ボディピアスは優れた自己表現の手段ですが、体は「傷」だと理解し治そうとします。そのため、生理食塩水を使って1日2~3回、優しくお手入れする必要があります。体の治癒を促し、感染症を防ぐためにも、患部は優しく扱いましょう。すぐにお手入れの習慣が身につき、より早く回復するでしょう。

方法 1 の 3:
ピアスを清潔に保つ

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    ピアスを開けたクリニックや薬局で生理食塩水を購入する ピアスを開けたクリニックが生理食塩水を販売しているかもしれません。その他にも、薬局、スーパーマーケット、オンラインショップも確認してみましょう。「傷口洗浄」といった文言が用いられていることもあります。[1]
    • コンタクトレンズの洗浄を目的とした製品は購入しないようにしましょう。ピアスホールには刺激が強すぎます。

    家庭で生理食塩水を手作りする:
    0.7グラムの塩(ヨウ素無添加のもの)を240ミリリットルの蒸留水(ぬるい温度)に加え、溶かします。

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    患部に触れる前に手を洗う  ピアスホールは、バクテリアが入り込むことで感染症を起こす恐れがあります。お手入れのために患部に触れる前に必ずせっけんで手を洗いましょう。洗った手は清潔なタオルやペーパータオルで水気を拭き取り乾かします。[2]
    • ピアスを開けたばかりの時は、湖、プール、浴槽といった汚れた水との接触を避けましょう。感染症にかかるリスクを軽減することができます。
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    生理食塩水に浸したガーゼをピアスを開けた位置に5分間あてる 清潔なガーゼまたはペーパータオルを手作り(あるいは市販)の生理食塩水に浸し、優しく患部にあてて5分待ちましょう。ピアスホールのかさぶたや硬くなった皮膚などが浮き上がり、乾いた時に落ちるでしょう。皮膚が乾燥している時に無理に剥がそうとすると、炎症が起きる原因となります。
    • ピアス患部を直接浸すができる部位であれば、手作りの生理食塩水に5分ほど浸しておきましょう。浴槽に5~8センチ程の深さになるよう水をはり、塩を加えて、混ぜながら溶かします。性器のピアスであれば、腰湯にして浸かっても良いでしょう。

    知っていましたか? 生理食塩水で皮膚が湿っている時にピアス本体を優しく回転させることを推奨している医療専門家もいます。皮膚が乾燥した状態でピアスを回転させると、傷の回復が遅れるので注意しましょう。

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    清潔なペーパータオルで優しく水分を拭き取る 生理食塩水で患部を湿らせた後は清潔なペーパータオルを軽く押し当てましょう。ポンポンと優しく押し当てながら水分を拭き取り、使い終えたペーパータオルは捨てましょう。[3]
    • 布製のタオルは、この用途では使えません。布地がピアス本体に絡まる恐れがあります。また、タオルに付着していたバクテリアがピアスやピアスホールに移ってしまう恐れがあります。
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    ピアス箇所が治癒するまで1日2回お手入れをする 洗浄やお手入れの回数を増やしたほうが治癒も早くなると考えがちですが、頻度が高過ぎると逆に患部が乾燥してしまいます。お手入れは1日2回までとして、治癒を待ちましょう。治癒に要する時間はピアスを開けた部位によって異なります。[4]
    • 例えば、耳たぶに開けたピアスは最大4か月、おへそ、性器、乳首のピアスは最大6か月を要します。口元や顔のピアスは8週間以内に治癒するでしょう。
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    消毒用アルコールや過酸化水素は用いない ピアスを開けた患部はできる限り優しくお手入れをする必要があるので、皮膚を乾燥させたり、炎症を起こす原因となるような製品の使用は避けましょう。[5]
    • こうした製品の中身は、アルコール成分が含まれているものもあり、皮膚を乾燥させます。角質が蓄積し、硬い皮膚が形成される原因となります。
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方法 2 の 3:
治癒を促す

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    ゆったりとした服を着て患部を締め付けないようにする 服で隠れる部分にピアスを開けたのであれば、ピアスが強くこすれないようにするためにも、ゆったりとした服を着用しましょう。摩擦によって患部が炎症を起こし、治癒が遅れてしまいます。柔らかくゆったりとした服であれば、患部をきつく締め付けないでしょう。[6]
    • ゆったりとした服であれば、通気性も良くなるので、炎症の治癒を助けます。
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    たっぷりの睡眠をとり治癒を促す どのような傷に対しても言えることですが、同時に対処しなければならない問題や感染症がない状態の方が、体の治癒は早まります。10代の若者の場合、1日8~10時間の睡眠をとりましょう。成人であれば、7時間を目安にしましょう。[7]
    • 頭部にピアスを開けた場合は、就寝中に炎症を起こしてしまわないよう、柔らかな素材の清潔な枕カバーを枕に装着しましょう。

    ポイント: ストレスに向き合う方法を習得し、体を治癒に集中させましょう。 ヨガ瞑想、音楽を聴く、あるいは散歩といった気分転換を試してみましょう。

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    ピアスが治癒するまで湯船には浸からずシャワーで済ます シャンプー、ボディソープ、細菌が患部に侵入しないよう注意する必要があります。ただし、入浴中は防ぐことが難しいのも事実です。そこで、湯船に浸かるのではなくシャワーを浴びることでせっけんやシャンプーが患部に侵入しないよう気を配りましょう。[8]
    • 湯船に浸かりたい時は、まず浴槽を徹底的に掃除しましょう。せっけんやシャンプーが侵入しないよう気を配り、湯船から出た後は体を洗い流します。
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    栄養と水分を十分に摂取し、健康的な免疫系を維持する ビタミンCや亜鉛を豊富に摂取することのできる栄養価の高い食生活を心がけるとピアスの治癒を促し、炎症の予防につながります。全粒の穀物、イチゴ、ほうれん草、乳製品といった食品を積極的に取り入れ、バランスの良い食事を摂取しましょう。健康的な食事だけでなく、毎日2.4~3.5リットルの水分も摂取し、水分が枯渇しないよう注意しましょう。[9]
    • 甘味料が加えられた飲料は、健康的な免疫系の維持には貢献しないので、摂取を控えましょう。
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    飲酒や喫煙を控え、より早い治癒を促す 飲酒や喫煙によって体の治癒が遅くなるということが研究によって分かっています。つまり、ピアスを開けた後の治癒を促すには、これらを控えることが大切です。[10]
    • 体はピアスを傷と理解し、自発的に治癒を試みるという点を思い出しましょう。2~3日は無理をせず、回復するための時間を体に与えましょう。
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方法 3 の 3:
感染症を予防する、感染症に対処する

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    ピアスに触れない ピアスを開けた後は触れないよう心がけ、治癒を促しましょう。不必要に触れる、ピアス本体を回転させる、いじるといった行為によって細菌が侵入したり、皮膚に損傷を与える恐れがあります。[11]
    • ピアス本体をいじると、治癒を遅らせることになるかもしれません。

    ポイント: メイクやスキンケア用品(ローションやスプレーなど)も皮膚に触れさせないようにしましょう。治癒途中の皮膚が炎症を起こす原因となります。

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    感染症の症状となる腫れや炎症が起きていないか注意する ピアスを開けた直後の2~3日は患部が敏感になり、出血も怒ります。ただ、その後も状態が改善せず、むしろ悪化しているように見られる場合は、感染症を起こしている可能性があります。ピアスを開けた直後の少なくとも3日間は下記のような症状に注意しましょう。[12]
    • 出血が続き、患部が敏感
    • 腫れ
    • 痛み
    • 黄色や緑色の膿
    • 発熱
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    感染症が疑われる場合はすぐに医師の診察を受ける 感染症が疑われる場合は躊躇せずに医師の診察を受けましょう。ピアスは外さずに医師に診てもらいましょう。抗生物質が処方されることもあります。ピアスを外さないでおくことで、2~3日で膿が排出され始めるでしょう。[13]
    • ピアスを外してしまうと、ピアスホールが閉じる可能性があります。閉じてしまうと治療が難しくなります。
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ポイント

  • 懸念事項がある場合は、ピアスを担当したクリニックなどに問い合わせましょう。快く相談にのってくれるはずです。
  • 担当医に治癒に要する時間や、開けたピアスに適したお手入れ方法を聞きましょう。

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注意事項

  • 感染症が疑われる時はピアスは外さずに、すぐに医師の診察を受けましょう。ピアスを外してしまうとピアスホールが塞がり、膿を出すことができなくなります。
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このwikiHow記事について

Luba Lee, FNP-BC, MS
共著者
治験審査委員
この記事の共著者 Luba Lee, FNP-BC, MS. ルーバ・リーはテネシー州に住む家庭医療を専門とするナース・プラクティショナー(一定レベルの診断や治療を行うことが許可されている上級看護師)です。2006年にテネシー大学にて 看護学修士号を取得しています。
カテゴリ: タトゥーとピアス
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