ラザニアを作る方法

この記事には:基本のラザニアの作り方ソースや材料のアレンジ5 出典

イタリア料理のなかでもよく知られた心温まるメインディッシュ、ラザニア。ほかのどんな料理より美味しいという人もいるでしょう。複雑に見えて、意外に調理の工程はシンプルです。また、好みに合わせてアレンジすることもできます。定番のイタリアンスタイルのミートソースラザニアから、よりおしゃれなアレンジメニューまで、紹介するコツやアイデアを参考に、理想のラザニアを作ってみましょう。

  • 調理準備時間(ミートソースラザニアの場合):20~30分
  • 調理時間:60~70分
  • 合計所要時間:80~100分 

材料

クラシック ミートソース ラザニア

  • ひき肉 450~600g 肉の種類はお好みで(イタリアンソーセージ、牛、仔牛、ラム、合いびき肉、等)
  • リコッタチーズ 450g 
  • モッツァレラチーズ(シュレッドタイプ) 450g 
  • 卵 1コ 
  • 玉ねぎ 1コ 
  • にんにく 2カケ 潰しておく 
  • カットトマト缶400g 1コ 
  • トマトソース 800g 
  • トマトピューレ(なくても良い) 170g 
  • ラザニア(乾麺)9~12枚 
  • 粉チーズ お好みでパルメザンかロマーノ
  • オリーブオイル 大さじ1~2杯 
  • トッピング用チェダーチーズ 250g 

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基本のラザニアの作り方

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    ラザニア麺を茹でます。麺が割れていると上手く層ができないため、割れないよう注意しましょう。鍋にお湯を沸かして塩をひとつまみ加え、ラザニア麺を入れて表示に従って茹でます。ほとんどの場合、茹で時間は10~12分でしょう。1、2分おきに軽く混ぜて解します。茹で上がったらお湯を切り、麺は広げておいて冷まします。 [1]
    • 麺が完全にお湯に浸かるよう、できるだけ大きい鍋に3分の2程度水を入れて沸かします。沸かしている間や、麺の茹で上がりを待つ間にソース作りにも取りかかると良いでしょう。
    • 下茹で不要のラザニア麺も売られています。商品の表示を確かめましょう。
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    大きめのフライパンで大さじ1杯のオリーブオイルを熱します。油が十分温まり、ぐらぐらするまで待ちましょう。油が熱くなる前に食材を入れると、べっとりと油っぽい仕上がりになってしまいます。
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    玉ねぎ1コを粗みじんに、にんにく2カケをみじん切りにしてフライパンに加えます。透き通ってくるまで2、3分炒めましょう。この段階で玉ねぎに完全に火を通す必要はありません。玉ねぎの縁が透けてくる程度で良いでしょう。
    • ラザニアに野菜を足すなら、にんじん、セロリ、ピーマンなどを粗みじんにしてミートソースに150g程度加えると具だくさんに仕上がります。加える場合は炒め時間を1、2分伸ばします。
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    ひき肉450gをフライパンに加え、色が変わるまで炒めましょう。玉ねぎやにんにくとよく混ぜ、全体に火が通って肉が茶色くなるまで中火にかけます。塩と黒コショウを適量加えましょう。また、ひき肉は別のフライパンで炒めてから混ぜ合わせる方法もありますが、必須ではありません。
    • ソーセージを使う場合、皮を除いて中のひき肉だけを使います。
    • オレガノ、バジル、ローズマリーなどの乾燥ハーブを加えるならこのタイミングで、大さじ1/2杯程度が良いでしょう。単品のハーブではなく、イタリアンハーブミックス大さじ1杯を使うこともできます。
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    フライパンで炒めた肉や野菜を深鍋に移して中弱火にかけましょう。炒めたものと、これから加えるトマトソースなどが全て収まる大きさの深鍋が必要です。
    • この辺りで、忘れずにラザニア麺の茹で具合を見ておきます。柔らかくしなやか、しかしまだ硬さがある程度でしょう。
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    トマトソース800g、トマト缶1缶、トマトピューレ160gを鍋に加えて具材と混ぜ、煮立たせましょう。ぽこぽこと表面に泡がのぼり、ひと煮立ちするまで中火にかけます。
    • 手順を簡略化するため、トマトソース、トマト缶、トマトピューレの3つを既成のパスタ用トマトソース1000gで代用できます。
    • ガーリックパウダー、砂糖や、お好みのスパイスなどはここで加えます。味を見ながら小さじ1杯ずつ加えると良いでしょう。多くの料理人がトマトの調味に砂糖を使うのは、トマトが持つ酸味をやわらげて味を調えるためです。
    • 煮立ち方が激しければ火を弱めましょう。あくまで静かに沸いている状態を保ちます。
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    ソースを静かに煮立たせながら10~15分火にかけます。加熱時間が長いほど、ソースは煮詰まって濃くなります。焦げ付きのないよう注意しながら、鍋底から全体を混ぜ続けましょう。ラザニアソースとしてちょうど良いくらいになったら、火から上げて熱を取ります。
    • ソースを完全に冷ます必要はありませんが、荒熱が取れた状態の方が作業しやすいでしょう。
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    リコッタチーズと溶き卵を軽くホイップします。フォークなどを使って卵を溶きます。スクランブルエッグを作るときのように空気を含ませながら混ぜ、リコッタチーズと合わせましょう。卵が繋ぎとなり、チーズや麺の層をひとつの料理にまとめる役割をします。[2]
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    オーブン対応の大きな耐熱皿を用意しましょう。5cm以上の十分な深さがあり、容量2.8ℓ以上のグラタン皿などが良いでしょう。まず皿の底にミートソースを広げます。均一に薄く広げ、底全体を覆いましょう。
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    ソースを敷いた上をラザニア麺で覆います。パスタ3枚を川の字に並べ、ソースを完全に覆う層を作ります。麺同士が少しずつ重なるように並べますが、2、3cm以上重なるようであれば余分な箇所を清潔なキッチンばさみで切り落としても良いでしょう。
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    パスタを敷いた上に、卵と混ぜたリコッタチーズの3分の1量を重ねましょう。均一に広げ、どこを取ってもチーズの層があるようにパスタを覆います。残りの3分の2は、上に重ねる層のために取っておきます。
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    ミートソースの3分の1量をリコッタチーズの層の上に広げましょう。同様に、均一に全体を覆うようにします。
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    ソースの上にモッツァレラチーズをまんべんなく振りかけましょう。このチーズの層で、ラザニアを構成する層の1巡目が完成します。チーズの下のソースはほとんど見えないくらいに覆いましょう。少しでもヘルシーに仕上げるなら、チーズの量を加減しましょう。
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    繰り返して層を重ねていきましょう。パスタ、リコッタチーズ、ミートソース、モッツァレラチーズの順で、材料がなくなるまで重ねます。最後はモッツァレラチーズが一番上に来るようにしましょう。決まった順に材料を重ねていくだけで、ラザニアはもうほとんど出来上がりの形です。
    • オーブンに入れる前に、挽きたてのパルメザンかロマーノチーズを最後に振りかけましょう。
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    190℃のオーブンで30~40分焼きましょう。焦げを防ぐため、上にアルミホイルを被せてからオーブンに入れます。また、加熱中に皿からソースが溢れることもあるため、オーブンを汚す恐れのないよう、ベーキングトレイに乗せて焼くと良いでしょう。オーブンで加熱することで、チーズが溶けてそれぞれの層の風味が合わさり、ラザニアというひとつの料理になります。火を通すべき材料はすでに調理済みなので、生焼けの心配はありません。加熱時間はあくまで目安とし、十分熱されて美味しそうだと思ったら取り出して構いません。
    • 最後の5分間はアルミホイルを外して焼き、一番上のチーズに焼き色をつけましょう。[3]
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    オーブンから取り出したラザニアは、10分置いてから提供しましょう。溶けたチーズの温度が下がることで程よく固まり、切り分ける際に層が滑って崩れるのを防ぎます。

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ソースや材料のアレンジ

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    リコッタチーズに混ぜる材料を加えてアレンジします。リコッタチーズと卵を混ぜ合わせる際、以下の味付けを足してより風味豊かなラザニアを作りましょう。
    • パルメザンチーズ 大さじ8杯(50g)粉チーズか、挽きたてのもの
    • 塩と黒コショウ 小さじ1杯 
    • パセリ 大さじ8杯(13g) みじん切りにする
    • ナツメグパウダー 大さじ1/2杯 [4]
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    ベジタリアン向けのソースを考えます。以下に挙げる重厚な食感の野菜で肉を代用しましょう。また、これらの野菜はミートソースに加えてももちろん美味しい具材になります。野菜だけで作る場合、玉ねぎやにんにくと共に油が回ってやわらかくなるまでこれらの具材を5~7分炒めたら、通常のレシピ同様にトマトソースなどを混ぜる工程に移ります。肉と合わせて作る場合は、以下に挙げる半量に抑え、フライパンに肉を加える前にまず野菜だけで炒めましょう。
    • 大きめの茄子 1本 粗みじんにする
    • 大きめのズッキーニ 1本 薄切りにする
    • ホワイトマッシュルーム 450g 薄切りにする
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    薄切りの茄子の層を足してアレンジします。茄子を5mm程度の薄切りにし、オリーブオイル大さじ1、2杯で揚げ焼きにしましょう。やわらかくなったらペーパータオルで余分な油を吸います。通常通りラザニアの層を重ねますが、ミートソースとモッツァレラチーズの間に茄子を並べた層を挟みましょう。ミートソースの層を広げる毎に、その上に茄子を並べます。茄子の他にも以下の材料でも美味しくできます。
    • 焼きかぼちゃ
    • 湯がいたほうれん草
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    グルテンフリーのラザニアを作りましょう。パスタが食べられないからといってラザニアの美味しさを楽しめないなんてことはありません。ポレンタで代用しましょう。ポレンタはとうもろこしを材料とし、パスタやパンの代わりになる主食としてながく親しまれている食べものです。パスタの代わりに薄く焼いたポレンタを重ね、それ以外は通常のレシピ通りに作ります。[5]
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    小ぶりの金糸瓜をパスタの代わりに使って、お一人様サイズのラザニアを作ります。金糸瓜を器のように使う独創的で低糖質なこのレシピは、通常のラザニアと作り方は違えど、味は間違いなしのアレンジ方法です。
    • 金糸瓜を半分に切り、種を取り除きます。
    • 断面を下にして金糸瓜を耐熱皿に置き、加熱による乾燥を防ぐため大体2cmの深さに水を入れます。230℃のオーブンでおよそ45~60分、フォークがすんなり通るくらいやわらかくなるまで加熱します。
    • オーブンから取り出した金糸瓜にそれぞれ中身を詰めていきます。リコッタチーズ1、2すくい、そしてソース、モッツァレラチーズの順で層を重ねるように、いっぱいになるまで繰り返しましょう。
    • 詰めた瓜を230℃のオーブンで上部のチーズが十分溶けるまで加熱します。目安は20分です。
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    南の異国情緒あふれるメキシコ風ラザニアを作りましょう。牛ひき肉をグリルした鶏肉や裂いてほぐした鶏肉に代えるとより雰囲気が出ますが、必須ではありません。基本的な構成は定番のイタリアンラザニアと変わりませんが、いくつかの材料を替えるだけで全く違った一皿になります。
    • トマトソース → タコソース
    • リコッタチーズ/モッツァレラチーズ → ケソ・フレスコ(南米風フレッシュチーズ)/チェダーチーズ
    • ラザニア麺 → コーントルティーヤ
    • イタリアンハーブミックス → クミンパウダー、カイエンペッパー、唐辛子、オニオンパウダー
    • ミートソースに缶詰の黒いんげんととうもろこしをそれぞれ1缶ずつ加えても良いでしょう。

ポイント

  • 市販されている下茹で不要のラザニア麺であれば、茹でずにそのまま使うことができます。手間と調理時間が省けて大変便利です。オーブンで加熱するときはアルミホイルで覆うことで水分が閉じ込められる効果もあり、麺もしっとりとやわらかく仕上がります。
  • 伝統的な家庭の味を目指すなら、同量のセロリ、にんじん、玉ねぎをトマト缶と共にじっくり煮込んでトマトソースを手作りすることもできます。
  • リコッタチーズは意外にも簡単に手作りできます。手作りチーズを使うと、ラザニアの味もまた格段に変わりますよ。作り方を調べてみましょう。
  • 食洗機でラザニアを作る方法があります。興味のある方は調べてみてはいかがでしょう。

注意事項

  • ラザニアの層を作る前に、ソースの肉に十分火が通っていることを確認しましょう。

必要なもの

  • 大きなボウル
  • アルミホイル
  • 底25cm×30cm程度の大きな耐熱皿

記事の情報

wikiHowは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、匿名の筆者を含む64人が執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。

カテゴリ: 肉・加工肉・デリ

他言語版:

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