PDF形式でダウンロード PDF形式でダウンロード

ミントの葉を新鮮に保つ方法はいろいろとあります。中でも最も簡単かつ効果的なのが、花瓶に活ける方法です。花瓶は少々目障りだと感じる人、あるいはすでに葉を摘んでしまった人は、濡らしたキッチンペーパーに包んで冷蔵庫で保存するか、製氷皿で凍らせても十分に鮮度を保てます。

方法 1
方法 1 の 3:

小枝を水につける

  1. 1
    ミントを優しく洗います。ミントを束ねてある輪ゴムを取ります。冷水を流し、葉が傷つかないように気を付けながら洗いましょう。葉や茎に付いた水を切り、何枚か重ねたキッチンペーパーの上に置きます。[1]
    • ハーブには泥や細菌、農薬や肥料などが付着しているので、使用前や保存前には必ず洗いましょう。
    • 水道の蛇口を少しだけ開けて、弱い流水で洗いましょう。
  2. 2
    根元を切ります。ハサミを使って茎の根元を切ります。こうすることで、茎から水分を吸収しやすくなります。あまり短く切りすぎると、水を張った容器に立たないことがあるので注意しましょう。[2]
    • 茎を斜めに切り落とせば、水の吸収力がアップします。[3]
  3. 3
    ミントを深さ5cm程度の水に浸します。小さい花瓶やメイソンジャーなどの小さい容器に1/3くらい水を入れます。根元から入れて切り口を完全に水に浸すと、ミントが長持ちします。[4]
    • 容器の水は2、3日おきに交換しましょう。
    • ミントをさらに新鮮に保つには、水道水の代わりに蒸留水やミネラルウォーターを使うとよいでしょう。[5]
  4. 4
    ミントをポリ袋で優しく包みます。ミントの束の上からポリ袋か食品用ラップをふんわりと被せ、空気に触れないようにします。ポリ袋を容器の下部でねじり、輪ゴムで留めます。容器を立てたまま冷蔵庫または常温で保存します。[6]
    • ポリ袋でしっかりと密封し、水を交換すれば数週間または1か月程度持ちます。[7]
    • 冷蔵保存すると、常温で保存したものよりも数日ほど長持ちします。
    広告
方法 2
方法 2 の 3:

キッチンペーパーで包む

  1. 1
    キッチンペーパーを濡らします。2、3枚続きのキッチンペーパーを3枚重ねにして厚みをつけます。これを冷水にさらして余分な水分を絞ります。適度な水分量を保ちましょう。[8]
    • エンボスタイプのキッチンペーパーは耐久性があるため、水に濡らして葉を包むには最適です。
    • 水分が多すぎるとミントがすぐに腐ってしまいます。「適度な水分」が必要なのはこのためです。[9]
  2. 2
    濡らしたキッチンペーパーの上にミントを平らに並べます。キッチンペーパーのしわを伸ばして、カウンターに置きます。キッチンペーパーの半分のラインまでミントを縦に等間隔で並べます。必要であれば、キッチンペーパーからはみ出ないように茎の長さを整えましょう。[10]
    • 量が多い場合は、小束に分けて包むとよいでしょう。
  3. 3
    ミントをキッチンペーパーで包みます。ミントが載っていないほうの端を持ってキッチンペーパーを半分に折り、さらに筒状に丸めます。ミントとペーパータオルが密着して水分がミント全体に行き渡り、葉の酸化を防止できます。[11]
    • ミントを包むときは茎から葉の方向ではなく、茎に対して平行になるようにキッチンペーパーを丸めましょう。
    • 葉を破いたり潰したりしないように、緩めに包みましょう。
  4. 4
    ミントを冷蔵保存します。包んだミントを冷蔵保存バッグまたは蓋つきの保存容器に入れます。これを冷蔵庫で保存し、前菜やカクテル、デザートなどに添えるとよいでしょう。[12]
    • こうして保存したミントの色や風味、舌触りは最低でも2、3週間ほど持ちます。[13]
    • 保存容器がない場合は、濡らしたキッチンペーパーの上から乾いたキッチンペーパーを巻いて冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。[14]
    広告
方法 3
方法 3 の 3:

葉を製氷皿で冷凍する

  1. 1
    葉を茎から切り離します。ミントを冷水で洗います。手または切れ味の良い包丁で葉の部分だけを切り離しましょう。キッチンペーパーに葉を載せて、余分な水分を吸い取ります。[15]
    • この方法は余ったミントを使い切りたいときや、買ったばかりのミントをまとめて保存するのに最適です。
    • ミントをあらかじめ刻んでおくと、料理やカクテルなどのドリンクにそのまま使えるので便利です。
  2. 2
    ミントの葉を製氷皿に入れます。葉をトレーの底に置き、指先でしわを伸ばしましょう。1箇所につき1、2枚ずつ入れます。[16]
    • スロットが大きめのものや形が特殊な製氷皿を使用する場合は、1、2枚余分に入れてもよいでしょう。
  3. 3
    製氷皿に水を入れます。弱い流水でトレーに水を注ぎましょう。氷になると体積が増えるので、トレーの上部は少し空けておきましょう。水を注いだ後に一部の葉が浮いても、トレーの外にはみ出さなければ問題ありません。[17]
    • 飲み物に使う場合は、あらかじめレモン果汁や砂糖を加えておいてもよいでしょう。[18]
  4. 4
    冷凍庫で保存し、必要なときに解凍します。冷凍庫に入れておけば、ミントは半永久的に保存できます。必要なときに必要なだけ取り出してざるに入れ、ぬるま湯にさらして解凍しましょう。飲み物やスムージーに丸ごと入れて、爽やかな香りと風味を楽しむこともできます。[19]
    • ピッチャーに注いだアイスティーや搾りたてのレモネードをミント入りの氷で冷やして飲みましょう。[20]
    • 解凍後は、キッチンペーパーを数枚重ねて葉を包み、軽く押さえて余分な水分を取りましょう。
    広告

ポイント

  • 大量のミントを保存する場合は、ここで紹介した方法を組み合わせると冷蔵庫のスペースを最大限に生かせます。
  • 保存方法に関わらず、ミントは購入後2、3日以内に使い切るのが最善です。
  • 保存には使い捨ての容器を使用するとさらに便利です。
  • 凍ったミントをすり潰せば、さらに風味が増します。
  • この方法はパセリ、パクチー、ローズマリーなどのハーブにも利用できます。
広告

注意事項

  • ミントが茶色に変色し、ぬめりが出始めた場合は廃棄しましょう。
広告

必要なもの

  • コップやメイソンジャーなどの蓋のない容器
  • ポリ袋または食品用ラップ
  • キッチンペーパー
  • 冷蔵用バッグまたはプラスチック容器
  • 製氷皿
  • ハサミ
  • 切れ味の良い包丁
  • 精製水、蒸留水またはミネラルウォーター(なければ水道水でもよい)

関連記事

料理にコショウやスパイスを入れすぎたときの対処調味料の味を薄める裏技!コショウやスパイスを入れすぎたときの対処方法
ミントを乾燥させるミントを乾燥させる
ローズマリーオイルを作るローズマリーオイルを作る
パクチーを刻む方法 - wikiHow専門家からのアドバイス
生のローズマリーを保存する生のローズマリーを保存する
クローブオイルを作る
松葉茶を作る松葉茶を作る
ハーブ漬けオリーブオイルを作る
ローズマリーを料理に使うローズマリーを料理に使う
ハーブとスパイスを野菜に合わせる
アロエベラを食べる
マスタードシード(カラシの種)の代用マスタードシード(カラシの種)の代用
タバスコソースを手作りする
サフランを使うサフランを使う
広告

このwikiHow記事について

wikiHow編集チーム
共著者 ::
wikiHowスタッフライター
この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

wikiHowのコンテンツ管理チームは、編集チームが編集した記事を細心の注意を払って精査し、すべての記事がwikiHowの高品質基準を満たしているかどうかを確認しています。 この記事は16,506回アクセスされました。
記事のサマリーX

ミントの葉を新鮮に保つには、まずザルに入れて軽く洗い流します。次に、ハサミで茎の端を斜めに切り落とすと、水分を吸収しやすくなり、新鮮さを保つことができます。瓶やグラスに入れ、茎が浸る程度の水を入れます。瓶の口にビニール袋をかぶせて冷蔵庫で保存すると、最長1ヶ月間持ちます。瓶の水は数日ごとに交換し、清潔に保ちましょう。また、湿らせたキッチンタオルを使って、ミントの葉を新鮮に保つこともできます。長めのキッチンタオルを濡らし、余分な水分を絞り出します。キッチンタオルの片方の端にミントの葉を平らに置き、巻き込んでいきます。巻いたミントの葉を密閉可能な袋や容器に入れると、冷蔵庫で最長3週間保存できます。 後日使用するためにミントの葉を冷凍しておく方法については、記事を読み進めましょう!

このページは 16,506 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

広告