使う前にプライマーをよく振りましょう。15㎝ほど離れた場所からホイール全体に吹きつけます。プライマーを左右に小刻みに動かしながら上から下に向かって順にスプレーし、できるだけ均等に薄く吹きつけましょう。[8]
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    プライマーを乾かし、必要に応じて再度スプレーします。プライマーは10~15分ほどで乾きます。最初に塗ったプライマーが不均等、または薄すぎる場合は、1回目と同じ要領で再度スプレーしましょう。塗料を塗る前に、少なくとも15分乾かします。[9]
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    ホイールに塗料を薄くスプレーします。スプレーする前に缶をしっかり振り、ホイール全体に薄く均等に塗りましょう。ホイールの近くではなく、15㎝ほど離れてスプレーします。スプレー塗料を左右に小刻みに動かし、ホイールの上から下に向かって順に塗りましょう。[10]
    • ホイールの元の色にできるだけ近い色の塗料を選びましょう。
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    30分経ったら、必要に応じて再度スプレーします。塗った塗料が不均等、または薄すぎる場合は、再度塗りましょう。初めに塗った塗料が乾くまで30分待ち、1回目と同じ要領でスプレーします。[11]
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    2~12時間かけて塗料を乾かします。きれいに仕上げるために、塗料をしっかり乾かしてから次の手順に進みましょう。塗料がきちんと定着するように、できれば1晩おきます。時間がなければ、クリアコートを塗る前に少なくとも2時間乾かしましょう。[12]
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パート 3
パート 3 の 3:
クリアコートを塗って磨く

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    ホイールにクリアコートを薄くスプレーします。使用する前にクリアコートを振り、ホイールから15㎝ほど離れてスプレーしましょう。クリアコートが多すぎると垂れて汚くなるので、ごく薄く塗ります。プライマーや塗料と同じようにクリアコートを左右に小刻みに動かし、ホイールの上から下に向かって順にスプレーしましょう。[13]
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    クリアコートを30分乾かしてから再度スプレーします。乾いたか確認するためにホイールを触るのはやめましょう。乾いていないと跡がついてしまいます。触らずに30分待ってもう1度スプレーしましょう。時間をかけて丁寧にスプレーし、ホイール全体を均等に仕上げます。[14]
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    12~24時間かけてクリアコートを乾かします。次の手順に進む前に完全に乾かしましょう。クリアコートがしっかり乾いていないと仕上げが台無しになり、初めからやり直すことになるかもしれません。24時間待てない場合は、少なくとも12時間経ってからマスキングテープを剥がしましょう。[15]
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    マスキングテープを剥がし、センターキャップを元に戻します。クリアコートが完全に乾いたらマスキングテープを剥がし、マスキングぺーパーや養生シートを外しましょう。センターキャップも忘れずに元に戻します。[16]
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    光沢が出るようにホイールを磨きましょう。カー用品店でホイール磨き剤を購入し、使用方法に従って使います。こうするとホイールに光沢が出て、新品のようになるでしょう。[17]
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ポイント

  • ホイールのガリ傷を直すには晴れた日が最適です。パテやプライマー、塗料などが速く乾くでしょう。
  • ガリ傷をよくつける場合は、リムガード付きのタイヤを購入しましょう。
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注意事項

  • ホイールが曲がった場合は、安全のため交換しましょう。
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必要なもの

  • 目の保護具
  • 作業用手袋
  • マスク
  • #700のサンドペーパー
  • 自動車用パテ
  • パテナイフ
  • 研磨パッド
  • 塗料うすめ液
  • 糸くずが出ない布
  • マスキングテープ
  • マスキングペーパー
  • プライマー
  • スプレー塗料
  • ホイール磨き剤

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