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栄養価の高い1口サイズのミニトマトは、成長が早くすぐに収穫することができます。ミニトマトは簡単に育てられるうえ早く収穫できるので最も人気のある植物の1つです。家庭菜園を始める場合は、まず初めにミニトマトの栽培方法を覚えましょう。土壌を準備してミニトマトを栽培する方法を説明します。[1]

パート 1
パート 1 の 3:
準備をする

  1. 1
    種または苗木を用意します。種または苗木からミニトマトを育てることができます。種より苗木から育てるほうが早く収穫できます。ミニトマトの苗木は園芸店やホームセンターで扱っています。ミニトマトの種は園芸店やホームセンターおよびネットショップで購入でき、多くの種類があります。ミニトマトの種類の一例は次の通りです。[2]
    • サンゴールド。この品種は果実が大きくて早く実がつきます。おいしいミニトマトです。
    • サンシュガー。サンゴールドに似た品種ですが、皮がやや固めです。
    • チャドウィックアンドフォックス。エアルーム品種のミニトマトで、成長が早く酸味があります。
    • スウィートトリート。赤色が濃く甘みがあり、病気に強い品種です。
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    ミニトマト用のベジタブルケージや支柱を用意します。ミニトマトは成長が早いので、つるが長く伸び始めたら支柱などに固定する必要があります。ホームセンターや園芸店で販売されているトマト用のベジタブルケージや支柱を使いましょう。ベジタブルケージは金属製の大きいものを用意します。支柱は、ホームセンターや園芸店でトマト栽培用にセットで販売されているものや、バラ売りのものを使います。[3]
    • つるが伸びたら支柱に紐で結んで固定します。ケージには結びつける必要がありません。[4]
    • プラスチック製またはビニール製のケージを使うのはやめましょう。植物に有害で、含まれる鉛が実に触れる危険があります。[5]
    • 地面より高い場所で育てると風通しがよく、清潔で健康な実がなります。[6]
    • ケージと支柱を組み合わせて使う方法もあります。その場合はケージの中心に支柱を立てましょう。
    • つるの成長が早いので、小さなケージでは収まらなくなる可能性があります。大き目のケージを用意しましょう。
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    鉢植えまたは地植えで育てます。鉢植えや地植えでミニトマトを育てることができます。どちらかが優れているということはなく、育てる地域によっても異なります。使用する鉢やプランターは、容量15~20リットルくらいが理想的です。[7]
    • 発泡剤、プラスチック、ファイバーグラス製の鉢やプランターが適していますが、テラコッタ鉢やごみ箱など様々な容器を鉢の代わりに使うことができます。
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    日当たりの良い場所を選びます。ミニトマトには日光が多く必要です。毎日少なくとも8時間直射日光が当たる場所を選びましょう。他の植物などで日陰になる場所は避けます。日光が十分当たらないと枯れることもあり、良い実がなりません。[8]
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    ミニトマト用の培養土を購入するか肥沃な土壌を使います。鉢やプランターで育てる場合は、庭の土をそのまま使うのはやめましょう。庭の土から害虫や病気が植物にうつる恐れがあります。オーガニックのミニトマト用土を購入して使いましょう。培養土20リットルを用意します。[9]
    • 肥沃な土壌は一般的に色が濃く、掴むとポロポロ崩れます。逆に栄養分の足りない土壌は塊になります。[10]
    • トマト用の培養土や野菜用の培養土などを使うことができます。[11]
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    土壌を検査します。庭に直植えする場合は、ミニトマトを植える場所の土壌を検査しましょう。検査結果に応じて、土壌のpH(水素イオン指数)、栄養素、易耕性を改善する必要性を確認します。このような土壌の改善を行う場合は、少なくとも植える2週間前までに終わらせておく必要があります。[12] [13]
    • 植える予定の場所に深さ15~25㎝の穴を掘ります。易耕性を検査するには、スープ缶くらいの量の土壌を取り出し指でほぐして確認します。様々な大きさの塊からなる土は易耕性が高く、逆に粉状または塊状は易耕性が低い土壌です。
    • 生物を確認します。健康な土壌には虫、ミミズ、ムカデ、蜘蛛などの虫が生息しています。4分間観察して虫の数を数えましょう。見つかった生物が10個体に満たない土壌は理想的ではありません。
    • pHを確認するには検査キットを使います。pH 測定キットはホームセンターや園芸店またはネットショップで購入できます。土壌をプラスチックまたはガラス容器に入れて、検査キットの使い方に従って検査しましょう。
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パート 2
パート 2 の 3:
ミニトマトを植える

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    暖かい日に植えましょう。ミニトマトの生育には暖かい気候が適しており、霜が降りると枯れてしまいます。早くても霜の終日から1週間以降に植えましょう。ミニトマトの苗木を植えるにはおよそ21℃くらいの気温が適しています。[14]
    • 種から育てる場合は、霜の終日から8~10週間前に室内で種を植えましょう。成長し収穫できるまでには、暖かい気候で2~3か月かかります。
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    鉢やプランターは、水はけ用の穴があるものを使います。鉢やプランターに植える場合は、水はけ用の穴が必要です。穴がなければ、底面の縁に沿って3㎝間隔で直径6~10㎜の穴を電動ドリルで開け、中心部にも同じように開けましょう。直植えする場合は、土壌検査の結果に応じて必要な準備を行います。[15]
    • 室内またはベランダで育てる場合は、鉢の下に受皿を置くと排水した水で回りを汚す心配がありません。受皿はホームセンターや園芸店で購入できます。
    • 庭に直植えする場合は、常時日が当たる場所を選びましょう。植える前にたい肥を土壌に混ぜるとよく育つでしょう。
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    プランターにケージを設置します。鉢やプランターにケージを使う場合はこの時点で設置します。庭に直植えする場合や、支柱を使う場合は苗を植えてから設置しましょう。ケージを設置する前にプランターに培養土を入れるのはやめましょう。まず初めに栽培用ケージの尖った先をプランターに設置してから培養土を入れます。[16]
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    培養土を入れます。鉢やプランターに培養土を入れましょう。培養土に水やりをしてまんべんなく湿らせます。その後、鉢の縁から2㎝くらいまで埋まるように培養土をさらに足しましょう。培養土の表面が均等になるように整えます。[17]
    • 水やりにはコップやじょうろを使います。
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    土壌や培養土に小さな穴を堀ります。プランターなどを使う場合は培養土の中心に穴を堀りましょう。複数の苗木を直植えする場合は60㎝間隔をあけます。掘った穴に苗木を植えます。土で覆った後地上に葉が4~5枚出るくらいの深さに植えましょう。[18]
    • 苗木を植える際は穴を5㎝くらい掘ります。
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    穴を塞ぎます。穴を掘った際取り除いた土を穴に戻して塞ぎましょう。葉が4枚ほど地上に出るように土をかぶせます。かぶせた土が均等になるように整えましょう。[19]
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    直植えする場合はこの時点でケージを設置します。ケージの尖った先を下に向けて苗木の周りに設置します。苗木がケージの中心になるように調整しましょう。支柱を使う場合は、種が発芽して苗木に育った時点で設置します。苗木から7㎝ほど離して支柱を設置しましょう。木槌などを使って支柱をしっかり土壌に差し込みます。[20]
    • 苗が成長してからケージや支柱を設置すると、苗を傷つける恐れがあります。
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パート 3
パート 3 の 3:
ミニトマトを育てる

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    定期的に水やりします。2~3日に1度水やりしましょう。常に土が湿った状態を保ちます。土が乾いているのに気づいたら、湿った状態になるまで水やりします。ただし、土が湿った状態が好ましいものの、水が溢れるようでは多すぎます。[21]
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    週に1度肥料を与えます。植物は肥料から栄養分を得て成長し実をつけます。つまり肥料は植物の食物と言えるでしょう。週に1度有機肥料を与えましょう。プラスチック製のフォークや指で表面数センチの土に肥料を混ぜます。茎から数センチ離れた部分の土に肥料を混ぜましょう。[22]
    • トマト用の有機肥料は園芸店やホームセンターおよびネットショップで購入できます。
    • 製品によって与え方が異なる場合があります。肥料の使い方に従って与えましょう。
    • 有機肥料は化学肥料に比べ栄養分がいきわたるのに時間がかかります。また、化学肥料は有機肥料より一般的に安価ですが、根が焼ける危険もあります。[23]
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    必要に応じて剪定します。苗木が大きく育ったら時々剪定する必要があります。主茎から外れて出たわき芽や茎および枯れた葉を切り落としましょう。小さめのはさみや剪定ばさみを使います。[24]
    • 栽培用ケージの外側に飛び出した茎はケージの中に押し戻します。ケージ外に茎が多く飛び出すと木が倒れる心配があります。[25]
  4. 4
    害虫や病気を防ぎます。ミニトマトに害虫がつくこともありますが、それよりカビのほうが大きな問題です。黄色く変色した葉、汚れのように見えるカビ、黒い斑点などがカビの症状です。カビが茎まで広がることもあります。これらの症状に気づいたら直ちに葉を取り除き、殺菌剤を散布しましょう。ハムシやカメムシなどの害虫が寄生することもあります。見つけ次第取り除くか天然成分配合の園芸用殺虫剤で駆除しましょう。[26]
    • 殺菌剤は園芸店やホームセンター及びネットショップで購入できます。[27]
    • 天然成分配合の園芸用殺虫剤は園芸店やネットショップで購入できます。
    • 植物全体にカビが広がると手遅れです。水やりする際はなるべく午前中に、そして葉に水がかからないように土に直接水やりするとカビの予防に役立ちます。夕方葉が濡れているとカビが繁殖しやすくなります。
    • カビは土壌内で何年も繁殖を続けます。何度もカビが発生する場合は、ミニトマトの木を土から抜いて、その場所には他の植物や花を植えましょう。
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    6~8週間したら収穫します。植えてから1か月経つと苗木が花を咲かせます。種から育てる場合は2週間余計に時間がかかります。花が落ちると緑色の小さな実をつけます。その後数週間で実が熟し収穫できるようになるでしょう。熟した実は簡単に手で取り外せます。収穫の際は、つるを引っ張ったりねじったりしないように気を付けましょう。毎日別のつるから実を収穫しましょう。[28]
    • 霜の初日までミニトマトを収穫できます。
    • 収穫したミニトマトは室温で保存しましょう。冷蔵庫に入れると傷むことがあります。ドライトマトにしたり煮たりして保存することも可能です。[29]
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必要なもの

  • ミニトマトの苗木または種
  • 有機培養土または土壌
  • 鉢やプランター
  • 肥料
  • ミニトマト栽培用ケージまたは支柱
  • 殺菌剤
  • 天然成分配合の園芸用殺虫剤

ポイント

  • 苗木から育てると早く収穫できます。
  • 例年より寒い場合や霜の初日が早い場合は、古いシーツなどでミニトマトの周囲を覆うと収穫期間を延ばせます。[30]
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注意事項

  • ミニトマトは非芯止まり品種つまり無制限に成長を続ける植物です。そのため、繁殖しすぎてすぐに溢れてしまう恐れのあるハンギングプランターに植えるのはやめましょう。
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  1. http://www.treehugger.com/lawn-garden/easiest-way-tell-if-you-have-healthy-soil.html
  2. https://www.jordanmatter.com/photography/comp-cards/what-is-a-comp-card
  3. http://www.gardengatemagazine.com/54soiltesting/
  4. https://www.rodalesorganiclife.com/garden/10-easy-soil-tests
  5. http://www.gardeningblog.net/how-to-grow/cherry-tomatoes/
  6. http://www.rodalesorganiclife.com/garden/tomato-variety-even-brown-thumbs-can-grow
  7. http://www.rodalesorganiclife.com/garden/tomato-variety-even-brown-thumbs-can-grow
  8. http://www.rodalesorganiclife.com/garden/tomato-variety-even-brown-thumbs-can-grow
  9. http://www.rodalesorganiclife.com/garden/tomato-variety-even-brown-thumbs-can-grow
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  11. http://www.gardeningblog.net/how-to-grow/cherry-tomatoes/
  12. http://www.gardeningblog.net/how-to-grow/cherry-tomatoes/
  13. http://www.veggiegardener.com/fertilizing-tomato-plants/
  14. http://garden.org/ediblelandscaping/?page=organic-fertilizers
  15. http://www.gardeningblog.net/how-to-grow/cherry-tomatoes/
  16. http://www.rodalesorganiclife.com/garden/tomato-variety-even-brown-thumbs-can-grow
  17. http://www.gardeningblog.net/how-to-grow/cherry-tomatoes/
  18. http://www.homedepot.com/p/Organocide-Plant-Doctor-Systemic-Fungicide-100052356/203073595
  19. http://www.rodalesorganiclife.com/garden/tomato-variety-even-brown-thumbs-can-grow
  20. http://www.gardeningblog.net/how-to-grow/cherry-tomatoes/
  21. http://www.gardeningblog.net/how-to-grow/cherry-tomatoes/

このwikiHow記事について

Andrew Carberry, MPH
共著者 ::
フードシステム専門家
この記事の共著者 : Andrew Carberry, MPH. アンドリュー・カーベリーは2008年よりフードシステム(食物の生産から消費に至る過程)関連の仕事をしています。テネシー大学ノックスビル校にて公衆健康栄養と公衆健康計画・管理の修士号を取得しています。
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